はてなキーワード: 13日の金曜日とは
ちなプレミアムフライデーと13日の金曜日が重なることは永遠にない。
13日の金曜日をスウェーデン風にしてみましたって感じのホラー映画なので
って時にちょうどいい。
話の進み方は「スクリーム」みたいな感じなところ。
山奥のキャンプ場に集まったのはクソデカショッピングモールの誘致を行った自治体職員達。
しかしどうも彼らの仲はうまく行っておらずギクシャク。
ショッピングモールの誘致にも裏がありそうで……と、
この殺人鬼はもしかしたらこの中にいるんじゃないか、という雰囲気を漂わせつつ話は進む。
VS殺人鬼と「ショッピングモール誘致の裏を暴く」が同時並行で進み、
ショッピングモールの誘致の謎が殺人鬼の正体につながっていく?展開は
まぁまぁ見てて楽しかった。
この辺はどんどん人が死んでいってどうやって殺人鬼と対抗するんだ!以外の引きがない映画よりは
よくできてるなーと思う点。
一応、犯人の正体も二転三転?するし。
こいつだ!と映画内で示唆するセリフは出てくるのだが、それを裏付ける証拠は何もない。
不穏なまま話が終わるのはとてもよかった。
バグダッド・カフェ:中盤までは退屈だったけど、主人との友情が芽生えて居場所を得始めてからは良かった 人情モノだけど押し付けがましくなくて、どこか淡々としていたのが良かった
13日の金曜日(1、2、8):ワンパターンで面白くなかった 8は全然NYに行かなくて求めてたシーンは数分くらいだった
エボリューション:まんま宇宙人版ゴーストバスターズ 軽妙な会話をメインに気楽に観られる感じで面白かった
ゲット・アウト:黒人へのズレた敬意とアウェー感が一番のホラーだった 眼差される不快感はNOPEでも描かれていたし、大切なテーマなんだと思う
アス:ゲット・アウトに比べて、テーマと描き方が抽象的で分かりにくかった 一応種明かしはされど、不条理のままな部分も多かったので、そこはホラーとして陳腐にならない気がして好き 寓話としての解釈のゆとりも広がるというもの
ドクター・スリープ:シャイニングの続編というよりは世界観を共有する別作って感じ ホラーというか能力バトルだった 銃で倒せる相手は銃で、という所がなんか納得感があって良いね 銃で倒せちゃうんかいって気もするが
ブラック・クランズマン:面白かった 黒人はもとより、WASPのつもりでいるユダヤ教徒も自身の社会的属性と向き合うのが良かった 最後いきなりマイケル・ムーアめいた感じになって、エンタメとして消費して終わる、ともすれば外部化してしまう呑気な観客を逃さない感じも良かった
ブレット・トレイン︰キル・ビルとか忍殺のエッセンスをアンジャッシュで包み込んだ感じで面白かった トーマスで義務教育を終えた男とか、セコい脅迫で人を自分の反抗期に巻き込むクソ女とか、キャラが立ってて良かった 米原のシーンは、ニッチさに加えて自覚的なトンチキですよというエクスキューズのようにも思えてウケた
レザボア・ドッグス:倉庫での画が続く密室サスペンス?で舞台っぽさを感じた 冒頭の他愛ない会話があんまりハマらなかったけど、オープニングはかっこよかった 人の良さが裏目に出るのは辛いね 徐々に明かされるバックボーンを踏まえて繰り返し観ると面白いのかもしれない オープニングロールでタランティーノ出てるんだって思ったけど、顔を知らんから誰が彼なのか分からんかった
怖いのが嫌だからホラーは避けてきたけど、前にミーハー心で話題になっていたヘレディタリー/継承を観た。超怖かった。
ただ、これを耐えたなら他のも行けようと思って、往年の名作を開拓してみた。
『エルム街の悪夢』『13日の金曜日』『トワイライトゾーン』『チャイルド・プレイ』『スクリーム』『エクソシスト』等々
全然怖くなかった。
シチュエーションや怪異への恐怖が、有名すぎてミーム化してしまったというのもあるんだろうけど。
ゴアやスプラッター描写は、怖いというか単に気持ち悪くなるから見たくないって感じ。
宗教観がどうのみたいな雑語りは、エクソシストではそうかもしれなかったけど他は言うほどか?って感じだった。エルム街〜でも十字架握ってたけど、さほどキーになる部分ではないし。
あと怖さより苛立ちを覚える方が多かった。かまいたちの漫才でもそんなネタあったな。
自ら袋小路に逃げ込むな
無闇に怪異を刺激するな
いつまでも驚いてないでさっさと逃げろ
動かなくなったくらいで油断するな
神の目線から観てて真実が明かされてる分イライラする所もあるのかもしれない。
キャラクターと同じ心境で疑心暗鬼になれる方が好きなんだと思う。だから『遊星からの物体X』は凄く面白かった。いやコイツ明らかに怪しいやんって所はあったけど、ご愛嬌。
『スクリーム』はホラーを成立させているお約束をネタにしたメタホラーと名高いけど、それでも普通にイライラした。メタネタも擦られまくった今や特に面白くはなかったし。
お約束に頼らず、必然的な状況で全身全霊を尽くすのが好き。それで勝つと怪異バトルものになっちゃうけど、負ければ多少後味は悪くともホラーにはなるんじゃないかと思う。
個人的には、未知の存在に不条理にも蹂躙されるけど抗う所にホラーの魅力を感じます。『エイリアン』は大好き。ヤバそうな巣に入って余計な事してパンドラの匣を開けてはしまうけど、それくらいのチョンボなら良いかなって。
ホラーとは少し離れて、進撃の巨人やエヴァも人間を蹂躙する未知の存在が結局種明かしされちゃって(後者は匙を投げたとも言う気がするが……)人間同士の内ゲバになっちゃったのが残念だった。面白かったけど。
「恐らくお前の隣にいる人間は99%お前より顔も悪いし大半はそんな輝かしい夢を持つなんて選択肢すら与えられなかった人生なんだけどなぁ。」
「こいつらは明日俺と人生が入れ替わってたら発狂して死ぬんだろうか?」
「この場で何がどう転んでバッドエンドになったって俺より1億倍はマシな人生じゃねえか」
「こいつらは先進国の美男美女に生まれて病苦や貧困に苦しむわけでもなく恋人や家族に困っているわけでもなく、この期に及んでまだ何か求めるつもりなのか?」
そんなことばかりが頭に浮かんでしまう。
「そら、美男美女に生まれても金持ちでもサメに食い殺されちゃおしまいだよね」って、それは流石に俺みたいな弱者男性でも共感できるし。