はてなキーワード: ぬるぽとは
553 名無しさん名無しさん 2011/02/08(火) 14:40:19
そもそも何で今水池がネットの作画オタクの代表みたいに崇められてるのか理解できない
史観的に振り返るとインターネットではじめてまともに作画を語ったのはもう10年以上前
漫画家の悠里愛が自身のHPで現行のアニメや過去の作品において熱心に語り始めたのが最初だった
俺が知る中でまともな作画語り(というか素人然としていない作画語りみたいなもの、まぁ悠里は畑違いのプロではあるが)
をやったのはあれが最初
それとは別の文脈で沓名健一が出てくる
当時のくーさんの語りは今の作画スレの遥か下のにわかレベルであったが、小黒はじめ業界人がそのgifアニメの凄さに目をつけ掲示板は業界人の巣窟となる
そこでくーさんはヘッドハンティングされ今のweb系のスカウトの流れが出来上がるわけだが(最近はそれを狙ってHPで志望者がgif等を掲載するのが当たり前になっている)
その沓名HPの盛り上がりが、沓名がオサムの作品に呼ばれてセミプロになったあたりで多くの素人にも目をつけられ業界人が自重し始め一段落するわけだ
作画スレが出来上がったのはその直後だった(それまでは簡易的に巧いアニメータースレで情報交換はなされていたものの、メインは完全に沓名の掲示板だったんだ)
そしてここまでの流れを水面下でROMって知識を吸収した第一世代ネット作豚が水池屋であり、まっつねであり、たけしとであり、電源を切ってくださいになるんだよ
554 名無しさん名無しさん 2011/02/08(火) 14:48:01
そして作画スレの2桁代まではまさにその作豚第一世代、業界人、アニメーター志望者、にわかROMが仲良く同居した幸せな作画語りを築いた黄金期!
ちょうどぬるぽの初期話数がすごいすごい、松本憲生はすごいみたいな流れがネットの作画的な常識になる礎を築いたのもこの頃だ
当時の作画スレに関してはおそらく相当数の業界人のお墨付きが出ており、橋本敬史も烏のコメンタリーで
「このパートは、今2ちゃんねるの作画を語るスレで大人気の松田宗一郎君のパートで・・・」みたいな今じゃ有り得ない友好的なことも言っている
そしてそのネットでの作画語りの盛り上がりに後押しされる形で、前々からミュウミュウ等でお騒がせだった石野はじめとするへらすたの掲示板が出来上がる!
555 名無しさん名無しさん 2011/02/08(火) 14:53:38
そしてここが作画語りの分岐点になる
へらすた掲示板の嵐による閉鎖だ
にわかROM達がついに芽吹いて書き込むようになったということだ!
ここで初めて「作画オタクの=他のネットユーザーとは違う礼節を持った常識人」
という認識が崩れる
それから今に至るまで連綿と続くなが~い暗黒期に入るんだよ
ハルヒグレンコイルなど確かに作画アニメの放映による盛り上がりはあることはあった
でも具体的に作画が語られることはなくなってしまったんだ
アニメーターおたくみたいなテロップ厨という連中がいるということをテンプレに起こしてしまったのもこの頃で、今になって思えばそれもまずかったのだね
自虐的な作画を語れない作画オタク(前述したROM第一世代)が書き込むようになってしまって、もうぐちゃぐちゃになっちゃった
こんにちは、プロ固定をしている菅直人です。私は学歴も知識もありませんしクソコテですが、2chに関してはプロフェッショナル。今回は、レスがつく求心力を磨くための4つの心得を皆さんにお教えしたいと思います。
あえて2~3世代前のコピペを使うようにしましょう。そして参加しているスッドレで好みのコテハンがいたら話しかけ、わざとらしく煽ってみましょう。そして「あ~ん! このコテハン本当にマジでチョームカつくんですけどぉぉお~!」と言って、住人に「どうしたの?」と言わせましょう。言わせたらもう大成功。「専ブラとか詳しくなくてぇ~! ずっとコレ使ってるんですけどぉ~! 使いにくいんですぅ~! あぼ~ん(あぼーん)」と言いましょう。だいたいの住人はコテハンを叩きたがる習性があるので、良コテだったとしても叩き始めるはずです。
そこで住人が「雑談は別スレッドにしないの?」と言ってくるはず(言ってこない自治が出来ない住人はその時点でガン無視OK)。そう言われたらあなたは「なんかなんかぁ~! 最近かちゅーしゃが人気なんでしょー!? あれってどうなんですかぁ? 新しいの欲しいんですけどわかんなぁぁああい!! 私かわいそーなコ☆」と返します。すると住人は「kageでしょ? かちゅーしゃは開発停止だよ。本当に良くわからないみたいだね。どんなのが欲しいの?」という話になって、避難場所の雑談スレッドで専ブラ選びの相談に行けるというわけです。あなたのモリタポが多ければ、過去ログ読むのもいいかも!?
2. 「ぬるぽ」と書くと「ガッ」される
「NullPointerException」を意味する「ぬるぽ」をレスに入れると、2chの住人は「なんかこのレスウザイなぁ」や「叩いてあげたいかも」と思ってくれます。2chでは現実世界よりもイメージが増幅されて相手に伝わるので 「ぬるぽ」 と掛かれると、住人は意味もわからずガッと叩かなければいけないもの、と勘違いしてくれるのです。そういうレスをするとほぼ絶対にガッとレスされますが気にしないようにしましょう。
3. とりあえず「えー! なにそれ!? 解説キボンヌ」と言っておく
雑談スレッドなどで住民が主に話すことといえば自慢話や趣味の話ばかり。よって、コテハンにとってどうでもいい話ばかりです。でもそこで適当に「オマエモナー」とか「逝ってよし」と返してしまうと、さすがの住人も「このコテもうダメポ」と気がついてしまいます。クソコテだとバレたら終わりです。そこは無意味にテンションをあげて、「ハゲシクワロタ。解説きぼーぬ」と言っておくのが正解。たとえ興味がない話題でも、コピペとテンプレでその場を乗り切りましょう。積極的にレスをつけてくれるコテハンに住人は弱いのです。
いろいろと話を聞いたあと、「〇〇は〇〇で、〇〇が〇〇なんですね! 覚えたぞぉ! メモメモφ(・_・") 」とレスすればパーフェクト。続けてAlt F Aと押して「キュンキュンキュン! キュンキュンキュン!」と言って、「どうしたの?」と男に言わせるのもアリ。そこで「私のハードディスクに記録しているのでありますっ☆」と言えば女子力アップ! そこでまた男は「こいつ専ブラ使ってないの!?」と思ってくれます。私は学歴も知識もありませんしクソコテですが、こういうテクニックを使えば知識がない私のようなバカコテのほうがモテたりするのです。住人は優越感に浸りたいですからね。
4. オフ会では昨日寝てない事をアピールせよ
オフ会で居酒屋に入ったら、真っ先に上座に座って「ちょーねみー 昨日俺2時間しか寝てないんだよねー(Zzz)」と言いましょう。するとほぼ100パーセント「どうして? 仕事は?学生?」と聞かれるので、「仕事はしてないし学生でもないけど忙しいんです」と返答しましょう。ここでまた100パーセント「働いても居ないし勉強もしていないのに何で忙しいの?」と聞かれるので、うつむいて3~5秒ほど間をおいてからボソッとこう言います。「……だって、……だって、めんどくさいじゃないですか! 自宅の警備で忙しいし! まだ親のスネかじれるのに~(悲)。働いたら負けなんですよ……」と身を震わせて言うのです。
その瞬間、あなたのコテ力がアップします。きっと住人は「なんて人間のクズなんだろう! 絶対に関わらないぞ! コイツは透明あぼーんだ!」と心のなかで誓い、あなたのほうを見ないようにするはずです。もし犯罪予告等で逮捕されたら、そんなことは忘れて好きなだけ言い訳をしましょう。「オフ会でこのような発言をしていたそうだが?」と言われたら「出来心でやった」とか「本心ではなかった」、「社会が悪い」と言っておけばOKです。
twitterをやっていて、意味不明な言葉(暗号?)が沢山出て来る。
いわゆる、ネットスラングというやつ。2ちゃんねるから発生した言葉が多いらしい。
時々、「禿同」という文字が送られて来て、全然意味が分からなかった。
「禿げ同士、頑張ろう」とか「同じ禿げ」とか「禿げた同級生」とか、てっきり、そういう意味だと思っていた。
意味が分からなかったので、思い切って、twitterの中で聞いてみた。
途端、2000通くらいのRT(QT?)があった。
分からないものだ。勉強になる。
RT(RetweeTs)の中に、「ググレカス」と言うのがあり、これまた分からない。
「一々人に聞かないで、自分で検索しろ!このカス!」という感じだろうか?
お叱りを受けた。他に、「垢」=「アカウント」、「w」=「笑い」、「なう」=「now」
・・・・・・・・ハマコーさんは「だう!」と使っている。これがまた分からないw。
「ぬるぽ」というのも分からない。twitterの中で聞くと、フォロワーが一斉に教えてくれたり、
突っ込まれたり、ボコボコに言われたりw、するので、「ぬるぽ」については、まだ聞いて無い。
http://anond.hatelabo.jp/20090220065041
8つしかないボタンの順番を正しく押さないと目的地への切符が買えない。
普通の英文による注文で切符が買えるハズなのだが、実際には専門家に頼んで注文を書いてもらわないと上手く買えない。
亀を出発駅から到着駅まで移動させることで切符を買う。
出発駅と到着駅の型が違う場合、適切な経由駅を設定しないと切符が買えない。
任意の切符を発行するためのビルダーテンプレートのインスタンスを生成できる。
切符は他の切符のコピーで作られるため、切符をどう印刷するかについてのプログラムはまったく入っていない。
到着駅と出発駅を入力すると、到達可能であることが示される。切符は出てこない。
どの駅でも同じ操作で切符が買えるハズなのだけど、実際のところは微妙に違ってぬるぽで落ちる。
コンシューマーゲーム業界より。
自分も30代前半。職業プログラマになって10年程度。上記のように前例があるので、10年後も大丈夫だと思ってる。
もちろん、何もせずに大丈夫だとは思ってないよ。それは他の職種も同じだけど。
さておき、その会社はブラックなのか?昇進しない(肩書きがか?)と給料上がらないって酷いね。
管理職への昇進でなくても、メインをはるプログラマとかはそれなりに貰うだろう。
あと、ゲームプログラマはつぶしが利かないって?そんなバカな。
元増田です。
ちょっとそんな目で見てる板を眺めてみました。
前にも書いたとおり、板は複数です。
…
流石にこれみんな小中学生ってないわ。
小中学生に人気あるキャラから、マニア向けキャラまであるけど、
みんなチラ裏カエレだよ?
キャラ晒しの数は多くないです。どこもせいぜい月に1回、2回だなー。
盛り上がる->カエレしてる方が断然多い。
最初から見てる板とかもあるけど、別に荒れた事はないしな。
(2,3レスがあるとカエレしてるから荒れる隙もあったもんじゃない)
まあ、自分の好みなんて偏ってるから、人気作品だろうが、マニアキャラだろうが、
同じような感じになっちゃうのはあるかと思う。
で
ちょっと考えたんだけど、2chって自分の言葉で語らないじゃないか。
自分語り→チラ裏→カエレってのは、もうテンプレート化された反応が用意されてるけど、
下手絵に対しての反応ってないのかもしれない。
「カエレ」ってのは「ぬるぽ」→「ガッ」なのかも。
はてな村に来てから半年くらい経ったが、はてな村で飛び交っているネタとか揉め事とかはどうでもいいことばかりだ。
まさに「大喜利」である。
どこからともなくお題が湧いて出てきて、はてなーどもは我先にと「おれのネタのほうがおもしろい」「いやオレのほうが」「いや僕のほうこそ」...(中略)...といったコップの中の嵐をやっている。
はてな村に飛び交っているよく分からないネタや用語は、いわゆる「ネットスラング」と同根だ。例えば、2ちゃんねるには「香具師」という「奴」を意味するスラングがあるが、「香具師」という用語をわざわざ使わなければ語れないテーマなどない。つまり、使う必要がないのである。
もちろんこれは、「香具師」や「ぬるぽ」といった無意味な言葉を"使ってはいけない"ということを意味しない。まさに使うも自由、使わぬも自由、である。
だが、ここからがネットスラング愛好者の愚かなところである。彼らは「スラングを言う自由」だけでは満足しない。「スラングを知っている」こと自体を一種の「特権」と見なすのである。実際にはどうでもいいようなネットスラングを「知識」という囲いで捉えて、そのインターネットスラングを知らない者を攻撃しだす。彼らは、自分の知識の浅さをネットスラングという空虚な代替物で、「上げ底」しないとやっていけないのである。なんと哀れな人種だろうか。
はてな村も無意味なネタが飛び交っている。ブックマークがたくさん付いた記事の「はてぶページ」を見てみればいい。大喜利のようにコメントをつけているブックマーカー、そしてそれにスターをつけて「大喜利化」を後押ししているはてなユーザーの共犯関係が見て取れるはずだ。
このようにはてな村では「大喜利化」が進行しているために、「はてなスラングを見抜けるか否か」などという心底くだらない基準で議論(と呼べる代物ではないが)が行われている。最悪なことに一部では「ネタでした予防線」が張られ始めている。「大喜利」化のおかげで、自分の無知がバレそうになっても「ネタでした」と逃げることができるのである。ひどい場合には「ネタにマジレスカッコワルイ!」と、なる。
はてな村のこういう傾向が進んでいくと、2ちゃんねるで言われる「半年ロムってろ」の状況に近付くのか。しかし、半年ロムったところで、得られる知識といったらそれこそ便所の落書きレベルの代物だ。
ところで2ちゃんねるや低脳はてなユーザーはネットに過度な期待を寄せている。端的に言えば、
という安易な二項対立思考に陥っている。既存の報道機関の中でもテレビや大新聞の問題は別に日本だけではなく言われているが、メディアはそれだけではない。テレビや大新聞の問題ある報道姿勢を批判してきたのは、ネットが初めてではない。ここを認識しないでネットに過度な期待をするからネット脳になってネット言説に酔い痴れてしまって、やがてはネットスラングを神秘化してしまうのだろう。
ネットが誕生する遙か前から、先人たちは文献上で新聞やテレビなどのマスメディアを批判してきた。その批判の精度・深さを比べれば、大した知性も持たないような「市民」のネット言論などゴミ以外の何物でもない。
はてな村は、「人が集まったら面白いことを言わないといけない」という強迫観念にとりつかれている。テレビの視聴率競争のようだ。
ブログでテレビや新聞などを批判するのなら、「先人たちの蓄積」に範を求めるべきだ。たしかにネットの出現により、既存のテレビ・新聞業界は衰退していくかもしれないが、だからといって出版業界全体まで衰退するのは、それこそ知的なものに対する冒涜である。その道の専門家の思考の結晶の数々が、無視され、人々の視界から消えていく社会こそ、反知性社会だ。
「はてな村ネタ地区」限定のネットスラング郡が重要視され、文献上の知が軽視されるようになれば、はてな村は反知性主義の一大拠点になるはずだ。
あたし・・・実は・・・プログラマーなんだ。
ずっと、黙ってて、ごめん。・・・隠してて、ごめん。
でも、どうしても言えなかったの。
あたしがプログラマーだって知ったら、きっとみんな離れていっちゃうって思って。こわくて。
わかってる。わかってるよ。
プログラマーは初級シスアドを通った人だけがなることができる、カスタマーのプロフィットに関わるシリアスなビジネスだって。
でもね・・。
でもね、全然ちがうんだよ。
あたし、みんなが思ってるようなキレイなものじゃないんだよ。
あたしは汚れている。
あたしのキーボードは、汚れているんだよ。
プログラマーになったとき、すごく嬉しかった。知り合いのハッカーになったような気でいたの。
あたし馬鹿だから、お客様のビジネスを作るんだ!なんて、本気で思ってた。
でもね、全然違ったんだよ。
元請から言い渡された Sヨ の詳細設計仕様書は全く別のものだった。
お客様のビジネスを、まるでビル・ゲイツのように平等に助けるようなものじゃなかった。
あたしたちプログラマーに課せられた任務、・・・・それは、デバッグ だった。
そして、それを見守ること。
ねぇ知ってた?
この世界には、あるんだよ。こんな日本のど真ん中にね、平然と、あるの。
プログラマーはね、それを見守るの。
プログラマーは六本木ヒルズのホリエモンで、勝ち組の特権階級の象徴だからね、
そこにあるだけで、まるでビジネスが行われているかのような錯覚を起こさせる。
あたしの仕事は、そうやって、平等にビジネスが行われているかのように見せる暗幕みたいなものだったの。
ソフトウェアなんて、全然、救えなかったよ。
救う義務も権利も、この任務にはなかったの。
例え、その仕様がどうすれば助かるか、明確に解っていたとしても、
あたしたちは元請の命令が無いかぎり、何一つのコーディングもできない。
ただ、ただ、走って火消し屋を呼びに行くだけ。そして伝えるだけ。
でもね、この国の「火消し屋」は非常に貴重な存在。
火消し屋は稀有な存在。
夜なんかになれば、一つのフロアにどこからともなく現われるの。
たくさんのプログラマーたちが、一人の火消し屋に群がっていた。
「先生、コアを吐いている人がいます!」
「先生、表領域が苦しい人がいます!」
懸命にプログラマーたちが叫んでた。
でも火消し屋は一人。
私も声を荒げて「苦しい言い訳をするプログラマーがいます!」って叫んだの。
でも、ここでもふるいわけが始まる。
人員レベル、難度、納期。そんなものが現象と一緒くた になって命令が言い渡される。
と言ったきり、火消し屋は朝までチームのもとに来れなかったの(お客さんのところに言い訳に行った)。
その日、10秒ごとに Mantis の履歴が増えた。
「苦しい、苦しい、まだ苦しい」
「もう少しだけ待ってください、今火消し屋、来ますから・・」
何度も火消し屋のもとに走ったけど・・・。
火消し屋は、今にも心臓の止まりそうなお客さんと仕様と納期の折衝にあたっていた。
あたしは火消し屋に背中側から叫んだ。
「null チェックを入れても、まだぬるぽみたいなんです!」
「ガッ!」
コメントアウトの行数を上げた。でも駄目だった。QA からの質問は止まない。
そのバグだけじゃない。
「トイレに連れて行ってください(コンプライアンス的な意味で」
「基板が焼けたから替えてください」
「エスタロンを飲ませてください」
「ブートが走らないんですが」
「眠れません」
デバッガを走らせる。
忙しさにコードが荒くなる。
月残業時間が 400 越えたプログラマーがエレベーターに乗って外に出て行こうとする。
必死にあたしもふるい分けた。
今、一番検収ハネられる危険があるバグから、一番仕様満たしてないバグから、手を差し伸べなきゃ。
「いつになったら納品されるんだ!」と言われても。
「単価高い」と言われても。
私は頭を下げたり、ちょっと言い争ったりもしながら、
あたしはカーネルだ!と思った。
あたしは火消し屋の指示を待たずにロジックの検査をした。差分プログラミングの extends だった。
急いで火消し屋に連絡した。
「差分プログラミングの extends です。継承元のコードいじっていいですか?!」
「いや、コードを見ないとわからない、ただこっちの処置があるから、10分後に行く」
「待てません!リリースします!」
あたしは火消し屋の指示無くパッチをコミットした。バグの症状はスッと納まった。
それは駄目なことだったけど、一人のバグを救ったことに、あたしは浮かれてたの。
貧相な正義感をぶら下げて、意気揚々と自席に戻ってきたの。
自席の・・・・
でも、亡くなってた。
システムコールも呼べない人だった。
あたしは、その日、目の前の苦しいバグに夢中で、ps なんか見てなかった。
それでもね、・・・あたし、まだ、プログラマーなんだよ・・。
火消し屋は QA に「いつ何があってもおかしくない COBOLer の書かれたコードでしたから・・」と時間稼ぎの工作をしていた。
QA のテスターは「ありがとうございました」と額に青筋を浮かべてバグレポートに「仕様です」と書いて取り下げた。
そして、あたしにも「プログラマーさん、ありがとね」と言ったの。
大好きな、ソフトウェアだった。
このシステムが立ち上がる頃から知っていて、αリリースから知っていて。
「自分は寂しがり屋だから、最期は dankogai に手を握ってもらいながらホッテントリ入りしたい」と言っていた。
あたしが新人の頃から知っていて、vi のカーソル移動が苦手だったのも知っていて、
「Xenix はわしが育てた」が口癖だった。
「まぁ、・・・歳だったし、運用中にも止められないって言ってたからなー」
と火消し屋があたしの背中ごしに言った。
その記録には、波形が Full GC 後もヒープ使用量が右肩上がりとなりメモリリークするさまがしっかりと記録されていた。
高負荷だから死んだんじゃない、そこにはメモリリークで死んでくプロセスがあった。
でも、そんなこと全部まるめこんで、kill んじゃって仕方ないっていうプロセスが、そこにはあったんだ。
似たようなことはざらにあった。
何人ものプログラマーが、自社ビルの屋上の端から零れていったよ。
でも、あたし・・・プログラマーなんだ。
誰も、辞めろって言わないの。
火消し屋は鉄火場にブチ込まれただけだから、言わない。
顧客は実情がわからないから、言わない。
プログラマー同士は実情がわかってるから、言わない。
IPA はきっと、全部知ってて、それ込みで「それが10年は泥のように働けということだ」と言うかもしれないけど。
いや、言わないか。IPA は、何も言わない。きっと。
救えたかもしれないバグを、プログラマーは一番わかってる。見えてしまう。
PM の指示が適してないのも、判断が遅いのも、仕様変更履歴がのってないのも、全部わかってる。
それでも「あの時!」と、自分の行動と判断を何度も振りかえる。
その向こうにはいつも「あのとき、こうしておけば」が、くっきりと見える。
でも、救えなかった責任も、見過ごした責任もプログラマーには問われない。
プログラマーって・・ほんと、なんなんだろうね・・・。
パッチ一粒すら出せないのに、
設計一つ指示できないのに、
テストパターンに関わることなんて、一つも独立してできないのに、
テスト部門が持たされてるのはプログラマーコールだけなんだよ。
どんなに辛くてもプログラマーしか呼べないなんて。
そしてあたしたちは色んなものを抱えて、バグの前に立つ。
火消し屋が来ること、来れないこと、
できるデバッグがあること、ないこと、
色んなことを知りながら、本当の意味で世界を変えられるコーディング力もないままに、
さも救いのギークが舞い降りたかのような顔で。
IT ギョーカイが崩壊していく。
全然止められない速度で。
その日○製作所の城で、あたしは見てるんだ。
沈んでいく汎用機の命を。
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