2020-09-28

バンプについて

チャマ不倫ニュースを見て以来ずっと心がどこか落ち着かなくて、直視することも見ない振りをすることもできなかった。

多分向き合わないと一生このままBUMP OF CHICKEN音楽を聞ける時がこないんじゃないかと予感がしたから、ちゃん言葉にして、文章にして整理したいと思った。

そんな思いでこの文章を書いてます

ニュースを聞いた当時思ったことは、チャマに妻子が居たんだという単純な驚きだった。彼の今までの言葉Twitterでの発信などを見ていると、バイタリティに溢れ過ぎていてとても妻子が居るようには見えなかったからだ。不倫のものについては、良くないことだけど夫婦相手との問題から俺が何かを思うことじゃないと、あらゆる不倫報道に対して思うことと同じことを思った。

でも、釈然とはしなくて一夜明けてから今までずっと、チャマに対する怒りや、今まで自分が聞いて感じてきた感情への喪失感のようなものを感じるようになった。それらの感情言語化されることな今日までを過ごした。

不倫という行為の是非について、そりゃ不倫は褒められた行為ではないし、個人的不倫をするような人間が大嫌いだけど、夫婦関係他人から憶測もつかない極個人的問題なので(自分結婚して本当に強くそう思った)、チャマの妻が問題にしてなければ他人が何か言うことではないと思う。婚外恋愛を認める夫婦の形もあるし、今回の報道不倫自体に対して家族間で問題になっているかということは分からない。

でもチャマが行った行為に対して考えると、とても批判的な気持ちになる。3年前のことであるし、事実がどうだったのかは分からないけど、少なくとも他人自分欲求の解消の為の道具として利用していたんだろうということは記事から伝わってくるし、相手に恨まれるぐらいの傷付け方をして破局したのだろうと思う。他人に対してそこまで不誠実な人間だったんだということに対する失望と悲しみと嫌悪が湧き上がる。

バンド活動関係がないし、妻のことを考えて公表しなかったであろう結婚事実をうまく利用して不倫をする行為バンドリスナー家族への裏切りだと思うし、醜悪行為だとも思う。

そして単純に人として、とてもカッコ悪い行いだと感じる。

僕は、チャマ演奏する側としても、1人のリスナーとしても、バンプの一番のファンだと思っていた。

藤君の作る曲に感動して涙がでたと言っていたし、曲のことを第一に考えてバンド活動をしてきたと言っていた。

不完全な自分をそれでも認めてあげる曲、沢山の間違いやままならさがあってそれでも貴方といる今があるから間違いじゃないことを感じられる曲、君が迷った時にそばにいる事を全力で伝えようとしてくれる曲、4人で進んできたことを噛み締めてこれからを誓い曲、そんな想いの込められた曲をチャマメンバーとしても1人のリスナーとしても受け止めてもいたと思っていた。

それなのに関わってきた人をこんな形で蔑ろにできてしまうことを信じたくなくて悲しかったし辛かった。

チャマ人間から思慮が足りなくて人を傷つけてしまうこともあると思うし、多くの人に見られる仕事から、僕には想像もつかないようなストレスや辛さを抱えていることもあるのかもしれない。メンバー清廉潔白さを求めているつもりもない。でも、それでもこういう形で人を傷つける行為する人間である言い訳にはならないはずだ。

BUMP OF CHICKENに対して、藤くんが曲を作ってるんだから他のメンバー人格プライベート関係ないじゃんと思う人もいるだろう。でも僕にとってのBUMP OF CHICKENは4人揃ってBUMP OF CHICKENだし、藤くん作曲作詞は大切なメンバーがいたからこそ成り立ってこういう形で生まれてきていたと感じているので、僕には関係ないなんて思えない。

そんなバンドなのにチャマ活動休止という形で今後の活動を行なっていくことになったその事実がどんな大きなことなのかちゃんチャマに考えて欲しい。

今日ポンツカを聞いて、聞くのが辛くて、涙が止まらなかった。藤君や、ヒロや、ヒデちゃん申し訳ございませんでしたって言わせるようなことをして、お前は何やってんだよほんとに。ビジネスパートナーとして、バンドメンバーとして、なによりも幼少期から親友としての彼らの信頼を裏切って情けなくて、悲しくて、やるせない気持ちにさせてることを忘れないでほしい。

今まで積み上げてきた全てに対する裏切りになることに気付かなかったのかよって言いたい。

本当にみんな優しいから、逃げずに話し合いに出てきたチャマを気にかける発言まであって、そんな優しい彼らを裏切ったと思うと余計許せないよ。

多分小学生の頃から20年ぐらいBUMP OF CHICKENを聞いてきて、どんなにほかの音楽を知って、大人になってもBUMP OF CHICKEN音楽特別で、もう血肉になってしまっている。嫌いになることなんてできないし、今まで自分が感じてきたことや助けられてきたことを恥じたり嘘にしたりしたくない。チャマのことを嫌いになりたくないし、今までみたいにポンツカを聞いて笑ったり、BUMP OF CHICKENのどこが凄いか妻や友達と話し合ったりできるバンドに戻ってほしい。かっこ悪いメンバーのいるバンド、好きと言うことに引け目を感じさせるようなバンドでいて欲しくない。

からどんなふうにすれば元に戻れるかなんて分からないし、元に戻らないのかもしれないけど、もう一度チャマのことを信じさせてくれる未来が来ることを願っている。

他人を大切にすることはすぐに身につくことじゃなくて、相手人生があって主体的に生きている人間だということに繰り返し何度も少しずつ自分で気付くしかないことだと思うからとても難しいと思うけれど。

こんなふうに言葉にしても、気持ちを書き表せてるようには思えないし、結局整理もつかないからこれから曲を聞くことができるかもわからない。

でも、本当に大事バンドから、諦めたくもないし有耶無耶にしたりもしたくないから、どんなかたちであれ4人揃って決断を下す日が来るまでずっと忘れずに待ってる。

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