はてなキーワード: M4A1とは
10人の軍人と10人の敵対する軍人が出会ったとして、飛び交う銃弾は一体何発だろう。1人150発くらい携行しているとすると最大3000発。モノのホンに拠ればベトナム戦争では5万発撃ってやっと1人殺せたらしい。0.06人死ぬことになるか。しかし戦争でこの規模で会敵してマガジン全部撃ち尽くして人が死ないなんてコントは無いだろう。
1人殺してみよう。そいつは1500発撃たれて、多めに見積もって1発1$だとしたら、じゃあそいつは1500$で死んだことになる。故人の持っていたM4A1の、ざっと倍額くらいだ。銃と銃弾だけ見ると敵の方が損しているくらいだ。
敵も浪費家だよな。自分の命惜しさで相手の顔も見えないヤブに1$、2$…最終的に150$投資するわけだから。
ミクロで見ようがマクロで眺めてみようが金銭面でいうと戦争ってのはかったるいもので、もう札束メンコバトルとかで替えちゃえばいいよ。
40代未婚でこれから先も宛てが無いしっていうんで、職場の若い連中に誘われて電動ガンを買った。
元々ゲームで実銃の見た目や名前は知ってたから、M4タイプのカスタムがしたいなぁと言ったら食いついてくるのなんの。
マルイの M4A1 リスバージョンをベースに好きな見た目に変えて見たりした。
総額10万も行かない程度で好みの見た目になって大満足。
マルイ製なので性能も落ち着いててとても良い。
上司は釣りをやれと言ってきたけど、それこそ竿で凄い高額なモノとか買わされそうだったし、そもそもやりたくもない物にお金もかけたくなかった。
若い連中と絡んで銃の話をしているとガキっぽいと言われるが、それでも好きな物は好きだし、一緒にFPSのゲームも遊んだりするようになった。
それがきっかけで仕事も気さくに相談に乗れる感じになってめっちゃスムーズになったし、エアガンに手を出して本当に良かった。
その昔、「ガルパン各校の実力を数値化してみる」というのをやってみたことがある。
http://anond.hatelabo.jp/20140907144051
今回は同じ試みを劇場版で試してみよう。参照したのはWoTのwikiサイト。
http://wiki.wargaming.net/en/World_of_Tanks
冒頭のエキシビションについてはこちらに乗っていた一覧を参照。
http://blog.goo.ne.jp/gfi408/e/6279da4b0f412baeee27fae53ecd1ece
そして大学選抜戦では有名なこちらの図を使用。
http://livedoor.blogimg.jp/achtung0430/imgs/7/7/77ccba22.jpg
まずは個別の戦車について。以前は実装されていなかった八九式が実装されており、Tier2となったことが分かった。
http://wiki.wargaming.net/en/Tank:J26_Type_89
またファイアフライはTier6になった。
http://wiki.wargaming.net/en/Tank:GB19_Sherman_Firefly
クルセイダーはTier5。
http://wiki.wargaming.net/en/Tank:GB20_Crusader
CV33は引き続き実装されていないため、前回採用したTier1をそのまま使う。
知波単の車両については九七式がTier3。
http://wiki.wargaming.net/en/Tank:J07_Chi_Ha
九五式はTier2となる。
http://wiki.wargaming.net/en/Tank:J03_Ha_Go
M4A1も実装されていないので無印M4と同じTier5にしておこう。
http://wiki.wargaming.net/en/Tank:A05_M4_Sherman
大洗側で最も謎なのはBT-42。ただ元になったBT-7はTier3だ
http://wiki.wargaming.net/en/Tank:BT-7
またBT-7に榴弾砲を搭載したBT-7AもTier3である。
http://wiki.wargaming.net/en/Tank:R105_BT_7A
以上を踏まえてBT-42はTier3とする。
続いて大学選抜、主力のパーシングはTier8だ。
http://wiki.wargaming.net/en/Tank:A35_Pershing
T28重戦車もTier8。
http://wiki.wargaming.net/en/Tank:T28
センチュリオンも同じ。
http://wiki.wargaming.net/en/Tank:GB23_Centurion
チャーフィーはTier5となる。
http://wiki.wargaming.net/en/Tank:M24_Chaffee
まったく分からないのがカールだが、あの派手な演出からTierは上限の10にしておこう。
(1)エキシビション
双方16両という、TVシリーズと比較すれば結構大規模な対戦。中身は以下の通り。
(a)大洗・知波単連合
大洗 8両(Tier合計36、平均4.5)
知波単 8両(Tier合計23、平均2.9)
合計 16両(Tier合計59、平均3.7)
(b)聖グロリアーナ・プラウダ連合
聖グロリアーナ 8両(Tier合計38、平均4.8)
プラウダ 8両(Tier合計46、平均5.8)
合計 16両(Tier合計84、平均5.3)
(c)総評
知波単弱い。そして前にも書いたが売れ残りでこの数字を出せる大洗は昔は強かったんだろう。
一方、これだけの差があるのに最終的に残った車両は大洗・知波単が3両、聖グロ・プラウダが2両だったことを考えるなら、錯綜地形での大洗の実力は本物ではないかと思われる。
(2)大学選抜戦
双方30両に及ぶ大規模な対戦。それぞれの中身は以下のようになる。
(a)大洗連合
大洗 8両(Tier合計36、平均4.5)
黒森峰 4両(Tier合計29、平均7.3)
サンダース 3両(Tier合計16、平均5.3)
プラウダ 4両(Tier合計25、平均6.3)
聖グロリアーナ 3両(Tier合計15、平均5.0)
アンツィオ 1両(Tier合計1、平均1.0)
継続 1両(Tier合計3、平均3.0)
知波単 6両(Tier合計17、平均2.8)
合計 30両(Tier合計142、平均4.7)
相変わらず知波単が弱い。アンツィオは論外。黒森峰とプラウダが突出して強い。
この戦力を最初に3つの中隊に分けていたが、その内容は以下の通り。
・ひまわり 10両(Tier合計63、平均6.3)
・あさがお 10両(Tier合計37、平均3.7)
・たんぽぽ 10両(Tier合計42、平均4.2)
中央のひまわりが強力である一方、両翼(とくにあさがお)の弱体ぶりが目立つ。
(b)大学選抜
合計 30両(Tier合計233、平均7.8)
黒森峰すら上回る平均値。さすがは事実上の戦後戦車集団。
当初はこれを4つの部隊+センチュリオンに分けて運用していた。それぞれ以下のようになる。
・メグミ 9両(Tier合計69、平均7.7)
・アズミ 8両(Tier合計61、平均7.6)
・ルミ 8両(Tier合計61、平均7.6)
・カール 4両(Tier合計34、平均8.5)
・アリス 1両(Tier合計8、平均8.0)
(c)総評
車両数こそ同じだが戦力的には大学選抜側の方が圧倒的に強い。特に大洗側は最初に分けた3中隊のうちあさがおの弱さが目立っており、緒戦で容易に突破されてしまったのもそのあたりが理由だろう。
大洗連合の主力がひまわりだと看破し、カールの砲撃に加えて2個中隊での包囲によってその戦力をすり減らしたところまでは大学選抜の目論見通りだったといえるだろう。
まずかったのは、どんぐり小隊にカールと一緒にパーシング3両までまとめて葬られたこと。パーシングを残していればまた結果は違ったかもしれない。
何より最大の失敗は遊園地まで逃したことだろう。性能差を生かしきれなくなる乱戦に持ち込まれる前に、極力追いすがって相手をすり潰すように行動すべきだったように思われる。舐めプしていたと言われても仕方ないのでは。
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以下追記
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まさかブックマークがつくとは思わず、説明不十分なままアップしたらしっかりツッコミが入っていた。
ここはせっかくなので、なぜ「追いすがって相手をすり潰すように行動すべき」だと思ったのか、もう少しきちんと説明しておきたい。
(1)追撃して伏兵を食らったら、という懸念について
たんぽぽは大学選抜左翼と交戦中であり、彼らの動きは把握できている。ひまわりは半減して退却中、あさがおは突破された後に大学選抜を追いかけている状態。試合に参加している車両が最大30両というのは事前に分かっているので、これが大洗の全戦力であることも把握できたはず。従って追撃に対して伏兵として待ち伏せできるのは逃走中のひまわり5両しかないと判断できる。たった5両の待ち伏せを心配して、追撃をやめるどころか敵との接触まで断ってしまうのは、果たして正しい判断だろうか。
(2)プラウダの後衛戦闘について
かーべーたんの奮闘は間違いないし、あれで時間稼ぎはできたとは思う。でも大洗はそのあとでどんぐり小隊をカールの偵察&攻撃に送り出しており、彼らが本隊に戻ってくるまで本隊はどこかで待機していたはずだ。その時点での大洗本隊は車両数19両、これに対して大学選抜はカールとその護衛のパーシング3両、さらにT28を除いても23両ある。Tier合計ならもっと優勢だと考えていいだろう。大洗本隊の位置を特定して全力で攻撃に出る選択肢を選ばなかったのはなぜか。
(3)大洗本隊の位置が分からなかった
可能性はある。でも例えばどんぐり小隊がやって来た方角を偵察するなどの対応を取って探し出すことはできなかったのだろうか。あるいは最初にたんぽぽと接触していた左翼はどうしてそのあとでたんぽぽを見失ってしまったのか。どんぐり小隊が砲煙にまぎれて姿を消した時も、大学選抜は見失ったまま何もしていない。小隊を探すか、あるいは小隊以外の本隊を探すか、そうした努力をしようとはしなかったのか。
(4)探したけど見つからなかった
この場合、大学選抜は無能と言われても仕方ない。大洗側はカールの位置までしっかり見つけ出しているのだから。
(5)開豁地でも錯綜地形でも勝てると考えていた
これが一番ありそうに思える。遊園地跡に逃げ込まれ、個々の戦術や技量を巡る争いになっても優位は揺るがないと考えるなら、203高地戦の後で大洗連合に対する追撃の手を緩めても問題とは思わないだろう。おまけに西住流といえば「撃てば必中 守りは固く 進む姿は乱れ無し」という、どちらかと言えば正攻法で知られており、錯綜地形を生かしてゲリラ戦をやるタイプの相手とは思いづらい。大洗自体は奇策の連打で優勝したのだが、大学選抜側にはその情報が十分に伝わっていなかったのだろう。何しろこの試合は急きょ設定されたものだけに、「西住流大洗派」のやり方を十分に把握する時間がなかった可能性はある。
(6)戦車道
あとは「開豁地でも錯綜地形でも勝てる」事実を示すことで、島田流が西住流を圧倒していることを証明しようとする気持ちもあったかもしれない。これが戦争なら勝てそうなときに確実に勝つことが優先されるだろうが、そうではない。「ザッツ戦車道」と考えて試合に臨んでいたのだとしたら、「追いすがって相手をすり潰す」方が有利だと分かっていてもそうはしなかった理由が説明できる。
以上、いろいろと書いてみたが、あくまで個人的な考えにすぎない。いろいろな見方ができるのがいいフィクションだと思うので、この見解に同意してもらいたいとは言わない。酒の肴代わりになれば十分だろう。
さらに続き。今度は大洗各車両の戦果をまとめて数値化してみた。やはりWorld of TanksのTierを使用。以下のページも参考にした。
戦果を上げた戦車の名前をまず記し、→以下は撃破した車両、×は車両数を記す。()内は複数の車両で共同撃破したもので、[]内の数値は撃破車両の合計Tierだ。
(1)模擬戦
IV号→III突×1、89式×1、38(t)×1 [9.5]
M3は自滅だったので戦果に入らず。IV号が一方的に勝利しただけだった。
(2)親善試合
III突→マチルダ×1 [4]
引き続きのIV号無双、だったんだが負けたので多分TOM(Tank of the Match)は取れなかっただろう。
(3)全国大会一回戦
III突→(M4×1) [+5/3]
M4はIV号、III突、M3の共同撃破なので、各車両に5/3ずつの撃破Tierを足している。この試合のTOMはIV号でよさそうだ。
(4)全国大会二回戦
IV号→P40×1 [5]
III突→セモベンテ×1 [3]
M3→セモベンテ×2 [6]
P40を守っていたCV33をどの車両が撃破したのかは映像だけでは判断できず。おそらくIV号だと思われるが一応「不明」としておいた。TOMはフラッグタンクを潰したIV号か、撃破数の多い89式か、あるいは地味に撃破Tier数トップとなったM3かもしれない。
IV号→T-34/76×1、(KV-2×1) [5+6/2]
III突→T-34/76×2、T-34/85×1、(KV-2×1) [16+6/2]
38(t)→T-34/76×2、T-34/85×1 [16]
撃破車両数でもTierでも、おまけにフラッグタンクを潰した実績で見てもIII突がTOMで文句なしだろう。
(6)全国大会決勝
IV号→ラング×1、ティーガーI×1、(マウス×1) [13+10/3]
III突→ラング×1 [6]
ポルシェティーガーの校舎入り口における撃破シーンは映像でははっきりしないが、あそこにいたのはポルシェティーガーだけなのでポルシェティーガーの戦果にした。公式ツイッターによれば脚本段階ではIII号もポルシェの戦果だったが後で変わったという。
https://twitter.com/garupan/status/318746951749361664
この試合はIV号も頑張ったが、Tierで見ればM3もTOM候補になっている。
(7)トータル
全試合を合計した戦果をまとめると以下のようになる。
38(t)/ヘッツァー→単独撃破×3、共同撃破×1 [19.3]
エースがIV号、準エースがIII突というのはイメージ通り。後は戦車の実力通りに並んでいる。ポルシェティーガーは、1試合当たりの戦果で見ればIV号すら上回っている。
ただしIV号は1試合平均で自分のTierの2.2倍に当たる戦果を上げており、これはポルシェティーガーの戦績(1.9倍)より高い。III突は1.1倍、M3と38(t)はいずれもほぼ1倍、89式は0.9倍強だ。
1.
ここ2年くらい前から、自分の中から「良心」というものが消えてしまった気がする。こんなに赤の他人に憎悪を向けたり、犯罪スレスレの事をできる人間だったとは、ほんの数年前の自分の姿からは想像できない。
2.
今思えば、幼少期から問題行動が多かった。
幼稚園の頃は同級の子供にいじめられたりすることが多かった。その一方で、クラスのある女の子に関心を寄せていて、よく抱き着いたり、性的ないたずらをしていた。
幼稚園にはかわいらしいうさぎがおり、先生からは「○○君(自分の名前)はうさぎさんの面倒をよく見てくれるねえ」なんて、褒められたりしていたが、先生に見られないように、ケージの隙間から毛を引っ張ったり、つねったりしていた。先生は気づいていなかったのかな?
3.
小学校は・・・あまり記憶がないが、からかわれることが多かったように思う。
一番つらかったのは、担任の教師からいじめられていたことだった。彼は何かにつけて自分をからかい、クラス全員の前で晒し者にするのだった。「死ね」「アホ」「ボケ」なんて罵声を浴びせられるのは日常茶飯事。物を投げられたり、殴られたりしたことも何度かあった。一方で自分も、教師に対しては頻繁に嘘をついていた(バレたのは一度だけだった)からお互い様かもしれない。
けれど、後輩のことはたまにいじめたりしてたな。
また、このころから、犬を飼い始めた。両親が誕生日のお祝いに、もらってきてくれたのだ。最初のころは、可愛かったが、しつけが悪かったのかあまりいうことを聞く犬ではなかった。散歩も面倒で、親から散歩するように言われても、家の周りを回ってきただけなんてことがよくあった。
そのうち、その犬を虐待するようになった。近所に人気の少ない空き地のような場所があり、そこに犬を連れて行って、木の棒でたたいたり、足でけったり、鎖で叩いたりしていた。毎日のようにそれを繰り返していたものだから、犬は自分と散歩をするのを嫌がるようになり、空き地が近づくと、必死で踏ん張って抵抗するのだった。
犬は、去年行方不明になってしまった。15歳くらいだったから、死んだに違いない。
4.
中学生になってからは、猫も飼い始めたが、その猫も虐待した。当時の自分は、エアーガンにはまっていて、何丁も収集していた(もっとも、その資金は祖母の財布から抜き取った金)。
一度その電動ガンで、至近距離から猫を撃ちまくったことがある。猫は襖とタンスの間に逃げていき、なお撃ち続けたところ猫は失禁してしまった。大爆笑したことを今でもよく覚えている。
もっとも、失禁に関しては、自分も猫の事を言えたものではない。中学3年ころまで、おねしょをしていたのだから。
その後・・・中学の途中から不登校になり、一切学校に行かなくなり、家に閉じこもりがちになった。原因は、特にコレといったものはなかったのだが、今から思えば、人と関わるのが怖かったように思う。他人の評価を気にしたり、人から嫌われることを極度に恐れていた。蔭では、ペットをいじめたり、親に嘘をついたりしているのに、不思議なものである。
学校に行かず、何をしていたかというと、パソコンを使ってプログラミングをしていた。と言っても、人様の役に立つソフトを作る気はさらさらなく、パソコンを乗っ取るウイルス(トロイの木馬とか、RATなんてよばれる)を作っていた。
当時はヤフーチャットが大盛況で、女子中学生のフリをして、変態ロリコンおやじ共にエロ画像と称してウイルスを送信しパソコンを乗っ取って遊んでいた。当時はそれほど普及していなかったWebカメラを覗いてやると、良き父親といった感じの人から醜男まで様々な連中が現れるのだった。
5.
高校は問題児ばかりを受け入れている学校に進学した。一口で「問題児」と言っても、様々な奴がいた。不良、引きこもり、どう見ても不登校には見えない、「普通」のヤツ・・・
入学して驚いたのは「普通」のヤツが一番多かったことだった。引きこもりしかいない陰鬱な空間か、あるいは、不良ばかりの動物園を想像していたのだが、思いのほか平和そのものだった。
自分は「ふつう」と引きこもりの中間だったが、入学直後から何故か一躍人気者となったのだった。コミュニケーション能力もどんどん発達し、後輩からの信頼も厚く、相談を受けることも多々あった(家では、弟を虐待し、肋骨骨折、右腕骨折の重傷を負わせて病院送りにしていたのに。)
しかしその一方で、一向に自分を信頼しようとせず、冷たい目線を送って来る連中が何人か、教師、生徒の中に居た。今思えば、彼らは自分の本質を直感で見抜いていたのだろう。裏で何をやっているか、外面だけ良く、中身は反社会的で冷酷なヤツであることを見抜いていたに違いない。
幸い、自分が好きになった女の子(仮にA子とする)は、そういう「直感」を備えていなかった。A子は色白で、ロリフェイスというルックスで、学校中の人気者だった。自分はA子とお近づきになるべく、A子が所属している部活に入部することにした。
3か月後、A子とは晴れて恋人同士の関係となった。生徒数が少ない学校だったので、噂はたちまち広がり、非常に気分がよかったことを覚えている。
6.
その後、何とか大学にも現役で合格し、A子との交際も続いていた。
大学生活は、比較的成績もよく、サークルでもリーダを務める等、表面上は順調だった。
ただ、私生活では、サークルで教え込まれた酒の魅力にどっぷりとつかってしまい、半分アル中のような日々を送っていた。学校から帰ると、真っ先に冷蔵庫の「ストロングゼロ」を開けて、ベロベロに酔っぱらいながら、オンラインゲームに勤しんでいた。
一人暮らしだったこともあり、親にもばれず、友人にもばれず・・・であった。
A子もよく、自分のマンションに遊びに来た。ただ、1年生の終わりごろからだっただろうか、自分はA子を虐待するようになった。精神的虐待、身体的虐待、半ば無理やりセックスをしたこともあった。大学3年生のころ、さすがに我慢の限界に達したのか、A子から別れを告げられてしまった。
A子と別れてから、自分は資格試験(最難関と呼ばれる国家試験)の勉強を始めた。
1年と少し、家にこもりきりで、友人と会ったのは片手で数えられる程・・・きわめて孤独な時間を過ごした(おかげで無事、合格できた)。
自分の冷酷さ、良心のなさ、反社会性に気が付いたのはそのころだったように思う。
これまで自分が敵意ないし悪意、を向けていたのは、ペット、弟、恋人、ネット上の他人だった。しかし、このころからは、「目の前のあかの他人」にも悪意、敵意をむき出しにするようになった。
街の中でわざとぶつかり、怒鳴り散らす、横断歩道の信号を無視し、自分を引きかけたドライバーに怒鳴り散らす、マンションの隣人への嫌がらせ等々。
「あかの他人」にこんなことが出来てしまう自分がショックだった。
7.
思うに、高校時代に人並みのコミュニケーション能力を体得し、人とかかわることの不安、が無くなったことで、自分の反社会性がむき出しになってしまい、「良心」は埋没してしまったのかもしれない。
もしかすると、元々「良心」なんてものはなく、「良心」と思っていたのは、実は「他人と関わることの不安」だったのか・・・
「良心」が無いことは、今となっては開き直りの境地という心境にあり、あかの他人や、飼っていたペット、A子、弟に対する仕打ちについては、何ら罪悪感を感じない。
両親が自分のことを「良心」のある心優しい人間だと思い込んでいる事についてだけは、罪悪感はある。
幼少期の経験でこんな人間になってしまったのか、先天的なものなのかはわからないが、何か対策を打たないとマズイ、とは思う。
8.
今までの罪を告白したら、すっきりするかと思いきや、自分の異常性にあらためて気づかされただけだったw