はてなキーワード: エレファントとは
レジ前にある元気ドリンクを全部買い占めて順番にラッパ飲みすると、心臓からジンワリと博多の風が吹いてきた。時速140キロで景色が後ろへ遠ざかる。耳、鼻、口、身体中のすべての穴から祝福の歌声が鳴り響く。カンカンカンカンカン!カンカンカンカンカン!みんな仏罰が下ればいい。カンカンカンカンカン!ひとり残らず仏罰が下ればいい。カンカンカンカンカン!残りのレシートは全部ポッケットに押し込んで、帰りのボタンを押した。「さすれば汝は如何様にも処せよう」分かります。その気持ち痛いほど分かります。ナフコの駐車場に大の字で寝そべり、夜空を見上げるとキラリと光る流れ星が見えた。これには見覚えがある。これはきっと、エレファント・モレインA79001に違いない。いてもたってもいられなくなり、即座に電話した。「もしもし、もしもし、僕はドラえもんですか?」 電話口からは否定とも肯定とも取れる曖昧な返答が返ってきた。気を取り直してもう一度電話をかける。「もしもし、もしもし、僕はドラえもんですか?」今度は返事がなかった。黙認、ということだろう。今日から僕はドラえもんだ。誰も否定する者はいない。今これを読んでいる貴方を除いて。
「ショーシャンクの空にを好きって言うと映画好きが反発したりマウントとってくる」って話がネットでたまにあるけど、経緯をよくわかってないと思うんだよね!
あのさあ!もうハラスメントだよあれ!こっちは辟易してるんだよ!
どういうことか説明する!
ショーシャンクの空にって2000年くらいまではそれこそ映画好きとか、頻繁にレンタル店にいくような人とか、一部での知名度しかなかったんだよ。グリーンマイルの方が有名なくらいで。
それまでもじわじわ口コミで人気はあったんだけど、2000年くらいからネットの普及で一気に広まって、普段映画に興味ない人とかヤンキーまで、マイフェイバリットだわ~泣けるわ~見てないの人生損してるわ~と言い出したわけ。
しかも、口コミの広がり方が「知る人ぞ知る」みたいな説明だったから、
それに影響されて、みんなちょっと通気取りなの。
マイナーって言われるんだけど~みたいな。
マトリックス見たけどつまんなくてさ~、で、オススメされたから期待しないで見たショーシャンクが超名作で~みたいな。
映画好きはそういう話題を振られやすい存在だから、他人の影響を受けたのが丸わかりの一つ覚えみたいな感想をあちこちで散々聞かされてきたんですよ。
ひとと映画の話をしてると、すぐショーシャンクの話になって、「ラストの爽快感ヤバイ」「これこそ名作だよね~」みたいな定型文を、毎回毎回違う人から聞かされるの。
同じ人気映画でもバックトゥザフューチャーはひとと話すと語るポイントが結構バラけるんだけど、ショーシャンクは大抵感想が揃ってるんだよね。スタンドバイミーは、ショーシャンクの感想語りに似てるかも。
そういう部分まで透けて見えて、でも直接指摘する事も出来なくて、毎回「アイタタタ~」って思わされる辛さがわかりますか!
サブカルっぽい奴と映画の話をすると、「空気人形とかエレファントとかバッファロー66とかタランティーノとか、時期によってみんな同じ映画の話をする」って映画好きあるあるなんだけど、ショーシャンクはサブカル以外にも、皆から言われるんだからね!
それも一時期じゃなくてず~っとだよ!
サブカルよりひどいよ!
人によってはこういうのを20年くらい経験してきたって事を知ってもらうと、映画好きの辟易加減もよくわかると思う。
若い人だと中学くらいからそういう体験をしてるんだから、人生の半分以上でこの苦痛を味わってるんだよ。
別にマウント取ってるんじゃないんです、話を変えたいんです。またおんなじコピペ感想文を聞かされるのがいやなんです!
そういう経緯とか背景が、裏にはあるんですよ。
が、アウトプットが「女に肩をぶつける」になるところがどうしても理解できない。
アメリカだと、こういうのが銃乱射みたいなことになるのかな?(映画『エレファント』)
それが日本だから矮小化されているだけ?にしては卑屈すぎるような。
社会に理解されない自分、の鬱憤ばらしなんだとして、スカッとするもんなんかね。
銃乱射だと、開き直ってもう後に引けないところまでイっちゃってるからわかりやすいんだけど、肩ぶつけるだけとか、余計自己嫌悪にならないか。
もしもう1度がんばって説明してもらえるなら教えてほしい、「何度も言葉にできない気持ちから女にぶつかりたいと思った事のある俺」さん。