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はてなキーワード: クリンチとは

2021-07-10

また自分の思い通りにならなったマスコミ被害者リンチ工作の始まりかぁーーーー

ごめんねー

証拠がないから腹踊りできなくて

腹踊りで感涙五輪祭り開催できなくて大変申し訳ない!

マスコミ五輪のための人生歩めなくて本当申し訳ない!!!!!!

どうぞイライラサンドバックリンチしてください!

マスコミのために生きれなくて命燃やせなくて本当申し訳ない!!!

また自分の思い通りにならなったマスコミ被害者リンチ工作の始まりかぁーーーー

ごめんねー

証拠がないから腹踊りできなくて

腹踊りで感涙五輪祭り開催できなくて大変申し訳ない!

マスコミ五輪のための人生歩めなくて本当申し訳ない!!!!!!

どうぞイライラサンドバックリンチしてください!

マスコミのために生きれなくて命燃やせなくて本当申し訳ない!!!

2020-12-23

KAIちゃんねるの斎藤くん二戦目

※知らない人向けというより知ってる人が検索で見る用。

序盤から相手タイプが完全にファイタータイプだったので、斎藤くんは前蹴りで突き放しながらストレート系を軸にして戦うべきだった。

ところが斎藤くんは相手距離で、しか相手の得意なフック系を中心にして戦ってしまう。そこで相手のロングフックが面白いように"刺さり"、斎藤くんのぶんまわしフックは体が流れて全くヒットしない。はっきり言って相手選手もうまくはないんだけど、フックの軌道が横からではなく80度くらいの角度で飛んでくる鋭いフックだった。肩甲骨も押し込まれていたので結果的身長差のある斎藤くんに面白いように決まってゆく。

斎藤くんの失敗はまだ他にもあり、左ミドル距離を稼ごうとしたこと

言うまでもなく全くストッピング能力がない。左がきれいに蹴れて威力が出てるから相手が嫌がる、という感じでもない。また、近距離では(おそらく膝なしルールのはずなので)ローとガード、クリンチを組み合わせて戦うべきだった。途中海の指示で左に回っていたように見受けられるが、セコンドの指示を聞くのも遅い。以前から斎藤くんは直進とバックステップの出入りが単調すぎるきらいにあったので、あの指示は全く正しい指示だと思う。ただ、回り方はあまり良くなかった。天心を見たらわかるが、相手パンチの大ぶりを狙って引っ掛けながら回っている。しか斎藤くんは相手を見ずに回ろうとしていた。当然相手視線は回り込んだ先を見て追いかけてくるし、スタミナ消耗は動いている分激しくなる。ボクシング無駄に動くな、と言われる悪い動きをそのままやってしまった。

上手い人なら左右ぶんぶん丸カウンターの餌食なのだろうけど、流石に斎藤くんにカウンターパンチャーになれというのは無理なので、いっても仕方ないというか。

ディフェンスがかなり悪いのも気になる。テクニカルダッキングやヘッドスリップしろとは言わない。ただ顎が上がらないように両腕ガードでしっかり頭を守るという昇侍選手指導したことも出てこなかった。結果的に打たれるたびに顎が跳ね上がり、強打者相手にかなり危険状態にあったと思う。一発目で顎が上がるので二発目も入り、自分の打撃の焦点も定まらなくなるという、いつもの斎藤くんだった。

多分朝倉海選手も同じようなこと言うんじゃないだろうか。

2020-11-22

格闘技試合とか柔道ボクシングで、亀になったりクリンチしたりロープ持ったりしたら、仕切り直しになるけど、その状態に持ち込まれたら負けじゃねえの?

しろルールに守られててセコイ気がする

柔道の帯をゆるく絞めてたりなんかスポーツ格闘競技はそこが気に入らないんだよなぁ

わかる奴おる?

2020-10-05

海釣り

竿とリールを買う。

初心者最初にやる釣りなんて、大抵サビキに決まっている(断言)。

・投げ釣りをやったとしてもせいぜいがチョイ投げだし、今どきのシャレオツな兄さん姉さんは大抵がルアーを投げるに違いないので、ちょっとした餌釣りやサビキもできる8フィートくらいのルアーロッドのセットを買うのがよい。

・どうしても最初からちゃんとしたブランドじゃないとなんかヤダっていう人はシマノビギナー向け商品ルアーマチック S86ML か S80L と アリビオ C3000 あたり)を買うのがよい。ダイワの安物よりシマノの安物のほうが品質が良い。

バケツクーラーボックスなどの小物

・小さめのクーラーボックスでよいので買おう。バケツは折り畳み式のやつ。フィッシュグリップとハサミ(文具のハサミは釣りにはとても使いにくいです)。

・その他ほしくなるものちょっとした釣り用の肩掛けバッグ。

仕掛けやルアー

最初はサビキやりに行きましょう。陽渚ちゃんだってサビキをやっていた。4~6号くらいの針でよい。とりあえずフルセットの仕掛け(オモリとか針のついた糸とかの部分をこう言う)を買おう(こういうの https://www.amazon.co.jp/dp/B07GBTCNQM)。

・あと道糸につなげるスナップ。とりあえずスナップ付きのサルカン4号とか買っとけばよい。

・チョイ投げも仕掛けセットがある。なんなら「ボウズのがれ」セットみたいな、チョイ投げ+サビキみたいな謎仕掛けもある。

ルアーアジを釣るならフロートとジグヘッド+ワームの組み合わせ。マゴチなら重めのジグヘッド(静ヘッドみたいなの)と大きいワーム。何でもやりたいなら18gくらいのメタルジグ。でもとりあえずサビキやろう。

最初に覚えておかなければいけないこと。

釣り竿への糸の通し方(リールから出ている釣り糸をベールの下から通して釣り竿に通す)

リール操作方法ベールを立てると糸が出る。寝かせると止まる。ハンドルを巻くと糸が巻かれる)

・糸の結び方(最初クリンチノットかユニノットだけ覚えておけばよい。リールから出る糸をサルカンに結んで、市販の仕掛けに取り付ける)

・持ち方(竿尻を持たない。陽渚ちゃん最初からちゃんと持っていてエライと思う)

・投げ方。サビキでは投げるな。

2020-09-06

総合格闘技は本当に最強か?

喧嘩に近いか総合格闘技は最強でしょ

ネットの言説の主たるはこの言説に集約される。打って組んで投げて寝て、というマーシャルアーツが高いレベル競技化されているからだ。確かに対応力は一番高く見えるし、実際に殆どの打撃と寝技対応できることだろう。

ルールが関わる?

格闘技ルールによって強さが変わると言われる。わかり易い例では柔道ルールで戦えば柔道家が強く、ボクシングルールで戦えばボクサーが強いという基準だろう。比較的わかりにくいものでは柔道家と柔術家が戦ってもお互いのルールで一長一短が決まってしまうし、肘なしK-1選手ムエタイKNOCK OUT選手が戦ってもかなり間合いが変わってくる。縦肘と言われるガードから割り込みが使えるため、積極的に狙おうとする者、距離をとって戦おうとする者等スタイル割れてくるからだ。クリンチが得意な選手も戦法を変えざるを得ない。また、勘違いされやすいが、競技柔術柔道総合格闘技ではまるで使える技術が変わってくる。総合における柔術場合、例えばマウントポジションでは鉄槌やパウンドを狙いにゆくが、柔術試合ではあくまマウントからサイドを取って腕十字や肩固めなどを狙ってゆく傾向が強い。決定的なのは双方が足を出した状態から掛けるベリンボロなどの技法だろう。簡単に言えば足を引っ掛けてローリングしつつ相手の背後からバックチョークを狙う技だが、総合ではまずやる人がいない。理由簡単で、総合柔術の流れは基本的に上から下へと力を発揮するように振る舞うからだ。マウントではパウンド、足関節状態では掛けずに立ち上がって踏み潰したほうが良いなどだ。そもそも思想が違う。柔術組合わなければポイントが取れないため、ベリンボロを仕掛けても相手がそれを返す攻防が発生する。総合ではそんなやり方に付き合う必要性がない。また、柔術ルール柔道家が戦っても不利だ。柔道家は抑え込みを防ぐために畳の上で団子になる癖が身についており、積極的関節技に移行しない。逆に柔術家は崩し、払い、投げの練習希薄なため容易に投げられて一本を取られる。それぞれのルール内ではそれぞれの格闘技が強い。これは格闘技常識であり、この発想なくして最強の格闘技とは何かと言われても絵空事である

路上の想定

それでもルールなしなら総合が強いでしょう? と思う人もいるだろう。経験豊富という意味同意するところもあるが、多少疑問が残る。幾度となく議論されたストリートファイトでの各格闘技様相だ。この辺りはUFCDEEP)、RIZIN巌流島あたりの総合系の舞台を見るとわかりやすい。UFCDEEPケージ(金網)による円形に近い舞台を使う。このせいで必ず壁際が発生し、レフリーストップもかかりにくい環境にある。このため各選手ケージ際での攻防を明確に練る必要性が出てくる。抑え込まれた側はフロントチョーク状態を維持しつつ相手の手を抜いたり三角締めを狙いにゆく攻防となり、押し込んだ側はどうにか足を抜いてマウントやサイドを取ろうとする。リングのようにレフリーが割って入ってもとに戻されることもないので、壁際独特の力の使い方が必要になる。リングはただ中央に戻されたり、スタンディングに移行するだけなので特筆するところはないだろう。問題は一風変わった巌流島だ。巌流島舞台設定は面白い相撲のような円形舞台から外を崖として設定し、三回落ちたら負けというルールを設定した。なおかつ寝技は30秒以内しか行えない。これは路上での寝技が一対多を想定したものであるからという。結果的試合は打撃とタックルが得意な選手が多く勝ち上がってくる。普段日の目を見ない武術系・プロレスの人も勝っているあたりが新鮮でもある。

筆者はこの巌流島を見ているうちにある思いに囚われた。総合いくら強くても、ケージに押し込まれことなく落下するというシチュエーションでは、アマレス選手が最も強くなってしまうのではないか、ということだ。事実巌流島のある大会においては、低空タックルと押し込みのみで優勝してしまった元拓殖大学レスリング部のプロレスラーがいた。想定が事実なら相手即死である

ルールと言うより、状況

居酒屋を考えてみよう。お座敷とカウンターがある。この2つのうちお座敷の闘いが圧倒的に強いのは言うまでもなく柔術家だ。座った状態競技が始まることもある柔術フィールドのものがお座敷といっても過言ではない。調子に乗った酔っ払いがお座敷で騒いでいたら速攻で制圧できること請け合いだ。一方カウンターでの攻防が発生した場合、強いのは軍隊格闘系になる。彼らから言わせればカウンター武器の宝庫だからだ。割り箸は折って差し込む武器になり、グラスは相手の鼻を折る武器になる。中身がある場合かけてしまえばいい。

裏口の路地ならどうだろうか。柔術家は途端に不利になる。足場が悪く思うように転がることもできない。逆に強いのは打撃系になるだろう。ではどの打撃系が一番強いのか。ずばり空手家だと思う。路地裏の動きが制限された状態では総合選手がよく見せるタックルのための大振りなフックはそうそう出せないし、ストレート系をメインに戦うことになるだろう。素手怪我しないために動き回る顔はそうそう叩けなくなってしまう。この条件に最も合致するののが空手だ。空手には顔面攻撃がないが、この場合は有利に働く。空手試合においては他の立ち技系に比べて出入りが単調な傾向にある。内側に入って鈎突きや突き、下段回しをゴリゴリに押し込んでゆくが、横のフットワークに乏しい選手が多く、回り込みやロープワークなどの発想がない。しかしこの単純で素早い出入りこそが路地裏では生きる。突進力もあるので前に出ながらかわせない連打を浴びるのは恐怖すらある。

他方、ガッツ石松が数人を相手にして路地裏に誘い込んで全滅させたというエピソード存在する。これはガッツ氏のウェイトとリーチがあって為せる技だ。ボクシングが一競技として路地裏格闘に向いているわけではないと思う。むしろボクサーは横軸が自由に移動できる公園などで強さを発揮するとのではないか。その場合総合でも十分強いと言えるかもしれないが。

いずれにせよ、格闘技ルールと言うより状況の想定で動ける範囲ややれることが変わってきてしまうため、こうした自然ルール=場所の想定がかななり重要だ。場所によっては総合が何が何でも強い、という前提は崩れ去るのではないかと感じている。

2020-07-15

久保優太vsピケオー

youtubeで今更見た。

久保選手技術勝ちですね☆」などのコメントが並んでるけど工作員K-1低迷期を彷彿とさせる"接近戦はクリンチ祭り雑魚フィジカル戦法"に色めき立ってるとかマジで正気か?

鎖国状態にして日本人ツエーwwwの現運営ビジネス的におりこうさんだと思うけど、クリンチ戦法の復権とか同じ轍を踏みまくってて変わらないなあと思ってしまった。まあもともと新生K-1には興味ないけど。

2019-01-15

anond:20190115143101

なんかそういう安全ルールみたいなのを逆手にとってるんやろ(クリンチ中に殴ったら自爆やすいかいかんとか)

柔道の押さえ込みみたいなんやろ。

 

何度もいうけどわいは皮肉でいっとるしボクシングのよさは全然理解できんよ

anond:20190115142249

クリンチばっかりだとブーイングされるよ。

野球雑魚球団が強豪球団と戦って四球連発するようなもん。

要するに増田応援した選手が弱かっただけやで。

anond:20190115141431

頭がフラフラして立ってられないこともあるからクリンチ(こねこね)しだすんじゃねえの

2018-10-11

一週間だけでいいか少年ブレンダさんは鍵アカにしたほうがいい

千田先生もそうした。

それで鍵アカにしたから俺たちの勝利だとか言ってるアホは無視したらいい。

とにかくお前らいい加減クリンチ状態やめろ。

https://anond.hatelabo.jp/20181007123419

2015-04-30

ボクシング観戦記 井岡レベコ戦

パッキャオメイウェザー戦も近くなり世間ボクシング熱が盛り上がってまいりました。

メディアではパッキャオは貧民上がりのアジア英雄で、メイウェザーは金の亡者ヒールキャラという構図がされてるようですが、パッキャオが練習をサボって遊びまわっていた事などは誰も触れない。

まあ先の話は置いておいて、先日の井岡・レベコ戦でも振り返ろうかと。

この試合、完全に井岡作戦勝ちでした。まずマッチメイクから振り返ると、井岡階級を上げてまだ数戦でレベコは長期政権を築いていました。

井岡は前々回にアムナット完封されたわけですが、アムナットの特徴は足を使ったアウトボクシングで、クリンチなどのダーティーな技も多用。リーチでは井岡より上で、井岡のガードの間を破るアッパーが得意でした。

今回のレベコは基本的ファイターよりで好戦的スタイルを好み、身長では井岡より10cmほど低く、またパンチはフック系のパンチが多くいです。

このように正反対の特徴で、井岡が苦手な点を尽く潰してのマッチメイクになっています井岡陣営マッチメイクは強化版亀田とか、メイウェザーに近いものがあって、苦手なタイプであったり圧倒的な強者との試合を避ける傾向にあります

実際の試合では、序盤の動きのクオリティーではレベコが良かったものの、井岡は慎重に戦います。懐を深く構えて、身長差を活かしたリードジャブ中心の攻撃でレベコの射程を徹底的にさけていました。

レベコも井岡の左ジャブを避けてからのボディフックなど考えてはいものの、攻撃の多くは届かず、逆に責めるところをジャブでカウンターを取られる形が多かったです。

そのまま試合は流れて、中盤でポイント差を気にしたレベコが攻勢をかけるも、井岡カウンターのジャブとガードで相手にせず、最後までポイントアウトしていった形です。

レベコの研究不足もあったと思います。一つ前の前哨戦でも井岡はガードの間を打たれていましたし、その間を通すアッパー系のパンチとか、体を寄せて自分の距離で戦える戦法を準備していなかったように思えます

試合としては、八重井岡戦に近いものがありました。ミニマムから井岡の相手を見てもそうですが、このタイプ選手には井岡は強いです。距離感がいいので、リードジャブを使いながら自分のペースで戦えます

でも、選手としての戦い方の幅が広がったのかと言われると、疑問符がつかざるを得ないでしょう。この戦い方では軽量級塩決戦を制したアムナットはおろか、ゾウシミンにすら勝てない気がします。

軽量級の日本スターは完全に井上尚弥で、今後この路線を続ける限り井岡スター街道に返り咲くのは無理でしょう。

さて、パッキャオメイウェザーの予想ですが、メイウェザーパッキャオ塩漬けにして12R大差~中差の判定勝ちと予想します。

今までのパッキャオの動きではメイウェザーを捕らえられるとは思いません。かと言ってメイウェザー攻撃的になるとも思えないので、パッキャオは捨て身で攻撃的になるしかないでしょう。

両者ともに耐久力がある選手なので、あまりKOという展開は考えられないです。

一昔まえの、クロッティやコットをガードの上からめった打ちできたパッキャオならロープ際まで追い込んで優位に立てたかもしれませんが。

凄く楽しみですね!カードとしては間違いなく今世紀最高のカードですし、みなさんWOWOWに加入しましょう。

2013-12-08

1998年と、2010年と、2013年ピーター・アーツ

思い出したり、話そうとするだけで当時の感情が甦るもの、というのは誰しもあると思うのだけど、私のそういうものの1つに「2010年ピーター・アーツ」がある。

アーツは、K-1最初から参戦して、94年、95年、98年と3度世界一になったキックボクサーだ。

なかでも98年のK-1GP、3試合連続ハイキックでの1ラウンドKOは「20世紀最強の暴君」という二つ名に相応しい圧勝劇だった。

アーツは70年生まれだから、その頃はちょうど20代半ば。全盛期、ということになるんだろう。

そして当時中学生だった僕は、周りの男の子と同じように、その眩い存在感に憧憬の眼差しを向けていた。

空手出身選手たちの華麗なそれとは違う、あの、大木を力づくでなぎ倒すようなハイキックは、中学生に「ああ、この人が世界一強いんだ」と思わせるには十分な説得力を持っていた。

そんな絶対的な力を誇ったアーツも翌年以降は優勝から遠ざかり、2000年代以降は若い選手の台頭もあって徐々にその存在感は薄れていく。

格闘技も一時の隆盛は終わり、年末に誰もが見る、という状況はあっという間になくなっていった。

そして2010年アーツ40歳だった。彼はまだリングに立っていた。

試合前のPVでも40歳誕生日ケーキを頬張る場面とともに「もう若い頃のようにはトレーニングできないよ」と話すシーンが流れるような、

優勝を争うファイターというよりは、完全な「往年のスター」扱い。

それでもファン投票で席を与えられたベスト16からなんとか勝ち上がり、準決勝にまで駒を進めていた。

準決勝の相手は、セーム・シュルト

212cmの長身から打ち下ろす角度のある攻撃を武器に、05年、06年、07年、09年と世界一になったディフェンディングチャンピオン

05年の参戦以来、K-1GPでは一度も負けたことがないという無敵の絶対王者

試合前の正直な思いは「どちらが勝つか」というものではなく「アーツはどこまでシュルトに抗えるか」というぐらいのものだったと思う。

「なんとか最後まで立っていて欲しい」とも思っていたような気がする。

それほどシュルトは強かったし、アーツの全盛期は既に過ぎ去ってかなりの時間が経過していた。

試合が始まっても、やっぱり展開は一方的だった。

アーツも192cmと大きい方だが、それでも212cmのシュルトとの身長差は20cmある。

全ての攻撃が上から非情に降り注ぎ、アーツの攻撃は腕や肩に阻まれてうまく当たらない。

何度もふらつき、目の上から流血しながら、それでもアーツは懸命に前に出続けた。

アーツの突進をいなしながら、シュルトは笑っているように見えた。

「そんなものかい?」

とでも言いたげな表情は完全に余裕で、あまりにも憎らしく、そして試合行方についての見通しはどこまでも絶望的だった。

一方的だった試合の流れが変わったのは、2Rの終盤。

本来は端正なフォームアーツが、のめるように、のしかかるようにして放つ、やぶれかぶれと紙一重の攻撃が何度かシュルトを捉え始めていた。

それでも、インターバルでコーナーに帰ってきたアーツは全身がボロボロで、シュルトの顔には傷一つなかった。

映像を見返すとシュルトの表情には明らかな困惑の色が浮かんでいるのだけど、当時はその時点でもまだまったくアーツの勝利を信じることができずにいた。

「できれば最後までこのまま行って欲しいけど、さすがにそれは難しいんじゃないか

3Rが始まるとき、僕はきっとそう思っていた。

でも最後のラウンドが始まると、リング上の景色は一変していた。

アーツの鬼気迫る攻撃に押され、シュルトクリンチに逃げることしかできない。

振り回すように放つアーツのパンチが顔を捉え、キックは脇腹にめり込んだ。

有効ダメージは通っていない。それでも、シュルトは完全に気圧されていた。

防戦一方のでシュルト消極的姿勢で減点が与えられた後もアーツの攻勢は止まず、そのまま3分間が過ぎた。

僕は「倒してくれ」と願うよりも「反撃しないでくれ」と祈っていたような気がする。

そして終了のゴングが鳴った瞬間、アーツは勝利を確信して両手を突き上げた。

目の上から流れる血をタオルで押さえるアーツと、無傷のシュルト

それでもどちらが勝者かは、2人の表情が何よりも雄弁に物語っていた。

2-0の判定で勝利したアーツの、控え室へ戻る足取りは、全てを使い果たし歩くのも精一杯なほどに重たく見えた。

その後行われた決勝戦は、1RでKO負け。

見ているはずだけど、その試合記憶は全くない。

覚えているのは、巨大な、絶対的な強さを誇るチャンピオンを、40歳アーツが圧倒していたあの数分間だけだ。

僕は今でもこの光景を思い出すたびに涙が出そうになるし、あの瞬間のアーツ世界一格好よかったと思っている。

12月21日に、そのアーツ引退する。

最後の相手はアーツが初めて世界一になった時と同じ、24歳の若者。去年のヘビー級トーナメントチャンピオンだ。

この試合が、どんな試合になるのかはわからない。

でも僕は1998年と、2010年と、そして2013年ピーター・アーツを見られたことを幸せに思うし、あの、勇気に溢れた数分間を忘れることは絶対にないんだろうと、今はそんな風に思っている。

2010-09-24

http://anond.hatelabo.jp/20100924105558

サイクロコンピュータ:やっぱあると楽しくなりますかね。ポンプと共に買ってみようか。ところでお勧めとかあります?

Cateyeのが多分一番シェアあると思う。どこでもいいけれど、トレーニングするならケイデンス付きがおすすめ。もっとお金があったらハートレートといっしょになってるやつ、さらにお金があればパワーメータ付き。

アーレンキ:そういえば、まともなのは持ってないかも。ところで調整ってどんな調整が必要になってくるんでしょう?

サドルの位置調整、ブレーキの調整、ステムの調整、ボトルケージの取り付け、など至る所で出てくるのでないかな、と。

パンク修理の腕、インフレータ:修理キットは普通のでOKですか?

ブコメにもあったように、ロードの人でクリンチャー(タイヤチューブ別)使ってる人は、チューブごと替えることが多い。お金がない場合だと、修理セットでパッチあてたほうが楽。あと、遠くに行くときとかはフィルム製の簡易修理のやつが非常に楽ちんに直せる。

あと、インフレータはハンドポンプのと炭酸ガスボンベのとありますが、ライトライダ

ハンドポンプのほうが個人的には好き。炭酸ガスは1回だけなので。

2008-12-24

朝日新聞GLOBE(12/22) 金融危機中央銀行 [その6]

その1 http://anond.hatelabo.jp/20081223235800

その2 http://anond.hatelabo.jp/20081224002406

その3 http://anond.hatelabo.jp/20081224004222

その4 http://anond.hatelabo.jp/20081224013124

その5 http://anond.hatelabo.jp/20081224021305

(G-4面下)

崩れる財政金融の垣根 「通貨の番人」日銀の役割と限界

「このひと月のような、急速な景気の落ち込みは、これまでに経験したことがない」

11月10日ブラジルサンパウロでは、中央銀行総裁が集まってBIS(国際決済銀行)総裁会議が開かれた。日銀の白川、FRBからはバーナンキの代理でガイトナー(次期財務長官)が出席するなか、新興国中央銀行総裁たちは口々に不安を訴えた。

米国発の金融危機欧米日本を巻き込み、これまで比較的堅調だった新興国経済にも深刻な影を落としている。世界同時不況の中、欧米中央銀行は利下げを繰り返す。しかし、市中の金利はあまり下がらず、金融政策の効果は乏しくなっている。

不況を食い止めようと、世界各国では大規模な財政政策が発動されたり、検討されたりしている。

米国はすでに1680億ドル(15兆円)の所得税還付などを実施し、議会民主党は5000億ドル(45兆円)規模の景気対策を準備している。欧州各国も数兆円規模の景気対策を次々と決めた。各国で、大銀行への公的資金の注入も相次ぐ。

先進国の危機対応では、政府議会中央銀行の役割が、基本的には区別されている。政府議会景気対策銀行への公的資金の注入などの「財政政策」を担い、中央銀行が「流動性供給」を行なう分担だ。

流動性供給」とは、銀行などが資金繰りに困らないようマネー供給することだ。国債手形社債などを担保とする金融機関への貸し付けが基本。税金を使う「財政政策」と違って、市場での取引であり、議会承認という民主主義のチェックをくぐらなくてすむわけだ。

財政踏み込むFRB

だが、金融危機が深まるにつれ、「財政」と「金融」の間の垣根は、崩れつつある。

FRBは先月末、住宅ローンなどを裏付けに発行した証券化商品を最大8000億ドル(71兆円)も買い取ると発表。個別企業の支援にあたる企業CP(コマーシャルペーパー)の直接買い取りも始めた。CP買い取りは格付けが高いものに限るなど損失回避の措置を講じてはいるものの、万が一の場合は国民にツケがまわるため、「財政」に近い政策ともいえる。バーナンキは長期国債の購入を検討していく方針も明らかにした。

こうしたFRBの対策について、白川は「かつて日本銀行が採った対応と非常に似ている」という。

日銀も、日本金融危機1990年代末から2003年にかけ、ABS(資産保証券)などを買い取ったり、長期国債を買い増ししたりした。銀行の保有株を買い取ったこともある。日銀が特別融資を行った山一證券倒産し、最終的には、1110億円もの損失が発生した。これは、日銀国庫納付金が減るという形で、国民の負担になった。

そして今、日本でも不況色が強まるなか、日銀は、CPの直接買い取りといった企業金融への支援策を打ち出した。支援の規模はFRBほどではないが、質は似ている。日銀は、「中央銀行としてなし得る最大限の貢献を行う」と表明した。

日銀は、どこまで財政の領域に足を踏み入れていくべきなのだろうか。

三つの視点が重要になるだろう。

まず、危機の深さである。日本不況は深刻になってきているとはいえ、1990年代日本金融危機当時や、現在米国ほどではない。しかし、今後、危機が深まっていくようなら、もっと踏み込んだ対策が求められる。

次に、政府がどの程度すばやく動くか。

金融危機のときには、銀行への資本注入が有効だ。株価下落などで銀行自己資本がしぼむと、企業への貸し渋り融資の回収による倒産が相次ぐ。資本注入をしやすくする改正金融機能強化法は今月になって成立したが、なお対策は不十分との見方も強い。政府議会の動きが鈍い場合には、中央銀行が代わりに動かなければならないケースもある。

第三に、日銀が「財政」に踏み込んでも、後に、本来の道に戻れることが約束されているかどうか、だ。

「便利な財布」は危険

危機が去ったあとも、政府中央銀行を「便利な財布」として使い続ければ、やがてもっと大きな弊害を招きかねない。戦前政府日銀国債を引き受けさせて戦費を調達したのは極端な例だとしても、紙幣をいくらでも印刷できる中央銀行が、政府の意のままになってはならない、というのが歴史の教訓だ。

中央銀行リスクのある資産を買い取って財務が悪化すれば、その国の通貨の信頼が落ちる危険も増す。FRB資産負債は急膨張しており、ドル暴落危険ささやかれる。危機脱出のためにやむをえないとはいえ、米国の政策運営は綱渡りである。

経済グローバル化で相互依存が進んだことで、中央銀行の判断はさらに難しくなっている。日本の低金利政策は、世界的な低金利に連動していた。米国などが当面の危機脱出のために「何でもあり」の政策を取るのなら、日本も同様の手を打つほうがいい、という考え方もある。

ただ、ここ20年、世界各地でバブルが起き、崩壊するたびに、超低金利や大胆な財政政策が実施されてきた。そのことが経済のゆがみや膨大な財政赤字を招いている側面は否定できない。カンフル剤に依存すればするほど、いずれは別の種類のバブルインフレ、大不況といった副作用をもたらしかねない。

日銀は、学習し、実践する組織でなければならない」。そう語る白川は、過去歴史から何を学びとり、どう行動していくのだろうか。■

[海外の主な中央銀行のトップ]

注: 欧州中央銀行金融政策を決める21人のメンバーの中に、ドイツフランスイタリアの各総裁が入っている

中央銀行総裁・議長年齢主な前職
連邦準備制度理事会(FRB)ベン・バーナンキ55プリンストン教授FRB理事
欧州中央銀行(ECB)ジャン・クロード・トリシェ66財務省国庫局長、フランス銀行総裁
ドイツ連邦銀行アクセルウェーバー51ケルン教授
フランス銀行クリンチャン・ノワイエ58財務省国庫局長、ECB総裁
イタリア銀行マリオ・ドラギ61財務次官ゴールドマン・サックス欧州拠点副会長
イングランド銀行(BOE)マービン・キング60ロンドンスクール・オブ・エコノミクス(LSE)教授、BOE副総裁
カナダ銀行マーク・カーニー43ゴールドマン・サックスマネージメントディレクター、首席財務
ブラジル中央銀行エンリケ・メイレレス63フリートボストンフィナンシャル国際部門担当役員
ロシア中央銀行セルゲイ・イグナチエフ60大統領補佐官、第1財務次官
インド準備銀行デュブリ・スバラオ59世界銀行エコノミスト財務次官
中国人銀行小川60証券監督管理委員会主席

2008-10-14

anond:20081014074437

こういうことあると「どっちもどっち」ってすぐいうやつってよくいるけど、こういうこというのって思考停止だよな。考え方にもいろいろ種類があって「同じ」「同じではないが似ている」「似ているけど違う」「全く違う」と、どっちもどっちをもっと細かく精査すれば他の見方ができるよ。

昨今の「大臣失言」と「マルチ商法業界からの献金」では、「議員の失態」という部分は似ていても、「犯罪性」の高さは双方で違います。犯罪性が高いのは「大臣失言」よりも「マルチ商法業界献金」の方です。これを野党というだけで取り扱いが甘くなってしまっている。

また、それをどっちもどっちでかたずける思考の方が知的誠実を欠いていると思われます。

これをボクシングで喩えると、ロープ際まで追い込まれて乱打の応酬になったらヤバくなってきたのでとりあえず腕を絡ませてクリンチで(めんどくさいのを)逃避したみたいな感じに見える。

乱戦乱闘の中にも勝敗を見極めるツボはあるものです。

2007-07-29

こっちは顔とか胸とか見たいのにクリンチしてくるのは何故?

まさかお前の不細工なツラを見たくない、脳内イケメンに補正中、て意味じゃあるまいな。

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