2024-05-24

5ヶ月分の献立表を作って運用してるブクマカです

こちらリクエストいただいたので書いてみます

私はただの会社員で、栄養の関わる知識ネットに転がっている程度しかありません。

この献立表は作り置き用です。

日曜日にまとめて買い物→調理冷蔵冷凍するためのプロセスです。


解体

本当に申し訳ないんですが、購入してからすぐにカッターで本を解体してスキャンしてPDFします。(スキャン後はマスキングテープでくっつけて本棚に入れてあります

PDF化する理由は、献立を組み上げる作業は全てPC上で行っていきますが、PDFの方が本よりもレシピを探しやすいというのが1番の理由です。

また、最後レシピ1つ1つを画像ファイルにするので、一旦PDFにしておいた方がその作業が楽になるという理由もあります

スキャン環境が無い場合は、タブレットスマホ使用してレシピの内容まできちんと読める状態解像度撮影し、画像ファイルタイトルに頁数を振っておくといいです。


一覧化

1つずつレシピを読み込んで表計算アプリケーション情報を書き出します。

PC上で計画管理スマホ上で閲覧出来るのが理想なので、私はMicrosoftオンラインExcel無料版)を使用しています

料理タイトルジャンル調理方法冷凍可否】PDF頁】

上記の順番でセル入力していきます。次から詳細を掘り下げます


料理タイトル

料理タイトル記号を記入し、文字の色付けをします。


記号凡例は次の通りです。

◎:野菜2個以上使用 例)肉じゃが 野菜炒め

○:野菜1個だけ使用 例)かぼちゃのそぼろ餡

△:野菜なしでタンパク質のみ 例)鶏のてりやきからマヨソース


色付けの凡例は次の通りです。タンパク質で分類します。

赤:豚肉ベーコンウインナー含)

緑:鶏肉

茶:牛肉

黄:たまご

青:魚

薄橙:大豆

黒:副菜野菜のみ)


ジャンル

使用されている調味料を元にジャンルを記入、セルの色付けをします。


色付けの凡例は次の通りです。

薄黄:しょうゆ・みりん・酒・めんつゆ和食系)

紫:鶏ガラスープの素・オイスターソースごま油中華系)

橙:カレーシチュー(ルウ使うやつ)

水色:お酢(さっぱり系)

薄緑:オリーブオイルコンソメバター洋食系)

青:牛乳グラタンクリーム煮)

赤:ケチャップトマトトマト系)

茶:味噌味噌煮・味噌焼き)

9割は振り分けられますが以下のように振り分けが難しい料理もあります


・鶏とじゃがいもガーリックオイル焼き

オリーブオイルしょうゆを使ってるけどどちらかといえば洋食かな~→薄緑


・豚バラもやしガーリックバターしょうゆ

→上とほぼ同じ調味料だけどしょうゆが強いか和食!→薄黄


調理方法

レンジ調理フライパン調理、鍋調理トースター調理等を記入します。


冷凍可否】

山本ゆりさんの一部のレシピ本には冷凍の可否が書かれていますが、冷凍NG食材使用していなければ自己責任OK認定にしています


冷凍NG食材

豆腐じゃがいも、卵、きゅうりレタス水菜アボカドちくわ

冷凍NG料理NGというか作りたての方が美味しいので)

スープ料理、揚げ物


PDF頁】

この後に情報を入れ替える作業があるので、どのレシピがどこに掲載されているかを把握しておくために頁数を記入します。


一覧化完了

上記を行うと、こんな感じの表が出来上がります

https://f.hatena.ne.jp/lyri/20240522143436

※「翌日」は「翌日に食べないとだめ」、要するに「冷凍不可」を意味します。

※余談ですが、料理タイトルをグレーアウトしているのは新しい本において調理の未済管理のために私が作ってみたレシピに施しているだけです。左側の★は子供が美味しい連発したレシピです。△は子供の苦手食材、苦手調理方法を含んでいるレシピです。


振り分けルールPDF頁】

まずはExcelシートから編集していきます

現在は書き込んだ頁順にレシピが並んでいると思われますが、これらをタンパク質順にソートします。

https://f.hatena.ne.jp/lyri/20240523101436

こうすることで「鶏が足りない!」 「ここに豚が欲しい!」 「トマト系のレシピいかな~」 「レンジ調理できる副菜いかな~」等、検討時のレシピ検索が非常に便利になります。また、PDF頁数も一緒に移動することで索引機能を果たします。


振り分けルール料理タイトル


例)

主菜A:肉入り野菜炒め玉ねぎにんじんキャベツ)→主菜野菜たっぷり入ってるな~「かぼちゃ煮物」を添えとくか

主菜B:ぶり大根大根)→大根だけか~緑もないし「なすピーマンの甘辛味噌」にしよう


どうしても「○主菜+○副菜」となる場合は【我が家毎日食べても飽きない野菜】を味噌汁の具やサラダにしています

キャベツ大根トマトピーマンごぼうにんじんかぼちゃブロッコリー、おくら、わかめなど。もっと増やしたい。

これらの味噌汁とサラダは応急処置なので、わざわざ表には書いていません。

現在子供が少食なので主菜副菜のみにしていますが、もう少し大きくなったら味噌汁とサラダレギュラー入りさせたいし、その時は味噌ルーティーンも組み込んでいきたいです。


振り分けルールジャンル

  • 1週間ぜ-んぶ和食!みたいにならないようにする

(後で見本を載せていますが、現在子供ストライクゾーン和食に多いので偏りがちです。成長に伴って変革していきたいです)


振り分けルール調理方法

理由調理モチベーションを保つため、1品目をレンジ調理している間に2品目の材料を切ったり下ごしらえをしたり出来るので時短になるため、レンジ調理したものはそのまま粗熱を取って冷蔵庫や冷凍庫に入れてしまうので、フライパンや鍋を洗う回数や手間を減らせるからです。

毎日作る時間が確保できるのであれば、フライパン調理のみで構成しても良いと思います。私も本当はそうしたいです。


振り分けルール冷凍可否】

以下の基本構成になるように振り分けます

月:主菜1 副菜A(冷蔵保存)

火:主菜2 副菜A(冷蔵保存) ←副菜原則2日間で食べきります

水:主菜3(当日調理

木:主菜4 副菜B(冷凍保存)

金:主菜5 副菜B(冷凍保存) ←副菜原則2日間で食べきります


冷蔵主菜1 主菜2 副菜  ←冷凍NG食材を含んでいてもOK

冷凍主菜4 主菜5 副菜  ←NO


私は作り置きよりも作りたてのおかずを食べたい派です。なので、水曜日だけは子供が好きで野菜もたくさん食べられて比較調理時間が短くて手間がかからないなおかずを組み込んでいます親子丼ピラフグラタン(ほぼシチュー)、オムライス焼きそばパスタ等です。

ただし、山本ゆりさんのレシピ特にレンチンするやつ)は一旦冷まして味が浸透してから再度加熱して食べるとめっっっっっっっっっちゃくちゃ美味しいので、作り置きに向いているものが多いとも感じています

冷凍したおかずの解凍方法は、食べる瞬間の24時間前頃から冷蔵庫に入れておくと自然解凍されます

私は前日の夕食後に冷凍から冷蔵庫へ移動しています。そうすると冷蔵したものと同程度の加熱時間で食べられます

ちなみに水曜の主菜使用するお肉や魚だけ日曜の買い物直後に冷凍して、火曜の夜に冷蔵庫に移動して自然解凍された状態調理します。


組み立て

実際に使用している献立表の一部がこちらです。

https://f.hatena.ne.jp/lyri/20240523103013

左上は週数の通し番号で、現在私は24週まで作っています

水曜日セル黄色なのは、私が献立を考える際に「ここは固定!」とわかりやすくするために塗った名残なので特に意味はありません。

太線で囲っているのはレンジ調理です。

タンパク質野菜数、ジャンル調理方法バランスが割と整っているのではないでしょうか。

完璧に組み立てるのは正直かなり難しいです。

例えば上画像の5週目の木曜と金曜は○と△で構成されてしまっているので、更に味噌汁を追加するか、もしくはバターしょうゆの味付けとスナップえんどうに合いそうな野菜いんげんとかアスパラ?)を追加したいところです。味噌汁を新たに作る方が簡単食卓の見栄えは良いです。


これらは更に小さいセル管理すると見える化でき、ジャンル野菜のばらつきをチェックできます

入れ替えの際はこちらの更新必要で面倒ですが、やっておくと新たなレシピを組み込む際に非常に明快になります

https://f.hatena.ne.jp/lyri/20240522151313


入れ替えが発生する要因として1番多かったのは、ジャンルの偏りと野菜の偏りです。

中華系ばっかりで胃もたれやばいな!とか1週間ずっとブロッコリーキャベツ食ってるな!等です。

散らすと飽きが来なくて良いです。

カレーシチューは1ヶ月に1回にする等、何かを固定すると組み立てやすかったです。

また魚のレシピが少なくなりがちなので、まずは魚を設置してみるといいかもしれません。


食べるタイミング

主菜副菜も夜に食べきってしまうのではなく、基本的翌日の朝食とお弁当でも食べています

火曜日場合子供

朝:主菜 副菜 ごはん

昼:給食 牛乳

夜:主菜 副菜 ごはん

火曜日場合大人

朝:食べない・プロテイン職場近くのコンビニ調達

昼:主菜 副菜 ごはん を詰めたお弁当

夜:主菜 副菜 ごはん

金曜の主菜5は翌週月曜日の朝食とお弁当にするので、金曜分と月曜分に小分けにして冷凍すると尚良いです。

私は面倒なので金曜分をまるごと解凍して夕食に出し、その後粗熱を取って再冷凍しています。(あんま良くない?)


フォルダ分け

献立表を組み終わったらレシピPDFから画像ファイルPNGJPEG等)を作成して、Googleドライブのようなクラウドストレージに格納します。

PDF画像ファイルに変換するアプリケーション使用したり、私はScreenpressoを使用して切り取っています

https://f.hatena.ne.jp/lyri/20240523114245

これは4周目のフォルダです。1ファイル700KBくらいでした。サイズは600×600くらい。

文字が読める程度の解像度と読み込み速さを確保できれば良いです。


買い物リスト

1レシピずつ参照しながら必要食材調味料を書き出します。使用個数まで書いておくとわかりやすいです。


例)玉ねぎ 1/2個(コロッケ用) 1/4個(野菜南蛮用) 

→合計で1個あれば足りるね!使い切りたいか野菜南蛮に1/2個使うか!等の計画を立てられます


記録は私はGoogleKeepを使用していますPCで書き出し、店舗ではスマホで閲覧します。

材料は一旦全部書き出して、冷蔵庫に残っているものがあれば消していきます

例えば私は玉ねぎにんじんじゃがいもは袋で買っていて、冷蔵庫に残っていることが多いので照合します。

調味料は滅多に無くならないので書き出しの際に省略することが多いです。(使い切った時の達成感すごい)


照合した後は行きつけのスーパーの陳列順に並び替えます

そうするとリストを上から順番に追っていくだけで買い物が終わります

野菜→魚→乾物→肉→乳製品みたいなざっくりとした順番で大丈夫です。


調理

クラウドストレージに保存した画像ファイルを見ながら進めます

収納ラック等で1段高い位置スマホを置いて、調理場所を広く確保すると汚れないので良いです。

余談ですが包丁まな板は2セット用意して野菜用と肉魚用で分けています

洗い物は増えますが確実に調理効率が上がりました。


使用しているレシピ


以上です。

普段喋り言葉で草生やしまくりのブログ執筆ツイートしかしてないので至らない部分があったらご指摘ください。

最後に、私が実際に運用している献立表のジャンルと一部の野菜のばらつきを見える化した一覧表をご参考までに。

https://f.hatena.ne.jp/lyri/20240524094732


組み上がるまでの苦労はありますが、献立毎日考えなくて良い生活ストレスフリーのものです。

  • ほんとはライブドアブログでやりたいんだお… でもライブドアブログはランキング高いブログしか相手してくれないお… だから増田でやってセルクマするお!

  • 番付の次は料理

  • 楽をするためならどんな苦労も厭わないぞという気概が感じられる。プログラマーの鑑ですね、ラリー・ウォール先生。

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