2012-05-19

studygift改善

studygiftが話題だ。ただ、これはいくつもの欠点を抱えていると思う。

  • 一個人に焦点を当てすぎたので、その人の生い立ちや性格に話題が集中しすぎている
  • 表現力に難があり、理解が行き届いていない
  • 支援した人をサポーターとして扱うのだけど、一個人が何十人もの人をサポーターとして扱ってしまうと、負担が大きいのではないか、一生これにつき合わせると、人生をゆがめてしまう可能性もある

たぶんモデルKickstarterだろうけど、あちらは、あくまでモノ作り、サービス作りを挟んでいるので、説明もしやすいし、個人へ話題が集中しない。プロジェクトが終わったら終わりなので、その点では後腐れがない。これをもとに改善案を考えると、

  • 学費支援対象を10から20人にまとめ、これで個人への非難を避ける
  • 支援する期間を明確にして、支援する内容に区切りをつける
  • ビデオなどの表現力の高い媒体を使って、もっと支援内容を分かりやすくする

僕は奨学金を受けたことがないけど、あれは多分なんちゃら機構を通しているから、奨学金を受け取った対象への負担が少なくてすむ。ところが、これは対象を個人に絞り、直接支援するので、お金の話題以外も全部本人が負担することになる。結構きついと思う。

なので、家入氏は、さっさとこれを年10人程度を支援するプロジェクトに変換すること。そうでないと、十字架を背負う人を増やすだけだよ。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん