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2012-11-28

気楽に個人がお金を貸す時代

最初はどこから始まったか、よくわからない。

私が最初にそれらしいのを知ったのは、

Kiva - Loans that change lives

だったと思う。

アフリカとか、アジアの貧しい農民とかにお金を貸して、彼らを支援しようというものだ。

以前からあった貧困な国々への寄付概念と、

グラミン銀行で有名になったマイクロクレジット

それにIT技術を混ぜたような感じ。

自分寄付おしまい。ではなく、自分が貸したお金がどのように使われたかを知ることができてなかなか面白い

んでもって、別に善意のためじゃなくてもいいし、相手は貧しい人じゃなくてもいいじゃん。

普通に先進国の人だってお金借りたいだろ。

んでもって、利子返してもらえば儲かるじゃん。

銀行とかサラ金がやってたのを中抜きして、人件費からないシステムにしたら儲かるんじゃね?

ってできたのが、

Personal Loans and Online Investing - Peer to Peer Lending - Prosper

Zopa UK Loans - Get a great rate loan from Zopa Lenders

のように思う。

これはマイクロファイナンスって言うのかな。

んでもって、やっぱりクレジット借金地獄みたいな奴には金貸したくねーな。

せっかくだからもっと世間のためになるようなプロジェクトに金を出したいなってのが、

おなじみの

Kickstarter

CAMPFIRE(キャンプファイヤー)- クラウドファンディング

とかになる。

これはクラウドファンディングだな。

結局は金を借りるのは、人か組織ってわけで、

それが、豊かな人間か貧しい人間か、プロジェクトのためか借金返済のためか、くらいの違いしかないのか。

しかし、みなさん以外と、お金余ってるんですねぇ。

そのうち、ルネサスとか、潰れそうな企業に対する融資税金じゃなくて、キックスターターのように募集するようになるのかもね。

その方がいいのかもしれない。企業を救済するための基準というのが、とてもわかりやすくなるのかも知れない。

2012-06-27

自称ライター今一生( @conisshow )が正義漢ぶってニートバッシングするのはOKか!?

ビジネスジャーナル」「サイゾー」運営者に求められる、明確なライター選考基準とは?

 混迷の時代を生き抜く社会的弱者から文章を提供してもらって安い原稿料を払って利ざやで稼ぐ情報問屋である今一生が、昨今話題の「クラウドファンディング」をめぐる、ある人物に一方的に難癖つけて一儲けできないかと目をつけている。これは、ネットが生み出した新しい時代妖怪なのか、飲み屋酔っぱらいオヤジ個性的演説なのかーー。

 最近、「クラウドファンディング」というwebサービスが人気を博している。個人・団体がプロジェクト内容を公開し、それに共感したネット市民プロジェクトを実現する必要経費として、資金を提供する仕組みだ。

 クラウドファンディングは、不特定多数の人から資金を集める行為である。群衆(crowd)と資金調達(funding)を組み合わせた造語で、製品開発やイベントの開催、チャリティなどの用途で利用されることが多い。

 日本では、東日本大震災被災者支援のためにこのサービスが重宝され、多くの善意が集められてきた経緯がある。しかしそもそもクラウドファンディングは「少額のお金を多くの人から集める」というだけの仕組みで、社会公益のためにしか使えないものではない。

 資金を提供したい人は何らかの商品(リターン)を購入する形になるのが原則で、このサービスの草分けである米国Kickstarterでも、チャリティーなどのプロジェクトに充てる利用は禁じられている。

 そんな中、日本クラウドファンディングひとつCAMPFIRE」(運営:株式会社ハイパーインターネッツ)で、「ニートについての本を書いてるんですが制作費が欲しいです。」というプロジェクトがアップされた。起案者は「pha(ファ)」と名乗る33歳の男性。本人の書いたプロフィールには、こうある。

日本一ニートを目指す。無職ネットで遊びまくりインターネット好きな人が集まって住むという『ギークハウスプロジェクト提唱者。独学でプログラミングを学び『EasyBotter』『圧縮新聞』『ホッテントリメーカー』などのウェブサービスを多数開発。京都大学総合人間学部卒。できるだけ働かずに生きていきたいです」

制作費用として、約63万8000円の資金を集めたphaさんのプロジェクト

 そんなphaさんが求めていた目標額面は10万円。すでにこの額面をクリアしており、最終的に249人のパトロンを集め、支援金63万8614円を調達した(このうち20%はCAMPFIREの運営者が手数料として受け取る)。

 多くの人に支持されたphaさんのプロジェクト。だた、今一生という人物が上記の募集について重箱の角をつつくような質問メールをpha氏に送った。

 ふつうなら無視してもおかしくない、一方的に悪者扱いするようなアホっぽいメールにもブログで多数の読者に公開しつつ真摯に答えたphaさんに対する今一生の反応は、『phaさんはブログで僕の質問に対してネタ的に回答してるのだけど、そのはぐらかしに乗せられて彼に共感してる人は、自分が罪深いことに加担してることに気づいてない。phaさん自身、僕の質問意図を十分に理解してるとはいえないけど、やがてアップされるサイゾー記事の前パブとしてはアリ。』というものだった。

 

 その質問メールTwitterでの反応を見て唖然とするネット市民を尻目に、日本サブカルWebメディアサイゾー」(運営:株式会社サイゾー)で、「自称ニートネットで"生活費集め"はOKか!? (前編)」という記事がアップされた。

ライターは「今一生いまいちなま)」と名乗る47歳の男性。本人の書いたプロフィールには、こうある。

 「フリーライター編集者。著書に『社会起業家に学べ!』他多数。編著に『日本一醜い親への手紙』等。『オルタナ』『環境ビジネス』等で連載中。講演、マンガ原作、連載、作詞の依頼は大歓迎。取材されるための技術を教える広報コンサルも。福岡一般社団法人ストリートプロジェクト理事。」

 多くの人の罵倒を集めた今一生の記事。

 そんな今一生が慰めとしたのはFacebookだ。すでに自分の周りを同調してくれる人物で固めており、最終的にやっぱり実名じゃないと適当な事を書くからダメだなと、なんとか自尊心を維持した(しか今一生自身は実名ではなくペンネームFacebookを使っている)。

 ここで、今一生質問メールや記事の、内容の信憑性や妥当性について、主に2つの大きな疑問が生じる。

 ひとつは、phaさんが「ニート」と自称しているのはおかしいのではないかと問題視している点。

 約2年前の「日刊サイゾー」の取材で、phaさんは月収を聞かれ、こう答えている。

「だいたい10万円ちょっとくらいです。ブログアフィリエイトちょっとしたネットサービスを公開していたり、ネットで本を売ったり。それから時々原稿を書いたりしているのでパラパラと細かい収入があります

 phaさんは可能な限り人に雇われたくない自営業者であり、親のスネや生活保護に頼らず日々の生活費を得るためにアフィリエイトなどで多少の労働をしているという、限りなくニートに近い存在であることは明らかだ。

 働けない理由、働きたくない理由は人それぞれであるにもかかわらず、ニート原理定義に単純にあてはめて弱者を排除しようとする思考は、労働にまつわる諸問題を矮小化することにも繋がる。

 2つ目の疑問は、phaさんが求めたのは「制作費」なのかということを問題視している点だ。今一生は、集めた資金の使い道をこう記事にしている。

書籍を書き下ろす場合、資料代は税申告の際に経費として計上できるし、phaさんのような低所得者場合赤字申告で還付金が入り、資料代程度の額面は相殺される可能性が高い。』

 書籍を書き下ろす場合ふつう印税が受け取れるのは発売から何ヶ月も経った後。さら所得税の還付は翌年度以降となるため、phaさんのような低所得者場合はまとまったお金が得られる前に危険な状態になる可能性が高い。

 さら今一生は、『通常、書籍制作費といえば、遠方の取材に必要不可欠な交通費宿泊費などを意味する。在宅でニートの本を執筆する際には、まず関係がない。他のほとんどの経費は生活費だ。「家賃光熱費通信費」「ファミレスカフェ」「酒を飲んだり焼き鳥を食べたり」を「本の制作費」と言いきるには、語弊があるだろう。』と書いている。

 しかし、CAMPFIRE上のphaさんのプロジェクトは、1500円以上の支援に対しては完成した書籍を一冊送ることになっているため、「他のほとんどの経費は生活費だ」というような記述は、悪意の篭ったミスリードである

 phaさんのプロジェクトを正確に表現するなら、「ギリギリ収入で生活している自営業者ですが、本を書きたいので仕事のかわりの収入源が必要になりました。とりあえず1カ月分の生活費が欲しいです。支援してくれたら本が完成次第お送りします」になる。


 今一生クラウドファンディング正当性上から目線疑惑を投げかけられるような立場なのか?

 今一生は『「制作費」を無制限に拡大解釈するプロジェクト承認された今、食えないクリエイター制作費として生活費を求める案件を拒む理屈が立たない。』などと勝手な思い込みを書いている。

 このような記事の掲載が承認された今、食えないライター生活費のために適当に書いた飛ばし記事を拒む理屈が成り立たない。

 すると、ライターTwitter上で取材対象に対して暴言ともとれる発言をしていたり、マトモに検証もしないで記事を掲載することを承認した審査基準の正当性を説明する社会的責任が、サイゾーには生じるのではないか

 その責任放置すれば、「記事を書いてお金はほしいけど、結論ありきで適当質問メールを送って返答は悪意のある解釈をする」という反・良識的な記事のライターを矢面に立たせて面白がるだけだ。Webメディア業界が築き上げてきたサービス社会的価値を貶めているのは今一生その人なのだ


 では、株式会社サイゾーは、どんな基準でライターの記事を審査承認しているのか?

 このような、個人を事実無根の思い込みで貶める記事を複数の媒体で掲載しているサイゾーライター選考基準には大いに問題がある。

 そこで、サイゾーの運営元である株式会社サイゾー東京都渋谷区道玄坂)に、「どのような形で新規に投稿されてくる記事の裏付けを把握・確認していますか?」「今後、取材の見返りもないのに最初から結論ありきの一方的な質問メールを送りつけて、一般市民を追い詰めるような記事が投稿されてきても受け入れていく方針ですか?」など、複数の質問メールで送ってみるのもいいのではないだろうか......。

(文=今一増田

http://d.hatena.ne.jp/NOV1975/20120627/p1

http://d.hatena.ne.jp/kyoumoe/20120627/1340792476

http://b.hatena.ne.jp/entry/twitter.com/conisshow/status/215341845142704131

http://b.hatena.ne.jp/entry/twitter.com/conisshow/status/217818952804483072

2012-05-19

studygift改善

studygiftが話題だ。ただ、これはいくつもの欠点を抱えていると思う。

  • 一個人に焦点を当てすぎたので、その人の生い立ちや性格に話題が集中しすぎている
  • 表現力に難があり、理解が行き届いていない
  • 支援した人をサポーターとして扱うのだけど、一個人が何十人もの人をサポーターとして扱ってしまうと、負担が大きいのではないか、一生これにつき合わせると、人生をゆがめてしまう可能性もある

たぶんモデルKickstarterだろうけど、あちらは、あくまでモノ作り、サービス作りを挟んでいるので、説明もしやすいし、個人へ話題が集中しない。プロジェクトが終わったら終わりなので、その点では後腐れがない。これをもとに改善案を考えると、

  • 学費支援対象を10から20人にまとめ、これで個人への非難を避ける
  • 支援する期間を明確にして、支援する内容に区切りをつける
  • ビデオなどの表現力の高い媒体を使って、もっと支援内容を分かりやすくする

僕は奨学金を受けたことがないけど、あれは多分なんちゃら機構を通しているから、奨学金を受け取った対象への負担が少なくてすむ。ところが、これは対象を個人に絞り、直接支援するので、お金の話題以外も全部本人が負担することになる。結構きついと思う。

なので、家入氏は、さっさとこれを年10人程度を支援するプロジェクトに変換すること。そうでないと、十字架を背負う人を増やすだけだよ。

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