はてなキーワード: 少子化対策とは
(※個人的な感想のため殴り書きに近いことをご了承していただけると幸いです)
日本の少子化対策に対して思うことはたくさんあるが、政府がやれることは十分に出来ている。問題は、民間がやる気があるかないかで解決につながるのではないかと私は見ている。
理由1.なんでも政治任せになっているため、他の人々に責任をなすりつけているのではないか。
これはあくまでも言論界隈や自称フェミニストに多く見られるのだが、やれ少子化対策をしろ給付金を増やせなどお上に対する要望が多い。真剣に考えてはいるのだろうが、市場経済の考えに倣えば、民間が需要を喚起しなければたとえ政府が何しようが効果は空振りに終わる。少ない需要に対して支援をしても費用対効果が悪ければ効果が出ないことは明白だ。
理由2.本来産むか産まないかのイエスorノーの問題なのに、環境のせいにする人が多いこと
企業が育休を取らせない、頼れる相手がいない等の環境的な問題が子どもを持つことを躊躇することもある。しかし、現代人はテクノロジーやインフラが充実した現代社会に甘んじて、人とのつながりが希薄になりつつある。私の親世代は子どもができたら周りに子供を預けるとなど自助努力はしてきた。もちろん、体調が必ずしもよくない人が子供をたくさん持たない理由につながることは重々承知はしているし、実際に無理なら仕方がない。
我が国は2010年以降人口が右肩下がりになり、今では全国の3割以上が高齢者になっている。出生率は100万人を下回り、人口が一時的に右肩上がりになったのは今の40代以降一度もない。こうした状況が続くと、経済の損失は計り知れない程に大きい。
内需の減少
将来の働き手が減少することにより経済成長が下がること。
最後に
少子化問題は我が国を揺るがす一大事であり、この状況を放置したら先代が築き上げた財産が全てなくなってしまいます。不妊治療の負担軽減など政府も最善は尽くしているが、肝心の需要(民間)が少なくなるのであれば、政府の仕事が無になることは必然ではないでしょうか。
人口を増やすには産むことが何よりも最善の策であり、悠長なことを言っていられる状況ではないと感じている。
なにより、人口が減少することで産む側の立場にある女性陣の立場が追い込まれる。手遅れになれば社会が女性や民間の人々に対して私権を制限せざるを得ない状況になる可能性だけは避けるべき。
勿論現状はそうなっているし、これからもそうあるべきだと思っている。
産みたい人だけが産み育てればいいし、その結果社会自体が立ち行かなくなったり滅びるとしても、それは仕方のないことだろう。
少子化対策は存分にやればよい。その上で出生数が上向けば、社会にとっては万々歳だし、大した効果がなくてもそこはそれ。人間の自由と尊厳を尊重した結果滅びても悔やむ必要は何もない。
管理された家畜としての生ではなく、自由な人間としての死を選ぶ。多分みんなそう思ってるから、先進諸国は軒並少子化なんだろう。
人間の『自由』は、こと気候変動対策を始めとした環境問題に対しては適用されないらしい。猫も杓子も環境配慮にSDGs。いやそれ自体は別に良い。何たって人間は自由だからね。生きたいと思うのもまた人間らしさなんだろう。
問題は環境問題への対応が、半ば強制力を伴って実行されようとしている点だ。化石燃料メインで作られた製品の不買だとか、石油関連会社をデモで封鎖だとかの動きが世界的に起こっているらしい。
要は環境に配慮しない者を、社会の爪弾き者にしようという風潮である。
少子化問題では許される自由が、環境問題では許されないのは何故か。(と言うよりは、少子化問題での禁じ手が何故環境問題では許されるのか)
少子化問題も環境問題も、そのまま進めば現状の社会の維持が難しくなる、という点では同じ様な問題に思える。
少子化への対策として、"いい歳して子供を持たない者を社会の爪弾き者として扱う"みたいな政策をとった国ってあるのだろうか?(ネット上ではそういった意見も見たことないではないけど)
大体は子育て支援の拡充とか、税制優遇とか、子供を『持つ者』への優遇措置が主だと思うんだけど。
環境対策もそういう"アメ"メインの政策に出来ないんだろうか?
同性「婚」にするかは別として、同性カップルにある程度の権利を持たせる制度は作ったほうがいいんじゃないかと思う。
配偶者控除とかじゃなくて、例えば「死ぬ間際に病室で面会できる」とか「喪主になれる」とか。遺書がなくてもパートナーとして遺産を受け取れるとか。
このままだと50年連れ添った同性パートナーには遺産を渡せなくて、縁切ってた兄弟の顔も知らない子どもに遺産が渡される…みたいなことが起こり得るわけでしょ。
それなら別に「少子化対策に貢献しない同性カップルが優遇されるなんて」ってならないし。それすらも駄目なんかね。
移民が増える〜って考えの人もいるけど、それなら若い外国人女性と中年の日本男性のカップルが婚姻届出すときに厳しく審査するのが先なんじゃない?
「子供を作ろうと思えばいつでも作れるが、損をするのが嫌で敢えて作らない」人が多数派である場合には有効でしょう。すなわち高収入のDINKSが多い社会。
でも現実はそうなってないんだから、まずは前提問題として「給料が安すぎる」「恋愛したいけれど相手がいない」「結婚したいけれどできない」を先に何とかすべきでしょう。
『少子化対策』の話で、「子供を作ると得する状況にすればいい」とかいう意見がよく出てくるけれど、的はずれにもほどがあると思う。
「正社員を増やすため」に必要なのは、「正社員になると得する状況」を作る事か?
違うだろ、なりたがっている人が正社員になるハードルを下げる事だよ。
あと児童手当やら出産一時金やら高校無償化やら18歳未満の医療費無償かやらで「子供を作ると得する状況」なら、既に出来ているよね…。
にも関わらず子供の数が増えないのはけして人々が子供を作らないのは「子供を作ると損するから」ではなく
そもそも結婚できない、恋愛できない、相手がいない人が増えているからだよ。けして、既に結婚したカップルが子供を産む事を躊躇しているからではない。
だって産む奴はそれこそ後先考えずに産むからな。だから出産後の「子育て」にいくら公共投資したところで、子供の数は増えないよ。