大島じゃなけりゃ見たいの?
先週は出張で、京都と大阪に2泊ずつしたんだけど、仕事先が取ってくれたのだが割とグレードの高いホテルだった。
やったラッキー、いい仕事だぜー、って思ってたんだけど、京都から移動して大阪のホテルにチェックインして
部屋に通されて、さて風呂にでも入るかね、というあたりで、地震かと思うほどの揺れに驚いた。
地震じゃなくて上の階からの振動だと気付いて、しばらく我慢してたんだけど、上にキングコングでも泊ってんのかよと思うほどで
注意をしましたので、と連絡をもらったものの、キングコングはちっとも大人しくならない。もう一度注意してもらったがやはり変わらず。
上の階に泊ってるのはキングコングではなく、中国人の親子連れらしく、子供が超絶はしゃいでるらしい。
ずっと出張続きで正直ゆっくり眠りたかったし、上のキングコングも同じ日程で宿泊するらしいし
こりゃどうしたもんかと思ったら、高層階のジュニアスイートみたいな部屋に移らせてくれるという話になった。
荷物を運びに来てくれたベルボーイが部屋に入ってる時も、ごっすーん、ゴスゴンゴン、ゴゴッゴン、と振動がきて、
ベルボーイによると、中国人の宿泊者は、ホテルで金を一切使わない(コーヒーひとつ飲まないらしい)、まぁそれは良いんだけど
部屋に爆買いした家電やらお菓子やらの箱や緩衝材をごっそり置いて行くらしく、廃棄代が目に見えて増えてい困っているとのこと。
エージェント経由で注意してもらっていても、なかなかマナーは変わらないらしい。頭の痛い話だ。
移った部屋は、エレベータに近い部屋で、エレベーターの音は気になるかもしれないのですが…とは言われたが、そんなもんぜんぜん気にならず
広い部屋で大変快適に過ごせてしまった。ラッキーというか何と言うか。
1拍めは朝食でバイキングを食べたのだが、正直、食事の取り方とかもきったねーんだわ。
ホテルの人がほとんど付ききりで料理の皿を掃除して取り替えてと大変そうだった。
あと国籍関係なく、子供って揚げたイモとソース焼きそばが好きなのな。隣の席にいた中国系らしき子供も、向かい側の席にいた東南アジア系の子供も等しく、
精神障害者として、それはよく思う。
死にたくはないが、生まれてこなければよかった、それに尽きるんだ。
自分は非常に精神障害者といっても微妙な部類で、文章には恐らく健常者と何の違和感も出ていない。
毎週月曜朝に進捗状況報告会がある。そのせいで週末全くリラックスできない。むしろそれどころか最近はバッチリ鬱が再発してしまった。人を鬱にするような上司は悪い上司なんじゃないだろうか
僕はこわもてで、さらに人見知りであるため、初対面の人や電車で向かい合った場合に睨んだような顔になってしまう。
たまにすれ違いや電車の中でちらりとこちらを見、僕も視線に気づき相手を見た際、怖い顔と言う事で友達どうしで怖いねーとひそひそ話をする人たち
あんたの事なんて知らないよ、頼むから人の顔を見て被害を被ったと主張するのはやめてくれよ、こう見えて僕は小心者なんだよ、顔が強張ってるのは注目を浴びるのに慣れてないからなんだよ。
それをされると僕はどうしても加害者になってしまう、罪状は?怖い顔をしていた?ならこっちをちらちらと見るのをやめてくれないか、ちらちらと見た挙句に怖い顔だったから被害者だ?、僕はどうしたらいいんだよ、ほっといてくれよ、他人だろ?頼まれなくてもあんたに金輪際かかわる気なんてないよ。
例えば、怖い顔の人に近づかれたくないように距離やらすれ違いなりをお知らせするサービスがあれば、僕は喜んで怖い顔の側で登録するよ、誰も進んで加害者にはなりたくないよ、頼まれなくてもあんたの近くに近寄らないよ、だからあんたも勝手に被害者を主張して僕を加害者にするのをやめてくれ。
「障害者になったら生かしておくべきではない」も認めることになりがちで、
そうするとホーキング教授のような人も生かしておくべきでないことにされてしまって人類にとって損だからね。
だから認めない方が得なんだ。
それに、固体としては障害者でも子孫の生存に有利な形質を遺せるかもしれない。
子孫を作らないのならそれも意味はないけど。
「障害者は生まれてくるべきではない」を読んだ。元増田の意見とコメントがかみ合っていないようなので、一言言う。
まず、【一人の人間を生育するコスト(a)は、その人間が将来生み出すメリット(b)に相応するか?】。
コスト計算、そしてどこまでをメリットとカウントするか、とてもじゃないけど計算しきれない、と思うかもしれないが、ざっくり言えばプラスであることはほぼ確定している。なぜなら、現時点で人類は滅びてないからだ。つまり、a1+a2+…+a何百億(かは分からないが、とりあえず人類創生からの総数)=Aとし、同じくb1+b2+…+b何百億=Bとすると、現時点の人類の総資産はB-Aだ。これがトータルでプラスになっているということは、平均して後者は前者より大きいということだ。ここまではいいよな?
そして、個々人で見れば、当然bxの値がマイナスの人間は、それはいるだろう。これは否定しない。
そして、元増田の意見は、仮にb1+b2+…b何百億を、健常者によるもの(b')と障害者(b")によるものに分けたとして、
(1)前者(b'1,b'2…)はすべてプラスであり、後者(b"1,b"2,…)はすべてマイナスである
(2)少なくとも、前者の平均値はプラスだが、後者の平均値はマイナスである
普通に考えて、(1)は明らかに間違っているので(健常者が全員プラスはありえないし後者もしかり)、元増田の主張は(2)だろうと推測されるわけだけれど、後者だってとうてい証明できないと思うんだ。元増田は自分自身の狭い体験をもとに、そこを自明としてるようだけど、さっき書いたように人類史で見れば、一人の人間の価値(期待値)はプラスなんだぜ。もちろん、そん中にはすごい天才も含まれるが、すごい犯罪者や悪人も含まれているわけだぜ。元増田がすでに人を二、三人殺してますとか前科何犯ですとか(それだって、取り返しがきくかきかないかはまだ分からない)ならまだしも、現時点で超悪人でもなければ超偉人でもないとすれば、障害があろうがなかろうが、言うほどとびぬけた存在だとは思えないんだけど、それなら平均してプラスの中に入ってる…少なくとも入ることができると予測できると思うんだけどね。
たとえば、オレは性的志向が人とは少し違うかもしれない。具体的な内容は伏せる。けど、それはそれとして一応社会適応して暮らしているし、社会になにがしかプラスを与えているんだろうと思っている。オレの性的志向は、それだけを取り上げてみればたぶん社会的にはマイナスだろう、親の期待をとは異なる人生を生きているだろうという自覚もあるしな。でも、それがなければオレじゃないし、オレは今のような形で社会に対して何かを与えていたかどうか分からない。証明のしようもない。仮にいわゆる「まともな性的志向」で生まれてきたとして、それこそ犯罪者になっていた可能性だってゼロではない。
もちろん、今の自分の状況については、社会の寛容度があがったこと(あるいは寛容性の高い社会に生まれたこと)も、素直に感謝すべきところだと思っている。ただ、言えるのは、オレだって社会に適応するために「それなりに」は頑張った。「それなりに」しか頑張らなかったから、「それなりに」しか貢献できていないというのもまた事実かもしれないけど、それでも、努力して、そしていわば「負債を払うような気持ちで」、感謝しながら日々を生きてる。けどなー。それって誰でもそうだし当たり前のことなんじゃないのとも思う。何も、オレとか元増田が「特別」なわけではなくて。誰だって負債を背負って生きてるわけだし、みんな「それなりに頑張って」負債を返そうとして、返したり返せなかったりしながら生きているんじゃないのか。その中で、一体誰が、あるものは生まれるべきではなかった、とかしたり顔で、しかも生まれる前の段階で言えるんだろう、ってこと。生まれてみないと分かんねーよ、そんなこと。
まあ、少しだけ元増田の意見に寄り添うとすると、元増田の意見…というか感想というか…は、たぶん、もう少し科学が進んだら、悩みとかではなく「実証的なデータ」を背景にした社会学的議論にゆだねられるんだろうな、とは思う。つまり「○○の障害をもって生まれた人間の一生を統計的に処理すると○○となります」みたいなことが、たぶんもうすぐできるしされるようになるだろう。まあ、その前に、例の「犯罪へとつながりやすい遺伝子的特性」みたいなものや「遺伝病や遺伝しやすい病気の発現リスク」みたいなものの研究が先なんだろうけど。そして、同時並行で、遺伝子操作…いわゆる「デザインベビー」づくりなんかも進んでいくんだろうな。そのとき、増田の小さい悩みなんかよりもっと大きなレベルで「生まれるべき存在とは何か」という議論が、人類全体にのしかかってくると思うんだよ。たぶん、近い将来。オレにも君にも、社会で生きていく限り、この問題には決して無縁ではいられないと思う。
そんなわけで、増田があーだこーだ言うのも、そういう「人類史的な大きな流れ」の中の末端の末端…で、意味のある悩みなのかもしれない。増田の書き込みを見て、共感したり反発したりする人の中から、将来そういう研究にかかわったり社会的議論をリードしたりする人が出てくるのかもしれない。だから、増田のしたこと…あるいは生きていることそのものが、今の時点で、人類にとってプラスかマイナスか、誰にも全然分からない。いや、いつまでたっても分からないかもしれない。
だから、増田もいじけてないで、「オレが生きてる意味とかあるのか」とか思ったときはやっぱり思い出した方がいいと思う。誰でも普通に生きてるぶんには大体プラスなんだと。じゃなきゃ、とうに人類は滅びてるはずだ、と。あと、近い将来、君の悩みにはたぶん答えが出るだろうから、それまではとりあえず頑張って生きるしかないねー、と。(笑)