はてなキーワード: 株券とは
アンジェスには100億近い金額の血税が注ぎ込まれているわけですよ。
100億ですよ。
なのにワクチンの開発中止が発表されました。
そもそもインチキくさいベンチャーで、当初からワクチン開発できるとは思えませんでした。
そんな新薬開発の実績もない会社が、なぜ選ばれてなぜ税金が投入されたのか。
「全てが成功するわけではないが、チャレンジしないと成功もない」
「失敗、チャレンジを認める社会にならないと、じっと何もしない人ばかりが評価される」
100億入れて結果ゼロだったんですよ。
じっと何もしないほうがよほどマシでしょう。
で済むわけがない。
なぜこんな事業を後押ししたのか、維新はきちんと説明すべきでしょう。
平然とその3倍以上の金をドブに棄てたんですよ。
なぜこれは気にしないのか。
こっちのほうがよほど問題だと思うんだけどなあ。
不確定要素の存在を受け入れられない人間は反出生主義思想になりやすい。
これは親ガチャや都市地方の格差問題に詳しい増田界隈であれば、すんなりと受け入れてくれるのではないか。
数日前に「首都圏に実家のある人間は優遇されていることを自覚しろ」という文章を書いていた増田がいた。
最初に日本のどこに生まれるかによって、その後の人生への影響が大きくなる。
そういう声を聞きますし、私もそうです。
なので仕事で稼ぐお金とは「別に」投資の種銭を少しずつで良いので作っていくのが良いと思います。
例えばpaypay。支払った金額に応じて数円ではあるけれどポイントの形で還元され「ポイント運用」という形で運用することが出来る。
数円とはいえ、コンビニで買い物したり、メシ食ったりすればポイントが溜まっていくし、なにより買い物した結果のポイントだから、運用された結果、目減りしようと痛くも痒くもない。
探すと「歩くだけでポイントがたまる」みたいのがあるから、自分の好みでやると良いだろう。アンケート系のは疲れるw
個人的に推したいのはMicrosoftEdgeを標準ブラウザにして、毎日与えられているミッションと検索をすることでポイントが貯められるという奴だ。
1ヶ月マメにやってるだけで600円くらいのアマギフが「確実に」もらえる。
勿論「Microsoftに個人情報を入れるなんて」とか「地図がBingでクソなんだよね」ってのはある。そこが我慢できないネットリテラシーとプライドが高い高級で高尚なはてブ民には向かないんだけどねwww
ポイントは『運用に回すポイント』と『paypayに戻すポイント』を考える
半年とか1年で「10000円以上のポイントはpaypayに戻す」と決めても良いだろう
で「戻したポイント」分のお金をメインで使っている銀行とは「別に」口座を作ってそこに貯めておく。個人的にはゆうちょに突っ込んでる。
ポイントで貯めたお金が5000円とか10000円とかになったらそれを投資に使えば良い。
個人的にはウェルスナビのようなロボットを使った資産運用がおすすめ。
手数料は高いけれど、自分で何に投資して良いか検討のつかない人は、まずここで100万くらい資産がたまるくらいまでやって「何に投資してるのか」を見極めてくだけでも勉強になると思うよ。
Line証券のように「加入しただけで株券がもらえる」キャンペーンやってるとこもあるからそういうのを使うことから初めても良いんじゃないかな。
重箱 → わかる
湯桶 → ピンとこない、「湯桶」と聞いてもその形が思い浮かばない。もっと身近な例はないものだろうか。
好きなのを選んでね。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B9%AF%E6%A1%B6%E8%AA%AD%E3%81%BF
湯桶 ゆトウ
朝晩 あさバン
油絵 あぶらエ
雨具 あまグ
甘食 あまショク
甘茶 あまチャ
粗熱 あらネツ
粗利 あらリ
梅酒 うめシュ
大仰 おおギョウ
遅番 おそバン
親機 おやキ
親分 おやブン
影絵 かげエ
切土 きりド
子機 こキ
子分 こブン
指図 さしズ
鈴蘭 すずラン
立役 たちヤク
立役 たてヤク
立役者 たてヤクシャ
強気 つよキ
強吟 つよギン
永年 ながネン
練製品 ねりセイヒン
野宿 のジュク
早番 はやバン
盛土 もりド
結納 ゆいノウ
夕刊 ゆうカン
床本 ゆかボン
湯気 ゆゲ
湯銭 ゆセン
湯茶 ゆチャ
弱気 よわキ
弱吟 よわギン
若気 わかゲ
若衆 わかシュ
若僧 わかゾウ
若造 わかゾウ
若蔵 わかゾウ
業師 わざシ
綿菓子 わたガシ
綿帽子 わたボウシ
割印 わりイン
割勘 わりカン
割注 わりチュウ
悪気 わるギ
仕事多すぎなんじゃヴぉけ~
なんでもかんでも俺にやらせるんじゃねーよアホ
しかも株券相続のために会社から借金しててその借金返さなきゃいけないってのはわからんでもないけど
そのために会社に居座り続けて役員報酬はもらい続けるでも仕事はしないって
そりゃあんた都合がよすぎでしょーが
と言いたい思いもありつつでもさっさと引退してくれるなら引退してくれた方がいい
一生現役ですとか言いながら老害まき散らかしてトップで叫び続ける人のほうが困る
まあ正直会社のために借金背負ってるんだからその功績を無下にしてはいけないという思いもありつつ
実質的に借金返すために頑張ってるのは俺だよねあなたは別に努力してないよねという思いもあり
なかなか複雑なのです
結局俺が株券買い取って借金の名義を俺にするのが一番いい考えなのだろうか
でも1億も借金背負うのやだなぁ
もういろいろがんじがらめで苦しくて死んじゃいそう。
といっても借金はないから、その時点で苦しさの程度は知れているか。
でも親の代で終わらすのがいろいろちょうど良すぎるんだよなぁ。
何を考えてこんな社員構成にしたのか。と言っても若者が新卒で入ってきてくれるような立派な会社ではないし、教育プログラムなんてものもないし、
経験あってなおかつうちに応募してくるような人ってなんか問題のある中高年ばっかりなんだよな。
初代社長のときから働いてた社員も知ってるけど、ああいう人たちの愛社精神と比べるといろいろな面でため息しか出ない。
すきま風も雨漏れもひどい。
その他、貸しているアパートも同様。
会社口座にお金はすこしあるけど、これを建て直したら間違いなく借金が必要なんだよな。
でも入れ替えないと仕事できないし、従業員の命が危険なレベルだよ。
ずーっと同じ仕事を同じようにやってるけど、10年以上前からこの業界が衰退することは目に見えてたよね。
でも新規事業はコストがかかるからってなにも始まらなかったね。
なんかこういう状況を見て、現社長(僕のパパ)批判に傾くのは安易すぎてダメなように感じるが、
一応黒字の会社なんだけどさぁ、初代が購入した不動産あっての黒字なんだよなぁ。
もう廃業して全部の建物取り壊してコインパーキングに貸し出した方が儲かる程度の利益なんだよね。
この10年間高くはない給料で全力で仕事してきたつもりだけど、
なんかもう自分のやってきた仕事が親の壮大な介護に思えて仕方がない。
親の優雅な老後生活のために一生懸命稼いでいるだけに感じてしまう。
まあそうは言っても、親は親で俺に会社なんて継がせずに土地を切り売りしていけば優雅な老後生活は送れるからね。
俺がもらってる面ももちろんあるんだけどね。
育ててもらった恩を忘れてるわけではないし、
世間一般で言われるつらい介護はまだまだこれからなんだけどね。
祖父が起業して、零細企業止まりではあるが親が社長やっていて俺が副社長やってる。
親がもう引退を考えていて、引退を考えて仕事を手放してくれるのはありがたいんだが、
権力と報酬は手放さず、その状態がもう3年以上も続いているので苦しい。
よく言われる働かない社長はいつも遊びまわっていて会社にいない社長だろうが、
零細企業だから社長室なんてものは無いよ。みんなが仕事してるフロアのど真ん中に一日中座ってヤフーニュース眺めてるし
ふるさと納税選んでるし、スマホの機種変のためにドコモにでっかい声で電話するし、客でもない地元のお友達と私用電話するし、
社長も今まで頑張ってきたし、多少のことには目を瞑るべきだと思ってたし
それにガチで揉めた時に株券100%持ってるのは社長だしなぁ…
とか思ってるうちに社内がどんどん腐っていくのを感じる。
今朝、モーニングショーで、日本の賃金が成長していないのはなぜか、というテーマで議論が行われていた。
羽鳥さんがフリップで日本企業の内部留保が増加傾向であることを見せて、えらい先生が「企業が利益をため込んで賃金に回っていない」みたいなことを仰っていた。
玉川さんは、「これは投資に回っていない証拠。企業の経営者が無能だということを証明している」と言っていた。
あいもかわらず行われる内部留保悪者論、いい加減やめませんか?なんでテレビでコメントする前に、企業会計の勉強しないんですか?
偉い先生のいったことも、玉川さんが言ったことも、全部間違っています。誰にでもわかるように解説します。
まず内部留保という用語は会計上存在しませんが、ほぼほぼ利益剰余金であると考えます。
利益剰余金というのは、バランスシートの右下、つまり「資本」にため込まれている部分です。
まずこの「利益剰余金」ですが、「毎年の利益」 - 「毎年の配当額」が、利益剰余金に加算されていきます。つまり、利益からまず株主への分配(配当)をし、余った額が利益剰余金として積みあがるのです。
「株主にしか分配していないじゃないか、労働者に配ったり投資にあてられるだろ」と思うかもしれませんが、残念ながら当期純利益から、株主以外の人間にお金を分配することはできません。また投資に回すこともできません。①なぜ株主以外の人に分配できないのか、②なぜ投資に回せないのか、解説します。
①については、株式会社といのはそういうものだから、という回答以外にあり得ません。資本主義の世の中における株式会社のオーナーは株主です。利益から配当を受け取れるのは株主だけなんです。会社の資本を持たない労働者は「給料」をもらっており、利益を出す段階で既に差し引かれています。既に給料が差し引かれた利益から、更に労働者に配れというのはおかしいでしょう。もし利益から分配を受け取りたいなら、株主になって配当をもらうしかないです(上場企業の株を買えば、誰でももらえます)。資本主義の世の中では、企業の利益剰余金の額=会社の価値=株主が有している株券の価値、と捉えられますが、内部留保を労働者/賃金に、と言っている人は、「労働者の俺にも会社所有者と同じ権利を持たせろ」と言っているに等しいです。たしかに、従業員持ち株制をしいて、従業員を「株主」にしている企業はありますので、そういう会社をもっと増やせという議論は成り立ちますが、株主でもない労働者に内部留保を回せという議論はおかしい。世の中の仕組みをゼロから変えないと(=資本主義の仕組みを完全に破壊しないと)成り立ちません。ほとんど革命家的思想です。それくらいとんでもない制度変更を迫る話になりす。
もし労働者に対してもっと給料増やせ、という議論がしたいなら、「利益」を出しすぎていることを批判すべきです。内部留保のため過ぎが問題じゃないんです。ところが「企業は利益を出しすぎるな、もっと従業員に還元しろ」というと、とたんに共産主義色が強くなるからか、こういう批判の仕方は誰もしません。この議論はフェアですが、仮に給料を増やせば会社の純利益は当然減りますから、株主への配当額も、結果的に余る利益剰余金も増えません。そうすると会社の価値(=株主にとっての価値)は上がりませんから、株価も上がりません。その結果をちゃんと考えてる人っていますか?少なくともテレ朝のモーニングショーの面々はだれも考えていないようでした。
ちなみに、モーニングショーでは北欧やらアイルランドやらとの比較がなされていましたが、世界中どこを見ても、会社が成長している以上、利益剰余金は増え続けています(株価が上がり続けていることとほぼ同義)。つまり、利益剰余金が増えていることは、会社として成長していること、つまり経済が成長しているという大変喜ばしい指標なわけです。それなのに、利益剰余金が増えていることをもって「経営者が無能」などとTVで言われるのは本当にかわいそうなことです。むしろ逆で、経営者が有能だからこそ、利益剰余金が増え続けているのです。
他国と比べて賃金が伸びないのは利益剰余金が増えているからだというならば、賃金伸びてる他国の内部留保額も出しなさいよ。他の国では賃金も、利益剰余金も伸びてるんですよ。
ちなみにアマゾンの利益剰余金額は、1ドル100円換算で、2009年に172億円でしたが、2020年は5.2兆円と10年で300倍になりました。この間、雇用も給料も当然増えているでしょう。どっちかが増えたらどっちかが減る因果関係にあるものではそもそもないんです。
②:内部留保がたまっている=企業が投資をしていない、ということなのか。間違いです。
まず内部留保(以下利益剰余金とします)は投資の原資ではありません。つまり利益剰余金が100なのか200なのか50なのかと、企業がどれくらい投資ができるのかは全く無関係です。
さっき見たように、利益剰余金は、利益(正確に言うと当期純利益) ー 配当金、が積み重なった額なので、利益剰余金の増減に、投資が入り込む余地はないんです。
Aという企業は、利益が100、配当が30、結果として利益剰余金が70増えました。Bという企業は、利益が70、配当が40、結果として利益剰余金が30増えました。AとBで、どっちがより投資をしたと思いますか?答えは、「わからない」です。
投資をするにはお金がいります。その原資は、当年で稼いだ利益(会計上の利益がそのまま現金とし手に入った場合)、及び、それまで貯めてきたお金です。利益剰余金は関係ありません。例えば、上記の前提に立てばお金の流れは下記のようになります(剰余金は出てきません)。
Aは当年利益の100を原資に、投資を10行いました。余ったお金90のうち30は配当に回しました。余った60は預金口座に取っておくことにしました。
Bは当年利益の70を原資に、投資を30行いました。余った40は全額配当に回し、今期、お金はあまりませんでした。
Bのほうが当年利益も利益剰余金の増加額も少ないのに、Aよりも多く投資しています。こういうことが普通におこります。
従って、もっと企業に投資しろや、というのであれば、現預金をみるのが適切です。上記Aに対していうべきは「おまえ、現預金が60も増え取るやないかい!」といえばいいのです。「おまえ、利益剰余金70も増やしとるやないかい!」と怒ったところで、Aは「じゃ配当増やす以外何もできないけどいいっすか?」としか言えません。
同様に、Bに対して「おまえ、利益剰余金30も増やしとるやないかい、投資せえや!」といっても、「いや、もう投資してますわ。これ以上はお金ありませんわ」という答えが返ってきます。
テレ朝コメンテーター含めて多くの人が勘違いは、利益剰余金=現金という誤解からきています。
もっと投資してほしいなら、内部留保とか誰もわからんあいまいなワードでごまかすのでなく、「現金ため込むな」と言えばいいんです。
なんで中身もしらん「内部留保」という言葉を使うんですか?現金でいいんですよ。稼いだ金はじゃんじゃん使え、預金すんなって言えばいいんです。確かに大企業の現預金残高は増えてるので。この点、現預金課税を打ち出した高市さんは、内部留保を悪者にする共産党よりも一歩先に行っています(というより正しく会計を理解している)。
ここまで、テレ朝モーニングショーにおける「大きな誤解」について解説しました。参考になればうれしいです。
ここから、一歩踏み込んで、高市さんのいう「現預金への課税」はどうなのかについて考えます。企業にとって、「金ため込むな」というのは本当に大きなお世話で、まじめに競争している会社だったら必要な投資はもうやってます。投資先がないから投資しないか、将来に備えてため込んでいるだけなんです。
後者に関して有名な企業は任天堂です。任天堂は常に1兆円近い現金持ってますけど、当たるも八卦、当たらぬも八卦なゲーム業界で、次世代機が外れた場合に従業員を食わしていけるようにお金をためてるのは有名な話。
普通の人だって、稼いだお金は将来に向けてためてますよね?それをいきなり、「預金だめ」と言われて、将来に向けてため込んだお金を行きたくもない自己研鑽セミナーに使えと言われたらいやですし、無理やり興味ないセミナーいっても無駄金ですよね?
勿論、将来に向けた貯蓄も過剰だし、いい投資先があるのに投資していないということはあるかも知れませんが、例えば内部留保に課税したところで、突然経営者がいい投資先を見つけられるようになるとは思いません。適切な投資をしない問題があるとしたら、それは大企業サラリーマン経営者がリスクを取らないとか、そもそも勝負している市場が間違っている(投資したところでリターンが得られない)いう問題のほうが圧倒的に大きいと思われ、そういう経営者は課税されたところでその税金を払い続けるだけで、投資を増やすことはしないでしょう。
ちなみに現預金に課税→賃金増につながる可能性も低いです。さっきも見たように賃金増=企業にとっては利益の減少になり、利益の減少はそのまま株主への配当・利益剰余金の減少(正確に言うと、いままでより利益剰余金が増えない)になります。資本主義の世の中では、こういう経営者は、株主がクビにします。そして、株主への配当、利益剰余金を最大化する経営者が選ばれることになります。
「けど最近は、企業も株主の利益を犠牲にしても環境保護を行ったり、社会的な投資をしようとしてるじゃないか」という意見もあると思いますが、企業が環境保護を一生懸命やるのは、そうしないと投資家が投資してくれないから=株主価値が最大化できないから、であります。環境に気をつけてない製品は消費者から選ばれない世の中になっているからこその流れです。
翻って、「この企業は従業員の給料が高いから、この会社の製品を買おう」って思いますか?そんな世の中じゃないので、そういうことやっている会社に投資家は積極的に投資しません。経営者からしたら、従業員に優しい会社になったとしても、オーナーである株主価値を最大化できないのです。
「給料を決めるのは経営者。その経営者は株主が決める」という資本主義の仕組みが維持される以上、会社がいきなり給料を上げてくれることはないんです。
我々ができることは、給料が低い問題を、環境問題と同じくらい、「株主にとって重要なテーマ」に押し上げることです。なので、給料が低く、従業員を搾取していると思われる会社の不買運動をおこしましょう。そうであれば、株主は一時的に自分たちの利益を犠牲にしても、給料増加をのんでくれるかもしれません。
もしくは、「株主は自らの利益を最大化する」という資本主義の原則が崩れること、つまり、投資家の人間としての徳が高まり、「俺の利益より社会全体の利益だ!」という投資家が多数派になることを祈りましょう。世の中のニュースを見れば、人間の欲は底なしだと思わざるを得ない毎日です。人類が欲望に打ち勝ち高次元の存在になることを待つよりも、証券口座開いて、一株でも買って投資家になったほうが賢いのではと思います。
そのとき、「配当もいらん、株価があがらなくてもいい、その分従業員に還元してくれ」とあなたが思えるのであれば、人類が高次元の存在になる日は思ったより近いかもしれません。
めちゃくちゃ馬鹿なこと言うけど、交換して失うものと得るものの価値が等しいなら、そもそも交換する意味がないのでは、と思ってしまう。
① 物品Aと物品Bの価値は、現時点では等しいが、将来的に一方は下がってもう一方は上がるとする(通貨でも株券でもいい)。交換する者同士がお互いに、いま向こうが持っている物品の方が将来的に価値が上がると思っている
とか、
② 大量に羊毛を持っている者と大量に作物を持っている者がいて、お互いにこんなに持っていてもしかたがないので、市場価値で同じになる分量を交換する。現金化した場合の資産額は交換後も変動はないが、双方の生活は以前より向上する
とか、理屈をかませれば、まあそういうことなんだろうと思うけど、もう一つ腑に落ちない。
①の場合ではリスクとリターンがお互いに公平であってこそフェア=等価を完全化できると思うんだけど、偶然に左右されたり、多分にして情報格差による詐欺が横行しそうなのできわめて高度な知能でもなければ公平性の真偽を判断できそうもないのに、どうやってそれが等価だと証明するんだ。
②だって、羊毛10g100円、大根も一本100円、だから等価な、つって物々交換するか貨幣を使うんだろうけど、本当に大根一本100円なのか? 誰が決めてんだ、それは。と思ってしまう。
需要と供給、神の見えざる手、的なことで市場価格100円に落ち着いてんだ、ガタガタ言うんじゃねえ、ということなのかもしれないが、どうも納得いかない。
だいたい、100円分の羊毛と大根を交換した後の双方の満足度は同じなのか。たぶん違うだろう。三日連続でふろふき大根食ってたら、もう要らんだろう。でも100円は100円なのだ。
というか、等価交換という言葉が出てくる場面で、こんなことまで込みで考えてる雰囲気を感じない。
ハガレンは名作だが、「同程度の痛みや苦い教訓を伴うが、実行した方がギリギリ得」ぐらいな意味合いで使われている感じがして、1円でも得ならもう等価じゃねえんじゃねえか? 単なる合理的な判断では? と思わなくもない。
そういうことで頭に戻ってきてしまうのだが、交換して失うものと得るものの価値が等しいなら、そもそも交換する意味がねえんじゃねえのか。なんなんだ。