「殺し屋1」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 殺し屋1とは

2019-06-28

今更アニメ化してもウケない名作

火の鳥

殺し屋1

ロボットポンコッツ

終わりのクロニクル


あと4つぐらいくわえても……いいよ?

2019-03-27

殺し屋1 無料公開

まり気持ち悪くて途中で読むの断念した

2017-10-02

twitter発言からNGっぽいのを消したい

設定とプライバシーユーザー情報の全ツイート履歴からログダウンロードした

取り敢えず「殺す」「殺せ」「殺し」「死ね」「死ぬ」で検索したら100ほどあったので消しておいた

ちなみに映画ゲーム感想を書いただけで攻撃的なツイートをしているわけではない。「日本死ね」「カツ死ね」「死ね死ね団」「死ぬがよい」「死ぬほど」「殺し屋1」「相殺し」「初見殺し」「絶対殺すマン」「ドラゴン殺し」「幻想殺し」「殺せんせー」も一応消しておいた

2文字からしか検索できないのだが、あと消しておいた方がいいワードってある?

2017-07-22

ビックカメラ水戸駅店の欠番SWITCHに関してふと思った事。

ビックカメラ欠番当選Switch店員が買ったんじゃなくて地元の有力転売屋に流したんじゃないかなーと思ってる。

ビックカメラ系の隠語11番っていうのがあって、これは転売屋の事を指すんだけどさ。大抵の11番は個人プレイヤーとか家族程度の規模だし、もっと組織化してたとしても基本的には毅然とした態度で現場対応してると思うんだけど、困ったことに家電量販店が密集した地域には大抵いくつかコネの強い転売屋グループってのが存在するんだ。

これらは家電量販店の身から出たサビというか、そのコネの強い転売屋グループトップってのがずばりビックの元店長とかなんだよね。これはヤマダにしろヨドバシしろ、どこも一緒で、キャリアの枝分かれの隙間というかダークサイドにこのコース存在するんだ。

彼らは元業界OBとしての威光を使って地域店舗(後輩、元部下、同僚の店長、副店長)と非常に有利な交渉を行える。限定数量品のバックヤード確保やポイントアップが特に強力で、21世紀になってから、おおっぴらに値引きとか現金周りの特典こそコンプライアンスがうるさくて出来なくなったものの、ポイントっていう不明瞭でルール整備の整っていない部分ではいまだにおいしい思いをしてるんだ。

家電量販店も、店舗ごとのシマでいえば、販売ノルマだのなんだの上からタコで言われてるからさ、安定して定期的に大量購入してくれる窓口があるってのは店長とか現場トップは楽できるし嬉しいんだよね。OB現場の辛さを知ってるから来店時間とか都合してくれて、閉店間際に黙々と召使い連れて箱で持っててくれたりすっから助かるなーって話なのよ。仮に25パーセントとかわけわかんない還元率つけてノートパソコンとか売るにしても、一般のお客さん集めたら阿鼻叫喚地獄になるけど、OB転売屋グループなら手間もなく静かに右から左からさ。

あと家電量販店業界ってめちゃくちゃ狭くて、20代で数年ヤマダの販売員やってた奴(かわいそうにずっとバイトだ)が辞めても、潰しがきかなくてとなりのヨドバシバイト販売員はじめて、あらまぁ30代突入みたいな人材ジャグリングが狭い地域でずっと行われてるんだわ。で察したと思うけど、転売屋グループの上って先述の通り家電量販店の元店長とかリーダークラス(これも偉そうな肩書だがバイト)のOBから、こういう業界渡り歩いてきたというか消耗した奴を、ちょっとの見所があれば的確に拾ってくんだわ。

でも一番良いのは中国人留学生バイトだね、彼らは頭がいいか中国語日本語英語もできたりするのよ。販売員の名札にさ、3カ国語OKとか書いてあるような子ね。彼らはだのに、つかえねー日本人ボンクラ店員と同じ時給1000円とかでコキ使われてんだわ、アホだよね。障碍者雇用枠のバックヤードスタッフと私同じ給料だったんですーって怒ってた子なんかもいたね、そういう優秀な人材過小評価するアホな組織構造がおいしいのよ。ウチ(転売屋グループ)で日本語英語を話せない中国人召使いを君が指揮してみない?もっと楽して稼げるぜーって軽く誘えばいいからさ。

ちょっと話がとんじゃったけど、件の消えたSwitchはそういうOB大口購入窓口へのお中元だったんじゃないかなって。あらかじめ当選番号があって、その上で該当番号を抜くってやり方は末端の連中だけで完結しない気がしてさー。

殺し屋1って漫画は元やくざ破門された不良なんかが、身を寄せ合ってタタキグループみたいなよくわからん隙間の仕事をやっているってのが最初のあらすじだったと記憶してるんだけど、家電量販店業界にもそういうドロップアウトした先の世界が地続きになって存在するんだよね。企業に良いように使いつぶされた奴らが蜘蛛の糸ほどの繋がりを使って家電量販店を少しは齧らせていただこうみたいなね。

2017-07-03

殺し屋テーマ映画ってない?

レオンみたいなヌル映画じゃなくて、殺し屋1みたいなファンタジーでもないやつ

2015-08-29

キンドル大人買いするから候補ください 追記 ありがとう

少年漫画青年漫画中心に、面白いマンガ大人買いしたいから候補を挙げてほしい。

【◎最近おすすめされて面白かったもの

キングダム

僕だけがいない街

プラネテス

東京タラレバ娘

ぐらんぶる

【×いまいちだったもの

がっこうぐらし

ヴィンランドサガ(後半)

集団自殺サークル


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【追記 & まとめ】

みなさんありがとう。全部買ったらいくらだコレ。

kindleよりこれ使え>

eBookJapan

honto

<この作者の全部読め>

あさりよしとお

うすね正俊

岩明均

九井諒子

おすすめしてくれたマンガまとめ 8/30 20時>

3月のライオンBANANA FISHBLAME!BLUE GIANT、COPPERS、Dimension WGIANT KILLING、Helck、HELLSINGHUNTER×HUNTERMONSTERSLAM DUNK、trash.、アイアムアヒーローアイアンナイトアイシールド21アカギアドルフに告ぐ、アバラ、イティハーサイムリ、インベスターZ、海皇紀ウルトラヘブン、えの素、エマエリア51エリア88おおきく振りかぶってかくかくしかじか風の谷のナウシカガンツギャングース、きりひと讃歌キン肉マンクッキングパパゴールデンカムイこち亀ゴルゴ13ザ・ワールド・イズ・マインさらい屋五葉シグルイシグルイシドニアの騎士シュトヘルスピリットサークルそれでも町は廻っているだがしかしダンジョン飯、ちおちゃんの通学路、ちはやふるデスノートテラフォーマーズドラえもんドラゴンボールドリフターズニンジャスレイヤーノラガミのんのんびよりバイオーグ・トリニティバイオメガハイキューハイスコアガールバガボンドはじめの一歩バリバリ伝説ハルロックハンターハンターバンビーノパンプキンシザーズピースメーカーヒストリエヒナまつりピンポンブッダブラックジャックフリージアベイビーステップへうげものベルセルクホーリーランドぼくらのボクラノキセキポケットモンスターSPECIALマップスマップスネクストシート、まりかセヴン、まんが極道みなみけミナミの帝王モブサイコ100ゆゆ式、リクドウ、レ・ミゼラブルレッドレベルEワールドトリガー亜人暗殺教室宇宙兄弟宇宙大帝ギンガサンダー冒険嘘喰い横山光輝史記王様の仕立て屋乙嫁語り、俺物語夏のあらし、火ノ丸相撲火の鳥覚悟のススメ、岳、楽屋裏、監獄学園寄生獣暁星記極黒のブリュンヒルデ銀の匙銀英伝軍靴のバルツァー、血塊戦線、喧嘩稼業、喧嘩商売皇国の守護者鋼の錬金術師刻刻国民クイズ今日のあすかショー殺し屋1山賊ダイアリー紫色のクオリア七つの大罪実は私は宗像教授異考録、獣の奏者、祝福王、少年の国、食戟のソーマ新世紀エヴァンゲリオン、深く美しきアジア神戸在住進撃の巨人壬生義士伝静かなるドン、石の花、蒼天航路代紋take2大使閣下の料理人大日本天狗党絵詞地獄恋、中間管理職刑事鉄風、天、天空侵犯度胸星土竜の唄東京グール、湯神くんには友達がいない特攻の島、美味しんぼ、描かないマンガ家風雲児たち僕のヒーローアカデミア墨攻無限の住人無邪気の楽園(?)、名無はいったい誰でしょう、幽麗塔、惑星のさみだれ聲の形蟲師

2014-06-23

http://anond.hatelabo.jp/20140622222454

otsune

殺し屋1ジジイをやってるのが誰なのかを探すと立体的に見えてくる話題

ジジイ”だよ

2010-11-11

http://anond.hatelabo.jp/20101110230709

元増田です。痛い目に遭う漫画について、トラバありがとうございます

残酷な神が支配する」は未読です。読んでみます。

デビルマン」と「ベルセルク」はうーんちょっと違うかな…自分基準ですみません

物理的に痛い描写に主眼が置かれているような漫画を読みたいんでした。

ブクマコメントの「殺し屋1」はいいですね!

2009-09-08

コミックギア買った

 ちまたで賛否両論、9割否定、と大変話題の雑誌コミックギア」を購入いたしました。遅きに失した感がありますが、ここでダラダラと感想を述べさせていただきます

 このマンガ雑誌の特徴は、漫画家さんだけで雑誌を作っていく、ということ。互いに互いの作品に対してあーだこーだを繰り返して、各々が漫画製作に励むというわけです。では「編集者がいないのか」というと実はそうではなく、公式ブログによると「漫画家全員で意見を出し合って出来たネームを、まとめて編集者に見せる」という形をとっているようです。なんだか詐欺にあったような気がしますね。

 まぁ、そんな作り方などどうでもよいのですよ、読者にとって。ようは、面白ければいいのです。とかく厳しいマンガ世界。あるものは巨万の富を得、またあるモノは借金まみれで放り出される。このマンガ砂漠で生き残れるのは、「面白いモノ」を描いたものだけなのです。あとのモノは砂漠にて自分のひり出しか糞を食いながら水分を補給するような人生を歩むだけなのです。

 ちょっと言い過ぎのような気もしますが、とりあえず個々の作品の感想を述べさせていただきます。べんべん。


ヒロユキ著「スーパー俺様ラブストーリー

 このマンガの凄いところは作者が頭蓋骨の奥に秘めた人類の宝物である脳味噌を一片も使った形跡がないことです。

 「一挙2話、94ページ掲載!」と表紙に銘打ってありますが、94ページも使って進んだのは起承転結の「起」くらい。四コマで言えば一コマ目です。ヒロユキ氏は自作四コママンガドージンワーク」がアニメ化されるほどの人気作家ですが、どうやら同じ手法でストーリーマンガを描こうとしているようです。画期的です。インディーズコミック(?)で活躍なさっている大橋浩之さんの作品に「音楽」というのがありますが、こちらのページ数は100ページほど。その100ページで1時間半の映画ほどのストーリーをやっておられる大橋氏に対してのこのプロの仕打ち。さすが、プロは違いますね。

 あと、これはコミックギアに載っている全ての作品に言えることで、ほかでもさんざん指摘されていることですが、見開きや1ページぶちぬきが実に多い。通常、見開きなどというものは、一つにマンガ作品に一回くらいあればいい様なもの。それをヒロユキ氏は、とにかく乱発しまくっています。しかも、絵はうまいが構図が下手なので、全体的に書きこまれているのにスカスカ感を味わってしまいます。コップ一杯分のカルピスドラム缶で薄めたような味わいが口の中に広がり、さわやかな水を飲んでいるかのような錯覚を味わってしまいます。カルピスなのに。二次元美少女ぶっかけるのに不可欠な白濁色はどこに行ったのでしょうか。

 見開きと云うのは使いどころが難しいもので、例えば現在ビッグコミックスピリッツで連載されている花沢健吾著「アイアムアヒーロー」では、見開きが異常に多用されているシーンが出現します。しかし、スカスカでないどころか、迫力と恐怖がこれでもかというくらい倍増されている。また、「ディエン・ビン・フー」などで知られる大西大介さんも大ゴマ、見開きを多用する作家さんですが、こちらもそれらが見事に活かされています。要は使い方を誤らなければ連発してもよいのですが、ヒロユキ氏のそれは、先ほども言いましたように、「連発」ではなく「乱発」です。これが銃なら大変なことで、マイケル・ムーアドキュメンタリーネタを一本提供してしまうことでしょう。実に恐ろしい結果となります。

 つまり、基本的なマンガの描き方をヒロユキ氏が一切把握していないどころか、そのことに対してなんら疑問も抱いていないのです。実に自信満々に作品を提供しておられる。ヒロユキ氏はインタビューで「自分がつまらないマンガを描くわけにはいかない」という旨の発言をしておられますが、残念ながら収録作品中、一番つまらなかったです。


じゅら著「マシンガンソウル

 ヒロユキ氏の作品をずいぶんと長く言及してしまいましたので、あとのは軽く流していきます。疲れてきましたので。

 この「マシンガンソウル」という作品はダメ傭兵が主人公で、そいつが頑張る、という内容なのですが、こちらも絵はうまいのですが構図の取り方が下手です。79ページの一コマ目などは、あまりに下手過ぎて映画デビルマン」のうんこ演技を思い出してしまいます。「おれ・・・でーもんになっちゃったよ~」とか「ぐわわぁぁ」とかいう、あれです。観ていない人はレンタルして後悔して下さい。

 物語の途中で主人公は負傷した上官と、助けるべき人質を抱えて敵陣をひたすら疾走します。その猪突猛進ぶりや凄まじく、足を撃ち抜かれても崖から飛び降りても止まりませんし、最終的には頭突きで壁を打ち砕きます。その理由が、すべて主人公が持っている「根性」。凄いですね。「元気があれば何でもできる」という某アゴプロレスラー名言を地でいくような主人公です。

 しかし、やはり「根性だけでそんなことできるわけねーじゃん」的な思いを読者に抱かせてしまう。ここはひとつ、次回にて「実は主人公には謎の力があって、それを狙って謎の組織が…」と言った感じに、謎だらけな感じにしてしまうのはどうでしょうか。そうすれば何とか連載も続けられると思いますが、その前に雑誌が終わりそうな気もするので、やはりこのままでいいような気がします。


・若林稔弥著「大魔王ザキ」

 よく作品を評価するのに「主人公にまるで共感できない」などと言った言葉をよく耳にしますが、主人公に共感できない=ダメ作品、というわけではないことを、ここに記しておきます。そもそもまるで主人公に共感できない作品など有史以来、大量に存在し、しかもそのうちの多くが評価を得ていることを考えれば、その一点でもって作品すべてを否定することなどできないはずです。映画ドーベルマン」や山本英夫さんのマンガ殺し屋1」など、どうしようもない人間ばかりでてきますが、高く評価されていることからも、そのことが判るというものでしょう。個人的な好き嫌いはともかくとして。

 この作品「大魔王ザキ」もそうした「主人公に共感できない作品」の一つとして挙げられると思います。しかし残念なのは、作者がそのことを理解していないこと。読者に対して「こいつ(主人公)に共感して下さいねぇ~」と言った感じのオーラを放っています。「どうしようもない悪党が主人公なのに、最後はそいつに同情してほろりと涙してしまう」作品として映画「マーダー・ライドショー2/デビルズリジェクト」がありますが、これは実は高い演出力がないととてもじゃないけど出来ないことなのです。作者のじゅら氏はおそらく何も判らずにその壁にぶち当たって行った。結果、何も判らないまま崩れていったようです。素直に悪党は悪党にしておくか、最初から共感を得やすいような主人公にしておいた方が無難だったと思われます。

 一つ疑問なのですが、物語ラスト。主人公の師匠は主人公を山から降ろさないようにしようと画策していたのに、なぜあっさりと降ろしてしまったのでしょう?「けがをして動けない」と言った描写もないですし(けがはしてるけど、日本の足で立っているのだから、止めることくらいは出来るはず)。どうせだったらベッドにでも縛り付けておけばよかったのではないかと思います。


・ユーゴ著「ゴーストラッシュ

 怪物退治をする潔癖症な主人公とその使い魔のお話。どうでもいいけど、なんで扉に作者の名前がないのでしょうか。名無しですか。としゆきですか。覆面座談会でコミックギアの内情を暴露ですか。ぜひやっていただきたいところです。

 ちょっとホラーな雰囲気を醸し出そうとしていますが、ものの見事に失敗しています。犬を吠えさせ、カラスを啼かせておけばアトモスフィアが形成されると思ったら大間違いなりよ、キテレツコロッケ食べたいなりよ、キテレツ。私、ボディーだけ病気なりよ、キテレツ。言いたいことが他の作品とかぶるので(コマ割りが下手、構図の取り方が下手、主人公に共感できない、それを作者が判っていない)、適当に埋めておきました。

 あ!女の子触手に襲われているのに、えっちぃ絵を描かなかったことは許せませんね!えっちぃのは嫌いか!金髪ぶってんじゃねぇ!俺は大好きなんだよ!えっちぃのも金髪もな!


友吉著「GOOD GAME」

 もう少し少ないページ数でまとめられたのではないかと思うのですが、ヒロユキ氏の作品に触れた後では、ちょうどいいような感じがしてしまいますから厄介ですね。もしかしたらヒロユキ氏は、他の作品を引き立てるためにわざとあのような作品をお描きになったのかもしれません。涙がちょちょぎれますね。嘘ですけど。


・とりねこ。著「ヒヨコ道化不思議な町と」

 タイトルから林静一さんの「アグマと息子と食えない魂」を思い出してしまいましたが、全然関係ありませんでした。

 柔らかくゆったりとした空気感を醸し出す絵柄に、ほんわかとした話。天野こずえさんの「ARIA」を想起させるような作風で、コミックギアの中では比較的読める作品に仕上がっております。「比較的」ですが。

 途中で繰り出されるトリックの謎解きが、いまいちよく分かりませんでした。私がバカなせいでしょうか。いやいやまさか、そんなはずは…


佐藤ユーキ著「デスハート

 女に振られたら死ぬ話。明らかな構成ミスが目立つ作品です。

 主人公は心臓病気を持っているらしく、女に振られるたびに激しい痛みに襲われます。主人公はそれを「失恋の痛みだ」と解釈していますが、いけませんね。異変を感じたらすぐさま病院に馳せ参じないと。手遅れで死ぬかもしれません。

 主人公は友達の女性のことを「まさか俺に気があるのでは」と童貞丸出しな妄想で突進するのですが、実は彼女にはすでに恋人がいます。そのことが序盤で明らかになるものですから、主人公がその女友達に告白して振られることを読者は分かり切っている。それで引っ張るというのは、土台無理な話です。実は作者は「序盤で明らかにした」つもりはなく、「伏線を張った」つもりだったのかもしれませんが、だとしたら伏線の張り方が下手過ぎます。しかも、その女友達彼氏は主人公の友達なのですが、その友達が最初にちょっと出ただけ。一回もアップになってないので、全然印象が薄いです。

 物語の構成の仕方がまるで分かっていない作者だったのでした。いや、コミックギアは掲載作家全員で作品のネームを回し読み、意見を出し合っているのですから、むしろコミックギア作家全員が物語の構成を分かってないといった方が正しいような気もしますが、私はとても心優しく繊細な人間なので、そのようなひどい事は言わないようにしておきます。罵詈雑言は、人の心を荒んだ物にしますからね。


桜井マコト著「アシュラ」

 いきなり盗賊の頭になった女の子の話。これも比較的読める作品だと思いますが(「比較的」、な)、これで連載はちょっと厳しいような気がします。個人的にはコミックギアの中で一番好きな作品なのですけどね。


・九品そういん著「プリンセスサマナー

 カードゲームで闘う話。最近テレビアニメを観てますと「おれのターン!」とか「場に出ているカードをすべてケツに突っ込んでターンエンド!」とかそんな叫びばかり聞きます。流行ってるみたいですね、カードゲーム

 これもその流行に乗っかった作品なのでしょうが、「負けたい」人間と「勝ちたい人間」を闘わせて、それがうまくいかない、という展開は結構面白かったです。コマの使い方も比較的順当で(「比較的」、な)、読みやすかったのもポイント高し。そういえばポイントたかしさんって、まだエロマンガ描いてるんですか?結構好きだったんですけど。

 ただ面白かった要素がこの一話で使い切られているような気がしますので、今後どうなるのか不安です。まぁ、コミックギアの今後の方が不安なのですが。


総評

 「プリンセスサマナー」と「アシュラ」と「アグマと息子と食えない魂」だけは他の雑誌に移行して、あとは全部打ち切り廃刊ザッツオール、みたいな感じです。ヒロユキさんはコミックギアのために自腹を切って仕事場を借りたそうですが、競馬で負けたと思って、大人しく四コママンガを描いておいてください。うまくいけばまたアニメになるかもしれませんしね。知りませんけど。

 しかし、ネットでの評判でシコタマダメ」を喰らったこの雑誌。それによって世間では「コミックギア=面白くない雑誌」という見方が定着してしまったような気がします。一度そういう印象が付いてしまうと、次回でよほど頑張らないと挽回は不可能。次は11月に発売だそうですが、その頃にはどうなっているのか、とても楽しみです。

 がんばれ!コミックギア!負けるな!ヒロユキ先生

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