はてなキーワード: coinhiveとは
Coinhive 事件に対する判決の、高裁で有罪になったことについて。
いちソフトウェア開発者として、あの判決によって(主に) Web 開発に二の足踏むことになるんじゃないかとかそういう心配は確かにある。
しかし同時にあの判決に対して「IT の知識がない人が判断するのは良くない」みたいな反応について首を傾げている。
高裁で執行を行う裁判官というのは、事件について法解釈をもって判断する専門家というか一種の技術者なわけだよね?
なら、その技術者が行った判断は尊重されるべきものなのではないのだろうか。
地裁と高裁で判断が違うとなったら、この事件はその微妙なライン上にあるものなのではと考えないのだろうか。
自分たちソフトウェア開発者は IT について(ある程度の)専門家となる技術者だ。しかし法律の専門家ではない。
今回の裁判において、判事側も弁護側も IT の専門家が関わってないということは無いだろう。(実際弁護側はガッツリその道の専門家が関わってるのは知っての通り)
その専門家が関わった判事側・弁護側のお互いの主張を読み、過去の判決を調べ、法の解釈をして判決を下してるわけだ。
専門ではない分野の事となったら、多少は調べるかもしれないし、専門家が書いたことを尊重して読み判断してるのかもしれない。そうじゃないかもしれないけど。
その専門家の判断に対して「その判断は間違っている」と断ずるとする。
ソフトウェア開発者の話題でよく聞くフレーズに「技術者の軽視はよくない」がある。
Webサイトを見ただけで仮装通貨マイニングの手伝いをさせられるのはごめんだよ。
記事配信に金がかかる(サーバ運営費とか)というなら、エロ広告のほうがまだマシだ。
広告なら視覚的に「サイト運営者に金が渡っている」ことを知覚できるが、こっそり告知なくマイニング用JavaScriptが走っても知覚できない。
大してリソースを食わないんだから問題ない、とかそういう話じゃない。閲覧者のほうだって認識できなきゃ気持ち悪いでしょ…
(マイニングするにしても必ず告知してくれるならいいが、その性質上こっそりのほうが多いだろうし)
「サイト運営者に金が渡っている」ことを閲覧者が知覚する必要がない?閲覧者はサイトを見ることで目的を達成し利益を得られている?
Coinhiveがあることで、そのウェブページを見ることができたと考えることはできないかね。
Coinhive設置者はCoinhiveによって利益を得る。 その利益がモチベーションとなり、ウェブサイトが更新される。 更新を楽しみにしていた読者は喜んでそのサイトを見る。 つまり、読者は Coinhive の恩恵を享受している。
違法性があるかどうかは別にして、勝手に自分のPCのリソースを消費されるのは気持ち悪いし、もし自分だったら自分のPC勝手に使われたら腹立つなあと思う。
「ネット広告等も勝手に使われているからそれと変わらないだろ!」と怒っている人いるけど、ネット広告等ならまだ「使われている」とわかるし、嫌ならブラウザ閉じればいいのだから対応できる。
マイニングの場合はマイニングされているかわからないので気持ち悪い。
みんな、もし自分のPCで勝手にマイニングされているとわかっていても何も感じないのかな?私は凄く気持ち悪く感じる。
ネット広告も仕組みは同じだけれども、ネット広告は自分で意図してサイトにアクセスしていて、かつネット広告が表示されることがわかっているし、それを承知済みで広告が沢山表示されるサイトにアクセスしているのでまだ許容できる。
警察官は違法行為を行った者を逮捕・摘発する義務がある・・・という法律は実はどこにもない。つまり、警察には違法行為を見逃す「逮捕・摘発しない自由」が認められている。
池袋事故の加害者が逮捕されないのは、「逮捕・摘発しない自由」を警察が行使したからに過ぎない。
実際逮捕したらかなり面倒なことになる。政財界への説明行脚、加害者側に付く辣腕弁護士から大量に出てくるだろう質問への対応などを考えたら、逮捕せずに世間からの批判を浴びるだけのほうがよっぽど現場への負荷は低い。だから、警察は現場を守るために「逮捕・摘発しない自由」を行使した。
もちろん逮捕しても面倒なことにならない一般国民はこれまで通り逮捕する。稀にCoinhive案件のような反乱分子も出てくるが、こういうのは公判中に美人局役(だいたい、現役警察官の嫁である)に出てきてもらって痴漢とかの性犯罪をでっち上げるだけで勝手に消えてくれる。
警察が全力で被疑者を有罪に持ちこもうとしているのがCoinhive事件■警察が全力で被疑者を無罪放免しようとしているのが池袋事故
何もしてないのに証拠隠滅の恐れありとみなされたのがCoinhive事件■事故直後に電話でSNS削除などの指示をしても証拠隠滅とみなされないのが池袋事故
数名の弁護士有志しか被疑者の味方にならないのがCoinhive事件■弁護士が業界を挙げて被疑者の味方になり警察判断の正当性を説いてるのが池袋事故
インターネットのモラル向上を口実に逮捕したのがCoinhive事件■交通モラルが下がっても構わないと警察が判断したのが池袋事故
あと何があるかな