はてなキーワード: ローマ帝国とは
子どものころから疑問に思っていた。どうしてローマ人の名前にはアヌスがつくのだろう、と。
大人になってから、ラテン語の男性名詞の語尾は-usで終わるので、必然的に男性の名前がなんとかアヌスになりやすいと知ったのだけれど、それでも疑問に思った。ローマ帝国の子供たちは、人の名前にアヌスがついているのを見て「肛門だ! 肛門だ!」とゲラゲラ笑ったりしなかったのだろうか。子供が下ネタを好むのは世界的な現象であり、ローマ帝国がその例外であったとはとても考えられない。男子小学生だったころなら、「運賃」「チンパンジー」という言葉だけで小一時間笑うことができたのだから。
そこで調べてみると意外な事実に突き当たった。ラテン語で肛門は「アヌス」ではない。「アーヌス」なのだ。ラテン語では短母音と長母音を明確に区別する。「アヌス」では単に年齢を重ねた女性を指すに過ぎないのである。
さらに、もう一つ驚いたことがある。「アーヌス」はもともと「輪」という意味しかない。「肛門」の意味は派生的らしい。意外だったが、確かに納得できる。人体の細かい解剖学的な部位を、たった四文字の名詞で表すほうが意外だ。「尻」と「穴」をあらわす単語を組み合わせれば事が済むのだから。日本語でも「尻の穴」、方言も含めれば「ケツメド」と呼ぶし、英語でも「asshole」だ。実は、肛門を名詞の組み合わせではなく、一つの単語で表していたのは、ローマ帝国の解剖学の水準が高かったからではないかと思っていた。つまり、高度な文明ほど語彙が豊かで、肛門を複合語ではなく単語で表すのではないか、という仮説を立てていたのだが、それはどうも違うらしい。
そういうわけで、ローマ皇帝ヌメリアヌスの肛門は「アーヌス」ということになる。それでも、ローマの子供たちは笑っていたかもしれない。なんたって「賃金」という言葉で笑える年頃なのだもの。
中国は今回の新型肺炎コロナウィルス騒動によって世界的な信用を失った。武漢における病毒研究所が生物兵器研究を行っている可能性も指摘されていて、そこにおけるウィルス管理体制のずさんさを数年前に指摘されていたとワシントンタイムズが報じていた。生物兵器説を排除できない。
発端は1月の早い段階からあったようだ。ウィルスの蔓延をSNSなどに流した人がいたらしい。中国政府がそういった人々を逮捕したことを秋田の新聞が報じていた。
共産党一党独裁体制の弊害である。情報の流通が滞る。情報が効率的効果的に伝わらない。隠蔽体質がある。共産党の少数の人々の利益を第一に考える体制であるようである。信用できない。
その程度の統治体制なのだ。これだけを見ても中国は世界的な信用を得られないことが明らかになった。
中国は覇権国にはどうやらなれそうにない。アメリカに対抗し得る存在にはなり得ない。そのことが今回、明らかになった。
中国は黄河文明を背景に持ち、重厚な歴史を持つ。偉大な国家となり得るように思えるのだが、文明にも寿命があるということなのだろうか。そういえばローマ帝国の末裔のイタリアもぱっとしないし、ギリシャ文明のギリシャもそうだ。
でも、これを調べていたときに知ったんだけど、
ローマ人的には西ローマ皇帝の廃位(一般に西ローマ帝国消滅とされる西暦476年)は大した問題じゃなくて、
それ以降もローマ元老院さえ続いていたらローマ帝国だと思ってたらしいよ。
西暦600年に「元老院どうなったんだよ」って言ったのも、むしろ元老院が存続していたことの表れ。
完全に元老院がなくなったのは7世紀だって(まあ東のほうは続いてるんだけど)。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%83%E8%80%81%E9%99%A2_(%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%9E)