2019-08-31

ある30代後半男の婚活日記

婚活を開始してある程度の期間が経過したので、情報をまとめておく。

参考:筆者のスペック
婚活開始のキッカケ

ネット上で一方的に存じ上げているプログラマの方が「オミカレ」に転職した。それによって「婚活パーティ」というもの存在することを知った。

ttps://party-calendar.net/

その方がすごく楽しそうに仕事をしているのを見て、自分婚活パーティに参加してみるか、と思うようになった。自分が諦めていた結婚というものも、まだ可能性があるかもしれないと考えた。

※こういったものに限らず、同業者の人が「面白い」と言っているもの自分にとっても面白いことが多いのである。その最たる例がゲーム漫画

婚活パーティ

数々の下調べを踏まえた結果、婚活パーティに参加してみることにした。

事前の準備として、以下のことを実施した。

いざ意を決してパーティに申し込んだところ、前日の夜中に電話で「パーティキャンセルになった」と言われた。明言はされなかったが、どうやら女性に比べて男性が多過ぎたのだろう。ここから得た学びは「直前に申し込むと、はみ出る」ということ。

1回目の婚活パーティ

2018年11月のこと。

前回の学びを生かして次に申し込んだパーティでは、実際に参加することができた。開催は土曜日の昼。8対8のパーティ。全ての女性と5分間程度会話できるものだった。普段顧客折衝の仕事と同じ要領で話を聞き、こちらのことも喋ったりして手応えを感じたものの、誰ともマッチングせず。喋り方、容姿学歴収入趣味、どれがダメなのかは不明

2回目の婚活パーティ

2018年12月のこと。

自分の何がダメなのかわからないまま、2回目のパーティに参加することに。土日開催とは違う参加者層を期待して、平日の夜のパーティに参加してみた。6対6だった。ここではマッチングすることができて、とても嬉しかった。しかし、この方とは2回のお食事デートの後、3回目(年末年始)を前日キャンセルされてしまった。その後、次の回の日程調整を進めるものの2ヶ月間ほど全て無理と言われてしまったため、フラれたと判断

3回目の婚活パーティ

2019年1月のこと。

次は土日開催のパーティに参加。8対8。ここで、2回目のパーティマッチングしてフラれた方と再会して気まずい雰囲気に。

それはさておき、他の人ともマッチングすることは無くて、ここから趣味が合うこと」が重要であることを推測し始めた。そう考えると、1回のパーティに参加して会うことのできる8人程度の女性の中から趣味の合う人と出会うのは相当に難しいのではないかと考えた。

結婚相談

もっと多くの候補者の中から相手を見つけるのが良いだろうと考えた結果、結婚相談所を利用することを考え始めた。最初に行き着いたのは、これまでに参加した婚活パーティの一つの主催者でもある、恐らく最大手であろう「IBJ」が運営している「日本結構相談連盟」だった。

この連盟に加盟している、近所の結婚相談所のWebページの様子を見に行ったのだが、ここで立ちはだかったのが、学歴の壁。

観測できる限りにおいて、IBJ加盟の全ての結婚相談所にて、会員登録するには短大高専以上の卒業証明書必須なのだ。おそらくIBJ本体方針なのだろう。筆者はいくら入学試験の難しい大学に入ったとは言っても中退なので、このIBJ基準では高卒扱いなのだ。幸いにして、筆者は通信制大学編入して経営学を学び始め、2年後には卒業見込みであるため、2年後の時点でも結婚の目処が立っていないのならば結婚相談所のお世話になろうと考えた。

女性立場になって考えれば、卒業証明書の提出を求めるような相談所じゃないと、高いお金を払いながら安心して婚活するのは無理だというのは筋の通った話なので、IBJ系列以外の結婚相談所のことは調べることすらしなかった。また、前年である2018年年収の実績値が400万円程度しかないというのも、所得証明を求める結婚相談所の利用を延期する理由になった。

婚活アプリ

趣味の合う人を探す効率のことを考えると、同世代人口の多いサービスを選ぶことが大事そうであるネット上の噂を参考にすると、その条件に最も合致しそうなのはペアーズ」である判断して利用し始めた。

ttps://pairs.lv/

使ってみた最初感想は、「Facebookタイムラインには一切何も投稿しない」のは本当だった!ということだった。権限も求められなかった。少なくとも筆者の利用時期&利用内容においては。(余計な投稿をされることは一番恐ろしい話だ)

Pairs 最初の使い方

まず、趣味の合いそうな人を探し始めた。とは言っても、キーワード検索等をするにはさらなる課金必要であるため、次のようなルールで行動した。

という使い方をした。一番最初マッチングした人にメッセージ送信したところ、数分後にブロックされるという洗礼を浴びた。

次にマッチングした方とは、互いのこれまでの人生の歩み方について3週間ほどメッセージを交わし、直接お会いすることになった。最初にお会いした際に別の通信方法確立されたため、Pairsにはアクセスしないようになる。その後、3ヶ月間ほどに渡って何度かお会いしていたものの、1ヶ月間ほど連絡が途絶えた。ふと気になって久し振りにPairsを開いてみれば、ブロックされていた。恐らく、最後に会って話題死生観になった際に、お相手の傷つくようなエピソードが含まれていたせいじゃないか分析しているが、確かなことは何もわからない。

という訳で進捗はゼロに。

Pairs 次の使い方

面の皮を厚くして「同時に複数の方とメッセージを交わす」ことを気にしないことにした。言い換えれば、己の清純さよりは、運命相手に辿り着くまでの時間の短さを優先した。そのため、とても多くの方のプロフィールを閲覧することになった。

Pairsでは、お相手検索結果の並び順は、30分〜1時間程度ごとに変わる。恐らく、時刻を種とした乱数を使って検索結果を並べ替えているのだろう。というわけで、デフォルトでは1ページ16件の検索結果が表示されるのだが、1ページ目を参照し終わって2ページ目に移動すると、さっき1ページ目で見た人が居る、ということが頻繁に起こる。もちろん、アイコンを全て覚えるなんてことは無理なので、同じ人に何度もアクセスすることになる。

更に、女性プロフィールで時々見かけるこの言葉「同じ人に何度も足跡をつけられてて気持ち悪い」。これが心に刺さる。では、足跡を何度もつけることの無いように、より多くのプロフィールを閲覧するにはどのようにすれば良いのだろうか? まず、足跡は残さない設定にできる。しかし、それは「気持ち悪い」と思われてしまうことへの対策しかなっておらず、同じプロフィールを何度も閲覧してしまうことへの対策にはなっていない。

そこで筆者は、閲覧したプロフィールは必ず、いいねを押すかブロックするかのどちらかの行動を取るようにした。この方法ならば、時間計算量 O(N) でのプロフィール閲覧が可能になる。弊害としては、ブロックした方は二度と Pairs 上では見ることができないし相手からも見られない、ということが挙げられる。悲しい話ではあるが、素早く運命相手に辿り着くには仕方のないことだ。代替案として、ブロック機能ではなく「非表示機能の利用も考えられるが、事実上ブロックと同じであるため、ブロック採用した。

概ね、次のような基準操作をした。まるでパケットフィルタファイアウォール)の設定のようだ。

この結果、おおよそ1ヶ月間という短い期間でもなんと7人もの方とマッチングすることができたし、3人という大勢の方と直接お会いすることができた。これは絶大な成果であることは間違い無い。日常生活では絶対に得られることの無い成果だ。課金価値はあった。

筆者の Pairs 統計情報

参考にどうぞ。

こうやって見てみると、メッセージを2往復することができれば直接会うことのできる確率は高いようである試行回数が少ないあたりには目を瞑ろう。

Pairs 退会

直接お会いすることのできた方は前述のようにおられたものの、その後が続かない形になってしまたことと、精神的にも身体的にも疲れてしまった(システム利用はどうしても夜中になるので疲弊する)ことと、最初にPairsに支払った6ヶ月間の利用権も期限を迎えそうになったため、活動休止して退会した。でも、退会直前の利用方法ならば可能性は十分にあるかなという手応えだったので、前述の通信制大学卒業してから出直すこととする。

さいごに:全体的な感想

定職に就いて収入さえしっかりしていれば通常の恋愛結婚の場面では問題は無いだろうが、これらのお見合い的なシステムにおいては、やはり学歴等のフィルタにかけられることは多いだろうと推測している。やはり、フィルタで振るい落とされない 強いメタデータ というのは婚活する上ではとても重要なのだろうと思う。

  • 上手いこといかないのって大抵外見。 出会って3秒の第一印象でアリかナシか判定されてる。

  • こんだけやって成果無しなのか 婚活市場怖すぎる

    • 大学中退(高卒)ってのが最大のハンデかと これ大卒だったら普通に相談所入れるし上手く行くだろ でも2年後だと40過ぎるから厳しくなるだろうし もっと早く通信でも何でもいいから...

    • ここまでってどこまで?普通にそうなるやろの結果な気がする。 趣味や好きなこととして「ドライブ」や「ゴルフ」、占い等が入っていたら、見た瞬間ブロック。 → 宗教/ギャンブル...

  • 旅行に何の恨みがあるんだ…と思うけど、いざ付き合ったあとがしんどそうだし仕様がないのかもね。別に海外旅行に一緒に行ってくれとは言わないけど、国内旅行で年1で温泉くらい行...

  • 将棋と外国語学習以外の趣味が(外国語学習も?)ほぼ仕事一辺倒に見えるので不安を覚える

  • Pairsにところだけやけにボリュームが多く、ステマかと思った 多分、間違いない

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