はてなキーワード: 赤切符とは
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/note.com/ono_matope/n/n8919af73eb68
しかも自分の無知を知らず、「警察が、検察が、法体系が間違ってる」と自分こそ絶対に正しく他者が間違ってると妄信する有害なタイプのバカ。
大前提として、警察・検察は被害者からの被害届or告訴がなければ動かない(動けない)。
建前上は非親告罪となってても、被害者が「私は被害受けてません」といってるのに動くことはない。
だから弁護士は依頼を受ければ、まず必ず被害者との示談を成立させて、示談書の中に「処罰を望みません」という文言を入れて、被害届・告訴も取り下げてもらって、警察・検察が動く意味をなくすことを目指す。
被害者が被害届・告訴を取り下げれば、逮捕前の任意捜査の段階ならそれで捜査終結となって逮捕はされないし、検察は確実に不起訴(起訴猶予)にする。
起訴後なら刑を軽くする効果しかないが、それでも確実に刑の軽減を狙えるし、今回のnoteは起訴前の話だ。
小野氏のnoteでは「被害者に示談を持ち掛けたが、処罰は望んでない、必要ないと言われて引き下がった」とあるが、示談に関する弁護士の言動が全く出てこないのが不自然すぎる。
まともな弁護士なら、被害者が何と言おうが絶対に示談成立に向けて動く。それが依頼人(加害者)の唯一の確実な不起訴を得る手段だから。
警察が小野氏をその後に逮捕して検察も起訴したってことは、被害者は被害届or告訴を取り下げてないってことで、それは「処罰を望んでない」という小野氏による被害者の言い分と明確に矛盾する。
被害者が小野氏に嘘ついたのか、小野氏が被害者のいう内容を都合のいいように改変して誤認したか、小野氏が嘘ついてるのか、どちらでしょう。
この段階でもあとの段階でも、弁護士は常に示談の成立を最大目標にしてたはずで、依頼人(小野氏)から示談は必要ないと言われても「でもあなたが逮捕を避けるため、不起訴になるためには、示談が絶対に必要ですよ」と小野氏を説得してるはず。そこに一切触れられてないあのnote、俺には違和感しかない。
そして逮捕前に示談を持ち掛けたという記述があるのに、後半で検事から「あなたが否認するなら被害者との示談交渉を取り次がないよ」と言われて焦って供述調書にサインしたとあって、これまた矛盾してる。
逮捕前に自分で示談持ち掛けられたんだよね?逮捕後の検事の取り次ぎって必要?なんで???
そして自分が言った内容ではない検事の作文調書にサインしたってあるけど、弁護士から「それだけは絶対にしように」と口酸っぱく言われてたはずだけど?罪を認める内容の調書にサインしたら終わりだって弁護士はアドバイスしてたはずだけど?刑事手続きでは検察による取り調べは絶対にあるので、弁護士からそれだけはやっちゃいけない禁忌事項(作文調書にサインしない、修正を求める)を聞いてるはずだけど。
検察取り調べに関しても弁護士の言動が一切出てこなくて、これまた違和感しかない。
少なくとも被害者との示談、検事取り調べの関係だけでもこれだけおかしな点があるのに、争ってる事案で一方の当事者の話だけ聞いて鵜呑みにして義憤にかられて検事や警察を口汚くののしってるブクマカ、あまりにもバカすぎる。
争いについて判断するなら、両者の言い分を聞いてから判断しろ、一方だけの話で判断するな、人は嘘をつく、ってお母さんから教わらなかったか?
mkotatsu 他の俺コロナマンは実刑もあるし、この超うっかりさんも有罪妥当だろうけどお店自身が許したれよと言ってるしな…
お店が被害届を取り下げてない(=警察が逮捕して検察が起訴してる)時点で「許したれよ」って意思は無いんだよ!
スピード違反で捕まって「もっとスピード出してる車がいるだろ、そっちを捕まえろよ(そして俺を放免しろ)」みたいな典型的な言い逃れだな!
それ単なる屁理屈ですから!「山ほどある仕事」の中には赤切符のスピード違反とか、もっと軽い罪だってあるからな!
perfectspell お店への被害を考えるならツイート削除しようとした小野マトペが正しく、証拠保全の為に削除を許さなかった警察が偽計業務妨害として告発されるべき。
お店への被害は投稿した時点で発生してるんだよ!あとから削除しても証拠隠滅でしかないんだよ。
「痴漢が電車内で女性のスカートに精液かけて捕まった。痴漢はスカート回収してクリーニングしようとしたのに警察が証拠として押収してクリーニングさせてくれない。警察こそ被害回復を妨害する加害者だ!」てそんなわけあるかバカ。
お前らが普段義憤にかられてる池袋暴走事故の取り調べ状況(飯島の「踏み間違いでなく車の故障だ」という供述内容)だって、全部リークだぞ。
世の中の事件の逮捕後の報道のほとんどは警察・検察のリークだぞ。
今更!?
matchy2 検察ってヒマなんだなあ
殺人事件のような新聞テレビを騒がせる大事件だけが検察の仕事だと思ってる?
残念ながらそれはごく一部で、検察の扱う事件のほとんどはこんな罰金刑で済むような小さな事件ですよ。
murlock これを有罪にすることで誰が得するのか?
被害者がいない事件・・・スピード違反の赤切符も同じように検察が略式起訴して罰金刑になってるけど、あれも誰が得すると思う?
同様の事件を防ぐことで将来の被害者をなくすためにやってんだよ。
そうか?罰金刑で「罪が重すぎる」か? 「俺コロナ」は懲役10か月の実刑判決だったぞ。あのときは「罪が超絶重すぎるゥゥゥ!!!!」とでも叫んだか?
tcngn ひどいなあ、かわいそう、、、もっと捕まえるべき悪いやつおるやろ、、、
そうだね、いるね。だから何?
許してねえよバカ。加害者は被害者に被害弁償もしてないし、示談もしてないし、被害者は被害届を取り下げてもいねえよ。
この状況でどうやったら「被害者は許してる」て言葉が出てくるんだよ。加害者が言う「被害者は俺を許してる」を鵜呑みにするバカか?
具体的にどんなものか
今朝、事故った。
バイクで会社に出勤すると言うのは俺を憂鬱にさせる三つの事のうちの一つだ。ちなみに残りの二つは四輪車で会社に出勤する事と、近所のバス停から公共交通機関で会社に出勤する事である。
車を使わなかったのは愛車が修理中の為手元にあるのが代車だからだ、会社の駐車場は届け出が必要で代車の場合は守衛所に連絡しなければならない、怠ると忌々しいねちゃねちゃした警告ステッカーをべったり貼られるのだ。守衛所と駐車場はひどく離れていて……まあ要するに色々めんどくさい。
と、言うわけで、私はいつものように家の前に愛車のGSF1200を引っ張り出し、エンジンの暖気してタコメーターが安定するのを待ち、よっこらセとまたがってバイクを発進させた。
発進してすぐ事故は起きた。家から一つ目の丁字路で自転車が飛び出してきたのだ。とっさに両方のブレーキをフルに掛け回避行動をとる。間一髪でかわしたと思った次の瞬間私は地面とお友達になっていた。
痛ってーな、くそっ。
とりあえずバイクと地面との間に挟まれた足を抜き取り体の状態を確認した、挟まれた足に打撲がある程度でたいした怪我は無い、プロテクター入りのジャケットのおかげだろう。相手の方を確認とどうやら無事のように見える、落車もしてないところを見ると回避はうまくいったらしい。見たところ近所の高校の生徒の様だ。
「ごめんなさい、大丈夫ですか」と言う彼女に「大丈夫だ、そっちは」と答える。対向車が来なくてよかったと思いながらバイクを起こして状態を確認した。変な角度から地面にぶつかったのだろう、ハンドルが微妙に曲がりメーターケースが割れている。
『修理代は高く付きそうだ』と考えていると「じゃあ」と言って彼女は先へ行こうとする、「まてまて、これから警察呼ぶから勝手に行くな」とあわてて声をかけた。なんて奴だ、なにが「じゃあ」だ。自分には全く責任が無いとでも思っているのか?私は背負っていた鞄をおろして電話を探し始めた。
こけた拍子で中身がぐちゃぐちゃの鞄を漁る私に彼女泣きながら問う。
「事情を説明するだけですか?」
事故の状況を説明して、確認して、記録して、過失割合の提示をしてもらって、警察官の気分次第では油を絞られて、違反があれば切符をもらうんだよ。
そう、違反があれば切符を切られるのだ。彼女の自転車は直進しようとする私のバイクに左に伸びた丁字路の手前の角をかすめるように曲がってきて正対した、つまり右側通行をしており丁字路の優先関係うんぬん以前に違反は明らかだ、切符を切られる要件は満たしていると思われる。私は何か違反をしたつもりは無いが適当な理由で切符を切られる可能性はある、事故の責任が10:0と言う事はまず無い。
しかし、自転車に乗っていた彼女とバイクに乗っていた私とでは大きく異なる点がある。たとえ切符を切られても私は青切符で済むだろうが彼女の場合は赤切符となるのだ。
そのアンバランスさは普段は警官のお目こぼしによって調整されている、まあ運用による調整ってやつはこの件に限らず世の中しばしば有るもんだ。しかし事故の場合はどうだろう、事故の調査とは原因を確認して記録する事だ、この場合お目こぼしはあるのだろうか?
「しゃーない、ええわ」
愚かな判断だと思う。たとえ赤切符を切られたとしても未成年である彼女に前科はつかないだろう。しかし私はそれを酷くバランスが悪い事だと思った。
「但し、親にはちゃんと話す事。そして此処に連絡させなさい」と言い自分の名前と電話番号を書いたメモを渡す。
幸い道路の構造物に損傷は無く、私の怪我も大したことは無い。問題は壊れた俺のバイクのみでこれは彼女の親と交渉して過失割合を決めれば済む事だ、たぶんネットでも代表的な事例を調べられるだろう。
「はい」と泣きじゃくりながら彼女は返事をして去って行った。そして私は今月2回目の遅刻をして上司にどやされる羽目になった。
*付記*
結局これを書いている時点で彼女の両親からの連絡は無い、私は愚か者の上に間抜けだった。涙や状況に騙されてはいけない。事故に会ったら警察に連絡すること、自分と相手の為に。
だが、軽車両に青切符が無いことを変だという考えに変更は無い。
しかし痛いな、主に財布が。