はてなキーワード: 藤君とは
もうシロップのライブを何年も生で見ていない上に、開催されるか直前にならなければ分からないし、表立った活動もなく情報すら入ってこないしこんな世の中で最近のライブは声もヘロヘロ、ギターも練習不足なのか分からないけどミス連発(これに限っては今始まった事じゃないけど・・・)正直シロップへの情熱が薄れてた。あと、このライブで新曲10曲披露!って本人乗り気なんか?とか色々思ってしまっていたけど、何やかんや開催されるし状況的にも今行くしかない!って事で2年振り?ぐらいの東京へ遠征してきました。東京ガーデンシアター、行くちょい前まで場所も規模も調べてなくて(とりあえずチケットだけ取ってた)チケット発券時期になって4階席どうたらみたいなのをみかけて、そんなデカい建物でやるんか!とビビったり。まあ席はどこでもいいと思ってたけど端とか音悪そうだから嫌だな~と思いつつ発券したらアリーナBの丁度いい感じの場所だったのでちょっと期待値UPしたりなんかして、当日会場へ。
事前に個人情報登録の義務化があったけど当日やってる人とかそういうのがあるのすら知らない50代ぐらいの夫婦もいてビビる。事前に連絡きたやん・・・。
グッズも買う予定にしてたけど、私シロップなめてました。すごい行列だし、最終的にみんなが目当てにしてそうな物は売り切れ続出・・・。
私は行列を見た瞬間萎えて(笑)早速トイレに行き席へ行くことに。アリーナは簡易的に椅子を並べるシステム。完全に一席開けの状態でした。
中畑さんもMCで行ってたけど簡易的な椅子の割に座りごごち良くて座ってみるのも最適な感じ。開演前のアナウンスで、本編は新曲なので座って観るのを推奨、アンコールは立ってよろしみたいなのが流れてて皆それを守っていた(笑)お行儀の良いシロップファン。
開演時刻ちょい過ぎに開演。私の前の席の人が最後まで来なくてめちゃくちゃ視界良好だったので、特に中畑さんと五十嵐さんはめちゃくちゃよく見えた。
ここで新曲の感想とか曲の感じとか歌詞とか書きたい所なんだけど、私は極度に記憶力が悪く普段からセットリストも全然覚えられないのでマジで何も書ける情報がないです・・・。でも新曲はどれも良かった。個人的に4.6.10.11.12が好きな感じで、10は結構激しめの曲、他はダウナーと言うかしっとり系の曲。残りの曲は変わった曲編成とコード感のある曲が多かった印象。歌詞に関しては本当覚えてなくて・・・長靴を履いて水溜まりをどうのってのと裸で踊る~ってのと嬉しい事があっても話しかけないでね(これは何度も繰り返し歌ってたから記憶にある)しかない・・・。
歌と演奏に関しては、配信でもひどい有様だったし年々声でなくなってる感あったから期待してなかったけど、めちゃくちゃ声出てたし何よりマジで弾けてた。歌い方は新曲歌ってた時ヘロヘロな気もしてたけど、過去曲では歌詞もきちんと聞き取れたので単純に知らない曲だから何言ってんのか聞こえないだけだった模様。ギターに関しても(リズム隊に関してはいつも最高なので・・・)新曲は知らない曲だから下手でもわからんのかもと思ってたけど、アンコールマジでどの曲も弾けててどうしたどうした!?ってなってしまった(笑)過去のライブを遡っても3本に入るギターの上手さでは??と思うぐらいの感じでしたね、本当。あと途中で何曲かアコギの曲があって必ず椅子に座って弾いてたからそう言うスタイルかと思ってたら「何で座って弾いているかと言うとストラップを忘れたからです」ってまあまあなボリュームの声で言ってて笑った。普段外界との関わりがなさすぎて声のボリュームバクってるな・・・。しかし、新曲声すごく出てたけどめちゃくちゃ張り上げたり、新曲も高音の所があったりすごくハラハラしてしまった・・・。昔は五十嵐アンチみたいな感じだった私も(よくボロカス言ってた…)今や子供を見守る親の様な気持ちなので無理しないでくれ~!!って思ってた(笑)
この日の為に努力したりめちゃくちゃ頑張ってくれてるんだなと言うのはヒシヒシ伝わってきたけど。
本編途中、2回ぐらいMCがあったけど中畑さん曰く、息を整える時間が必要(五十嵐さんが)との事でした(笑)中畑さんは相変わらずぽやぽやの柔らかい空気感を纏った話し方で癒される。
五十嵐さんは相変わらずネガティブで何回もよくわかんないタイミングですみませんって謝ってた・・・。
中畑さん曰く、五十嵐さんから中畑さんに「スタジオに入ろう」って声をかけて3月頃からちょいちょい新曲を作ってたらしい。新曲はもっとブラッシュアップさせたりしたいけど中途半端な演奏も見せたくないせめぎ合いの中での披露でもどかしい気持ちもあったりと言うような事も言ってた。中畑さんが新曲の中で気に入ってもらえたのがあったら・・・って話してフロアから拍手が起きたら五十嵐さんが被せぎみに「いやいやいや!そういうのいいから!まだ(新曲)やるんだから!ハードル上がっちゃう!」ってちょっと嫌がってるのネガティブすぎる・・・って聞いてた。皆シロップのライブ楽しみにしてきてるからそんなの気にせずのびのびやってくれ~って思ったよね。
新曲は10曲って言ってたけど、やれっていわれるとやらないタイプなのであと2曲やりますとの事で12曲聴けた。嬉しい限り。
本編終了後、中畑さんが深々とお辞儀をしてそのまま中々顔をあげなかったのめちゃくちゃグッときた。こちらこそだよ~!!
アンコールはメンバーが出てきても誰も立たずにいたけど五十嵐さんの「アンコールやりまーす」って言葉が合図となり、みんなゾロゾロと立ち上がりはじめる。マキさんが髪の毛伸ばしててまあまあな長さじゃないですか、今。アンコールで結んできたんですよ!!無茶苦茶テンション上がりました。(途中ではずれてたけど)髪の毛しばってるマキさんマジでかっこよかったです!!
アンコールは希望からスタート。いつ聴いても名曲。しかも今日は弾けてるんですよ。ストラップなくて大変そうだったけど・・・(笑)
2曲目は予定調和感ある(笑)神のカルマで3曲目がソニック。ソニック、中畑さんがめちゃくちゃ走っててどんどん早くなって五十嵐さん大丈夫かハラハラした・・・。
ダブルアンコの時に曲前にMCがあって、話の脈絡なく「最近大樹ちゃんがイメチェンして・・・藤君になるらしいです」って話して中畑さんも「ははっ!」って笑ってたから何の事かと思ったら水色の風が始まって叫び出しそうになった。まさかここで水色の風もってくると思わんかった!!そして藤君の下りを把握。藤君のパートを中畑さんが歌ってました。中畑さん歌うまいね~。
ソドシラソ嬉しかったけどめちゃくちゃ走ってて、真空と天才は更に走ってて空中分解寸前でハラハラし過ぎてそっちに意識もってかれてた・・・(笑)五十嵐さんが「曲の作り方とか、大樹ちゃんと二人でスタジオ入って作ってた頃と変わらない、成長してないなって思うんですけど・・・最近はそれを一周回ってその頃の気持ちでやってるというか・・・」「また新しい曲とか作って皆さんに聴いてもらったり演奏したりしたいなって・・・(意訳)」って話してる時に拍手したかったけど誰もしてなくて「(Tシャツの)習字は成長したんですけどね!」みたいな誤魔化しに拍手わいててそこじゃなくない!?って思ったけど、盛り上がってたから良いのか・・・。中畑さんも「上手になった」ってほめてて「でもうまくなったちゃったなーって思う(笑)」みたいな事を二人が話してたらマキさんが「そこまで褒める程じゃないでしょ・・・」みたいにつっこんでて笑った。因みに没途は五十嵐さんが毎日生活してて、本当に外界との関わりがない生活を送ってるから自分の存在が本当に存在してるのか分からなくなる時があって、Twitterのbotもそうだけど人がやってないのに自動的に更新されたりする実態のなさにかかってるっぽい事を話してました。
ダブルアンコ終わって、客電も点いたから終わりかと思って帰る準備してたらいそいそとメンバーが出てきて焦って鞄落っことした(笑)
最後は落堕。やっぱり落堕は盛り上がるね。皆で「寝不足だって言ってんの!!」って歌える日が来るといいなと思った。
約2時間、久しぶりにみたシロップのライブ最高でした。楽しくて余韻の残るライブをシロップで見れたのが嬉しい。本当に嬉しい。
あと、中畑さんの「ロックンローーーーール!!!」がライブで最もテンション上がる瞬間かもしれない。
五十嵐さんはずっと不安そうで自信なさげな事をMCとかではなしてたけど、フロアからファンの気持ちが少しでも届いてたら良いなって思う。皆、待ってるよ。そして皆syrup16gが好きだからここに集まってるし、これなかった沢山の人がsyrup16gを好きだよ。
あとやっぱ今のシロップは本当にライブの空気感が暖かいなと。メンバー間で笑いあったりとか昔のシロップのライブでは考えられなかったなと思う。昔のピリついてたりダルそうだったりもシロップだなって思ってたけど、ずっとそれはメンバーもしんどいだろうしね。やっぱり私はsyrup16gと言うバンドが好きなんだなーと昨日実感した。ここまで来たら一生好きなんかもしれん(笑)新曲、どんな形でも良いのでリリース待ってます。
チャマの不倫のニュースを見て以来ずっと心がどこか落ち着かなくて、直視することも見ない振りをすることもできなかった。
多分向き合わないと一生このままBUMP OF CHICKENの音楽を聞ける時がこないんじゃないかと予感がしたから、ちゃんと言葉にして、文章にして整理したいと思った。
ニュースを聞いた当時思ったことは、チャマに妻子が居たんだという単純な驚きだった。彼の今までの言葉やTwitterでの発信などを見ていると、バイタリティに溢れ過ぎていてとても妻子が居るようには見えなかったからだ。不倫そのものについては、良くないことだけど夫婦と相手との問題だから俺が何かを思うことじゃないと、あらゆる不倫報道に対して思うことと同じことを思った。
でも、釈然とはしなくて一夜明けてから今までずっと、チャマに対する怒りや、今まで自分が聞いて感じてきた感情への喪失感のようなものを感じるようになった。それらの感情が言語化されることなく今日までを過ごした。
不倫という行為の是非について、そりゃ不倫は褒められた行為ではないし、個人的に不倫をするような人間が大嫌いだけど、夫婦関係は他人から憶測もつかない極個人的な問題なので(自分も結婚して本当に強くそう思った)、チャマの妻が問題にしてなければ他人が何か言うことではないと思う。婚外恋愛を認める夫婦の形もあるし、今回の報道で不倫自体に対して家族間で問題になっているかということは分からない。
でもチャマが行った行為に対して考えると、とても批判的な気持ちになる。3年前のことであるし、事実がどうだったのかは分からないけど、少なくとも他人を自分の欲求の解消の為の道具として利用していたんだろうということは記事から伝わってくるし、相手に恨まれるぐらいの傷付け方をして破局したのだろうと思う。他人に対してそこまで不誠実な人間だったんだということに対する失望と悲しみと嫌悪が湧き上がる。
バンドの活動に関係がないし、妻のことを考えて公表しなかったであろう結婚の事実をうまく利用して不倫をする行為もバンドやリスナー、家族への裏切りだと思うし、醜悪な行為だとも思う。
そして単純に人として、とてもカッコ悪い行いだと感じる。
僕は、チャマは演奏する側としても、1人のリスナーとしても、バンプの一番のファンだと思っていた。
藤君の作る曲に感動して涙がでたと言っていたし、曲のことを第一に考えてバンド活動をしてきたと言っていた。
不完全な自分をそれでも認めてあげる曲、沢山の間違いやままならさがあってそれでも貴方といる今があるから間違いじゃないことを感じられる曲、君が迷った時にそばにいる事を全力で伝えようとしてくれる曲、4人で進んできたことを噛み締めてこれからを誓い曲、そんな想いの込められた曲をチャマもメンバーとしても1人のリスナーとしても受け止めてもいたと思っていた。
それなのに関わってきた人をこんな形で蔑ろにできてしまうことを信じたくなくて悲しかったし辛かった。
チャマも人間だから思慮が足りなくて人を傷つけてしまうこともあると思うし、多くの人に見られる仕事だから、僕には想像もつかないようなストレスや辛さを抱えていることもあるのかもしれない。メンバーに清廉潔白さを求めているつもりもない。でも、それでもこういう形で人を傷つける行為する人間である言い訳にはならないはずだ。
BUMP OF CHICKENに対して、藤くんが曲を作ってるんだから他のメンバーの人格やプライベートは関係ないじゃんと思う人もいるだろう。でも僕にとってのBUMP OF CHICKENは4人揃ってBUMP OF CHICKENだし、藤くんの作曲や作詞は大切なメンバーがいたからこそ成り立ってこういう形で生まれてきていたと感じているので、僕には関係ないなんて思えない。
そんなバンドなのにチャマの活動休止という形で今後の活動を行なっていくことになったその事実がどんな大きなことなのかちゃんとチャマに考えて欲しい。
今日、ポンツカを聞いて、聞くのが辛くて、涙が止まらなかった。藤君や、ヒロや、ヒデちゃんに申し訳ございませんでしたって言わせるようなことをして、お前は何やってんだよほんとに。ビジネスパートナーとして、バンドメンバーとして、なによりも幼少期からの親友としての彼らの信頼を裏切って情けなくて、悲しくて、やるせない気持ちにさせてることを忘れないでほしい。
今まで積み上げてきた全てに対する裏切りになることに気付かなかったのかよって言いたい。
本当にみんな優しいから、逃げずに話し合いに出てきたチャマを気にかける発言まであって、そんな優しい彼らを裏切ったと思うと余計許せないよ。
多分小学生の頃から20年ぐらいBUMP OF CHICKENを聞いてきて、どんなにほかの音楽を知って、大人になってもBUMP OF CHICKENの音楽は特別で、もう血肉になってしまっている。嫌いになることなんてできないし、今まで自分が感じてきたことや助けられてきたことを恥じたり嘘にしたりしたくない。チャマのことを嫌いになりたくないし、今までみたいにポンツカを聞いて笑ったり、BUMP OF CHICKENのどこが凄いか妻や友達と話し合ったりできるバンドに戻ってほしい。かっこ悪いメンバーのいるバンド、好きと言うことに引け目を感じさせるようなバンドでいて欲しくない。
だからどんなふうにすれば元に戻れるかなんて分からないし、元に戻らないのかもしれないけど、もう一度チャマのことを信じさせてくれる未来が来ることを願っている。
他人を大切にすることはすぐに身につくことじゃなくて、相手も人生があって主体的に生きている人間だということに繰り返し何度も少しずつ自分で気付くしかないことだと思うからとても難しいと思うけれど。
こんなふうに言葉にしても、気持ちを書き表せてるようには思えないし、結局整理もつかないからこれから曲を聞くことができるかもわからない。
でも、本当に大事なバンドだから、諦めたくもないし有耶無耶にしたりもしたくないから、どんなかたちであれ4人揃って決断を下す日が来るまでずっと忘れずに待ってる。