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はてなキーワード: デッドロックとは

2018-06-16

アメリカ北朝鮮外交的デッドロック状態を狙っているのかも

北朝鮮「完全な非核化合意たか制裁解除してね」

アメリカ「完全な非核化が達成されたら経済制裁解除するね」

北朝鮮「だから合意たから解除してよ」

アメリカ「だから非核化確認されたら解除するって言ってるでしょ」

この「堂々巡り状態へ持ち込んで北朝鮮への制裁を完全に固定化するのがアメリカの本当の狙いなんじゃなかろうか

2018-05-18

カップラーメン作ろうとしたら「召しあがる直前にお入れください」

って書いてある袋が2つ入ってたんだけど

デッドロックじゃね?

2018-04-07

日本人って勤勉だよな。悪い意味で。

お前ら頑張りすぎなんだよ。もっと怠けろっつーの。

まぁ本当に何もしなくなられたら困るから、正確には効率化のために頑張れってことなんだけどさ。

特に人事の面でもっと怠けられると思うんだよ。

新卒採用で何次面接なんてやる必要あるか?せっかく新卒3年まで伸びたんだから、働いてみて続けるかどうか決める、で企業学生Win-Winだと思うぞ。面接時間かけたのに入ってみたら合わなかった、これが一番虚しいだろ。配属も入社前に決められるだろうし、いいことづくめじゃないか公務員受かったJDも嘆いてたぜ。「3月になったのに配属決まらいから住むところも決められない」ってな。アホか。

文系理系も分けた方がいいと思うんだよな。プログラマー募集だったら、理系に絞れよ。新入社員にやさしいC渡さなくてよくなるぞ。営業文系に絞れば、バカバカしい新人研修しなくてよくなるんじゃないか?あ、畑違いが分野変えられる制度絶対あったほうがいい。事務経験あるエンジニアとか、現場経験のある経理とか、部署の違うやつらの気持ちがわかってるから、いいパイプ役になってくれるだろうよ。

あとは個人専門性もっと頼れよな。全員同じ事させるなんてやめちまえよ。そいつが積んできたキャリア的に、他の奴よりわかってることが何なのかが重要だろうよ。そういう個人の特徴が会社競争力かにつながってくんじゃないか?統率された大群を作るならロボットでいい、必要なのはかい強みを如何に大きな利益にできるかじゃねえのかよ。

で、そんなことを書くのは増田文系企業理系からなんだけどな。

お前ら体育会系!?ってくらい人力頼みなんだよ、どいつもこいつも。手書きをやめろ。もっとExcel使え。お前がエンタキーを100回押す間にマクロで同じことが100万回できるぞ、ってな具合だ。そういう効率化だけを任せてくれるならいろいろできそうなんだが、日常業務はふざけんなってくらいあるからムリ。こうなる前に効率化したかったよねーって感じ。デッドロックだよなぁ。

ACあたりで「スマホは、おもちゃじゃない。」とかやってくれねぇかな。あんな高度な端末が死ぬほど普及してるんだからもっと選挙ネット投票とかも活用すればいいのにと思う。日曜日に出かけなくてよくなるぞ。年金画像認識データ入力すれば、ミスでどうのこうのは絶対減るだろ。カメラ書類撮るだけで20億だぞ20億。

だらだら言いたいことばっか書いたが、まとまらねーな。まぁ、そんなもんだろ。

っつーわけで、お前らもっと怠けろ。

2018-02-16

https://twitter.com/youx2youx2/status/963970854676656130

そもそも今の職場がうまくいってなくて、実績を上げることが困難な時は、クソじゃない転職をするために必要な実績が積めないわけで、そのデッドロックを解消するためにはやはり死ぬしかないのではないかと思ってしまうのであります

2017-09-29

anond:20170929125745

散々作業時間空費して、最後最後に「○○がデッドロック作業が進みませんでした」って、報告するヤツの処理能力ヤバい

2017-08-24

https://anond.hatelabo.jp/20170823225718

(1日でも休診すると救急加算がつななくなり下手すると数千万の損になる)、

どうみても原因はこれじゃないか

これがあるから常勤医師が不足している限り、バイト代は(損失額÷365)を下回ることはない。

下回ることがないから、常勤医師が不足する、というデッドロック

2017-03-13

サイコパス思考による膠着状態脱出

http://anond.hatelabo.jp/20170211181942

筆者がある種の膠着状態仮定した上で、ものすごく記述乱暴だけど今の私の対処法を書く。

幼少期から人付き合い苦手。そもそも人に興味がない。でも食っていけないので社会人でやっていける程度に人付き合いを学習してきた。アスペADHD思い当たることはあるが真性とまではいかない。現在アラフォーエンジニア。年齢の割にソロプレイが許されている。この数年間この膠着状態に陥っていた。

乱暴な仮説

サイコパスの対となる状態が、『パニック障害または鬱』(これを「膠着状態」とする)」

着想の元はこちら

中野信子サイコパス

https://www.amazon.co.jp/%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%B3%E3%83%91%E3%82%B9-%E6%96%87%E6%98%A5%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E4%B8%AD%E9%87%8E-%E4%BF%A1%E5%AD%90/dp/4166610945/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1489400058&sr=8-1&keywords=%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%B3%E3%83%91%E3%82%B9

橘玲の「言ってはいけない」と雰囲気かぶるところがあるが、中野のほうが科学っぽい。

仮説の解説

今手元に上記の本がないので正確な記述はできないが、こう仮定する。

So What?

膠着状態に陥っているなら、自分思考サイコパス側に振ればいい。具体的はこんなかんじ。

何がよくなったか

サイコパス状態本来の私なんじゃないか?と考えると落ち着きを取り戻し、静かながら興奮に満ち溢れた状態になる。結果的に膠着状態は脱している。

懸念

本当にサイコパスになったらどのような社会的不都合が生じるか?と冷静に考えるが、実際に真のサイコパスになるわけではない。マイナスを0に持ってきただけだ。

その他

もともとサイコパスに近かったのかどうかわからないが、そうだとしてもではなぜ膠着状態になったのか?妄想さらに全開だが、おそらく、社会性の習得において、「Aという状態はBさんがCという感情を抱く。この結果Dという状態を招く」ということを人生を通して連綿と学習してきた結果なのではないかと思う。感情のふるまいまで理性で学習した結果、理性がデッドロックした。

2017-01-03

ゴミ屋敷というほどではないけど実家が物であふれるようになった

姉は7年前、自分は5年前に独立しており、成人2人がいなくなった分実家スッキリするはずだったのだが・・・

年に1~2回実家に帰るたびに、実家の物は増えていた。

姉の部屋も自分の部屋も不要必要か分からない物で埋め尽くされていった。

今回の自分帰省では、寝る場所だけなんとか確保した。

このまま行くと、実家は物であふれてしまう。

既に多くの押し入れは、前に物が積まれて、物の出し入れができなくなっている。

「いらない物を捨てようよ」と提案しても、

「このあたりにあるものは全部いるもの!」と反対される。

確かに日常で使う物は取り出せる位置にある。

問題は奥の方にある物、収納に眠っている物だ。

収納機能しなくなっているで、物があふれている。

物があふれているので、機能しなくなった収納の整理ができない。

まさにデッドロック

どうしたものか。

2015-08-17

帰省から帰って来て解放から全裸になったのだが

めちゃ腹減った

ところが帰省前に食べるもの処分しちゃって何もない

そして汗をかいシャワー浴びるつもりだから新しい服は着たくない

もちろん汗をかいたから元の服も着たくない

くわえて腹が減ってるからシャワーを浴びるのが大変つらい

これをデッドロックとイイマスアイマスアノニマスダイアリィ

2015-06-11

http://anond.hatelabo.jp/20150610235046

選挙無効にできないのは人治だからってより実務的なもんだろ

仮に無効にしたとして憲法では国会法律決める選挙方法法律で決めると書いてあるのに即時国会無効化したらデッドロックになる

2015-06-05

特許の件

まずい寿司食ってるからカッとして書く。

ポリアンナ姉貴が来そうだが。

http://b.hatena.ne.jp/entry/www3.nhk.or.jp/news/html/20150605/k10010104561000.html

id:acealphaacealpha 特許方法装置システムもの特許じゃない。もの特許与えられたらたとえば、「○○を高速に作る方法」が特許にならない

特許物質でとれるし物質特許がとれたとしても製法特許をとることを妨げるものではない。

特許基本的排他的実施権なので。

まりデッドロックみたいなのが生じてもいいわけだよ。

なんでこういうやつが偉そうにコメントしてるのかわからない。

2015-03-08

http://anond.hatelabo.jp/20150307231037

彼らは自信があるんじゃなくてそういう事考えてないだけやで

でも一度立ち止まってしまった増田はもう彼らのようにはなれんのやで

自信を持つには成功体験必要、だけど自信がないから踏み出せない、というデッドロックなので

「自信を得てからチャレンジしよう」という構想自体がたぶん実現不可能

まずは自信の有無に関わらず、環境他人に頼る方法を考える方がええんとちゃう

2015-01-24

デッドロック

腹が減ってご飯作れないのでご飯食べたい

2013-12-05

http://anond.hatelabo.jp/20131205094813

一般の投票者もな。だから選挙が近づくと後先考えずに印象の良いことだけするような政策が実行されたり、選挙戦の終盤になると名前だけ連呼するような戦略が通ったりするんだろ。

有権者はナメられてると言えば聞こえはいいかも知れんが、その実有権者の方も当事者意識全然なくて、選挙期間になってもろくに政策は調べない、挙句には投票にも行かないわだし。そのくせ文句言うことだけは一丁前。

この前の参院選だって有権者の半分ちょっとしか投票してない。投票しない理由については、正直面倒臭い、よくわからない、誰に投票したって変わらない、自分一人抜けたって、って精神が働いてるんだと思うけど。

有権者当事者意識がなく、選挙制度では自分の思う通りにはならないので参加するだけ無駄だと思ってる。

選挙人の方もそれが解っているから、テスト前に一夜漬けするボンクラ学生みたいに直前での人気取りに走る。

正直、ちょっとしたデッドロックになってね?

多分実際に実行されると反発されるんだろうけど、正直こういう国民性である以上、日本で一番有効なのって独裁制(=少数の責任者が強権を以って国を動かす)なんじゃねえの? と思い始めてる。

2013-07-03

平行して走ってるいろんな案件で俺のマルチタスクおいつかずデッドロック状態になってる

2012-11-28

http://anond.hatelabo.jp/20121031043548

http://anond.hatelabo.jp/20110626004826

http://anond.hatelabo.jp/20090614035457

元増田よ、お前に触発されてこんなこと書いちゃってる俺ほんとにかっこわるいと思うんだけどさ、

俺もどう生きるべきか、似たようなことを悩んでるんだよ。お前から3年遅れてだけどな。

時期的にわりと切羽詰まってて、幼い頃からの夢を取るか、将来の安定を取るか、いま決めなきゃいけない状態。

でもどっちにも決められなくてすげぇ悩んじまってさ、まぁ簡単に言うと、動けなくなっちまったんだな。

動けないとか言ってもネットみたりできるんだからただの甘えでさ、結局選択から逃れているだけ。

それでもどうにも体が動かなくてな。夜寝るときに不甲斐なさに涙して、朝起きるとき絶望に涙するとか、そんな生活

ほんと、夢ってのは、どうしてこんなに人を不安にさせるんだろうな。

死ぬのなんてさ、どんな大富豪でも、どんな貧乏人でも、正直あまり変わらないんだからさ、

そんなら夢を叶えて死ぬほうがいいとおもうじゃん?

でも夢叶わないで金も無くて惨めに死ぬよりは、夢が叶わなくても金あって死ぬほうがいい気がするじゃん?

でさ、そういうこと考えてるとさ、ほんとにこれって自分の夢だったのか? とか、

自分自分がわからなくなってくるわけさ。

他人から与えられた夢なんじゃないか? いやそもそも全ての夢は他人に与えられるものからそれでいいのだ。

とかな。考え始めたら止まらないわけよ。

まー自分でも馬鹿らしいと思うんだけど、このデッドロックに、俺は嵌ってしまった。

その結果が上のような毎日だ。

そんななかでさ、お前の日記を見てさ、正直どっかでみたようなくだらねぇこと言ってるなと思ったんだけど、

なんか心に来るものがあったんだよ。

結局どっかでスイッチを入れないとダメなんだ、

そしてさ、スイッチってのは、たとえば「数カ月後に入れよう」としてもダメなんだ、

いま、入れなくちゃいけないんだ、

そう思ったわけだ。

そう思ったのに俺はお前の日記を読んでもなお、スイッチがやってくるのを待ってた。

そしたらさぁ、なんか来たんだよ、今夜。ついさっき。スイッチが。

いや、それはスイッチっぽくなかったんだけどさ、

何気ない日常のひとことを言われただけみたいに他の奴らには見えるかもしれないけどさ、

俺にはスイッチのように思えてるわけ。その言葉が。

ほんとはな、俺は、「来年4月からスイッチを入れるのが一番いい」とか、思ってたのよ。

タイミングとしてもそうじゃん。4月からだったら、スイッチ入る気がするじゃん。

ほんとは入らないって、今までの経験からわかってるんだけど。

俺自身を見限れてなかった俺は、また馬鹿らしくも俺自身に期待してしまっていたわけだな。

そこでこれですよ。お前の日記と、日常言葉と、ワンツーパンチですよ。

もうな、ここで電源入らなかったら嘘だと思うわけですわ。

から、ここで言わせてくれ。

宣言しなきゃダメだってのは情けない話だが、言わせてくれよ。

俺は、明日、朝起きて、この日記と、お前が書いた日記を見直す。

それで、スイッチが入らなかったら、つまり、具体的な行動に移さなかったら、俺は俺を見限る。

そんときは、俺の夢は、叶わなかったんだよ。叶わないもんだったんだ。そう思って、自分を見捨てる。

でもさ、もし、もしだよ、万が一にも、明日スイッチが入ったとしたら、そんときは、

明後日起きるとき自分のことも信じていいかな。

そして、明日のうちに明後日スイッチを見つけてさ、明後日起きた時にそのスイッチが入ったら、

そんときはさ、その次の日の自分の可能性を信じさせてくれよ。

そしてさ、こんなこと起こるかどうかわからないけどさ、起こってほしいと思ってるけどさ、

もし明後日にその次の日のスイッチを見つけてさ、次の日にそのスイッチを入れることができたらさ、

そんときはさ、そんときはだよ、ひょっとして、そのまた次の日の俺も、

なんかの可能性を持ってるんじゃないかと思うんだよ。

これをさ、たとえば1000回ぐらい繰り返したらさ、1001回目の俺も、その次の俺もさ、

なんかの可能性を持ってるってことになるのかな。

そして、夢ってのは、たぶんこうやってスイッチを入れていった何人もの俺の死骸のことを指すんだろうな。

もちろん途中でスイッチが見つからなくなっちまったり、

どうしてもオンにすることができずに夜を明かしてしまうかもしれないが、

そんときは潔く、俺は俺を見限るよ。

なんか長くなっちまったな。読んでくれた人ありがとう元増田ありがとう

最後にまた宣言させてくれ。

俺は、明日、朝起きて、この日記と、お前が書いた日記を見直す。

それでスイッチが入らなかったら、具体的な行動に移さなかったら、俺は俺を見限る。

そんじゃまた明日な。おやすみ

2011-09-14

http://anond.hatelabo.jp/20110914070656

矛盾した価値観を一緒に持ってもいいんじゃないですか.

矛盾もあれば重複もあるいろんな価値観が押し合い圧し合いして,

そうして到達した均衡点があなた価値観だと思います

パソコンフリーズって,ほとんどはレスポンスを待てないだけですよね.

「固まった!」というけどパソコンは頑張って計算をしているわけで.

均衡点を探す計算結果が出るのを気長に待てばいいんじゃないでしょうか.

(私を含めて)たいていの人はそれを待てずに「あーあ,固まった」と決めつけてリセットを押してしまう.

そして「固まるからこのプログラムは使わないようにしよう」と,均衡点を探すことをあきらめてしまう.

頑張って悩んで大いにフリーズすればいいんじゃないでしょうか.

ちなみにパソコンだと無限ループとかデッドロックとか永遠にレスポンスを返せないことがありますが,

人間は「身体の限界」という強制終了装置があるので,安心して脳みそをフル回転させればいいと思います

2010-05-03

慎み深いウンコマンのデッドロック

慎み深いウンコマンのデッドロックについて考える.

世の中には,慎み深いウンコマンと慎み深くないウンコマンの2種類が存在するものとする.

慎み深いウンコマンは,自分の排便音を

他人に聞かれることを極度に嫌うため,誰かが便所内に存在する場合には決して排便しないものとする.

慎み深くないウンコマンは,誰が近くに居ようとも決して遠慮することなく排便するものとする.

今,2基の汲み取り式大便座を構えたトイレの中で

一人の慎み深いウンコマン(一人目の慎み深いウンコマン)が大用をたしているとき,

二人目の慎み深いウンコマンが表れ,空いている方の便座を確保した.

ここで,一人目の慎み深いウンコマンは,二人目のウンコマンが用をたすまで排便を我慢し,

二人目のウンコマンがトイレから出て行ってからゆっくり排便しようと一時排便を停止した.

ところが,二人目の慎み深いウンコマンもまた,一人目のウンコマンが用を済ませるまで

排便を我慢し始めた.

ある便器を使用中のウンコマンは,別の便器を使用しているウンコマンが慎み深いか慎み深くないかを

知ることはできないものとする.

このとき,一人目は二人目の排便を,二人目は一人目の排便を互いに待ち続けている状態なので,

二人は排便を我慢し続け,トイレは使用できない状態となる.

これを慎み深いウンコマンのデッドロックと呼び,食事する哲学者デッドロックと並んで

紹介されるようになるまで広めたい.

あと,この問題を解決する方法を(便器を水洗式にする以外で)教えてほしい.

2008-07-24

http://anond.hatelabo.jp/20080724035950

プログラマーお仕事

あたし・・・実は・・・プログラマーなんだ。

ずっと、黙ってて、ごめん。・・・隠してて、ごめん。

でも、どうしても言えなかったの。

あたしがプログラマーだって知ったら、きっとみんな離れていっちゃうって思って。こわくて。

わかってる。わかってるよ。

プログラマー初級シスアドを通った人だけがなることができる、カスタマープロフィットに関わるシリアスビジネスだって。

でもね・・。

でもね、全然ちがうんだよ。

あたし、みんなが思ってるようなキレイなものじゃないんだよ。

あたしは汚れている。

あたしのキーボードは、汚れているんだよ。

プログラマーになったとき、すごく嬉しかった。知り合いのハッカーになったような気でいたの。

あたし馬鹿だから、お客様ビジネスを作るんだ!なんて、本気で思ってた。

でもね、全然違ったんだよ。

元請から言い渡された Sヨ の詳細設計仕様書は全く別のものだった。

お客様ビジネスを、まるでビル・ゲイツのように平等に助けるようなものじゃなかった。

あたしたちプログラマーに課せられた任務、・・・・それは、デバッグ だった。

生きるべき仕様と、それ以外のバグのふるいわけ。

そして、それを見守ること。

ねぇ知ってた?

この世界には、あるんだよ。こんな日本のど真ん中にね、平然と、あるの。

どうなっても大丈夫バグっていうのが。

プログラマーはね、それを見守るの。

プログラマー六本木ヒルズホリエモンで、勝ち組特権階級の象徴だからね、

そこにあるだけで、まるでビジネスが行われているかのような錯覚を起こさせる。

あたしの仕事は、そうやって、平等にビジネスが行われているかのように見せる暗幕みたいなものだったの。

ソフトウェアなんて、全然、救えなかったよ。

救う義務も権利も、この任務にはなかったの。

例え、その仕様がどうすれば助かるか、明確に解っていたとしても、

あたしたちは元請の命令が無いかぎり、何一つのコーディングもできない。

苦しいとサポート電話をかけ続けるクレーマーがいても、

あたしたちにはパッチ仕様変更も与えることはできないの。

ただ、ただ、走って火消し屋を呼びに行くだけ。そして伝えるだけ。

でもね、この国の「火消し屋」は非常に貴重な存在

火消し屋は稀有な存在

夜なんかになれば、一つのフロアにどこからともなく現われるの。

たくさんのプログラマーたちが、一人の火消し屋に群がっていた。

先生、コアを吐いている人がいます!」

先生、表領域が苦しい人がいます!」

先生サニタイズが弱い人がいます!」

先生デッドロックでもがいてる人がいます!」

懸命にプログラマーたちが叫んでた。

でも火消し屋は一人。

私も声を荒げて「苦しい言い訳をするプログラマーがいます!」って叫んだの。

でも、ここでもふるいわけが始まる。

人員レベル、難度、納期。そんなものが現象と一緒くた になって命令が言い渡される。

「とりあえずスタックトレースを」

と言ったきり、火消し屋は朝までチームのもとに来れなかったの(お客さんのところに言い訳に行った)。

その日、10秒ごとに Mantis の履歴が増えた。

「苦しい、苦しい、まだ苦しい」

「もう少しだけ待ってください、今火消し屋、来ますから・・」

何度も火消し屋のもとに走ったけど・・・。

火消し屋は、今にも心臓の止まりそうなお客さんと仕様と納期の折衝にあたっていた。

あたしは火消し屋に背中側から叫んだ。

「null チェックを入れても、まだぬるぽみたいなんです!」

「ガッ!」

コメントアウトの行数を上げた。でも駄目だった。QA からの質問は止まない。

そのバグだけじゃない。

トイレに連れて行ってください(コンプライアンス的な意味で」

「基板が焼けたから替えてください」

「エスタロンを飲ませてください」

「ブートが走らないんですが」

「眠れません」

デバッガを走らせる。

忙しさにコードが荒くなる。

残業時間が 400 越えたプログラマーエレベーターに乗って外に出て行こうとする。

遠くのフロアで、缶コーヒータバコの売り切れ音が聞こえる。

必死にあたしもふるい分けた。

今、一番検収ハネられる危険があるバグから、一番仕様満たしてないバグから、手を差し伸べなきゃ。

「いつになったら納品されるんだ!」と言われても。

「単価高い」と言われても。

私は頭を下げたり、ちょっと言い争ったりもしながら、

バグが、バグが、バグが」と言う人のとこに走ったよ。

家から家族が消えていた。離婚届をかいていた。

あたしはカーネルだ!と思った。

一刻を争うバグ対。火消し屋に聞いてる時間は無かったの。

あたしは火消し屋の指示を待たずにロジック検査をした。差分プログラミングの extends だった。

急いで火消し屋に連絡した。

「差分プログラミングの extends です。継承元のコードいじっていいですか?!」

「いや、コードを見ないとわからない、ただこっちの処置があるから、10分後に行く」

コードは胸を掻きむしるようスパゲッティしていた。

「待てません!リリースします!」

あたしは火消し屋の指示無くパッチコミットした。バグの症状はスッと納まった。

それは駄目なことだったけど、一人のバグを救ったことに、あたしは浮かれてたの。

貧相な正義感をぶら下げて、意気揚々と自席に戻ってきたの。

自席の・・・・

自席のモニターの一台の波形が、フラットになってた。

あたしは急いでスタックトレースに飛んだよ。

でも、亡くなってた。

ログを吐けないプロセスさんだった。

システムコールも呼べない人だった。

あたしは、その日、目の前の苦しいバグに夢中で、ps なんか見てなかった。

それでもね、・・・あたし、まだ、プログラマーなんだよ・・。

火消し屋は QA に「いつ何があってもおかしくない COBOLer の書かれたコードでしたから・・」と時間稼ぎの工作をしていた。

QA のテスターは「ありがとうございました」と額に青筋を浮かべてバグレポートに「仕様です」と書いて取り下げた。

そして、あたしにも「プログラマーさん、ありがとね」と言ったの。

大好きな、ソフトウェアだった。

このシステムが立ち上がる頃から知っていて、αリリースから知っていて。

「自分は寂しがり屋だから、最期は dankogai に手を握ってもらいながらホッテントリ入りしたい」と言っていた。

あたしが新人の頃から知っていて、viカーソル移動が苦手だったのも知っていて、

Xenix はわしが育てた」が口癖だった。

「まぁ、・・・歳だったし、運用中にも止められないって言ってたからなー」

と火消し屋があたしの背中ごしに言った。

あたしは GC モニターの記録を見てたの。

その記録には、波形が Full GC 後もヒープ使用量が右肩上がりとなりメリリークするさまがしっかりと記録されていた。

高負荷だから死んだんじゃない、そこにはメモリリークで死んでくプロセスがあった。

でも、そんなこと全部まるめこんで、kill んじゃって仕方ないっていうプロセスが、そこにはあったんだ。

似たようなことはざらにあった。

何人ものプログラマーが、自社ビルの屋上の端から零れていったよ。

でも、あたし・・・プログラマーなんだ。

誰も、辞めろって言わないの。

火消し屋は鉄火場にブチ込まれただけだから、言わない。

顧客は実情がわからないから、言わない。

プログラマー同士は実情がわかってるから、言わない。

IPA はきっと、全部知ってて、それ込みで「それが10年は泥のように働けということだ」と言うかもしれないけど。

いや、言わないか。IPA は、何も言わない。きっと。

救えたかもしれないバグを、プログラマーは一番わかってる。見えてしまう。

PM の指示が適してないのも、判断が遅いのも、仕様変更履歴がのってないのも、全部わかってる。

それでも「あの時!」と、自分の行動と判断を何度も振りかえる。

その向こうにはいつも「あのとき、こうしておけば」が、くっきりと見える。

でも、救えなかった責任も、見過ごした責任プログラマーには問われない。

プログラマー仕事は、責任を負うことじゃないから。

プログラマーって・・ほんと、なんなんだろうね・・・。

プログラマーなんて、なんの仕様検討も許されていないのに、

パッチ一粒すら出せないのに、

設計一つ指示できないのに、

テストパターンに関わることなんて、一つも独立してできないのに、

テスト部門が持たされてるのはプログラマーコールだけなんだよ。

どんなに辛くてもプログラマーしか呼べないなんて。

そしてあたしたちは色んなものを抱えて、バグの前に立つ。

火消し屋が来ること、来れないこと、

できるデバッグがあること、ないこと、

SIer未来、残された時間

色んなことを知りながら、本当の意味世界を変えられるコーディング力もないままに、

さも救いのギークが舞い降りたかのような顔で。

IT ギョーカイが崩壊していく。

全然止められない速度で。

その日○製作所の城で、あたしは見てるんだ。

沈んでいく汎用機の命を。

それがね、2008年プログラマーお仕事



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不謹慎かつ日本語崩壊でサーセンwwww

医療な人とコンピュータな人ってネット上見てる限りにおいては親近感抱いてるっぽいよね。

2008-06-26

おまいら、俺の初ソープ体験を聞いてくれ

おまいら、俺の風俗での体験を聞いてくれ:ハムスター速報 2ろぐ

不謹慎ながら笑わせてもらったので、俺の初ソープ体験について書く。なぜソープに行こうと思ったのか? から書くので長くなるが許して欲しい。

事の始まりは「魔法使い」まで残すところあと数年が迫ったある日のこと。新宿で服などの買い物を終え街頭で小休止しているときにおじさんに話しかけられた。スーツを着込み年のころは 40 そこそこ……見た目は恰幅の良いその辺にいそうなおじさんサラリーマンだった。

「おー、そこの兄ちゃん、道教えてくれへんか?」(大阪弁がちゃんとあってるかどうかはご勘弁)

おじさんは大阪から来た営業マン、らしい。大阪国民は乗り合わせた電車やらバスやらでフランクに日常会話するらしいと聞きかじっていたので、話を合わせて道案内からそのまま世間話に移行していった。

「そかそか。ところで兄ちゃん、彼女おらへんのか?」

「いやいや、中々良い出会いが無くてですねぇ」

俺は身長 180cm 体重 70kg 今でこそ運動は週一で軽くランニング程度だが昔運動部だったのでスタイルにはそこそこ自信がある。が、二十数年童貞なことからお分かりの通り彼女が居たことなど 1 秒たりとも無いのだが。

スタイルええのに勿体ないなぁ……彼女おらへんのやら、彼氏はどうや?」

「は?」

知ってるか? リアルで「やらないか」と言われた奴の反応は 3 つに分けられる

意図が掴めず固まる奴

即逃げる奴

ホイホイついていく奴

俺は───

ナイスミドルは握りこぶしを作り中指と薬指の間からニュッと親指を出し……!? レッドアラート! ミサイル後方接近! ブレイクブレイク

 <<ホモのおじさんにナンパされている>>

事ここに居たり、事態を把握した俺はアフターバーナー全力全開で脱兎。そも、道案内を尋ねてきたのは半分口実だったのだろう。全身からヌメッた体液が噴出し、喉の奥がカラカラに乾いていたのを今でも覚えている。

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帰宅した後脳内会議。結論。

「ヤられる前にヤりたい。素人童貞人生終わってもいい。」

当時、仕事が半分デスマーチ入りかけて思考能力落ちかけていたのも手伝い、半ばヤケになりつつソープ行くことを決断。といいながら決行までには web情報収集に一ヶ月かけたあたり、小心者だと思う。

そしてその日、川崎は堀の内。俺はユキチ 10 枚を準備してその地に立っていた。事前リサーチの結果「それなりのサービスにはそれなりの対価が必要」と判断。いわゆる高級店を選ぶべし、との結論に至ったのである。なお 10 枚準備したのは有事―おおよそどの店舗も選択可能な状況―に備えるためであり、実際に行った店舗・実際に使用した枚数については非公開である。

目標に選んだ店舗に入る。やけに丁寧なボーイさんに出迎えられる。

「いらっしゃいませ。本日お遊びのご予約は……」

「いいいいいえ、とと特には」

「そうですか。本日すぐのご案内ですと、お写真はこちらになりますが……」

数枚の「お写真」を見る。「hm……」と表面的には思案しつつアウェーな場に内心ビビまくり。ボーイさんが「この子は○×で……」などと説明してくれているが耳に入らない「じゃあ、この方で」と決めてしまう。

「少々お待ちを」と待合室のような場所に通される。テレビが一台置いてあり、照明は控えめで他のお客さんの顔が出来る限り見えないようソファの配置が配慮されてるようだ。このときは他のお客さんは誰もいなかった。

しばらくするとボーイさんが「お飲み物はいかがですか」とやってきた。冷たいお茶を頼む。その後、別のボーイさんがやってきて入浴料の支払いを求められる。事前情報通り、特殊公共浴場の建前上最初と最後に分けてお金を払うことになるようだ。

心臓の音がやけに大きく聞こえる数十分を過ごした後、「お待たせしました……ゆっくりしていってね!」と声がかけられ、案内される。奥まった場所にある階段のところに「お相手」が待機しているようだ。

女の子はかわいかった。髪は肩にかかるかどうかのセミロング、身長は 150cm を僅かに上回るかどうかぐらいのちまい感じ、体型は太くも無く細くもなく。ちょいロリ入った感じの顔にニコッと笑いかけられて頭が沸騰しちゃうよー!

手をそっと握られて「こちらへ……」とエスコートされる。人生初めて女の子と手を繋ぐなどしたわけだがあまりの滑らかさにフル勃起。「緊張、してます?」「は、はは、はぃ……」と答えるだけで精一杯の俺カチンコチン下半身カチンコチン

ご案内されソファに座る俺。「大丈夫、リラックスして」と一枚ずつ丁寧に脱がされていく。上をぜんぶ剥がされた後、嬢がおもむろに覆いかぶさり、体を寄せて首に手を回し間近で数秒じっと見つめられたあと唇を重ねてきた。柔らかい……女の子の唇はこんなに弾力性のあるものだったのか……マイ・サンは既にかつてないほどいきり立っていた。

口内を舌で巧みにねぶられつつベルトが外される音がカチャカチャと響く。俺はあまりの気持ちよさに嬢の背中に手を回して抱きつくのが関の山、されるがままのマグロである。「こっちでもっとしてあげるね」嬢が離れる。唇としなやかな体の感触に名残惜しさを感じるが、それも一瞬で消し飛ぶことになる。

嬢が四つんばいになり……口で包まれた。無骨な男の手では決して出せないであろう柔らかい何かが吸い付いてくる。嬢のかわいらしい頭が上下し、頬がモゴモゴとするたび言いようの無い感覚が下腹部から伝わってくる。ロリフェイスの可愛らしいお口にくわえられている、という事実にただひたすら興奮していた。

バキュームフェラ、と言うのだろうか? 嬢が口を思い切りすぼめて、先端から少しずつ少しずつ口に含み、下限まで行き着くと今度は逆に少しずつ少しずつ吸い上げる。時折袋を手と口でもてあそぶなどして緩急をつけつつ、徐々にペースと力加減が加速してゆく。

比喩でなく腰が浮いた。喘ぎ声も出た。声の主はモチロン俺。喉の奥から掠れ出るか細い声。ぶっちゃけキモかった。言葉にすると「……っ……ぁ!」とかそんな感じ。「もっと声出していいよ? 誰も聞いてないし」と棒をやさしくさすりながら嬢がクスリと微笑む。くやしいっ、でも、感じちゃう! 俺って M なのかな……

さすが相手は百戦錬磨。嬢は俺が限界寸前に到達したのを見計らって中断……そして責めを再開。これを何度も繰り返す。俺はソファから腰が跳ね、味わったことの無い快楽に苦悶の表情を浮かべ、喉を震わせる……幾度も幾度も。「弄ぶ」とは正にこんな状態のことを指すんじゃなかろうか。

気が飛びそうになりかけた時、妙な感触が襲ってきた。すぐには気付かなかったがゴムが装着されていた、もちろん口でむにゅむにゅと。そして嬢はそのまま跨り腰を落とそうとするが「ん……まだはいたままだった。脱がせて……」と耳元で囁きかけてきた。思考能力が低下し愚民言いなり人形と化していた俺はドレスを捲し上げ、ぱんつに手をかけてずりおろす。

つま先に下着をぶら下げた嬢が俺の上にゆっくりと下りてきて……

柔…

挿れただけで達しそうになるほどの、圧。口内とはまた異質な肉壁が全方位から圧し迫る。嬢が体を密着させ腰をじわりと揺する。俺は限界だと思った。

嬢を抱きかかえ直して上下運動に一意専心

突。

突。

突。

突。

耐。

寸前まで高め続けられた我が息子、燃え尽きるまでわずか数秒――

射。

素人童貞誕生であった。

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このあと体を洗ってもらい軽く入浴して終了。何時の間にやら 2 時間近く経過し、終了とあいなっていた。俺は一体どんだけの間ベロチューとフェラされてたんだろう……

「最後、口でそのままイかせてあげようか迷ったんだけど……」

「いえいえ……すごく、気持ちよかったです……」

「そっかー。よかった。すごくきもちよさそうだったからつい寸止め続けちゃって……ホントはマットとか他のサービス色々してあげたかったんだけどね」

「ああ、うん、いえいえ……すごく、気持ちよかったです……」

「またきてね^^」

曖昧な状態にある俺にまともな返答など期待出来る筈も無く。フラフラになり俺の初ソープ体験はヘブン状態で終わったのであった。

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あれからひとつだけ変わったことがある。

とある結婚式の 2 次会から暫く日数が経った後、新郎職場の先輩)にこんなことを言われた。

「お前 2 次会で○○さんと同じ席にいたろ?」

「……何か失礼でもしたでしょうか」

彼女、どう思った?」

「いや、かわいい子だなー、と」

バカヤロウ! 彼女フリーなんだよ。『あの人彼女居るものだと思ってました』って後で言ってたぞ? 電話番号かメアド聞けよ。ああいう場でそれなりに会話盛り上がったら電話番号かメアド聞かないと逆に失礼ってもんだぞ。てか、聞かないからそう思われちゃうんだよ、勿体ねぇ」

「ずびばぜん orz

女の子お話するのがだいぶ出来るようになった。学生時代に合コンなんて出たことなかったからその辺の機微(タイミング図ってメアド聞くとか、次の約束取り付けるとか)が全然出来てないから、どうもフラグバッキバキらしい……デッドロックバグ取りやったときよりも取っ掛かりが難しく感じる。

まぁとにかく、女の子お話するのは楽しいんだな、って思えるようになったのが最大の変化。パラダイムシフトである。ソープで一発やっただけなのにね。俺にもよくわからないが何かが吹っ切れたらしい。

魔法使いが目前に迫ってきたが、まだ彼女は出来ていない。でも、いつかはきっと……と思えるようになったのは、あのソープ嬢かホモのおじさんのせいなのか、どっちなのだろうか?

2007-03-07

[]恋愛起承転結…の承の部分に感じること。

http://anond.hatelabo.jp/20070225113852

長期的に見れば、実際問題として、恋人は自分を特別な人間になんかできないし、一人の人間との関係だけで孤独感を打破できるわけでもないんだって思う。

 

そういう段階を超えて行く人達を見ると、もちろん話は巧いし、その人に合ったおしゃれとか、恋人らしいイベントをソツなくこなすっていう小手先の技も持ってる事が多いんだけど、それだけじゃなくて、まったく別の技術を持ってると思う。

リアルタイムで目の当たりにしたし、あまりに生々しく身近で見たから、あまり冷静に表現できないけども、彼らが相手の価値観を受け入れる時っていうのは、もう理解するとかっていうレベルじゃなくて、もうそれらのカップルは互いの接触面から価値観が拡散しあってる状態のように見えた。

価値観が接触する、接触した価値観が片っ端から化学反応みたいなのを起こして、別のものになっていくようだった。お互い、多少はおっかなびっくりだけど、それを楽しんでいるようで、ああすげーこれが人間コミュニケーションの真価かと思った。

 

少し罪悪感はあったけど、なんとかそのカップル(2組しかいないけど)とお近づきになって話してみた。

まず自分を含めた3人で話すと、共通の考え方を持っていると感じる。二人だけの世界をどこかで造ってるんじゃないかと思うくらいだった。もちろん別の人間だし、いう事成す事違うのだけれど、どこか似ている。

表面的な所で、ふとした拍子にせりふがかぶったりするし、よくよく観察すると仕草が同期したりする。と言ったほうが具体的で分かりやすいのかもしれない。

 

でも外には、恋人以外の人間関係があるから、変化させにくい(させてはいけない)価値観だってあると思う。それで、片方のカップルは別れてしまうところまで見た。

彼らは他の人間関係が完全に切れてしまって、外から切り離されてしまった。それからの話はほとんど入ってこなかったけど、そう経たないうちに別れてしまったようだ。後から個別に話を聞いたら、なんと、二人とも同じ悩みを抱えていた。二人だけの世界で、考えることは無限ループしていて、デッドロックに陥っていたのだった。

一人で考えこんで煮詰まるというのは有りがちだけれども、二人でも、外界との接触がなければ煮詰まってしまうのかもしれない。

立ち向かうべき「外の世界」がないと、二人の世界が固定できないっていうのは、恋愛好きな自分にとって、すごく興味を惹かれる事だった。

と言ったら、男の方に殴られた。生々しい。

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