はてなキーワード: 猛禽類とは
娘が結婚した。娘が言うには、相手はなんだか頼りなさそうなのだが、同じ頃合いの若者にしてはよくできたほうで、稼ぎもいいという。
一応このときは娘を信じたし、娘のその言うところにおいては全面的に正しいようだ。若者が車を持たなくなったと言うが、彼は30を前にして持ち家と車を持っている。
ローンも心配しなくていいらしい。40を前にして完済できると意気込んでいた。草食系とは言ったものだが、彼は見た目より猛禽類のそれに近いのかもしれない。ヒョウヒョウとしている割に、眈々と獲物を狙っているのかもしれない。猛禽類だけに。ちったあやるじゃないか。猛禽類だけに。
で、そうも言うなら子供に期待せざるをえない。鳶は鷹を産まぬと言うが、蛙の子は蛙である。弱々しいタマではない、そう考えていた。オタマジャクシだけに。
もう十数回を数える帰省。何度目かは覚えていない。彼の入浴する合間に、恥を省みず娘に直截聞いてみた。
「こどもはどうだ?」
嫁が怪訝な顔をする。しかし、父としては確認しておかねばならない。それに、もう退けない。娘は、
「どうしたの、急に?」
と、笑顔だ。しかしこの笑いは営業スマイルのそれであり、娘もまた肉食生物のそれを隠そうとはしなかった。そうだ、社会においてその美貌は武器だ。
「いや、俺も、お前の孫を見てからでないと、安心して死ねないからな」
「んー」
娘は言葉を選んでいるのだろうか。そして
「こどもは、まだ、いいかなって。シンイチとも、そういうことにしてる」
笑顔を崩さず。髄まで染みた化粧は仮面のごとく。それでこそ我が娘よ。
「そうか」
少し残念そうな顔をして牽制してみる。デリケートな話題ではあるが、やはり血の行く末は見届けてから死にたい。
しかし、わからないでもない。自分の人生を謳歌したいという気持ちも。俺も若い頃は尖っていたつもりだ。社会なんか俺達でぶち壊せるという思いもあった。
その武器のために賢くなろうとしたし、世間の言う高学歴の大学に入り、野心を温めて社会に出た。親父もお袋も泣きこそしなかったが喜んでくれた。
ただ、社会を変えることはできなかった。いや、正確に言えば変えることをいつしか拒む自分がいた。そうしていれば黙っていても財を蓄えることができたから。
「父さんは、どうして孫が欲しいの?」
娘はその顔を変えることなく尋ねる。
「どうしてっていうようなものじゃない。家族が増えることは、それだけで喜ばしいことじゃないか」
と、それらしいことを言ってみる。もしかしたら、俺は先代からの呪縛に囚われているのかもしれない。しかし、これは本意だ。孫の顔を見たい。
ここで、娘の顔が曇った。それまでの笑顔が上っ面のものだとはわかっていたが。私は娘の今よりいい顔を知っている。
少し、間ができた。嫁は娘の顔をじっと見ていた。先行く女として看過できないものがあったのだろうか。洗い物をする手を止めていた。
「私は、こどもを産みたくない」
娘は、俺が最初に尋ねたときと同じ刃をぶつけてきた。すっぴんだ。水溜めに浮かぶ皿とフォークがぶつかる。
「私が、シンイチと結婚したのは、お金じゃない。こどもを産まなくてもいいと、言ってくれたから」
「私、こどもを産まないから」
反抗期があまりなかった娘だが、なんとなく理由がわかった気がした。
間。
シンイチ、浴室の戸を開ける音。嫁は洗い物を続ける。俺と娘は視線を外さない。居間に来るシンイチ。娘が視線を外す。仲睦まじき夫婦が私の視界に。娘は自立した。
トリック :☆
まずは落ち着こう、OK?
犠牲 :☆☆☆☆☆
冒険魂:☆☆☆☆☆
なぜか変なことばかりしてる。サイコロの旅広島→小倉→八代→鹿児島中央(一泊)→博多→長門市→小倉(一泊)→三重町(大分県)→境港→徒歩で米子→名古屋→松本で一泊→長野→東静岡→京都(タイムアップ)→東京。いったいみんな誰と戦っているんだ。
http://twitter.g.hatena.ne.jp/karabou/20100723/1279905897
相棒:☆☆☆☆
イタミン:☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
活発度:☆☆☆☆☆
実況 :☆☆☆☆☆
平凡だが、それがいい。
とくに特徴はないが、実況廃人。アニメや特撮見るなら彼と一緒に。別にサザエ実況に定評はない。
よくアニメ見てる。
スマブラ:☆☆☆☆☆
ポケモン:☆☆☆
カブトボーグ:☆☆☆
ニンテンドーといえばこの人。
猛禽類:☆☆☆☆☆
ニチ朝実況では一目おいてる。
面白さ:☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆・・・
活発度:☆☆☆☆
かのうじ・・・じゃなかった、彼女のベストふぁぼられは有料コンテンツのレベル。
http://favotter.matope.com/user.php?user=sushiage&mode=best
http://twitter.com/Shiba_MAXIMIZER
コマンドー:☆☆☆☆☆
ふぁぼり :☆☆☆☆☆
ふぁぼ魔。ぜひお近づきになりたい。
ZEGA:☆☆☆☆☆
KRDK:☆☆☆☆☆☆
キスダム:☆☆☆
コマンドー:☆☆☆☆☆
結構街の方、住宅やモスバーガーなどのお店がちらほら見える車の通りが多い所で、若いトンビがカラス3匹に攻撃されていた。
トンビは建物の合間のかなり低い場所を旋回しつつ逃げるように飛行していたが、カラスがしきりに追い討ちを掛ける。
力ない「ピーヒョロロー」という鳴き声が少し痛々しかった。
後で調べてみると、カラスは猛禽類に対しては警戒して集団で攻撃を仕掛ける行為(モビング)をよくするらしい。
関係ないが最近トンビを近くで見る事が多いような気がする。今回はたまたま若い鳥が間違って人里に下りてきただけかもしれないが、ちょっと前は狩りをした直後の低空を滑空しているトンビを見かけた。
そういう季節なんだろうか。
※この話はフィクションです。実在の団体・組織・個人・事件とは一切関係がありません。
「下町再生コンサルタント?コンサルタントはんが当行に何の御用ですかな?」
四菱UAJ銀行亀沼町支店支店長の飯沼哲朗はズレ落ちそうになる黒縁眼鏡を戻し、
不信感を含む視線をその男に向けた。
この忙しい時期に・・・。
飯沼の視線には八つ当たりのような苛立ちも混じっていた。
亀沼では長い間、四菱銀行とUAJ銀行そしてあさひ銀行の三つ巴となっていた。
その亀沼天満から駅までの商店街には優良個人商店が多く、そのほとんどをあさひが押さえていた。
それに対して旧四和銀行から派生したUAJは個人顧客を押さえ、四菱は中小企業を相手としていた。
しかし、長引く不況と高齢化からUAJの個人顧客は高齢化で先細り、建設業が多い四菱もまた苦戦していた。
こうした背景から、四菱UAJ銀行沼有町支店では優良取引先の拡大と芳しくない中小企業を相手とした不良債権の処理が当面の急務であった。
こうした背景から、暴力的とも批判されるその豪腕を見込まれ、飯沼は大阪から東京の下町亀沼へと呼ばれたのだった。
この日、飯沼を苛立たせていたのは日経新聞の記事である。
虎ノ門でのUAJ支店と四菱支店統合の際に、不要になった四菱支店の土地を売った。
その売った先が良くなかった。
ここ亀沼でも他人事ではない。
四菱側の店舗へと統合したため、UAJ側の店舗と土地が余った。
この処理をどうするかが飯沼の課題の1つであった。
売却まであと一歩のところで、虎ノ門での一件から地元の警察から待ったが掛かった。
それどころか、同じ匂いを嗅ぎつけたマスコミの対応まで降ってきたのだ。
せっかくの取引も振り出しへと戻ってしまった。
その不満と苛立ちが、普段は隠している飯沼の関西弁をところどころに出させていた。
「我々は四菱銀行さんにちょっとした提案をお持ちしました」
鷹津恭介と名乗ったその男は猛禽類を思わせるその細い目をさらに細めたように見えた。
亀沼出身の有力都議会議員の紹介で来た為か、その提案に相当自信があるのか。
飯沼はその上からの目線に不快感を感じた。
「合併でいらなくなった亀沼天満へと向かう蔵通りの交差点にあるUAJ支店跡。
あの跡地の活用案を提案させていただきたいと思いましてね」
鷹津の横に座る若い男がファイルングされた一つの企画書をうやうやしく飯沼の前に差し出した。
その企画書の題名と1ページ目をめくった飯沼の顔色が変わった。
「鷹津さん、もっと詳しく聞かせていただきましょう」
無理やりにでも標準語に変え、飯沼は座りなおした。