http://anond.hatelabo.jp/20110824130137
を読んだ。中々オモシロく読んだけれど、このヒトはちょっと「起業家」ってモノを勘違いしているフシがある。
僕は起業家で、インポーターである。海外から売れそうなものを日本に持ってきて、何らかの付加価値をつけて卸す。
また、自分自身でも最終消費者に売りつけるルートも持っている。そういう仕事をしている。
二十代後半の割りには良い収入を得ているし、それを得るためには徹底的に自分を売り物にしてきた。
考えても見て欲しい。輸入をやるには「カネ」が要る。どうしようもなく初期資金がなければ話にならない。
他に何が要る?ルートがいる。煩雑な貿易実務をやるためのスタッフも要る。無論、語学も要る、専門知識が要る。
そして何より、人脈が必要だ。ちなみに、これで必要なものの半分である。ここまでが「輸入するため」のもの、
この後に同じだけ、あるいはそれ以上の「売るため」の要素が必要になる。
最も、アイティーって世界はこういう泥臭い要素の全く無いすばらしくステッキーなところなのかもしれない。
いいコンテンツは羽根が生えたように消費者の下へ飛んで行き、製作者には莫大なカネが転がり込む、
そんな夢の国なのかもしれない。その夢の国では営業も要らず、また広告も価値を失い、ただ商品の本質だけが評価されるのだろう。
また、初期資金も要らずアイデアと技術は現金とほとんど等価であるようだ。すごい、素晴らし過ぎる。
泥臭い田舎モノの商人であるところの僕には全くわからないことだ。
しかし、僕が思うに元増田は起業家の未来を憂う前に、自分のオツムの具合をなんとかした方がいい。
そして、彼の意見に賛同した人たちは、とりあえずクスリを抜くことを進める。ラリってるよ、あんたたち。
起業家なんてものは「自分を偽装して売り込む才能」が全体の99%で、あと1%は誤差だ。
すばらしいコンテンツがあれば、それに越したことはない。しかし、「微妙なコンテンツ」でも売り込むのが、商人だろう。
そもそも、「すばらしいコンテンツ」なんてこの世には無いのだ。「すばらしいと多くの人が思うコンテンツ」があるだけだ。
商人がすべきことは「すばらしいコンテンツを世間に広める」ことではない。
「手持ちのコンテンツを世間に素晴らしいと思わせる」こと、そして儲けること。目的はこれ以外に無い。
逆に言えば、そのためなら何だってする。自分は天才で、これから先莫大な儲けをもたらす。
協力者や出資者、あるいはスタッフにそう思わせなければ、社長業なんてやれない。出来て当たり前なのだ。
「カンファレンスとかに呼ばれて、”僕は起業家だ。”というどうでもいいプレゼンをする」
ことこそ、起業家の最大のお仕事なのだ。それが資金を引っ張り人脈を形作る。
逆に言えば、どれだけいい商材を持っていようと、これが出来なきゃハナシにも何にもならない。
更にいえば、「自分でコンテンツを作る」なんてのはスマートじゃない。他人が作った、あるいは発見したコンテンツを
横合いからカスメとって収益ベースに乗せてこそ「起業家」だろう。
最近の起業家はなんかきもちわるい。「イノベーション」だのなんだの、ワケのわからない横文字やら人名を駆使する一方、
「どうやって初期資金を引っ張る?」だとか「税金どーする?」だとか「スタッフをなるべくカネかけず確保する」とか
その辺を全く見かけない。コンテンツそのものなんてこれをクリアしてからでお釣りが来るだろう。
起業家にとって一番大事なものはコンテンツでも能力でも技術でもない。出資者と協力者だ。
「自分を売り込んで偽装する」ことこそが起業家の本質だ。だから、起業家を目指す人たちは
どんどんブログで自分を売り込め、twitterで信者を量産しろ、出資者をふん捕まえろ。
それが出来ない奴がどんな良いコンテンツを開発したり発見したりしても、そんなもの絶対売れない。
起業家ってのは「売る人」だ。「作る人」じゃない。別に作ったっていいが、売ることが最終目的だ。
儲けを出す起業家だけがいい起業家だ。それ以外はゴミだ。素晴らしい技術や発想を持っていたところで、
そーいうゴミがいるおかげで、僕が儲かるんですけどね☆
大学を再編するのではなく、公立大学法人を統合する、ってことですね。大阪市大も大阪府大も公立大学法人なので、仕組みとして法人を統合するのはさほど難しくはないでしょう。仕組みはね。学内政治は知らん。
首都大学東京が失敗例として揶揄される理由は、大学の学部構造そのものを直接かつ性急にいじろうとしたためです。大阪の場合はおそらくその失敗を踏まえ、まずは大学側からの玉虫色な再編案を呑む形にすると思います。なぜなら、文科省から既に得ている学生数と教員数の枠を自ら返上することはありえないからです。まずは法人を統合して見た目の効果を示し、後からじわじわと人事等に介入することで組織改編を進めていくことになると思います。緩やかに、だが確実に血を入れ替える方法を選んでいくわけです。そのような変化を受け入れられる大学作りを目指すことになるでしょう。関西圏を中心として改まった公教育の集大成の受け皿となる、タフな公立大学ができあがることになると思います。
とりあえず言えることは、大阪府大と大阪市大を受ける受験生の皆さんは、あまり気にすることなく勉学に邁進して下さい、ということです。
人にはそれぞれの日常があってさ、割り振れるタスクなんてのも限られてるわけよ。
そうなるとさ、嫌なもの、嫌いなもののために自分の時間なんか割けないよな。
こいつ殴りてぇ!と思った相手を心の中で殴ったことにするだけでも気は晴れる。
そう考えると遥か彼方から聞こえるのは負け犬の遠吠えでしかなかった。
この生活は変わらないだろう。
それでその自称有名大学の教授はアレげな本を出版してたりして、大学教授という立場から考えると人間的にどうかと思われる内容みたいなので騒ぎになってるみたいだけど。
一昔前までは大学教授とかの大学のポスト関係の職業ってあまり人気なかったんだよ。
特にバブルの時代。お金を稼ごうと思えばいくらでも稼げそうだった時代。大学教授みたいなあまりお金を稼げなさそうな地味な職業はあまりなりたい人間がいなかった。公務員と同じように。だから条件を満たせば大学のポストには今と違って入りやすかった。結果、志がそんなに高くない人間も入れるような状況だったのかもしれない。
それが不況になって時代は変わった。大学院重点化によってここ20年で大学院を修了した人数が大幅に増えたのも関係あるだろう。たくさんの志が高い人間が大学の職を求めるようになり、結果、大学のポストは競争倍率の高い人気職となった。
大学のポストは助教や准教授でも任期付が多いけど、教授になると任期がなくなることが多い。あと、教授になるとそれ以上出世する必要がなくなるので、そこからは研究してもしなくても食い扶持には困らなくなる。つまり生活の安泰が確保されてしまうと、研究に対するモチベーションがあまり高くなくなってしまう人もいるのかもしれない。そういう人はもとからあまり志が高くない≒研究が好きではなかったのかもしれないけど。
大学側は一度雇った教授を解雇することは何か不祥事でも起こさない限りはないだろうし、生活の安泰が確保されて研究にあまり興味がなくなってしまった教授はひょっとしたら、研究や教育に向けるべき時間や情熱を大学の内側を暴露したとかいう内容の本を出版するのに費やしたりするのかもしれない。
そんなわけで何が言いたいのかというと、大学教授という職業についている人間すべてが人間性にも優れているとは限らないのです。でも大学人としてあるべきはやはり、研究と教育に対する情熱を持った人の姿であるだろうし、そういうのをどこで判断したらいいかというと、やはりその先生の業績で判断すべきなのではないですかね。
遺伝的要素が強い内臓の病気(完治はしない。症状は一生続く)を持つ女はどうやって恋愛したらいいんだろう。
細々と仕事はしているけれど、休日は家で安静にしながら仕事の勉強をしてる。
友達は優しいので早く彼氏を作りなと言ってくれるけれど、過去に持病がある女より健康な女がいいと
フラれた経験があるので、どうしても積極的になれません。
私が男側の立場だったらやっぱりそうだろうなって思うし。可愛くて健康な女の子がいいに決まってる。
ひとりで生きていくための人生設計を立てて仕事をしたり貧乏な中でやりくり料理をしたり、
入院手術を繰り返していた頃に比べればとても幸せな生活ができているのに、心がどうしようもなくさみしい時がある。
頭ではわかっていてもたまにつらい。努力でなんとかできることは全力でしてきて結果を出してきた。
悔しい。
確かに、本村弥生さんの人生やキャラクターって「天国のラブレター」も含めて、「本村洋さんの妻(彼女)」および「夕夏ちゃんの母」という切り口でしか語られていない。
それ以外の、それこそ洋さんと出会う前の経歴やエピソードどなると殆ど出てきていないし(母子家庭で育ったこともあまり知られていないと思う)。
正直なところ、もし自分が遺族なら加害者が生きてることが悔しくてたまらないだろう。
なんで自分の家族は死んだのにと(多分守れなかった自分も責めるだろうな…本村氏と同じく)。
自分が殺された被害者だったとしても、なんで抵抗して逃げられなかったんだろうって思ってしまいそう(死んだら考えられないけど)。
いつまで経っても、いつまた暴力を振るわれるんだろうとおびえたり、自分は安全じゃないんだと・・・暴力を振るわれた恐怖ってそんなにカンタンにぬぐえない。
このハードルが高すぎて手が出なかったんだろう
この事件でやたら犯人を死刑にしろ死刑にしろ騒いでいる手合いに限って、もし奥さんが抵抗せずにレイプされて命が助かった場合には、奥さんの方を勝手な憶測で叩きまくりそうだ。
奥さんの経歴と人となりは、こちらの書簡集で分かるけど。
ただ、本村洋さんに関しては「被害者の夫」という以上に「被害者遺族」全体の代表者(実際、犯罪被害者遺族団体「あすの会」幹事という地位に在る)というスタンスも有るので、その辺も考慮したほうが良いかも。
うーむ、味わい深い。
君もいまどっか弱っててきっと弱者なんだよ
何があったか詳細は知らないけれど、
人を見下すよりも自分を哀れんだり労わったりしてあげるほうがいい