地方の小さなスクリーンで、八王子ゾンビーズのライブビューイングを見た。
ストーリーのこと、時事ネタのこと、女性へのいじり方のことなどは指摘している方が多数いるので割愛して、推し活という観点だけで気持ちを書き留めたいと思う。
推しが殺されていた。ゾンビの役だとかそういう話ではない。俳優として殺されていた。
推しの配役は双子の兄弟というものだった。背格好は似ても似つかず、顔もパーツひとつ取っても似ているとは思えない。他作品の絡みのいうこともあって、そういう"狙い"が見え透いている役どころだなあ、と発表のときにぼんやり感じたし別にそれはよくあることだから何とも思わなかったが、少しの危惧が頭の片隅に芽生えた。そしてその危惧は悲しくも現実になってしまった。
双子というものを演劇で扱うときにはしばしば見られると思うが、同じ台詞を同時に喋るというものがある。
それ自体は別に悪ではないと思う。とんでもないステレオタイプだとは思うが、分かりやすい表現方法なんだろう。
推しに与えられた台詞は、自分の名前または兄弟役の名前を呼ぶというたった三文字の単語以外、全て双子で言葉を揃えるというものだった。同時に元気に高らかに。言葉を読み上げるだけ。そこには抑揚も表現も何もない。ただ合わせて声を張り上げるだけ。そこに彼らが俳優として役に命を吹き込む余地はない。
もしその双子の兄弟の役どころに奥行きがあり、物語があるのならそれでもまだ余地はあったのだろう。けれど、八王子ゾンビーズというチームのその他大勢だ。
万引きを繰り返してきた双子の兄弟、という設定はあった。いや、設定しかなかった。それはその他多くのゾンビたちにも当てはまるだろうが、ひとりひとりのバックボーンはない。それをやっていると、あのぐだぐだしたストーリーを完結にしたところで2時間では済まないし、難しいのはわかる。仕方がないし不要なのだらうとは思う。けれど、それならそれでせめて、双子ではない兄弟ではだめだったのだろうか。主要キャスト以外の各人に与えられた数少ない台詞。その短いセンテンスで、彼らに俳優として演技をさせてやってほしかった。でも私の推しは、一定のテンポで声を揃えることに集中するだけの作業しかさせてもらえていなかった。
数公演続いた2.5次元作品がひと段落ついてから、初めての演技の仕事だったのに。演技のひとつもさせてもらえないのか。ただ、わちゃわちゃして、ダンスやって。それだけだった。
推しが舞台上でにこにこして、ぴょんぴょん飛んで、踊っている姿が可愛くなかったかと聞かれたら、めちゃくちゃ可愛かったですと答える。推しの笑顔はいつだって可愛い。
ただ、私は推しが舞台上でかっこいいかわいいだけで満足というタイプではなくて、それが自分でわかっているから、今回の作品はチケットを取らなかった。昨年にもあった、イケメン俳優がたくさん死んでる某作品のことがあったから。
演技の仕事が発表されたら、初めての作品はどんなに忙しくても懐具合が厳しくても必ず行こう。2.5次元の作品に出演している真っ只中、半年前くらいからそう決めていた。
けれどどうしても駄目な気がする、肌には合わない作品ではないか、という予感が大きすぎて、遠方から駆けつけることをどうしてもどうしても躊躇ってしまった。絶対に行くって決めていたから。
でもこの判断は正解だったかもしれない。本当は、生で見たかったし推しにお金を落としたかったけれど、推しが俳優として殺されているところを1万払って2時間も見せられたら、今頃宿泊先のホテルで泣いていた。演技させてあげてほしかった。ダンスの上手さで売っている子だったのなら、それでも多少は満足感を得られたかもしれないけれど。
推し以外も多分、そんな感じだったのではないかなと思う。正直、中心にいることが多かった3名ほどのゾンビ以外は、その他大勢という感じだった。チームを作るために頭数が必要だったからイケメン揃えました、という感じ。去年の大量死亡作品よりも、個々のキャラクターに奥行きがなかったのではないだろうか。
私は推しが俳優をさせて貰えなかったことが悲しすぎて気が回らなかったけれど、他の俳優さんを推している人がどう感じたのか聞いてみたい。全然フラットな意見じゃなくて構わないから。
恋は雨上がりのよーに(リアル版)
40歳はそんなこと言わない
私・日本人26歳。彼・外国人41歳。付き合って1年。来月から同棲。私の両親には紹介済み。
お互い10年は一緒にいるイメージはつくけど、20年となると分からないのが本音。
私の要望
・(彼とこのまま一緒にいるなら)子どもは来年当たりにほしい(だって彼がはたらける保障がない)
彼の要望
彼がどこに不安を感じているのか、それを探るのがまず第一ステップな気がするけど、
そんな彼を鼓舞できるほど私は彼を背負うことができるのか、その自信が正直今はないんだよな・・・。
恋愛しているときは歳の差なんて気にしたことなかったけど、将来を考えるとこんなにもリアルにのしかかってくることなのか・・・。
詩織「新たな愛を見つけるラブ発見型新感覚ラブリーラジオです」
愛海「これあの、結論はよくわからなかった、というお話なんですが、お話してもいいですか?」
詩織「まあ…… 聞くだけなら……」
愛海「この間、昼間にぶらぶらしてたら声をかけらたんです。
「アイドルの棟方愛海ちゃんですよね! 私ファンなんです!」って」
詩織「あなたねえ…… マスクつけたり帽子かぶったりメガネかけたりしなさいよ……」
愛海「一応お団子は解いてたし、帽子もかぶってたんですよ。それでも見つけられてしまいまして」
愛海「それがですね…… すんごい美人のお姉さんなんですよ。年頃は20代半ばぐらいですかね」
愛海「その説はしりませんけど、とにかくその人はまずその服装からして、なんかこう爽やかで綺麗な感じで」
愛海「肩があいてて露出度が多めで可愛い格好だったんです! しかもその肩の穴からこうチラチラっと何かが見え隠れするようなしないような」
愛海「うちの事務所で例えると楓さんとレナさんを足して割ったような」
詩織「それで何があったのよ…… ただ声かけられただけなの……?」
愛海「それがですね…… そのお姉さんがツーショットの写真を撮らせてほしいって言うんですね」
詩織「いいじゃないの…… SNS禁止ですよーとだけ言って撮ってあげなさいよ」
愛海「もちろん承諾しましたよ。ただ、その、誰かに撮ってもらうと騒ぎになっちゃうんで、お姉さんがあたしをこう抱えて、自撮りをすることになったんですね」
詩織「……あー」
愛海「もうお姉さんのお山があたしの背中に押しつぶされんばかりに当たってるんですよ」
詩織「いや、そんなのおかしいでしょ…… あなたそういうことがしたすぎて夢でもみてたんじゃないの? 暑いし……」
愛海「本当なんですって! ただ、さすがのあたしも嬉しいより先に怪しく思う気持ちが先立ってしまいまして」
詩織「そりゃそうよ」
詩織「ありそう」
愛海「そうでしょ! もうねそう思った瞬間、テレビであたしがだらしない顔でお山をうひひしている絵に、クラリスさんが「愛海ちゃんはお山を満喫しているようです」というナレーションをあててるのが、完全に想像できるじゃないですか!」
詩織「クラリスさんがナレーションはちょっとよくわからないけど、でもそういうテレビとかあるわよね……」
愛海「ただですね…… どこを見渡してもカメラとかないですよ」
愛海「その間も、お姉さんはずーーーっと、あたしにすごいスキンシップをとってくるんです」
愛海「もう本当にあたしもくらくらーってしてきたんですけど…… あっここから少し怖い話なんですけどね」
詩織「怖くなるの……?」
愛海「はい…… それが、そのお姉さん二の腕の内側にタトゥーが入ってるんですよ。しかもかなり細かいなんだかガチっぽいのが……」
詩織「あー、これは……」
愛海「その差別するわけじゃないですけど、あんまりドッキリのテレビでタトゥー入った人を仕掛け人にしないじゃないですか」
詩織「そうね…… そういうドッキリならともかく、そうじゃないのそうだと話がブレそうだもの」
愛海「それで、あっこれ週刊誌があたしのスクープを狙うために仕掛けたハニートラップだ! と思ったんです」
詩織「よくない…… これはよくない……」
愛海「そうでしょ! そう思うと、あたし怖くなってきて…… お姉さんにそろそろ次の予定があるからごめんなさい、と伝えて去ろうとしたら」
詩織「ら……?」
愛海「お姉さんが手帳にさらさらーって何かを書いて、一枚破ってあたしにくれたんです……」
愛海「多分LINEのIDなんでしょうね…… よかったら連絡ください! なんて言われちゃいまして……」
詩織「あなたね…… 特定のファンとプライベートで会うのが一番ダメなのよ」
愛海「いやそうじゃなくて! そもそもこれは、ドッキリテレビだったんですか? ハニートラップなんですか? それともあたしにガチ恋してるファンだったんですか? そこがもうはっきりしなさすぎるせいで、会うにも会えないんですよ!」
「病気じゃないかと思う」って結論出てんじゃん。発達障害だよ。病気だよ。
ほっといても好転することはない。専門家に診断してもらって、周囲も協力しないと
誰の得にもならない時間が過ぎるだけだ。
そこまで行くとカウンセリングでも受けたほうがいいよ
全て夢だった
このページのデータだと分からないけど、「好きな俳優」ができる場合ある程度本数を見てるのではないかと思うので男女で見る本数が違う(女性の方が多い)んじゃないかな。
いやそれ因果関係がまるで逆だと思うよ
まずテレビやなんかで俳優を先に好きになって、その俳優目当てに映画を見に行くようになるから見る映画を決める動機が「俳優」になる
つまり、誰か俳優を好きになる前はもともと映画をあまり見なかった層
「映画が好き」から始まって、見ていくうちに好きな俳優ができてくるなら、その俳優が出てない映画だって見に行くだろうし(映画自体が好きなんだから当たり前)
「俳優が好き」が圧倒的1位になったりはしない
はっきり言ってくれてありがとう