はてなキーワード: ユニークアクセスとは
https://anond.hatelabo.jp/20201117005334
pixivとハーメルンで同じものを投稿してついこの間シリーズ完結したんだけど、意外と傾向が分かれて面白かったので書く。
書いたジャンルは男性向けでちょっと前にアニメ化した漫画の二次創作。
投稿した直後以外も地味ーに閲覧数が伸びていった。1話目が投稿一週間で60PVくらいでその後1ヶ月ちょいで100以上まで伸びた。
投稿し続けたことで1話目を読んでくれた人もいくらかいたみたい。タグ検索で来る人が多いのかな。でも閲覧数が1話目>3話目>2話目なのはいまいちよくわからん。なんで2話目のが少ないんだ。
そのあとR-18を挟んだらその話だけ一気に半分以下まで閲覧数が減った。正直エロある話は閲覧数増えるだろうなと思ってたのでめちゃくちゃ意外。閲覧数のカウント方法わからんけどR-18なのはその途中1話だけなので、それ読まなくても繋がるよって書いたからそのせいかな。
こっちは逆に投稿直後以外はほとんど読まれない。だいたい各話を投稿した直後に30PVくらいのペース。前の話が読まれた感じもあまりしなかった。タグ検索は少なくとも俺の書いたジャンルではあまり使われてない印象。
オリ主やクロスが多いという文化の違いもあるのかな。俺のは原作キャラだけだから。
ただR-18を投稿したら一気に400PVくらい伸びて驚いた。ここまで対照的になるとは。
R-18ありの話だけユニークアクセスが他にダブルスコア以上つけて図抜けてるけど、これはまあしょうがない。ただ他の話も少し伸びてたので読んでくれた人がそれなりにいたのは嬉しい。
閲覧数はpixivで約100PV/話。R-18は50くらい。全年齢は1話目もその他もあまり変わらない。
ハーメルンは70PV/話。1話目はその倍くらいでR-18回は5倍くらい。
1話目の読まれ方とR-18回の伸び方が全然違うのが面白かった。
pixivは各話ごとにR-18指定できて、ハーメルンはシリーズ全体でR-18指定しないといけないという違いがあるのでそれも影響してるのかな。R-18は飛ばしてもいいって書いてたからストーリーには関係ないんだなとスルーする人もいそう。実際肌を重ねたことが重要で書いた内容は大筋に関係ないし。
あるいはpixivは女性が、ハーメルンは男性が多い印象だからその差なんだろうか。原作漫画自体が少年漫画のラブコメだから女性が読んでるとか考えもしてなかったんだけど。
……もしかしてpixivでは18歳未満が本当に読まなかったのだろうか。いや男子中高生を経験した者の一人として非常に考えづらいのだが。
ハーメルンのほうはR-18の有無でそれ以外の回もアクセス数が5倍くらいに変わったので、男性向けでR-18がある作品はハーメルンにも投稿するといいと思う。R-18があるとそれ以降の投稿直後のアクセス数も全然違った。
サイトごとに特色があって面白かったけど、pixivのランキングは中国語と日本語混ぜるのやめろ。男向けR-18ランキングの半分近く中国語なの設計ミスでしょ。
最大級のアダルト漫画海賊版サイト「ExHentai」が閉鎖へ
https://carefulpanda.hatenablog.com/entry/2019/07/28/222325
題名にある様にちょっと調べる為に世間の反応を見ていたら、海賊版だと死ねだけど、これは悲しむ人が多いのはそういう事なんだなと。
普通に知らなかった。
>この定義が2013年から変わっていないんだから今逃げる理由が分からない
>それに結局ExHentaiだけ閉鎖してE-Hentaiは続行している
>話の辻褄が合わん
0chiakiさんについてはハセカラ騒動での行動及びその以後の豹変ぶりから苦手なんだけど、この辺は割と同意。
そもそもこの線だとe-hentaiが今でも存続しているのも変な話だと思うしね。
この線だとあいつらはそれこそ学生に見えるものもアウトだから、e-hentaiはセーフとはならないと思う。
それに2020年に止めるともはっきりせず、今も存続しているみたいだし。
なので、オランダの児童ポルノ禁止法関係で潰れたとの考察もあったみたいだけど、2013年に裁判の判例で否定されているみたいだし、法改正もされていないので、この線は私も薄いと考える。
まだそれならEUの著作権関係の改正(リンク税のアレも関係ある奴)の方が可能性はあるだろうと思う。
あっちの方が余程この手のサイトにはダイレクトできつい問題だと思うよ。
最近EUは割と中共真っ青の事を著作権関係を通して、割とやらかしまくっているからねえ。
後それかマジで漫画村の管理人捕まった可能性とかもあるんじゃないかな?
どう考えても日本人絡んでいそうだしねえ。
芋づる恐れての事かも知れない。
後は割と本気で鯖屋から言われた線はあり得そうな話かもねとは読んでて思った。
だからここの管理人の今の状態見ていると存続したいけど(広告収入とか?)リスクのあるコンテンツを厄介払いがしたくて、今回の行動に移った可能性がある様に思ったりした。
しかし、ヤフージャパンのセンスには心底がっかりさせられるし、はっきり言って業界のイメージを損なっている。
ヤフーは言うまでもなく、日本最大のページビューを誇るポータルサイト。
ヤフーはアカウント作り放題だから延々とネトウヨの罵倒コメントが続く。
理由を考えてみるとおそらく、
「やめるとページビューが減る」という事に尽きるのではないか?
ヤフコメ欄の連中は何度もしつこく書き込む&見に来るので見かけ上のアクセス数が稼ぎやすい。
これをやめると突然、見かけ上のアクセス数が減り(ユニークアクセスは変わらんだろう)成長が至上命題の私企業としては、株主に説明しずらい。
しかし、これでは広告を出稿する側(Yahoo!プロモーション広告という)も広告の表示数を信用できないではないか。
あるいは「やめるとアカウント数が減る」という事もあるかも知れない。
ヤフコメ欄のユーザーはせっせとアカウントを乱造してくれるから、アカウント数の水増しには好都合なのかも知れない。
特に「みんなの政治」という参加型コンテンツ()は、投票の為にガンガンアカウントを乱造してくれるので、アカウントの水増しにはもってこいではないか。
しかし、名誉棄損や侮辱罪が簡単に成立するコメントをガンガン書かせる企業とはいったいどういう企業かと思う。
もちろんヤフーは違法性の疑われるコメントは「後から」消しているらしいが、「後から」では違法コメントが最低でも一度は表示されるわけだ。
ヤフーのような企業態度の事をページビュー至上主義というのだろうが、ネット黎明期ならまだしも2010年代超えてもまだこれかい!、と思わざるを得ないのだ。
それ古いですよ。
「小説家になろう」に投稿してる小説、いま見たらお気に入りが1人になってて2ポイントついてた! やったー! このまま0ポイントで終わるかと思ってた。でも全然読まれてないことには変わりない。1話が読まれてないってことはアクセス解析でわかっちゃうので。
最新話だけやたらアクセス数多いのって、あれって人間が読んでるってわけじゃない気がするんだけど。それとも目次ページは最新話へのアクセスとしてカウントされてるのかな。
まあとにかく週のユニークアクセス数は毎日更新してるからそれなりにあるんだけど、ほとんど読まれてないんだよなあ。なろうに特化したネタ書かないとだめなんだろうけど、趣味で書いてるし、わざわざそんなことやりたくないというか。
※書き手はマイナー2chまとめブログ管理人。友人は永⊥(非モ〒の神 えがちぅん)
ちょっと昔の話。今よりも僕はずっとずっと言い訳をするのが好きで、理屈を説明するのが好きだったんです。
でまぁ、当時も今と変わらずアクセス数がなくて、
男永⊥と飲みながら「アクセス数がない、だからアフィリエイトで金儲けできないんだ」と文句言ってたのです。
したらまた、この永⊥が「じゃあ、わかった」と言うのです。「今からハム速に喧嘩売ろう」と。
胡散臭いというか、社会人として不適切な行動をしたことがないオレは焦りました。「いや、ちょっと待って」とあわてます。
でも永⊥は、少し遠くで飲んでいるハム速と秒刊SUNDAYを指さし、「あいつら煽ってアクセス数稼ごうぜ」と言い、yfrogに写真をうpしようとします。
オレは「いや、向こうも迷惑だし」とか「さすがにうざいっしょ」とか言って止めます。
永⊥は「嫌がられたらすぐyoutubeに謝罪動画をUPすればいいんだよ」と言ってましたが、オレがトイレに行こうとしないので携帯で撮影するのをあきらめました。
「じゃあ、炎上じゃなくて、どさくさにまぎれてハム速をクリスマスイベントのゲストに呼ぶか?」と永⊥は言います。
「でもアクセス数がないんだろ? だったらいい人居たらこのグループチャットに呼んでくるしかないだろ」
「そうだけど、もっと普通にアクセスアップしたいっていうか」とオレ。
「なに、普通って?」
「アルファルファモザイクみたいにバイク板からネタ引っ張ってくるとか、
暇人\(^o^)/速報の『ミュウツー』シリーズみたいに、特定のネタスレを追っかけるとか、そういう…」とハッキリ言えない自分。
「じゃあ、オレが今から炎上主になって、それでお前をハム速管理人と騙って炎上させて、
「それは…、だけど、ほら、お前もこの前言ってたじゃん。2chまとめブログ界隈で有名になった管理人って口が悪い人が多いとか」
「は?」
「その…」
「…口が悪い人じゃねぇよ。ノリが良い子だよ」
「あ、そうだったね。…でもオレ、ノリの良い子、少し苦手だし。そこまでしてアクセス数が欲しいってわけでもないし…」
永⊥はオレの顔をじっと見つめながら、一言、
「だせぇ」
永⊥は言います。
言い訳をして、さも「こういう事情なんだ、だからしょうがないんだ」って言うけれど、
死ぬ気がない自分を必死になって正当化してるだけじゃん、と。
死ぬほどで頑張るつもりもないやつが、起業できないとか言うんじゃない。
どうせ鳩山首相になりすませとアドバイスしたら「人を騙してアクセス稼いでも一時的に盛り上がるだけでユニークアクセス数は…」って言うし、
非モテイベントにつれていけば「ああいう場のノリは苦手だし、中村うさぎがゲストに来て喜ぶような子と仲良くなれそうにない」とか言うだろうし、
どうせ取材しなくてネットの情報だけで扇動記事を書けって言えば「いや、VIP板やν速の書き込みをコラージュして擬似掲示板を作るのが面白いのであって、
ひとつの記事を書きたいって思って始めたわけじゃないし……」って何かにつけて言い訳するんだろ?
だったら「自分には死ぬ気で起業する勇気がないんです」って素直に認めて文句言うんじゃねぇよ。
そっちの方が、よっぽど何かってときにボランティアスタッフとしてタダで仕事押し付けたいってと思うし、
つーか、できない理由並べて、今の自分を否定させずに、起業しようとするその魂胆がだせぇ、と。
その場は言い訳もできず笑ってごまかしたけど、livedoorブログに帰ったら永⊥の顔とセリフが思い浮かんで、
live2chのログの中で「でもさ、でもさ」と必死に言い訳考えてた。
オレにはオレの事情があるんだ、twitterで@ono_matopeとかあそこらへんの人たちとも仲良くしていきたいんだ、しょうがねぇじゃんかよって。
ちょっと前twitterのユーザー名にした荒川智則見ながら(笑)
ひとしきり考えたら、でもどんなに炎上したところで「社長になって分かった××のこと」みたいな奇麗事か当たり障りのないことしか書いてないエントリー上げれば
はてブの連中は全部帳消しにしてくれるよな、って思った
※改変元
要は、勇気がないんでしょ? - Attribute=51
※発想元
「要は、勇気がないんでしょ?」で始まる太平洋戦争 - ARTIFACT@ハテナ系
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/news/20090519/1026331/
サイバーエージェントは、結婚に向けて活動している女性を対象にした携帯電話用ソーシャルネットワーキング・サービス(SNS)「男の子牧場」のサービスを5月19日に停止した。5月13日に開設したばかりだった。サイバーエージェントの広報が運営するブログには、サービスの名称や内容をめぐって批判のコメントが多く寄せられていた。同社はサービスを見直すとしている。
男の子牧場は、女性同士が知人男性の情報を共有、紹介しあう機能を備え、登録された男性の情報を牛や馬、羊のアイコンで表示していた。広報ブログによると、SNSの名称は最近話題になっている「草食男子」という言葉から連想し、女性がイメージしやすいようにという意図で付けた。サイバーエージェントの男性社員にリサーチした結果、問題ないと判断したという。しかし広報ブログには、男性を家畜に例えるものだと批判するコメントが多く寄せられた。
これに加え、男性の情報が本人に無断で掲載されるのではないかと指摘するコメントもあった。利用規約では本人の承諾がない登録を禁止していたが、実際に同意を得たかどうかを確認する機能はなかった。サイバーエージェントはサービス停止に伴い、これまで登録された情報について責任を持って破棄するとしている。
今回個人情報が問題となってますが、そもそもの所ネットにおける個人情報の登録なんてどこもあやしいもんっすよ。ただ勝手に人の情報を登録するなんてそいつ頭可笑しいでしょ。よくこいつらアメブロの印象を悪くしてくれやがることをしてくれた。それをアメーバを野放しにしたのもあって、アメブロの方も「アメブロ辞める」という参加者もが出てるのが悲しい。
573 :Trackback(774):2009/05/19(火) 19:42:04 ID:Bujb26bi
牧場問題でサイバーという会社に嫌気がさしてブログやめちゃった人がいる。
サイバーまじつぶれろ!!
自分もこの事件で辞めるつもりはありません。とアメブロで読者へ言いたいんですけど、これをアメブロに書くとアメブロの批判になっちゃうんですよ。最も「男の子牧場」を知らない参加者も多いと思うので逆効果になるのが怖いですね。しかも困った事にアメブロの文句をアメブロに書くとアカウントを消されるという問題がありまして、ここに書かせて頂いてます。ネタのバックアップを行っていない。お気に入りを全てアメブロ任せにしてるんで消されたらやばいんですよ(汗)。
まあそれ以外に独自のアクセスカウンターはカウント数を水増ししまくる(google Analisticのユニークアクセス数の10倍位)ので、参考程度にしかならないのも困り者です。まあ2chのニュー速で騒いでる人には分からないと思うんですけど、アメブロも裏が多いです。実際の所(笑)
147 :Trackback(774):2009/05/05(火) 22:50:56 ID:7GI4f3ka
179 :Trackback(774):2009/05/06(水) 11:35:35 ID:sFMIe+kW
>>147
記事の削除ぐらいまだマシ
批判してブログごと消された人もいる
180 :Trackback(774):2009/05/06(水) 11:54:40 ID:oDx8QlMw
さすがに全部チェックできるわけないと思うが通報する奴がいるのか?
186 :Trackback(774):2009/05/06(水) 13:15:37 ID:sFMIe+kW
>>180
去年そういう事件があったのだよ
190 :Trackback(774):2009/05/06(水) 17:26:52 ID:kuftnUp5
>>186
今回の件について言うなら、現状アメーバ側は謝罪もなんもないらしいですよねえ。何も知らないで牧場に登録しちゃった人がお気の毒です。ただこういう華やかなサイトには闇があることは認識しておかねばなりません。
「オンラインで流せるテープ」 を提供していた muxtape が閉鎖して一月。昨日出た、運営者からのメッセージを勢いで翻訳する。
http://muxtape.tumblr.com/post/51762430 ←反応
僕は音楽を愛している。
音楽を愛している人にとって、そして音楽そのものにとって、音楽を共有するという欲望は、本質的でかかせないものだと信じている。
愛すべき音楽に出会ったとき、僕たちは友達をターンテーブルの前に集め、CDを貸し、カーステレオで鳴らし、ミックステープを作る。
僕たちは、音楽から感じるものを知っているから。他の誰かにも、それを感じてほしいから。
Muxtapeの物語が始まったのは、僕がオレゴンでやっていた、週一の大学ラジオ番組だ。
その番組で流した曲の記録のかたわら、そのプレイリストをウェブに上げていた。ひとつのブロックが、その週の番組を記録したカセットに対応するというものだ。
当時、ミックステープは斜陽の時代に入っていた。でも、あのプレイリストのページは、ミックステープと同じ役割を、そして多くの点でよりよい役割を果たすはずだ。僕は番組を終えてからも、そのことをずっと考え続けた。
ミックステープのように、プレイリストはある意図を持って集められたものであって、その価値は単なる足し算にとどまらない。
ミックステープとは違って、プレイリストには物理的に届けるための制約がない。でも同時に、そこには実際の楽曲がない。
誰かがそのページを見にきてくれても、知っている曲があれば共感してくれるだろうが、 本来リスナーである人たちにミックスを実際に編集する手間を押し付けるのは、もともとの目的をダメにしてしまう。
プレイリストのことをまた考えはじめ、ついにそれに命を吹き込んだのは、その頃のことだ。
僕の音楽を(ミックステープ的な意味で)共有するという欲望はなくなってはいなかった。
だけど、その行き場はなくなりつつあった。
大手のブログサービスは音楽ファイルを短期的に置けるようにしていたけれど、
そういう場は僕が求めていたものではない。
カセットテープを手に握ったときにうまれる、突き動かされるような感覚。
それを手にしただけで、プレイヤーを探してそいつの使命を遂げさせたくなる。
Muxtapeの設計の目標は、そういう実感ををデジタル世界に翻訳してやり、音楽が生命の火花を散らして、持つ人を聞かずにはいられなくするということだった。
最初のバージョンは僕のtumblrに載せた一枚のガジェットだったけれど、後の姿と本質的に変わりはない。
フィードバックはすごいものだった。
「俺の分も作ってくれないか」という質問が次々と来た。
でも考えが進むにつれ、それはひどくもったいないことだと気づいた。
ソースで配布すると、到達できる範囲はせいぜい自前のサーバーを持ったニッチなクラスタだけになってしまう。
音楽を発見するための、もっと大きな機会をすべて閉じてしまう。
ミックステープの抜け殻に見えていたそれは、すぐにミックステープの進化形に見えだしてきた。
作ってやらなければならない。
三週間の夜をけずった結果、僕はMuxtapeを公開した。
成功はすぐに目に見えて現れた。
24時間で8685人の登録があり、
1ヶ月で97748人の登録と1200万ユニークアクセスがあり、
さらに順調に伸びつづけた。
行き過ぎた予想。技術オタクは賛美するか、すぐに失敗すると断じるかに分かれた。
誰もがどきどきしていた。
僕はぞくぞくしていた。
Muxtapeは「レーダーの視界の下を飛んでいる」からなんとか生き残っているだけだ、という誤解は多かった。
いわく、メジャーレーベルに見つかれば、閉鎖させられるだろう、と。
実際には、レーベルとRIAAは普通の人と同じようにウェブを見ている。
僕も一週間かそこらで、連絡を受けた。
RIAAからの通告が、メールと書留郵便とFedEx夜間便(紙とCD)の三点セットで届いた。
彼らは、権利侵害に当たるらしい6つのmuxtapeを止めるように求めてきたから、僕はそうした。
同じ頃、あるメジャーの著作権問題(anti-piracy)担当者からの連絡を受けた。
電話をとって最初に聞いた一言は、「教えていただきたいんですが、召喚状と訴状は、どこに送ればいいんですかね?」
対話はそこから始まった。
召喚状は送られてこなくて、それは雰囲気を新規ビジネス立ち上げの会議にふさわしいものにしようとする彼の脅し戦術だった。
本当の狙いはビジネスだった。
同じ頃、別のビッグフォーの企画担当者からもコンタクトを受けた。
次の一月、僕は聴き続けた。
頭のいい法律家、この手の問題について傾聴すべき意見を持つ人々と話し、
Muxtapeの合法性について合意を得ようとした。
得られそうな合意は、合意がないということだけだった。
「Muxtapeは100%合法で何の心配もない」から「Muxtapeは違法コピーの宝庫。十億ドルの訴訟とライカー島(Riker's Island)での服役の覚悟はあるのか?」までのあいだで、二十以上のすこしずつ違う意見をもらった。
結局Muxtapeの合法性は法律的に曖昧(moot)だった。
正当性があろうとなかろうと、訴訟で戦う費用はない僕の上に、メジャーレーベルは斧を振りかざしていた。
僕はいつも、アーティストかレーベルが連絡してきて問題を訴えたなら、削除をすると、自分の中で決めていた。
でも、誰からもそういう疑義はなかった。
ひとつも、なかった。
逆に、僕が聞いた範囲では、どのアーティストもこのサイトのファンで、その可能性にわくわくすると言っていた。
そこの親会社は怒っているに違いない大きなレーベルのマーケティング担当から電話を貰い、最新の情報をホームページに反映させるにはどうすればいいかと訊かれたことも何度かあった。
小さめのレーベルからは、彼らのコンテンツを別のクリエイティブな仕方でアピールできないかと言われた。
明らかに、Muxtapeはリスナーにもアーティストにも、同じように価値あるものだった。
五月、メジャーレーベルのひとつ、ユニバーサル・ミュージックとの最初の会議をした。
僕は、最悪の扱いを覚悟して、一人でそこに行った。
この十年、インディーの界隈に片足を突っ込み、そこで大きなレーベルが彼らの利益になるものも知らず、頑固にラッダイトしているのをみたからだ。
ここで言っておきたいのだけど、レーベルは自分自身のビジネスを、ふつうの人が疑っているレベルよりはずっとよく知っている。
ただし、未来へのアプローチに関しては、個々のレーベルによって驚くべき違いがある。
ユニバーサルで僕が会った紳士たちはすごく柔軟で機転が効いていた。
僕は、彼らにMuxtapeが与える利点を売り込む必要はなかった。
彼らはMuxtapeの素晴らしさを知っていて、ただ、支払いを欲しがっているだけだった。
その点については同情する。
僕は、共同で提案を行うにはまだいくらか時間が必要だと伝え、決定を先延ばしした。
彼らは大きく違ったタイプだった。
僕は会議室に入り、8、9人と握手をしてテーブルの前に着くと、目の前に "Muxtape" と題された電話帳並のファイルがあった。
彼らは半円状になって左右の脳のように僕の回りに陣取った。片方は法律、もう片方はビジネス企画。
会議の相手は交互に切り替わった。
「貴方は意図的に権利侵害をしている、サービスを止めるまでに数時間の猶予は与える」という法律サイドのハードな尋問と
「仮にサービスを止めさせられなかったら、どのような協力がありえると思うか?」というおずおずとしたビジネスサイドとの議論。
僕は提案を作るのに二週間を求めたが、二日と告げられた。
決断をしなければならなかった。
僕がみるに、選択肢は三つ。
第一は、全てをやめること。これはずっと考えていなかったことだ。
第二は、メジャーレーベルのコンテンツを全て禁止すること。これなら、直近の危機を回避することができそうだが、二つ大きな問題があった。
ひとつは明らかなことだけど、ユーザーがミックスに使いたいと思う大半の音楽を禁止することになってしまう、ということ。
もうひとつはメジャーレーベル以外に関して、楽曲の所有権と利用をどう扱うべきかという重い問題についてなにもやらないに等しい、ということ。
中規模のレーベルと独立アーティストにも、彼らのコンテンツがどのように使われているかについて、それほど圧力は使えないにしろ、大企業と同様の基本的な権利がある。
これは、ユニバーサルの人に会ってからずっと挑戦していたことだ。
他のサービスでライセンスを受けているものは、いろいろな理由でうまくいっていることを知っていた。
同時に、Muxtapeの場合は違うということ、少なくとも模索する価値はあることを知っていた。
レーベルがそこに価値を見出しているかどうかという疑問の答えは得られていなかったが、次の疑問は、それにどれだけの費用がかかるか、だった。
六月。
僕は五番街の法律事務所に、メジャーレーベルとのライセンス交渉の代理人をつとめることを求めて、彼らは承諾した。
そして、取引をするための遅々としたプロセスが始まった。
第一回は、堅苦しく複雑だった。だけど、思ったほど悪くはない。
僕は彼らを説得し、Muxtapeがこのままサービスを続けることが皆にとっての最良の利益になる、と納得させた。
これでうまく行きそうだった。
さらに二ヶ月、投資家と会合を持ち、サイトの次のフェイズを設計し、交渉を監督した。
困難が予想されたのは、Muxtapeが単純なオンデマンドサービスではない、という点で、オンデマンドよりは支払いが低くて済むはず、という点を考慮に入れてもらえるかどうかだった。
ライセンスの条件からはじめたかったのは、めずらしいwin-winになると思ったからでもある。
僕は、どんな通達があっても(at any given notice)、楽曲を検索して再生する機能を持たせたくはなかった。
一方、彼らもそういう昨日にあまりいい顔はしない(少なくとも、今の価格では)。
それまでは、すべての議論は数字に関するものだったが、
合意に近づくにつれて、掲載位置の販売とかマーケティングの方向性に話が移ってきた。
Muxtapeのモバイルバージョンを提案したが、否定された。
僕の柔軟性は身動きできなくなっていた。
Muxtapeに対して公正な取引をすることに心を割いてはいたけど、僕がずっと持ちつづけていた最大の関心は、サイトの統一性と使用感を保つことだった。
(それはライセンスを求めはじめた元々の理由のひとつでもある)
Muxtapeの経済面での各種の侵略に合意したのも、動かしたい(play ball)からだった。
だけど、編集と創作についてコントロールを手放すのはものすごくつらいことだった。
これと格闘している最中、Muxtape のサービスをホストしているAmazon Web Servicesから通告を受けたのが、8月15日。
Amazonの規約によれば、とんでもなく長い一覧に挙げられた楽曲を一営業日以内にすべて除去しなければ、
これはかなりの驚きだった。
RIAAからの連絡はずっと途絶えていたのだけれど、僕はこれをレーベルの理解が得られたためだと思っていた。
僕はライセンス交渉の最中にあること、これは事務的な間違いじゃないか、夏の金曜日の午後をとりもどせるようにするためにはなんでもしよう、ということを説明しようとした。
一営業日どころか、週末を越えて月曜日までやり続けても、結局、Amazonが要求する文書を作ることはできなかった。RIAAに電話で連絡したけれど、受けてもらうことさえできなかった。
これを解決できるはずだという、ほんとうに感じていたままの期待をそこにメッセージとして残した。
僕はまだ、これがなにかのひどいミスだと思っていた。
でもそれは間違いだった。
事態がすこし把握できてきた次の週。
RIAAの動きは、レーベルの親会社とは別の、自律したものだということ。
レーベルとの間で得た理解は、RIAAには継承されないということ。
どのレーベルも、僕を助けることに特に興味を持っていないということ。
彼らの見かたでは、交渉には影響しない、という。
僕は納得しなかった。
取引にはまだ数週間か数ヶ月(インターネット上では永遠に等しい)はかかる。
つまり、Muxtapeはすくなくとも年末までは止まったままということだ。
また、どうやって支払うかという問題も残っていた。
この変わりやすい世界では、急成長するウェブサイトがある場合でさえ、投資を受けるのは難しい。
ライセンスの取引すべてからの撤退。
どの取引も、単純さを信条とするこのサイトに対しては複雑過ぎるものになりつつあり、
僕がやりたい方向のイノベーションにとって、制約が強すぎ敵対的すぎるものになりつつあった。
開発にほとんど注意を向けられなくなってしまった結果、僕は自分のモチベーションに疑問を感じはじめていた。
僕は、すべてを犠牲にして急スピードで大会社を建てるために、これをはじめたんじゃない。
僕がこれをはじめたのは、音楽を愛する人たちのために単純で美しいなにかを作りたかったからだ。
だから、またそこからはじめたいと思う。
でも、いままでどおりのものではない。
ある、開発初期段階にある機能を取り入れるからだ。これからはその機能に中心的な役割を持たせたい。
Muxtapeは、バンドだけのためのサービスとして再出発する。
インターネットで活動するための、これまでにないシンプルで強力なプラットフォームとしての機能を提供する。
2008年のミュージシャンは、ウェブ開発者と手を組まない限り、オンラインで地位を確保する手段はほとんどない。
しかし、彼らのニーズは、実は共通の問題の中にあることが多い。
あたらしいMuxtapeは、バンドが自分の楽曲をアップロードして、それを埋め込みプレイヤーとして提供し、
もともとのMuxtapeの形式に加えてウェブのどこででも動かすことができるようになる。
魅力あるプロフィールを取り付ける機能、さらに、カレンダーや写真、コメント、ダウンロード、販売、あるいはニーズのある他の全ての追加機能のモジュールを提供する。
システムは0の段階から無限に拡張することができ、CSSデザイナーが使えるようなテンプレートシステムの層を設ける。
詳細は追って公開する。
ベータ版はいまところ非公開だけど、数週間以内に変更する予定。
これは機能の点でかなりの大きな転換だということは、意識している。
僕はいまも、音楽をオンラインで経験する方法を変革したいと思っている。
僕はいまも、相互接続された音楽のもっとも興味深い側面、新しいものをみつける、という側面を実現したいと思っている。
第一フェイズのMuxtapeをこれだけすごい場所にしてくれた皆さんに感謝します。
皆さんのミックスがなければ、ありえなかったことです。
音楽業界はいつかついてくるでしょう。ぜったいに、そうすることになるはずです。
Justin
直リンクしてほしくないページへリンクしているサイト、画像への直リンクしているサイトを見つけ出して
.htaccessで直接指定して弾くのが日課。
携帯からのYahoo検索は、アドレスにランダムな文字列を使ってくるからウザすぎる。ログを汚されるので元から弾いてしまった。
海外のフォーラムは画像の直リンクが酷い。パスがかかってて会員以外が入れない仕様で確認もできない。丸ごと弾いた。
そこまでする自分きめえwwwwwwwwwと思うけど、やめられない。
「あれ?画像が表示されませんね^^;」とか誤魔化しているのを見ると、ざまーみろと思うのだ。
ユニークアクセスが3000を超えて来た今、一つ一つ弾くのはしんどいが、それゆえにやりがいも感じる。
他人のサイトから勝手にリンクを貼るのが自由なら、自分のサイトでリンクを勝手に弾くのも自由。
「無断リンク禁止」とか言う奴は、論争する暇があるならこれくらいやれよと思う。
気に入らないなら拒否してしまえ。
似たような状況なので、自分がやった打開策を提示
・同ジャンルの個人サイトとはっきり宣言したページを用意(但し管理人が同じ事は明言)
・ジャンルで大手になったページは管理人の素性が追及される傾向にある(ゴシップ好きな国民性?)ので、どちらのページもユニークアクセスがほぼ同じになる。
・個人サイトの方で私信なりなんなりを書く(ただし口出しされないだけで、見られているレベルは変わらない事を肝に銘じる)
・アンケートなど、おおやけに問いかけるようなものはメインのページでやる。(これに関する苦情はやっかみ以外のなにものでもないため気にする必要が無い)
1998年だから9年程前。この頃に3年間ほど、インターネット上の議論・論争が好きで仕方なかった時期がある。
自宅にCATVインターネットが開通し、ネットが24時間使い放題になったのが原因。
それが急に冷めて、僕にとってインターネットはただの情報源になって、金稼ぎの手段になって、日記を書く場所になった。
冷めた理由というのは、「2ちゃんねらー」というのが一つの大きな勢力となって現れたこと。
2ちゃんねらーとのいたちごっこのなか、急に冷静になって、なんで俺こんなことに必死になってたんだろうとか思った。
それからネット右翼ブームが始まり、完全にネット上での議論に興味が無くなった。
MSNMのメンバリストには登録人数の上限があって、150だか200だか忘れたけど、登録しきれなくて複数のアカウントを使っていた。
もちろんIRCにも常駐。なんか凄く楽しかった。当時のログがまだ残っている。
ある程度の集団対集団の討論で、いくつかのサイトの掲示板に投稿された記事を、チャットで議論して、
結論をまた投稿する、そしてその投稿を見て他の集団の人たちが反応する。
その繰り返し。
自分もサイトを持っていて、2000年頃に平均して1日3000件ほどのユニークアクセスがあった。
ハッキングから今晩のおかずまで、意味があるんだか無いんだか分からない議論は、かなり楽しかった。
ネット上での議論のために本を読み漁った。いま考えたら馬鹿げているけれどもね。
当時、本当に仲が良かった人が4人いる。
派閥と言ったらおかしいけど、対立関係にあった集団が幾つかあって、どちらかというと自分に近い立場の人たち。
彼らとの総"会話"時間は57,266,176バイト。
オフなんか絶対にしないと思っていたけど、去年の夏頃に会った。
リアルでの彼らは日本を動かす側の人間だった。搾取する側の人間だった。僕も、そうだった。
当時、高校生や大学生だった僕らは、同じような大学を卒業し、大人になっていた。
はてなで何かと議論的なことをしているのを見て、前々から感じていた違和感。
自分は、そこに入りたいんだけど入りたくないみたいな乙女心。
それはいったん自分が引退した世界だからだ、とか思った。
うんこ。