はてなキーワード: 処女厨とは
女だけど処女の時から初めての相手が童貞だったらイヤだなと思ってた
結構年齢いくまで処女だったから、余計に「あんまりわかってない人に弄りまわされたくない」という気持ちがあって
でも知り合い(女)が「処女の相手が童貞ってなんかいいよね、しかもそのまま結婚っていいよね」と言っていて
そういう考え方もあるんだなと思った
その知り合いは処女でもなんでもなくて、別に好きでもない人とノリでしちゃうようなクソビッチだったけど
もしかするとそういう人のほうが処女性とか貞操観念強い生き方に憧れるのかもね
ネットだと処女のほうが好まれるけど、自分が処女だったときのことを顧みても
それをわかってなお「処女がいい」って言ってるならその面倒くささをちゃんと受け止める覚悟が決まってるんだろうし
そういうの凄いなって思いながら処女厨の言い分を見てる
処女厨の批判してるわけじゃないよ
なんなんだあれ?
芸能人とかが出来婚したらサル呼ばわりで、出来婚じゃなかったら応援します!って極端すぎ。
その人たち曰く順番を守れってことらしいけど、宗教的道徳的な観点からいったら、自由恋愛とか婚前交渉から非難すべきじゃね?
そもそも恋愛結婚とか婚前交渉がなんとなく許される感じになったのだってつい最近なのに、
しかも自分はその恩恵を受けておいて、出来婚になったとたんジュンバンガーってのは都合がよすぎやしないか。
ただでさえ子供少ないんだから、この際出来婚でも何でもいいじゃん。
結婚がしてなきゃ体裁の悪いものから、しててもしてなくてもいいものに変わりつつあるんだから、子供ができたのをきっかけに結婚したっていいじゃん。
一般的に処女にこだわるとだけ考えられている処女厨だが、その内実は一枚岩ではない。
なぜなら、身体的処女性と精神的処女性から5つのパターンが存在するためだ。
いつ解放されたかとんと見当がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニャーニャー泣いていた事だけはあとで聞いた。吾輩はここで始めて男というものを見た。しかもあとで聞くとそれは処女厨という男の中で一番獰悪な種族であったそうだ。この処女厨というのは時々我々を捕つかまえて突いて食うという話である。しかしその当時は何という考もなかったから別段恐しいとも思わなかった。ただ彼の掌に撫でられスーと持ち上げられた時何だかフワフワした感じがあったばかりである。腕の中で少し落ちついて処女厨の顔を見たのがいわゆる男というものの見始であろう。この時妙なものだと思った感じが今でも残っている。第一毛をもって装飾されべきはずの頭がつるつるしてまるで薬缶だ。その後女子小学生にもだいぶ逢ったがこんな片輪には一度も出会でくわした事がない。
性の乱れ。その言葉が使われ始めた頃はまだ眉をひそめる程度で済んでいたが、若年層の性病感染者が20%を超えるまでに蔓延し、深刻な社会問題となった頃にはもう手の打ちようがなくなっていた。性教育の時間を学校教育に組み込み、性病の危険性、コンドームの重要性などをいくら説いても効果はあがらず、女性団体などの批判を押し切って前世紀の遺物であるかのような、純潔や貞操の価値を、性教育の時間だけではなく道徳、国語の時間を使ってまで重点的に教えてみても感染者は増え続け、それどころか、学校が推し進める価値観はつまらなく、カッコわるく、ださいものであるとされたため、むしろ性に奔放であることがカッコいいという考えにハクをつけるような結果となり、逆効果であるとさえ言われた。
打つ手はなくなり、もう規制するしかないとまでなった時、ひとつの法案が施行された。今までの対策と比べると地味で、目立たず、何のためにそんなことをするのかわからない、そんな法案だった。それが国家試験「処女認定試験」の制定等を含む、通称「処女認定法」だった。当初はほとんどの女性が受験せず、それどころか多くの女性からの激しい非難に晒されていた。しかし状況はまず見合いの現場から変わり始めた。処女認定資格保有者の見合い成功率が目に見えて高くなっていた。ほとんど同じ条件の中でも保有者の成功率が非保有者の倍近くになり、今までは最高ランクと見なされていたグループの非保有者よりも、数ランク下の保有者から先に成功していった。結婚にもっとも有利とされる条件が変わっていた。すると、今まで冷ややかな目で見ていた処女の女性たちも受験し始め、合格するとまたたく間に見合いに成功していった。
それが世間に認知されていくと統計にも変化が現れ始めた。総務省の調査では3年後には早くも減少の傾向が見られ、15年後には性経験の有る未婚者の割合が半減した。処女認定資格で純潔が可視化されることにより、結婚する女性のほとんどが保有者で占められ、非保有者は結婚自体が難しくなり、できたとしても数ランク下の相手がほとんどであった。ある見合い会社の調査によると保有者と非保有者の伴侶の平均年収の差は300万円を超えていた。
そのせいもあってか、15年以上前には一番多かった学生時代の性体験者数が激減した。それまでは処女の価値などないに等しかったが、処女認定試験ができて以来、結婚相手の生涯賃金にして1億近い価値が生まれたことによる、気軽な初体験を躊躇する女性の増加が主な要因とされた。
「あれから15年か」ひとりの処女厨が今年度の統計調査を眺めて呟いた。処女認定法案を中心となって作った男だった。男は統計を眺めるのが好きだった。自分が作った法案の与えた影響を実感するのが好きだった。そしてなによりも処女が好きだった。だから恍惚の表情で統計を眺めていた。あれから15年。必死になって働いてきた。非処女の半減。やっとひと仕事終えた心地だった。数だけではない。現実においても如実に成果は現れていた。ビッチをイイ女の条件として煽る女性誌などいまやひとつもない。どの女性誌を取ってみても純潔をオシャレでいい女の必須条件として喧伝している。
芸能界もひとり、またひとりと処女認定資格の保有を宣言することで、おおっぴらに保有を宣言しないものはファンが離れ、今では若い子みな保有者ばかりとなった。認定試験の厳格さは何よりも力をいれた結果、オリンピックのドーピング検査と並び称されるほどになったので、整形による偽装はもちろん、賄賂や替え玉、資格の売買等による、非処女の保有はまずありえず、詐称に関しても罰則を設けたのでその心配もない。処女厨の望んだ世界だった。だが相変わらず童貞だった。