2007-05-12

どうでもいい話。

1998年だから9年程前。この頃に3年間ほど、インターネット上の議論・論争が好きで仕方なかった時期がある。

自宅にCATVインターネットが開通し、ネットが24時間使い放題になったのが原因

それが急に冷めて、僕にとってインターネットはただの情報源になって、金稼ぎの手段になって、日記を書く場所になった。

冷めた理由というのは、「2ちゃんねらー」というのが一つの大きな勢力となって現れたこと。

2001年から2002年頃だと思う。閉鎖騒動のあと。

ある板のスレで僕らのことがヲチされて、叩かれて。

ルール無用な彼らは僕らの"聖域"を荒らし破壊していった。

2ちゃんねらーとのいたちごっこのなか、急に冷静になって、なんで俺こんなことに必死になってたんだろうとか思った。

それからネット右翼ブームが始まり、完全にネット上での議論に興味が無くなった。

当時の僕は、ネット上での"知り合い"が300人以上いた。

MSNMのメンバリストには登録人数の上限があって、150だか200だか忘れたけど、登録しきれなくて複数のアカウントを使っていた。

もちろんIRCにも常駐。なんか凄く楽しかった。当時のログがまだ残っている。

ある程度の集団対集団の討論で、いくつかのサイト掲示板に投稿された記事を、チャットで議論して、

結論をまた投稿する、そしてその投稿を見て他の集団の人たちが反応する。

その繰り返し。

自分もサイトを持っていて、2000年頃に平均して1日3000件ほどのユニークアクセスがあった。

ハッキングから今晩のおかずまで、意味があるんだか無いんだか分からない議論は、かなり楽しかった。

ネット上での議論のために本を読み漁った。いま考えたら馬鹿げているけれどもね。

当時、本当に仲が良かった人が4人いる。

派閥と言ったらおかしいけど、対立関係にあった集団が幾つかあって、どちらかというと自分に近い立場の人たち。

彼らとの総"会話"時間は57,266,176バイト

オフなんか絶対にしないと思っていたけど、去年の夏頃に会った。

リアルでの彼らは日本を動かす側の人間だった。搾取する側の人間だった。僕も、そうだった。

当時、高校生大学生だった僕らは、同じような大学卒業し、大人になっていた。

はてなで何かと議論的なことをしているのを見て、前々から感じていた違和感

自分は、そこに入りたいんだけど入りたくないみたいな乙女心

それはいったん自分が引退した世界だからだ、とか思った。

うんこ

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