諸君、ファイト・クラブにようこそ。ファイト・クラブ、ルールその一。ファイトクラブのことは口にするな。ファイト・クラブ、ルールその二。絶対に、ファイト・クラブのことは口にするな。
コロナ禍で、しかもお国が若干頼りにならぬ今、各自治体の長が良くも悪くもその存在感を発揮し、新しい一面を見せたり、リーダーシップを発揮したりしていなかったりする。
緊急の時こそ政治家の真の能力が見えてくるというやつであろう。
3月になりなんのアナウンスもなくTwitterのアカウントを削除し、市民とのコミュニケーションの密を絶ったことに始まり、記者会見の回数も削減、テレビもごくたまにKBSに出るくらい。
市民は市長がコロナ対策に何を考えているのかまるでわからない。
京都市の各種支援も始まっているが、お決まりの如くアナウンスがまるで足りず、「京都」というなけなしのブランドを守るような個性ある支援策もない。たとえば観光産業や文化産業など、京都だからこそ支援したっていいだろう。
さて、3月時点で隠れ身の術に入った市長は慧眼であった。安倍さんよりも先を見通していた。
特別給付の各人10万円、なんと京都市は始まるのが6月末であるという。オンライン受付も一向に始まらない。
始まらないのは他の自治体でもそうだろう。が、京都はゴールデンウィーク明けの今からシステム開発をするための物件を探して契約しますという段階なのだからつよい、と思う。
これでSNSのアカウントがあれば当然、市長には厳しい言葉が京都中の大学生の年間落とす単位の合計くらいは投げかけられたであろう。それを見越して先に消していたのだから有能である。
死んでいいみたいなので、死んでいこうと思う。
危機的な忙しさの医療や営業自粛で瀕死の商業はもちろんだが、影響を受けない業種はほとんど無い。
仕事量減らずに慣れないリモートワークで疲弊している人も多いだろうし、通勤を続ける人は感染リスクからいつも以上の通勤ストレスを感じるわけで。
ほとんど全ての人が、コロナ以前と比べて何かしらのダメージを受けているってのは、正しい認識だよね?コロナ関連のアンケート結果を見ても。
越境してパチンコ行ったり、河原BBQしたり、帰郷して批判を受けている人たちも、平時ならなんにも文句言われないことをやってるのに白い目で見られ、コロナからの害を被っていると言えるのかと。
こんな大変な世の中になっているのに、自分はというと。。
業界はクライアント次第というところもあるけど、増田の会社は幸いなことに売上に影響なし。ここ数年の好調が続いている。
仕事は普段からテレワークで仕事部屋を家の近くに借りているから、三密を避けつつ以前と変わらないかたちで仕事ができてしまう。
土日の過ごし方は変わったけど、動画やゲームで十分楽してめている。少なくとも今のところはね。
全般的に、いや細かく見ても何も大変になってないのよ。コロナでは。
いつかは自分に降り掛かってくると覚悟しているし、コロナと全く関係ないピンチに襲われることもあると思うよ?でも今は全くもって平和なわけ。
そんな中、みんな大変な思いをしている時に平常運転を続ける自分に、なんか引け目みたいなものを感じちゃう。それがストレス。
でもそんな事、ここでもなきゃ言い出せない雰囲気あるじゃない?
スポーツにしても芸術にしても、持って生まれた能力やセンスで、学校時代はスターになれるので自意識が肥大化するんだよな。
学生時代のスターとプロのスターの間には、マネタイズの仕組みを仕切る大人たち(プロダクションとか画商とか球団・クラブとか)が介在するんだが、そんなことは子供にはわからないし、大人たちもなるべく裏側を知られないようにしている。
子供たちのなりたい願望を金に換えるスクールビジネスで飯を食う大人たちもいる。
才能さえあれば、っていうのは建前で、大人たちにとってみれば商売なんだから、才能あっても売れない奴よりは才能なくても人気ある奴の方が金になる。
形式上、そう呼んでるみたいなもん?
iPhone(FoxConの児童労働はどの程度改善されているのだろう?)は買わないとか、そのくらいならまだいいけどバナナや珈琲もダメとか、やりだすと生活が成り立たなくなるので結局赤十字なんかに寄付して逃げるしかないんだよね。
アンフェアコーヒーはもちろん、フェアトレードコーヒーだって作り手の収入は外国人実習生と大差ないし。
セックスワーカーについては「望んでやっている」人かどうかの判断がし辛いところがね。雑誌モデルや展示会コンパニオンなんかも性的搾取だといって不買して仕事を奪うのが正義なのか?