「ロイヤルファミリー」を含む日記 RSS

はてなキーワード: ロイヤルファミリーとは

2024-04-27

anond:20240427032700

おばさんロリータ服好きなの?

高い服着てるロイヤルファミリーとかセレブリティの中には

男性から嫌われる人もいるけど

理由は服じゃないよ

2024-01-04

anond:20240104140317

なんか根本的に勘違いしていると思うが、英国社会階層上流階級ロイヤルファミリー級)、中流階級中流とは言うがセレブリティではないガチ金持ちのこと、高所得の勤め人や医者)、労働者階級に分かれているが、労働者階級=貧困層ではない

労働者階級労働者階級であってそれはそれでプライドの高い人々なので、いわゆる貧困層という意味では労働者階級とは使わないし、おれは貧困層出身なんてベッカムが言うわけない

かと言って上流、中流には貧困層はいないので必然的貧困層労働者階級に含まれるとも言えるけどそこは全然カテゴリの違う話をしている

その文脈ベッカムが言いたいのは、金をドブドブ注ぎ込んだ英才教育を受けたアカデミー上がりの選手中流階級を前提とした話)が増えているが俺はそうじゃないって話

イングランドの若手の代表クラスのインスタとか見ると確かに裕福そうないかにも中流階級の両親とか養父母に育てられた選手が多いんだろうなと言う気はする

両親の姓がくっついてる複合姓の選手が多い(元々は上流、中流階級流行り)のも金持ちって感じがする

2023-11-16

anond:20231116103520

そりゃ本当に横からケチつけたいのは年齢差というより「釣り合いが取れてないこと」であって

年代でも男の方がなんかおかしそうだと某ロイヤルファミリーみたいになるワケよ

自分の娘が連れてきたら嫌だろ!」って、あの時にもちゃんと言ったんかなという話

2023-09-07

ジャニーズ屋号変えず再出発、同族経営脱却へ

先の大戦で近隣国にあれだけ迷惑をかけたのに国名国旗国歌)を変えずに再出発した国があるし、戦前政体に比べれば民主化はしたけどロイヤルファミリーは変わらない国があるの、ご存じでしたか

2022-09-17

anond:20220917172221

💂‍♂️「Hey. Fucking Chinese. Get out here

👨「あわわ…アイムソーリー…ア、ア、アイムジャパニーズロイヤルファミリー…」

💂‍♂️「Are you fucking kidding me?? Royal family member?? You are ugly short Asian」

👨「あ…あ…あ…」

後日

🙎‍♂️「日本政府としては、この度の衛兵の振る舞いに対して遺憾の意を表明します」

💂‍♂️「I’m sorry, His royal majesty

2022-09-09

エリザベス女王が死んで悲しんでいるやつは真の民主主義者ではない」

エリザベス女王死んだな〜とおもいながらスプラ3の合間に各種SNSを覗いていると、

ヨーロッパの友人たち(左寄りが多い)が「植民地帝国象徴が死んだ」と女王コケにするようなミーム画像投稿しまくっていた。

まあたしか政治的な実権はなかろうが、象徴ですと言い募ろうが、王族とは生まれながらにして他の人々と「地位の違う」人間だ。

平等を謳う左翼なら存在自体許容できないのはわかる。しかもあの女王場合長生きした分だけ古い時代の罪業みたいなものも背負っている。

翻って日本の友人たち(こちらも左寄りが多い)を見てみると一様に悲しんでいる。リスペクトさえ表している。

やっぱり同じような「象徴」を奉じている国の国民で、しかも今の天皇にも前代の天皇にもさほど悪感情を抱いていないとなると、リベラルでもなんとなく他国に対するロイヤルファミリーに敬慕の念を持つのだろうか。などといいながら、自分こちら側の感情に近い。

でもスワジランド王族とかが死んだとしてもあんまり悲しくはならないんだろうな、って思うと単に王族からとかの問題でもない気がする。

ちなみに前述のヨーロッパの友人たちは安倍元首相が死んだときは「日本の偉大なリーダーのひとりが不幸な事件で亡くなったこと」について哀悼の意を表していた。

似たような価値観でいるつもりでいて、他人の国の政治的価値観ってあんまり共有できないのかもしれない。

2021-10-30

kさん名前合格リストにない?

でも、ロイヤルファミリーパワーでここまで押し切ってきたしこのくらいなんともないでしょ。

2021-09-28

皇室ゴシップ

今まで俺は、日本人英国人とは違って良くも悪くもロイヤルファミリーゴシップには興味ないのかと思ってたけど、全然そんなこと無かったな

偶々これまでの皇族が品行方正だったか宮内庁職員が有能でもみ消してただけだったんだろう

一度ゴシップが表に出たら、ネットメディア女性誌だけじゃなくて一般雑誌民法もこぞってとりあげるネタになるとは正直意外だった

2021-09-27

anond:20210927102701

コムが髪伸ばしてチョンマゲにしたか

マコリンペンは幼少時からだれもが知っている国民アイドルだったか



ロイヤルファミリーってワイドショーおばさんに人気あって女性週刊誌皇室関連記事載せた号は売れるのよ

2021-09-02

anond:20210902151552

小室さん、スポンサーがいるんでしょ?

ロイヤルファミリー金もうけにしようっていう悪い奴に騙されなければいいけど。

2021-08-13

竹下登親族サジェスト汚染に耐えかねて松丸家を潰す可能

いじめっ子小山田へのヘイトいじめられっ子前山田に飛び火したように

片親で短命に終わった母親もつ詐欺師として名高い松丸家の長男から風評被害で根っからロイヤルファミリー竹下家(内藤)が飛び火を恐れて抗議するかもしれない

2019-11-11

anond:20191111122318

そのうち婿ができそうなら結婚する前にどうしようって相談してみれば

知り合いだと男性女性ベタぼれで

女性のほうがかっこいい名字だ(男性はよくある名字)っていって婿入りした男がいたよ

旦那さんが育児にも熱心でロイヤルファミリー見てるみたいにさわやかなご夫婦だった

相手そもそも入籍自体気にしない人かもしれないしさ

よくあるお婿さんならそもそも婿さんもおなじ名字かもしれないじゃん

あとマキさんが「原さんとは結婚したくないなー」っていてて原さんはじゃあ相手名字になればいいのって婿入りしたとか

ケイさんが「タイオン(仮)さんとは結婚・・まっいいいか」ってタイオンケイさんになったとか見たこと有るよ

2019-09-24

知識だけではない何か

何気ないセルフィにも意味がある。

帰納法的なアプローチでは、

現時点のコンピテンシーで何ができるかを考える。

演繹法的なアプローチでは

目指すべきキャパティ水準とその能力強化の道筋構造化し、プログラムをつくる。

FEMA方法論が典型例。

その水準についていけない人に対しては、追加の強化プログラムとしてフォローする。

しかし、本当にこれで参加者動機付けられるのかが疑問だ。

脱落者は要件を満たさなものとして外されてしまう。

プロジェクトのコンセプトは演繹的につくられるが、それは既存戦略とほぼ完全に合致していなければ衝突してしまう。

合致したものを目指そうとすればするほど、それはすでに構想された計画ということになり、プロジェクト意味が失われる。

なによりも進捗具合や新たな事情によって、プロジェクトのコンセプトに修正必要になったときに、概念図に影響が及ぶ。

https://www.green.gifu-u.ac.jp/~bhdlab/?p=1391

今月は、古代ローマからスペイン中世までの歴史をふりかえる月間。

(ただし自分だけ)

最近ラテンアメリカ仕事をしていて気が付いたことがある。

それは、概して、彼らはいともたやすく不信感に陥って急に敵意をむき出しにし出すかと思えば、

ほんのちょっとしたこときっかけで、すっかり水に流してまた仲良くなったりする、ある種の単純さ。

コツをつかめば、コントロールやすい人たち(小馬鹿にしているわけではないが。)

上司と部下の関係日本人感覚とはかなり違う。

基本的に対等で、自分にとって契約違反となるような理不尽なことに黙って従う感覚は乏しい。

会社に対する帰属意識(うち)ではなく、契約(見返り)が重要である

これも同様で、つぼを抑えれば文句は出ない。

こういうのって、中世の封建領主文化からきているのかもしれないし

感情の起伏の在り様は、あちこち離合集散を繰り返して戦争を繰り返し、

土地支配者が目まぐるしく入れ替わった歴史にさかのぼるのかな、とふと思ったりした。

日本ロイヤルファミリーは、どこの国とも一切交わらずに千年以上も続いているが、

国家安全保障王室婚姻が密接に結びついたヨーロッパでは、過去を水に流す(アムネスティ)というのはもっと基本的作法なんだろう。

そういう感覚ラテンアメリカでもなんとなく引き継がれているのかな、と。

2017-02-15

http://anond.hatelabo.jp/20170215082819

いまの天皇はがんばってるよね、とかいう話はさておき、どうも人間王様を戴きたい欲みたいなのがあるみたいなんだよな。

アメリカはあれだけ自由民主主義を謳ってるのに、大統領正統性担保してるのはケネディ一族という印象があるらしく、ロイヤルファミリー位置付けられることもあるらしい。

韓国王政を復活させようという動きがあるらしいし。

2016-08-08

http://anond.hatelabo.jp/20160808153306

天皇制と言うのは日本という新国家イデオロギー強化のために明治維新~(一部略)

その上で、天皇家というのは世界で最古の出自を誇る家柄であって(云々)

ただし、第二次大戦の折に『人間宣言』と言うのを行っており、天皇現人神ではなく、人間であるとなった。

しかし、それでも皇族という制度は維持され、天皇はじめ皇族一同に戸籍がないという扱いである。

まりロイヤルファミリー日本で唯一のアッパークラス所属する(略)

よって、今上帝は原則として終生その役割を果たすことを期待されている。

はっきり言えば、ブラック企業とか人権とかはまた全然つの議論である

本人が承知の上のトゥルーマンショウのような人生を送るのが(以下略

2015-09-21

映画キングスマンについての疑問(内容への言及あり)

前評判通り楽しく見てきたのだけどいくつか疑問が残った。検索してみてもいまいちからない。

王室ネタはなぜスウェーデン中心だったのか?

紙のリストの中にイギリス王室が書かれているシーンが一瞬あったけれども、それきりだった。

スウェーデンでは王室不要論が強いから」という意見も見かけたけど、イギリス映画イギリス階級社会風刺するんだったら英国王室ネタにすればよかっただけでは?

だいたい威風堂々BGMVIPが爆発していくんならスウェーデン首相ホワイトハウスじゃなくて、真っ先にイギリス女王の首が弾けるべきでは?

アクション小ネタ面白かったぶんだけ、風刺としては自国ロイヤルファミリーネタにするのを日和って他の国を便利に使っただけに見えてしまう。

ヨーロッパ風刺ってこんな程度なんだろうか。

2014-01-29

北朝鮮民主主義を導入したいと思っている


そんな若者がいる。

だって日本友達から聞く話は夢みたいな話ばっかりだ。

スキー場遊園地も30年前からあるらしい。

初めてさわったティッシュはやわらかくていい匂いがした。

将軍さまには悪いけれど、この独裁はもうムリだろう。

だって生まれてこのかた暮らしが良くなったことなんてないんだもの

…とはいロイヤルファミリーを倒す術なんて今の自分にはないもんな。

まずは資本主義の導入からかな。

聞くところによると資本主義も現界に来てるらしいけど、

社会主義よりはマシなはず。すでに時代遅れなのは重々承知だけどもやらないよりはマシなはず。

…とはいえ俺1人の力じゃムリだな。同志を見つけなくちゃ。ご近所のアイツを説得してみるか。なあなあ今の体制に不満ない?このままでいいのかなぁ?

全然不満ないよ!将軍さま最高だよ!今のままでいいんだよ!

…そうかなぁ…いや俺こないだ日本人友達と話してさー話聞く限り資本主義も捨てたもんじゃなさそうなんだ

なにいうか!!将軍さまのご英断ケチをつかるつもりか!国家の恥だ!非国民め!!

…そうかなぁ…気分悪くしたらごめんね。でも思わない?このままだとこの国やばいんじゃないかなぁ。日本のこと教えるからさ、ちょっとだけ聞いてくんない??

うるさいっ!そんなもの必要ない!お前は今の生活でなんか困ることあるのか!!毎日笑って暮らせてるではないか!!これ以上の生活を望むのか

しかに笑ってはいるんだけどさぁ…たとえば俺いっつもお腹すいてんだ。もうちょっと暖かい場所で眠れたらなとも思う。それって贅沢かなぁ

贅沢に決まってる!!そんなことつべこべ言わず黙って昔のやり方を踏襲すればいいではないか!ずっとこのやり方でやってきたんだ!お前の考えは危険思想だ!!場の空気を読め!輪を乱すんじゃない!!上のもんの言うことは絶対なんだ!!

…そっかぁ…ごめん。たしかに俺が間違ってたかも。ごめんね。でもなんだかこのままじゃヤバイ気がしてさ。みんな限界を見て見ぬ振りしてるだけなんじゃないかって。思考停止してるのは楽なんだけどさぁ。でもたしかに輪を乱しちゃったねごめんね。

というのがここ2、3日の実感。

上司ってなかなか変わらないね

賛同者も全然あらわれてくんないな。

なんだか疲れてきちゃった。

2008-11-01

日本は侵略国家であったのか」を読む

 田母神俊雄氏の「論文」が問題になっています。原文は↓からDLできます。

http://www.apa.co.jp/book_report/images/2008jyusyou_saiyuusyu.pdf

親切に英訳までしたようです↓。そのおかげか、さっそく海外でも反響を読んでいます↓↓。

http://www.apa.co.jp/book_report/02.html

http://news.bbc.co.uk/2/hi/asia-pacific/7702374.stm

http://www.independent.co.uk/news/world/asia/japan-to-sack-air-force-chief-over-wwii-views-981051.html

http://www.guardian.co.uk/world/2008/oct/31/japan-secondworldwar

http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2008/10/31/AR2008103101475.html

http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2008/10/31/AR2008103100989.html

http://www.nytimes.com/2008/11/01/world/asia/01tokyo.html?_r=1&ref=world&oref=slogin

http://www.thestandard.com.hk/breaking_news_detail.asp?id=8886&icid=4&d_str=20081031

http://www.straitstimes.com/Breaking%2BNews/Asia/Story/STIStory_297008.html

http://www.straitstimes.com/Breaking%2BNews/Asia/Story/STIStory_297257.html

http://timesofindia.indiatimes.com/World/Rest_of_World/Japans_air_force_chief_sacked_over_WWII_comments/articleshow/3659583.cms

 ローズベル陰謀論が結構とりあげられています。どれだけ「国益」を損ねているのだろう。やれやれと、日本報道に対するブコメ日記を見てみたら、田母神氏の「論文」の内容に肯定的な人もそれなりにいらっしゃるようです。

http://b.hatena.ne.jp/entry/http://www.apa.co.jp/book_report/images/2008jyusyou_saiyuusyu.pdf

http://b.hatena.ne.jp/entry/http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081031-00000123-jij-soci

http://b.hatena.ne.jp/entry/http://www.asahi.com/politics/update/1031/TKY200810310298.html

http://b.hatena.ne.jp/entry/http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2008110102000087.html

 私も別に現代史に詳しいわけではないです(気の向いたときに、中身が増えてきたCiNiiGoogle Scholar、各研究機関の学術リポジトリを漁ってみる程度)。しかし、その限られた知識から見ても、問題の「論文」はその形を為してすらいないと思いました。そこで、現在パラパラと集めている関連文献の整理をかねて、「論文」原文に逐一つっこみをいれてみようと思い、エントリを書いてみることにしました。はてな記法引用した部分は、断りのない限り田母神氏の「論文」からです。原文の全角数字は全て半角に直したことをおことわりしておきます。

 アメリカ合衆国軍隊は日米安全保障条約により日本国内に駐留している。これをアメリカによる日本侵略とは言わない。二国間で合意された条約に基づいているからである。我が国は戦前中国大陸朝鮮半島を侵略したと言われるが、実は日本軍のこれらの国に対する駐留も条約に基づいたものであることは意外に知られていない。日本は19世紀の後半以降、朝鮮半島中国大陸に軍を進めることになるが相手国の了承を得ないで一方的に軍を進めたことはない。現在中国政府から「日本の侵略」を執拗に追求されるが、我が国は日清戦争日露戦争などによって国際法上合法的に中国大陸に権益を得て、これを守るために条約等に基づいて軍を配置したのである。これに対し、圧力をかけて条約を無理矢理締結させたのだから条約そのものが無効だという人もいるが、昔も今も多少の圧力を伴わない条約など存在したことがない。

 駐留を認めることと、「(被害をこうむる方にとっては)侵略(といわれているが田母神氏はそうではないとされる行為)」を認めることは違うでしょう。軍隊に攻めこまれることに了承を与えていたというのは、どのような根拠に基づいているのでしょうか?

 「知られていない」ことを明らかにするのが行論の目的ならば、「新事実」(この場合は具体的な条約の内容や運用)を具体的に提示し、典拠となる史料を明らかにするのが論文の作法です。主張の根拠を示すのは、論文イロハのイです。しかし、残念なことに、この「論文」では全体的に守られていません。関連して、「・・・・・・という人」とありますが、論文で先行研究に言及するときは、注をつけて批判対象を明らかにするルールも守られていません。

 この日本軍に対し蒋介石国民党は頻繁にテロ行為を繰り返す。邦人に対する大規模な暴行、惨殺事件も繰り返し発生する。これは現在日本存在する米軍横田基地横須賀基地などに自衛隊が攻撃を仕掛け、米国軍人及びその家族などを暴行、惨殺するようものであり、とても許容できるものではない。これに対し日本政府は辛抱強く和平を追求するが、その都度蒋介石裏切られるのである。実は蒋介石コミンテルンに動かされていた。1936年の第2次国共合作によりコミンテルンの手先である毛沢東共産党ゲリラ国民党内に多数入り込んでいた。コミンテルン目的日本軍国民党を戦わせ、両者を疲弊させ、最終的に毛沢東共産党中国大陸を支配させることであった。我が国は国民党の度重なる挑発に遂に我慢しきれなくなって1937年8月15日日本近衛文麿内閣は「支那軍の暴戻を膺懲し以って南京政府反省促す為、今や断乎たる措置をとる」と言う声明を発表した。我が国は蒋介石により日中戦争に引きずり込まれた被害者なのである。

 スターリン毛沢東がそれほど仲が良かったとは知りませんでした。コミンテルンにそれほどの影響力があることも知りませんでした。繰り返しますが、オリジナルな主張には、その土台となる史料の裏づけが必要です(「実は??」と書いているのですから、普通は知らない新しいことなのですよね?)。大事なことなので強調します。「新しいことを主張するためには、根拠を示さなければならない」、これは学問の基本です。

 1928 年の張作霖列車爆破事件も関東軍の仕業であると長い間言われてきたが、近年ではソ連情報機関の資料が発掘され、少なくとも日本軍がやったとは断定できなくなった。「マオ(誰も知らなかった毛沢東)(ユン・チアン講談社)」、「黄文雄大東亜戦争肯定論( 黄文雄、ワック出版)」及び「日本よ、「歴史力」を磨け(櫻井よしこ編、文藝春秋)」などによると、最近ではコミンテルンの仕業という説が極めて有力になってきている。日中戦争の開始直前の1937年7月7日の廬溝橋事件についても、これまで日本中国侵略の証みたいに言われてきた。しかし今では、東京裁判最中中国共産党の劉少奇が西側の記者との記者会見で「廬溝橋の仕掛け人中国共産党で、現地指揮官はこの俺だった」と証言していたことがわかっている「大東亜解放戦争岩間弘、岩間書店)」。もし日本が侵略国家であったというのならば、当時の列強といわれる国で侵略国家でなかった国はどこかと問いたい。よその国がやったから日本もやっていいということにはならないが、日本だけが侵略国家だといわれる筋合いもない。

 ようやく文献をあげられましたが、刊行年と該当ページも明示するのが一般的な論文ルールですよね。それは百歩譲るとしても、示された著者のなかに査読つき学術雑誌に報告された方が一人もいらっしゃらない。これは信憑性をさらに落とすものではないでしょうか。また、人の発言を引くのであれば、それが掲載された媒体を明示するのもきほんのきですよね。

 張作霖爆殺をコミンテルンの仕業とする説に対しては、特に『マオ』について、中国現代史研究者から根拠に疑義が出されています。

 「関東軍高級参謀河本大作らがこの事件を企画し実行した固い事実を、この程度の「スパイ情報」で覆せるものか」(矢吹晋「書評『マオ―誰も知らなかった毛沢東』」『中国情報源』21世紀中国総研編、蒼蒼社、2006年、225ページ。http://www25.big.jp/~yabuki/2006/mao-rev.pdf)。

 盧溝橋事件についても、「計画」説に対する批判的研究が出ているようです。

 「日本の一部の論者が唱える「中国共産党計画」説と,中国側の唱える「日本軍計画」説がともに誤りであり,盧溝橋事件が日中双方にとって「偶発」的なものであったとする」(加藤陽子「書評 安井三吉著『柳条湖事件から盧溝橋事件へ―1930年華北をめぐる日中の対抗―』」『アジア経済』45(9)、2004年、65ページ。http://repository.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/dspace/bitstream/2261/7473/1/kato45_09.pdf)。

 最後に、既にたくさんのつっこみがブコメで入っていますが、みんながやっていることだからといって、行為に対する責任がなくなることはないでしょう。

 我が国は満州朝鮮半島台湾日本本土と同じように開発しようとした。当時列強といわれる国の中で植民地内地化を図ろうとした国は日本のみである。我が国は他国との比較で言えば極めて穏健な植民地統治をしたのである。満州帝國は、成立当初の1932 年1 月には3 千万人の人口であったが、毎年100 万人以上も人口が増え続け、1945 年の終戦時には5 千万人に増加していたのである。満州人口は何故爆発的に増えたのか。それは満州が豊かで治安が良かったからである。侵略といわれるような行為が行われるところに人が集まるわけがない。農業以外にほとんど産業がなかった満州の荒野は、わずか15年の間に日本政府によって活力ある工業国家に生まれ変わった。朝鮮半島日本統治下の35年間で1千3百万人の人口が2千5百万人と約2倍に増えている「朝鮮総督府統計年鑑」。日本統治下の朝鮮も豊かで治安が良かった証拠である。戦後日本においては、満州朝鮮

半島平和な暮らしが、日本軍によって破壊されたかのように言われている。しかし実際には日本政府日本軍努力によって、現地の人々はそれまでの圧政から解放され、また生活水準も格段に向上したのである。

 「同じように開発」と主張するには、開発の指標を定め、比較する必要があります。共通の比較の基準が示されていません。データもです。内地、満洲、朝鮮台湾、他の植民地宗主国本国、その国の植民地それぞれについて、共通の尺度ではからないと比較にならないのではないでしょうか。それをせずに外形が拡大したと言うだけでは、中国の「共産党政権チベットを・・・・・・」に反論できなくなってしまいます。

 「内地化」も定義を明確にして使うべき用語ですね。

 また、現実にも、「帝国日本植民地支配の歴史には,「外地」を法制的・政治的には明白に異域に置きながら、イデオロギー的には「内地化」を標榜するという,理念現実の「二重性」がその当初からつきまとっていた」(山本有造「植民地統治における「同化主義」の構造」『人文学報(京都大学人文科学研究所)』83、2000年、70ページ。http://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/bitstream/2433/48550/1/83_57.pdf)、「「満洲国」の掲げた「五族協和」にしろ「王道楽土」にしろ,関東軍による露骨な軍事支配を隠蔽するイデオロギーという以上の意味を持ちえなくなる」(山室信一「「満洲国」の法と政治―序説」『人文学報(京都大学人文科学研究所)』68、1991年、150ページ。http://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/bitstream/2433/48355/1/68_129.pdf)といわれる植民地統治を、「極めて穏健」と評価するにもまた、基準とデータの比較が必要です。

 また、人口の増加は支配の善さを担保しません(チベット・・・・・・)。

 我が国は満州朝鮮半島台湾学校を多く造り現地人の教育に力を入れた。道路発電所水道など生活のインフラも数多く残している。また1924年には朝鮮京城帝国大学1928年には台湾台北帝国大学を設立した。日本政府明治維新以降9つの帝国大学を設立したが、京城帝国大学は6番目、台北帝国大学は7番目に造られた。その後8番目が1931年大阪帝国大学、9番目が1939 年の名古屋帝国大学という順である。なんと日本政府大阪名古屋よりも先に朝鮮台湾帝国大学を造っているのだ。また日本政府朝鮮人中国人陸軍士官学校への入校を認めた。戦後マニラの軍事裁判死刑になった朝鮮出身の洪思翊という陸軍中将がいる。この人は陸軍士官学校26期生で、硫黄島で勇名をはせた栗林忠道中将と同期生である。朝鮮名のままで帝国陸軍中将に栄進した人である。またその1期後輩には金錫源大佐がいる。日中戦争の時、中国大隊長であった。日本兵約1千名を率いて何百年も虐められ続けた元宗主国中国軍を蹴散らした。その軍功著しいことにより天皇陛下の金賜勲章を頂いている。もちろん創氏改名などしていない。中国では蒋介石日本陸軍士官学校卒業新潟高田連隊で隊付き教育を受けている。1期後輩で蒋介石の参謀で何応欽もいる。

 前の段落と同様に、「多く」の中身が不明確に過ぎ、検証のしようがありません。また、植民地宗主国の支配の下で「植民地近代」化したのはその通りだと思います(松本武祝「’’朝鮮における「植民地近代」’’に関する近年の研究動向」『アジア経済』43(9)、2002年、31-45ページ。http://www.ide.go.jp/Japanese/Publish/Ajia/pdf/2002_09/note.pdf)。私はこの辺り特に勉強不足です。各国の軍制についても同じくよく知らないので飛ばします。

 孫文をはじめ、アジア各地の革命家日本に集まったことは特に新しい論点ではないでしょう。ファン・ボイ・チャウの失望も有名な話ですね(白石昌也「ファン・ボイ・チャウと日本」『東南アジア学会会報』25、1975年、1-3ページ。http://ci.nii.ac.jp/cinii/servlet/CiNiiLog_Navi?name=nels&type=pdf&lang=jp&id=ART0004923536)。

 李王朝の最後の殿下である李垠殿下陸軍士官学校の29期の卒業生である。李垠殿下日本に対する人質のような形で10歳の時に日本に来られることになった。しかし日本政府殿下王族として丁重に遇し、殿下学習院で学んだあと陸軍士官学校をご卒業になった。陸軍では陸軍中将に栄進されご活躍された。この李垠殿下のお妃となられたのが日本の梨本宮方子妃殿下である。この方は昭和天皇のお妃候補であった高貴なお方である。もし日本政府が李王朝を潰すつもりならこのような高貴な方を李垠殿下のもとに嫁がせることはなかったであろう。因みに宮内省はお二人のために1930年に新居を建設した。現在赤坂プリンスホテル別館である。また清朝最後の皇帝また満州帝国皇帝であった溥儀殿下弟君である溥傑殿下のもとに嫁がれたのは、日本華族嵯峨家の嵯峨浩妃殿下である。

 旧領主の家系の存続という意味であれば、インドの藩王たちも手厚く身分を保証されていましたね。ベトナムバオ・ダイフランスグランゼコール教育を受けていましたね(英国人とインド人の婚姻には宗教問題がありますし、バオ・ダイ渡仏時のフランス共和制だから王室はないですし、この段落については適切な比較が可能な問題設定なのか疑問です。個人的にはそもそも宗主国の王室を嫁がせることが恩恵という考え方がどうなんだろうと思います)。

 これを当時の列強といわれる国々との比較で考えてみると日本満州朝鮮台湾に対する思い入れは、列強植民地統治とは全く違っていることに気がつくであろう。イギリスインドを占領したがインド人のために教育を与えることはなかった。インド人をイギリス士官学校に入れることもなかった。もちろんイギリスの王室からインドに嫁がせることなど考えられない。これはオランダフランスアメリカなどの国々でも同じことである。一方日本は第2次大戦前から5族協和を唱え、大和朝鮮、漢、満州蒙古の各民族が入り交じって仲良く暮らすことを夢に描いていた。人種差別が当然と考えられていた当時にあって画期的なことである。第1次大戦後のパリ講和会議において、日本人種差別撤廃を条約に書き込むことを主張した際、イギリスアメリカから一笑に付されたのである。現在世界を見れば当時日本が主張していたとおりの世界になっている。

 ロイヤルファミリー婚姻の件で共和制アメリカを並べているのは不適切でしょう。既に述べましたがフランスも時代によって共和制です。

 エルフィンストーンカレッジ(1856年設立、現在ムンバイ大に)、カルカッタ大学マドラス大学(1857年設立)というように、大英帝国植民地支配の拠点に大学その他の教育機関を設立していますね。

http://en.wikipedia.org/wiki/Elphinstone_College

http://en.wikipedia.org/wiki/University_of_Calcutta

http://en.wikipedia.org/wiki/University_of_Madras

 「五族協和」が実態をともなわなかったことについては、前掲山本論文および山室論文を参照。

 人種差別撤廃についてはよい提案をしたということに同意いたします。ただし、繰り返しますが、現実施策がともなわなかったことについては残念です。

 時間は遡るが、清国は1900 年の義和団事件の事後処理を迫られ1901 年に我が国を含む11ヵ国との間で義和団最終議定書を締結した。その結果として我が国は清国に駐兵権を獲得し当初2600名の兵を置いた「廬溝橋事件の研究(秦郁彦東京大学出版会) 」。また1915 年には袁世凱政府との4ヶ月にわたる交渉の末、中国の言い分も入れて、いわゆる対華21箇条の要求について合意した。これを日本中国侵略の始まりとか言う人がいるが、この要求が、列強植民地支配が一般的な当時の国際常識に照らして、それほどおかしなものとは思わない。中国も一度は完全に承諾し批准した。しかし4 年後の1919年パリ講和会議に列席を許された中国が、アメリカの後押しで対華21箇条の要求に対する不満を述べることになる。それでもイギリスフランスなどは日本の言い分を支持してくれたのである「日本史から見た日本人昭和編( 渡部昇一祥伝社)」。また我が国は蒋介石国民党

との間でも合意を得ずして軍を進めたことはない。常に中国側の承認の下に軍を進めている。1901年から置かれることになった北京日本軍は、36 年後の廬溝橋事件の時でさえ5600 名にしかなっていない「廬溝橋事件の研究(秦郁彦東京大学出版会) 」。このとき北京周辺には数十万の国民党軍が展開しており、形の上でも侵略にはほど遠い。幣原喜重郎外務大臣に象徴される対中融和外交こそが我が国の基本方針であり、それは今も昔も変わらない。

 今回は表現からつっこんでみます。「完全に承諾」というように形容詞修飾をするときには、それが表す具体的な内容を補足して、互いの印象の差を埋める努力をすべきというのが、私の受けた指導です。どうしたら「完全に承諾」したことになるのでしょうか。一番肝心な相手に過大な要求をつきつけ、排日運動を燃えあがらせて宥和に失敗したのは外交の失敗であり、恨み言をつぶやいてもごまかすことはできません。

 日中戦争については、派兵前の人員の少なさを根拠に「形の上でも侵略にはほど遠い」と主張するのは無理筋にみえます。

(再々追記)また字数超過?で切れたので、つづきへ (さらに追記)補足エントリをTBしました。 (また追記)補遺エントリをTBしました(11/5)。

 
ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん