はてなキーワード: タコパとは
そんな僕には好きな人がいる。同じクラスで入学当初から気になっていて5月には既に好きになっていた。
なんなら入学前からTwitterを知っていて顔も見たことがないのにツイートの内容がユーモアに溢れていて面白く、性別も分からなかったのに友達になりたいと思っていたほどだ。
彼女とは入学後すぐに仲良くなった。趣味もある程度合うと思う。当時これはワンチャンあるのではと心のどこかで思ってしまっていた。
彼女は音楽をやっていた。彼女の聴く音楽はすぐに好きになった。
僕の大学では一年生が主体になるお祭りがあり、そこでは有志で集まった一年生による劇が行われる。彼女はその劇のいわば主人公に抜擢された。
その劇の監督も相当彼女のことが気になっていたらしく、二人は仲を深めていき僕の入る隙間は無かった。
本気ならもっとアタックしろと言われるかもしれない。しかし当時の僕に彼と競り合って彼女を奪い取れる自身はどこにも無かった。
特に何の凄みもない、顔も全然カッコよくない僕は一浪して当時は1bitほどのコンプレックスを抱きながらなんとか大学に入った。
対照的に彼は僕と比べ物にならないほど頭が良く、雰囲気もいい、顔もいい、音楽にも堪能。
かくして二人は付き合った。
唯一の救いは周りの誰にも好意がバレていなかったので、二人とも仲良く友達としてやれたことだ。
毎週のように二人を含めた仲の良い友達で集まってご飯を食べて夜な夜な喋ったり、みんなで写真を取りに行ったり一緒に授業を受けた。
前で二人にイチャつかれるのは気持ちの良いものでは無かったが、幸せそうな彼女を見れて僕も幸せだった。
そんなこんなで僕も良い加減諦めて次のステップに行こうと決心し、秋〜年末ごろにはバイト先の女の子を好きになりかけた。
でも好きになれなかった。確かに可愛いし優しそうで愛嬌がある人なのだが、僕は彼女のことを諦めきれなかった。
年が明けると男の方が音楽に熱中するからか何なのか分からないが彼女とあまり連絡を取らなくなったそうだ。
僕は意味がわからなかった。あんなに仲良くしていたのに。お似合いなカップルだと思っていたのに。
二人ともあんなに幸せそうだったのに。こんなに呆気なく終わる恋愛もあるもんなんだな。
彼には非常に強い憤りを覚えて取り乱したこともあったが、後々冷静に考えて僕が憤るのはおかしいと思った。
この時僕は彼女にアタックしようと決めた。彼女の横顔、彼女の声、彼女の言動全てが愛おしく思えた。
3回目のデートで告白するというのが通例と言われる。僕もそう考えていた。
しかし、この一年でお互いのことはよく知っているし、これ以上先延ばしにしても意味がないと思った。
こたえは「考えさせてほしい」だった。
正直7割くらいいけるんじゃないかと思いあがっていた僕がバカだった。でも彼女は僕の思っていた何倍も真剣に考えてくれていた。
僕はもうこれは振られても良いやと思ったくらい嬉しかった。
・実はまだ彼とキッパリ別れられていないこと
・まだ彼氏として僕はみれないということ
正直に言ってくれて僕は嬉しかった。
その後も僕は誘い続け、彼女は二つ返事で応えてくれた。
僕のバイト先の飲食店に行った。すっごいサービスされて恥ずかしかった。
街にも繰り出した(まだコロナが耐えていた頃)。帰るのは日付が変わる頃になっていた。
真夜中にも通話しながらあつ森をした。
本当に楽しかった。彼女と一緒にいられるだけでこの上なく幸せだ。間違いなく世界一可愛い。
写真が大好きな僕は彼女の写真も沢山撮らせてもらった。僕より彼女を可愛く美しく撮れる人は居ないと思った。
でも本当に彼女が好きなんだ。
食べ物の好き嫌いは僕の歴代の友達トップだし、めっちゃ昼夜逆転しがちだし、すぐ引きこもってろくなもの食べなくなるし、そんなに真面目でもないし、たまに何考えているのか分からない。
でもそんな全てを引っ括めても彼女が大好きだ。
まだこたえはもらっていない。
僕から一方的な感じが否めない。彼女からLINEが来ることは殆どないし、何かに誘われることもない。
でもそんな感じがする。僕はどうすれば良いのだろう。
僕はそういうことは付き合ってからするものだと思っていた。けど男らしさがない僕は少しくらいそういうことをしても良いのかもしれないか。
恋愛って難しいな。。。こうやって手探りで見えない霧の中を進むのも悪くないかもしれないけど。
LINEの既読が付くだけでドキドキするし、返信が来ると飛び上がるほど嬉しい。
彼女と会う予定ができたらその為なら何でも頑張れると思える。
彼女は本当に何でこんなに可愛いのってくらい可愛いし、そこら辺の男が寄ってきそうで不安でしかない。
サークルの飲み会に行かれるだけでも嫉妬しちゃうし、とっても心配になってしまう。
ただその中の女の子のスカートがすげー短くて、これでもか!というほどガン見してやったわけだが
その後 家に帰り全く別の件でツイッター見てたらなんとその子の鍵なしアカウントを見つけてしまった
これはきっと神様がお仕置きのチャンスをくれたに違いないと思ったね
んでアイコン画像をプリントアウトしてぶっかけてやろうかと思ってたんだが・・・
よくよくツイートを読んでみたら、去年の4月に大学に入ったばかりのまぁクソガキなの
月3回もディズニーランドに行きやがったり
お母さんから化粧の仕方を教わったり
リア充生活を満喫しているかと思えばホームシックにかかって頻繁に実家に帰ってたり
すべてがうまくいくほど人生は楽じゃないとちゃんとわかってたり
いつしかそんなカノジョのツイートをこっそり覗き見るのが俺の楽しみのひとつとなってしまっていた
そのキラキラした日々を自分の学生時代と比べて、あまりの違いに落ち込んだり、
それでもときには共通点を見つけて、ちょっと懐かしくなったり・・・
もしかしたら、俺・・・この子が卒業する日が来たら、一緒に泣いちゃうかもしれない・・・
最近はそんなこと思ってる
中学生のとある日、担任の先生が「コッペパンはトースターで焼くと倍美味いぞ!」といい出した
先生の話し方も上手かったが生徒全員「焼いたコッペパン」が食べたくて仕方がなかった。
しかし、コッペパンのあまりなんて無いし学校にトースターも無い。
私も焼いたコッペパンが食べたくてスーパーでコッペパンを探すも売っていない、
教頭先生は学校祭だけでなく朝礼でも手品を披露するなどユーモアのある先生だったので
ダメ元で「トースターを教室に置きたいです!」と頼んでみると意外(でもないけど)とノリノリで話を聞いてくれた。
何とかなるのだろうか……と、半信半疑で過ごしているとコッペパンの日に男子が「やばい!やばい!」と騒ぎ出した。
その後ろを見るとトースターを担いだ教頭先生と二人の男子生徒、合計3台のトースターが教室に運び込まれた。
「内緒ね、内緒」とにこにこ笑う教頭先生と「どうだ。焼いたコッペパン美味いだろう」と得意げな担任の先生
焼いたコッペパンの美味しさに感動しつつ、いけないことをしてるみたいで(実際してるけど)
とても楽しかった。
この時の感動が忘れられず、高校生の頃生徒会に所属していた私は勝手に生徒会室にたこ焼き器を持ち込みタコパを決行した。
しかし、そこそこ焼いた所で私のことが嫌いな生徒会副担当の先生にバレてしまった。
めちゃめちゃ怒られただけでなく、肩を超える程度の髪を「髪が長い」だとか
「成績が悪い」(先生が「馬鹿」と決めつけてるだけで評定平均4を下回ったこと無いけど)とか言われ
結構短めのスカートを指差して「水商売みたい」等と関係のないことまで怒りが飛び火。
さらには、
「声を聴くだけでムカつく」とか「お前のせいで忘れ物をした」とか「タコが可愛いそう」とか精神病んでるんじゃないかってレベルの意味不明なことまで言われた。
一通り言い終わった先生自身も言い過ぎた自覚があったのか先生のお気に入り生徒が説得するとすぐに沈静化し、なんやかんやでタコパは続行になった。
それ抜きでも、焼いたコッペパンの感動は超えられなかったなぁ……。