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2017-12-16

テキスト入力機としてのiPod Touch

この文章iPod Touch(6th gen)で書き、ノートPCで調整をしてから投稿している。


2年ほど前にテキスト入力専用機としてiPad mini + Magic Keyboardをお勧めする理由 という文章を書いたが、最近文章の草稿作成の大半をiPod Touchでこなすようになっている。

現状、外付けキーボードは使わずフリック入力のみで書いている。


iPad mini 4Magic Keyboard という組み合わせはとにかく軽快で、とても気に入っていた。

だが結局、草稿執筆の1/3くらいを進めた時点で、Windows 10ノートPCMi Pad 2 Windows版という組み合わせに切り替えて、300頁強の書籍1冊分の原稿を仕上げた。


iOSテキスト入力をするさいの最大の問題は、デフォルトで全角スペースが打てないことだった。

草稿を仕上げる段階で、word等の置換機能を使って全角スペースにすればよかったのかもしれないが、置換漏れ等が発生して校正時に余計な手間がかかるのが心配で、windows に切り替えてしまった。


現在iPod TouchiA Writerというテキストエディタの組み合わせで、大半の文章を書いている。

iA Writerなら、とくに追加設定も必要なく全角スペースが打てるようになっているからだ。

また、フリック入力で手間取ることの多い「」や()といった記号入力が、キーボードカスタマイズにより2タップでできるようになっている(前のバージョンだと1タップでできたので、最近バージョンアップによるUI改変は改悪だと思っている)。


この組み合わせにたどり着くにあたり、One NoteやEver Noteといったノートアプリも試したが、動作が重く、テキストデータの事後的な加工と流用にどうしても一手間いるのが面倒で、結局、なんの変哲もないテキストファイルiA writerからiCloud driveにひたすら保存するという方式に落ち着いている。

MacでもWindowsでも、PC上でiCloud driveが動くようになっていれば、保存してあるテキストファイルをただ開くだけで編集ができるので、楽だ。

iA Writerで書き終わった文章をそのままMailアプリエクスポートして、自分アドレス宛に送って使うこともある。


iPod Touchはなにかと制約の多いデバイスだと思う。

同じiOSデバイスでも、最近iPhoneiPadに比べると、できないことが多い。

だが、どこでも、立ったままでも、布団に寝転がったままでも文章を書き続けることのできる圧倒的な自由さが好きだ。

スマートフォンでも、もちろん同じことができるが、自分はやらない。

書いている間に、メールLINEの受信通知が頻繁に入りすぎて、気が散るからだ。

iPod Touch自分にとっての読み書き専用の環境になるよう調整してある。デフォルトのMailアプリにはテキストデータ送信専用のアカウントだけを登録し、メッセンジャー関連のアプリでも連絡が入らないようになっている。


iPod Touchバッテリーの容量が小さいので、3-4時間文章を書き続けると、容量が20%以下になる。

だが、小さいモバイルバッテリーをバックパックに放り込んでおけば、外出先でも繰り返し100%充電にできるので、バッテリーの容量で困ったことは一度もない。

じつに、消費電力が少ないことは正義だと思う。


自分ガラケーボタンをカチカチやってメールを打っていた世代人間なのだけど、フリック入力だけで長い文章が書けるように練習した。

本を書いている時に気づいたのだが、考えながら文章を書く場合、物理キーボードを使って書く場合の一日あたりの執筆文字数と、windowsタブレットソフトウェアキーボードで書いた場合文字数は、ほとんど変わらない。これは繰り返し確認した。

いまはiOSフリック入力予測変換を使って書いており、windowsタブレットのquertyソフトウェアキーボードで書くよりも速く書けるようになっている。

ただ、本を見ながら文章を書き写す作業をする場合は、物理キーボードを使った方が圧倒的に速い。


ポメラも使っていたが、自分場合、静かで、小さく、軽く、美しく、持続的で、書いたテキストの流用が簡単環境を探したら、現状、iPod Touchに落ち着いた感じだ。

また別の環境を見つけて移ることもあるかもしれないし、近い将来iPod Touch製品ラインとして廃止になってしまったら、文章執筆専用のiPhone環境を作るかもしれない。


ごく少数の人にしかこういう執筆環境意味をなさないかもしれないが、iPod Touchで書き続けることの楽しさみたいなものを書き残しておこうと思って、誰に向けてかもはっきりせずに、こういうものを書いた。

関連エントリ: iPod Touchという傑作デバイス

 
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