まとめていただきありがとうございます。要約が下手でした。すみません。大変助かります…。
もうお前がそう思うんならそうなんだろうなあ、としか言いようがなくなってきたが
外がめちゃくちゃ暑いのに冷房代をケチる公共施設。不快指数が高い。
飲食店は人件費をけちって少ない人数で回し、時間がかかる、サービスが行き届かない。
品格のない貧相さが悲しい。
国はお金を発行できる
無限に発行できる
こういう話が出てきて、ここで思考が停止するのが多いと思うけど
「発行したあとのその金は、どうなるか」
って考えたりする?
発行したらしっぱなしだと思う?
回収できる分しか発行しちゃいけないよ
「売り物を持ってる人間」は売り物1個をもってる
「買いたい人」は交換品を1個もってる
「その交換を保障するお金を発行する」、つまりこれは物と物との間の約束で「物自体はない」
交換が完了して、その交換にまつわる国の仕事分の支払いも徴収して、お金の役割は終わる
100円と100円の交換と、その安全と正確性と記録を保障する作業を1円で何人かで行って、80円の実質交換と20円の税収で100円の交換を完了するの
手数料だけ数字だけだし徴収を40にして、実質交換は80円キープにして、発行量だけ多くしてやろうとすると20円の「存在しない価値」が出てくる
空白に値段をつけるバブルだね
できるよ
100円のものを10000円で売ってみたまえ、それが価値の創造だみたいな話だよ
9900円の回収が、お金を使ったり使われたりする範囲内ではあたりまえにできるけど
発行元がそれを回収するには、そのお金を使ったり使われたりする範囲内で消費する交換をしてもらわないと回収できないの
交換の取次作業に税としてお金を回収するのとあわせて、使った事自体に税を課すと回収もはかどってその分発行もできる
お金の発行量っていうのは借金で、交換する物の数だって言ったよね
日本は牛丼が安すぎるみたいな話があるけど、交換する価値が2個なら2円で済むわけ
おおきい、ちいさい、うまい、はやい、豪華、簡素、トッピング、味変、と選択肢が増えていくたびに、交換の条件や作業が増えていくたび、選択肢の数だけ交換条件つまりお金の出番がでてくる
それを準備すると選択肢が3なら3円、4なら4円となっていく
どこからの仕入れで選択肢が10、調理方法が5で、作業員が4で、とかさなっていって、結局牛丼500円とかになる
これを給料倍にしたいから1000円にして、発行量を倍にしたらお金ふえていいじゃんってなるよね
じゃあ倍になった500円の交換って何に保障するのって話
つかえないお金がたまってたまって「使えませんね」って言われるまでたまって
「あーこの通貨、つかえませんね」で結局二回もバブル崩壊体験してるわけじゃん
そこで500円の使い道を、チャージやチップとして流動性を追加したり転売とか借金みたいな利用促進をしたり、消費税として「1行動につき支払うお金を割り増しにする」という方法を使うわけ
国がさすがに商店の営業方法をひとつひとつ言ってられないから、なにか「あまったお金のつかいかた」を用意してあげないと、お金は発行できない
そこで「投資をしよう!」になるよね
みんなは働いた分のお金をもらって、働かせる分と交換の分で支出をする、そこにアイドルの推しや趣味なんかにもたくさん出費があって市場にはお金があふれてるけど
さらに「投資をする」って作業をみんなの生活に追加して消費をしてもらいたいわけ
そうすると「投資をする・しない」といういままで縁のなかった消費の選択肢が国民の数分だけふえてくれる
投資自体に非課税枠をつくって入金させたら、銀行が企業に「税収を見込める商品」として貸付ができる選択肢が増えるから
それってイコール「日本人は無限に残業ができるぞ!」と同じだと思うよ
「日本人は無限に価値創造ができるクリエイターだ!」でもいいんだけど
たぶんほとんどの人間って、与えられた仕事をその水準ぎりぎりかちょっと下をこなして「1%の人間が考えてコントロールしてる仕事」の一部をわけてもらってる状態だと思うの
そこに選択肢を増やそうっていうのはちょっと無理があると思うんだよね
「公共事業」って創造性を持ってるわけだからそれを価値に変えることもできる
かつての日本は高速道路やインフラを張り巡らせようという計画でめちゃくちゃな経済成長があったよね
今はそれもなしに「銀行がお金をまわせばまわした分だけ税がとれるから、それって経済成長じゃない?」ってところにおちこんじゃってる
風邪がはやってヤバいって危機感が蔓延してるニュースがあるから「公共投資をワクチン接種にぶちこもう」とか簡単に思えちゃう
日経のIT記事つまんないんだよね、日本政府と関東近郊の金融関係くらいしか読むものが無い。
BleepingComputer か、The Verge、The Stack、Wired の方がおもしろいし、なんなら、Washington Post、Axios、POLITICOの方が日経系よりIT、サイバーが強い。
ベタと言われるだろうけど、俺のオススメ百合SFはやっぱり、うえお久光『紫色のクオリア』(電撃文庫、2009年)。
これは本当にすごい。人間がロボットにしか見えない少女という題材からクオリアの問題を扱うほのぼの百合なのでぜひ読んでみてください(にっこり)。古今東西のSFへのオマージュが詰まりまくっていて(クライマックス直前のシーンはまんまグレッグ・イーガンの『万物理論』やんけ! ってなった)、その上にこう友情以上恋人未満の絶妙な百合が描かれていて最高なんですよ(語彙力)。「1/1,000,000,000のキス」、いいよね……あとできれば原作に忠実なコミック版(全3巻)も買ってゆかりからの手紙も読んでほしい~~~~~~~~。
次点が、小川一水『ツインスター・サイクロン・ランナウェイ』(ハヤカワ文庫JA、2020年~)。宇宙で泥をこねあげて漁をするというセンス・オブ・ワンダーあふれる設定から叩きつけられる体格差百合。2巻ではヤンデレな昔の女も登場してきて、ゴリゴリ異性愛主義の権化みたいな作家だった小川一水がついに百合に目覚めたんだなぁという謎の感慨が湧いてくる。
あと、小説じゃなくてアニメだけど、『プリンセス・プリンシパル』(2017年~)は百合スチームパンクの傑作だから見て。壁で分断された煙の街ロンドンで繰り広げられるスパイ&アクションが最高なのよ。メインはスパイなんだけど、ちゃんとスチームパンクもしているのでぜひ。
百合スチームパンクだと、エリザベス・ベア『スチーム・ガール』(創元SF文庫、2017年)も面白かった。都市伝説を扱ったやつだと、宮澤伊織『裏世界ピクニック』(ハヤカワ文庫JA、2017年~)も割と面白い。
書いてんのCPUの歓声じゃね?って俺も思ったわ