はてなキーワード: スーパーの女とは
まーた『スーパーの女』みたいなことゆうて
昔からの疑問。
イオンやヨーカドー、しまむらみたいな大型スーパー、大型衣料品店では何故大抵の店舗が店のド真ん中、のような目立つ場所に女性下着コーナーを配置しているのか。
今までの経験上、大抵どこの店舗も、店の真ん中、通路沿い、レジの側などの目立つ場所に女性下着売場が配置されているのである。
他のお客さんから下着選んでるのが丸見えで昔から本っっっ当に嫌で嫌で仕方なかった。
中には度胸試しのようにわざわざ女性下着コーナーを通ってくる男子学生とか、下着選んでる女性客をジロジロ見てくるみのもんたみたいなジジイもいる。私が小さいときから見ず知らずの男性から下着を選ぶ姿を凝視されたことが何回もあった。見世物にされてるみたいですっごく不快だった。
特に同い年ぐらいの男子が物見遊山でブラジャーのコーナーにきたときは本当に最悪だった。思えば下着のデザインよりも常に周囲を気にしていた気がする。
思春期の娘さんを連れてる親子連れも多いだろうに、売場側はなぜこういったことが起こらないように対策をしないのか不思議でならなかった。
しかも多くの店舗が、通路を挟んだ真向かいに男性下着コーナーがあるケースが多いので、お互いに下着を選ぶ姿が丸わかりなのである。
そして女性下着コーナーは大抵が通路沿いにあるので、普通に店内をまっすぐ歩くだけでも視界に入ってしまう。
つまり大抵の店舗で、下着を選ぶ女性たちの姿が丸見えという配置になっている。
万引き防止なのか不審者対策なのかは分からないが、少なくとも買い手側としては非常に買いにくい。本当になぜこんな配置になっているのだろう…。
さすがに今は配慮されてるだろうと思っていたが、先日オープンしたばかりの近所のイオンでもこの配置だったから絶望した…。
レジ横に配置されていたので、レジ待ちのお客さんたちがずっと女性下着コーナーにいるのが本当にキツかった…。
しかも担当エリアなのかもしれないが、男性店員がずっと女性下着コーナーに常駐していて、下着を選んでる女性客に「いらっしゃいませ!」と元気に挨拶をしていた。
仕事熱心で真面目な店員さんなのかもしれないが、声をかけられた女性はそそくさと逃げるように去っていった。男性店員も居心地が悪いだろうし、本当になぜこんな配置にした。誰も得しない。つか買わせる気ないだろ。
言い方が悪くて申し訳ないが、多くの女性たちにとって女性下着コーナーに男性がいるというのは、女子トイレに男性がいるようなもので、とにかく嫌悪感がものすごいのだ。
よくカップルで、彼氏を女性下着売場に連れてくる女がいるが、あれもその場にいる女性たちからしてみれば迷惑きわまりない行為である。下着売場に男がいる、それだけで生理的に無理なのだ。
というかまともな男性であれば、いくら彼女に頼まれたとしてもよっぽどな理由がない限り、まず断る。なので女性たちは、その辺りの機微が読めない男、周りへの配慮が一切できない女と判断した上で、カップルたちに冷ややかな視線を浴びせる。
そこまで嫌なら通販で買え、と思われるかもしれないが、生地の厚さや質感、ブラのサイズ感などの細かい部分はやはり試着しないとどうしようもない部分なのである。ゴムとかワイヤーとか身体に合わないものを選ぶと本当に痛い。拷問受けた人みたいになる。
トリンプやワコールのような専門店もセールならともかく、やはり定価は手頃な価格とは到底言いがたい。
ので、やはりイオンのような手頃な価格の下着売場は助かるのだ。特に田舎民には。
せめて店舗の右隅は女性下着コーナー、左隅は男性下着コーナーにして距離をとるとか、もう少し買い手側の事情を考慮した場所に配置にしてもらえると本当にありがたい。
関係者の方々、お考えいただけないだろうか
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※誰もお前のことなんか見てねぇよ、自意識過剰すぎww、という単純な話ではなく、見ず知らずの他人からジロジロ見られたり、落ち着いて商品を選べなかったりと購買意欲を削がれるような行為やセクハラが実際頻繁に起こっているのに、なぜ店側は対策をしないのか、という話です。
伊丹十三監督のスーパーの女はコンサルの見本としても優れているんでしょうけど、
働く基本として見とくといいよと言う話。
大企業の新入社員であるあなたは入社していきなり下請けの業者さんを使ったり、
大先輩の工員さんに指示したり、それまでの価値観では許されないことが目の前に広がっているはずです。
ラッキーなことに大企業の総合職として職に就くことができただけで、
ただ単純にそれだけのことで、いきなりそう言う立場になる。
こんなの間違っている!といきどおる人もきっといるかも知れません。
が、人にはcalling(神さまから与えられた、いわば天職)があると割り切るしかない。
会社が利益を上げるために、最適な配置になっていると思いましょう。
あなたはその分、業者さんよりも工員さんよりも、大きなプレッシャーの中頑張らなければならないのです。
もちろん、敬意を持って接することを忘れずに。
しかし腐っても大企業。あなたは会社に蓄積されたノウハウを自分のものとして使うことができる。
いっぽう、スーパーの女こと宮本信子扮する井上花子は、主婦の立場としてスーパーに対してコンサルティングできる能力を元々持っています。
だから立場的にはすごく似ています。どちらもベテランからはド素人(に見える)。
そして、あなたの上司からの命令にせよ、花子自身の考えにせよ、自分で手を動かすことは不可能。
結局はいかに業者さんや工員さんに気持ちよく働いてもらうかということになります。
そのためにはどうするか?
花子はコンサル的な発想力が鮮やかなのですが、人心掌握術にも長けています。
上のように箇条書きにすると実に凡庸ですが、この人のためなら働くか・・という諦めの心を相手に持ってもらう。
その様が実に痛快に描かれていて、泥臭い労務管理の仕事もいいんじゃない?って思えるようになります。
特に取引業者さんや職人さんとの人間関係に悩む新入社員には「スーパーの女」を見てほしい。
確かにコンサルとか格好いいけど、最終的には人が動かないと仕事にならないですから。
人と心が通じ合って、成果が出せるというのは、働く人間にとって最高のことなのですから。
人は感情で動く。
あと蛇足になりますが、この映画で大事な存在は、津川雅彦扮する五郎専務です。
信頼できる経営者の下で自由に働けるというのは何にも代え難い財産です。
この人は一見パッとしませんが、従業員の見えないところでちゃんと正しいことを主張するし、
大企業は人材の宝庫です。たまたま、自分とは合わない上司に当たった人も数年経てばまた新しい上司に巡り会えるはず。
辞めるなんて言わずにちょっとだけ辛抱してみてください。
最近の洋ゲー和ゲー論争やその周辺をみていると、そんな気になる。
http://www.eiren.org/toukei/data.html
これをみてほしい。映画の興行収入データの推移。かつて、映画は娯楽の王様だった。スクリーンの数は今の何倍もあった。黒沢、小津、溝口と世界的な評価を受ける監督がひしめいていた。世界的にも映画大国だった。
ところが、テレビの普及もあってスクリーンが急減する。70年代くらいからは入場者数も減っていく。単価の上昇もあって収入は増えるが、結局80年代に入り収入も減り、90年代には完全に下火になる。
一方で洋邦比率もみてみると、50年代60年代はまさに邦画全盛期だったが、70年代に逆転し始めて、90年代には何とも洋画が70%近くになる。僕はこの頃高校から大学で過ごしていたが、周囲の雰囲気を見ても「邦画なんて見るものじゃない」だった。この頃の人に映画について聞いてみると、好きな映画はことごとく洋画でしょう。個別の推移を見ると、飛び抜けて収入を稼ぐ邦画があるものの、全体としては洋画が中心。
例えば、入場者数が最低を記録した96年前後の洋邦比率はを見ると、
というもの。
実際の中身をみてみると、
という感じ。
なんてものだった。まさに今のJRPG批判と一緒。
あと10年もすれば、日本におけるゲームなんて「わざわざ一万も二万もする、ゲームしかできない機械なんて買わない、スマートフォンで良い」「和ゲーはありきたりでつまんない」「洋ゲーの派手な演出の方がなんだかんだで金かかっているし、面白い」という評判になって、ゲームをやるとしたら「とりあえず任天堂」か「洋ゲーのローカライズ待ち」なんてことになるかもしれない。
だから、まさに映画の70年代から80年代に差し掛かっている今この時点で上を目指せないゲーム会社は、早晩ダメになるし、日本の市場のためにも良くない。今は、宮本茂が黒沢明、堀井雄二が小津安二郎でいてくれるけど、その後継者が日本、海外で成果をあげられなくなったら、衰退して、ジリ貧になるね。海外指向を非難するユーザーらも同罪。別につまらないゲームは無理にやらなくてもいいけど、非難するのは意味がない。
個人的な感覚では、iPhoneゲームが既にそうなっている。一部の大手が既存の資産を投入しているけど、やっぱりアメリカの会社で作ったゲームの方がよくできている。日本発もそれなりだけど、続けるだけのモチベーションのあるものが少ない。「日本ではiPhone市場が...」なんて言っている間にアメリカ発、場合によっては中国、韓国発のゲームがどんどん質を向上させている。収益方法も無料でスタートでその後利益をあげる仕組みも整っている。Facebookとか使って利用者を根付かせる方法も確立している。
これで仮にiPhoneがもっと普及して、市場として本腰入れたいと思った頃には、とっくに参入余地がなくなっているよ。まあ、既に日本でも100万台とは言われているけど。
なんで、ゲーム会社、クリエイター、そして利用者も今の日本のゲーム業界が置かれている時代をもうちょっと自覚するべき。まあ、もしかすると、もう遅いのかもしれないけどね。