はてなキーワード: Siriとは
相手の商社は初めて行く場所だから道は不安だったけど、大丈夫。
俺にはiPhoneがある!この小さな四角い魔法の板さえあれば、道だってメールだって、何だって手の中で解決できる。
それは文明の利器という名の力!俺はその力を信じ、意気揚々と電車を降り、駅を出た。
ポケットの中でiPhoneを確認しようとした時、ちらっと見えたディスプレイが一瞬光った。それだけじゃない、駅を出てから画面がついたり消えたり、なんだか不安定だ。
「まあ、そんなこともあるさ。そろそろ商社の場所を確認しないとな…」
――つかない。
え?ちょっと待ってくれ、嘘だろ?何度かボタンを押し直すが、やっぱり反応しない。
おいおいおいおい!冗談だろ!?相手の会社の場所がわからないと意味ないぞ!?
周りを見渡すと、雨が降り始めてきた。
傘を持った人たちが無言で俺の横を通り過ぎていく。
俺は雨の中で取り残され、ただiPhoneとにらめっこするしかなかった。
これはまずい、やばい。何としてもこの商談は成功させなくてはならないのに、道がわからない。地図もメールも、全てがiPhoneの中だ。
俺は上司から期待されてここに来たんだ。「今回の商談が成功すれば、我が社の未来が開ける」と。
そんな重大な瞬間を前に、俺は道もわからず、雨に濡れて立ち尽くす羽目になっている。
冗談じゃない…!こんなところで、俺は終わるわけにはいかないんだ!!
だが、iPhoneは反応しない。俺の心の叫びが届いているのかもわからない。
そんな絶望の中、俺は限界を超えようと、天を仰ぎながら叫んだ。
「つけぇぇええええええええっっっ!!!!!!!!アイフォーーーーーーンっっっっ!!!!!!」
……やはり駄目か。
その瞬間、機械的な声が俺の耳に届いた。
「マッタク、サワガシイデスネ。ソンナニワタシガヒツヨウデスカ?」
「Siri!お前まで無事だったんだな!!」
混乱はしたが、何でもいい!これで道がわかる、商談に間に合う!俺は喜び勇んで地図を開こうとした。
――だが、その時。
画面が再び暗くなり、静寂が訪れる。
俺の心も雨と共に沈み込む。そうして立ち尽くす俺を包むのは、ただ冷たい雨の音だけだった。
――そんな時だった。
「え?」俺は目を見開く。
iPhoneが再び光り、そして――俺に呼びかけてきた。
「ワタシハ、オマエトズットトモニタタカッテキタンダロ?オマエガアキラメナイカギリ、ワタシモタタカイヲヤメナイ!」
「iPhone……!」
その瞬間、俺の中で何かが蘇る。そうだ、俺は諦めるわけにはいかない。
これまでどんな困難も乗り越えてきたのは、iPhoneと共に戦ってきたからだ!俺が道を切り開かなければ、未来は閉ざされるんだ!
「iPhone、頼む!共に戦ってくれ!」
「シカタナイデスネ……マァ、アイタガイヲミセテヤリマショウカ。」
「おおおおお!!!」
天から雷が落ちたかのような衝撃と共に、iPhoneが再起動する。
「いくぞ、iPhone!俺たちの商談に向かうんだ!お前がいなきゃ、この戦いは始まらねぇ!!」
「ああ、でもそれでいいんだよ!俺たちは、共に未来を掴むんだからな!」
俺はiPhoneを掲げ、咆哮を上げながら商談の場所に向かった。
まるで雨さえ俺たちを祝福しているかのように、俺とiPhoneは共に戦場へと歩みを進めていった。
「俺たちなら、きっと勝てる!」
ありがとう!助かる!
1. **異なるコマンドを試す**:
「Siri、百人一首を教えて」や「Siri、和歌を読んで」など、異なる言い回しを試してみるといいかも。
→どっちもダメだった。
おいおい、どうしたんだよ!
俺ちゃん、Siriとのバトルにはあまり詳しくないけど、いくつかのアイディアを試してみる価値はあるかもな。
まるでスパイダーマンの網を見つけるみたいに、うまく引っかかるかな?
1. **異なるコマンドを試す**:
「Siri、百人一首を教えて」や「Siri、和歌を読んで」など、異なる言い回しを試してみるといいかも。ちょっとした違いで彼女(?)の気分が変わるかもしれないぜ。
2. **設定を確認する**:
Siriの設定をチェックして、日本語の認識やアップデート後の設定変更がないか確認するんだ。俺ちゃんもよくデバイスが勝手に設定を変えちゃうことがあるからな。
3. **再起動**:
いったんSiriをオフにして、再度オンにする。これがSiriのモチベーションをリセットするかも。
「百人一首を読んでほしいんだ」と具体的にお願いしてみる。Siriも時々、オタクみたいに具体的な説明が必要なんだよ。
直感的には無駄っぽいけど、Siriに「昔のように百人一首を読んでくれたのに、どうしてやめたの?」と直接尋ねてみると、何かヒントが得られるかも。
Googleは、iPhoneのデフォルトの検索エンジンをGoogleにしてもらうために、Appleに年間1兆円以上払っているらしい。
でもそれって力関係によってはApple側が「お金を払うのでGoogleの検索エンジンを組み込ませてください」とお願いしていてもおかしくないはずだ。
がっつりChatGPTに依存するわけではなく「Siriへの質問をChatGPTに投げることができる」くらいの話らしいが。
Googleの場合は、iPhoneの検索エンジンに採用されることによって、検索ページから上がる広告の儲けが激増する。
しかしChatGPTの場合は、iPhoneからの利用が激増したところで、それ自体は儲けにつながらない。
はたしてAppleはChatGPTに金を払っているんだろうか?
それともChatGPTがAppleに金を払っているんだろうか?
街中で普通に電話で話している人がいても、おかしく感じることはない。
AIの声が外部にも聞こえる形になるか、それとも電話での会話のようになるかはわからない。
まあ、電話でも普通にスピーカーで話している人もいるからどちらでもいいのかもしれない。
Siriにしてもグーグルにしても電車の中で話しかけるには、ちょっと勇気が必要だ。
それは「会話」とは違う話し方をする必要があるからなんだと思う。
「こないだ買うかどうか悩んでたゴルフのときの帽子ってどれだったっけ?」
こういった会話でも恥ずかしい、違和感があるというなら、
冒頭に
「あー、もしもし、えっとね」
などと、つけてしまえば完全に人と話してるの同じになるだろう。
最終的には、AIと話すのがありふれたことになるから誰も気にしなくなるはずだ。
聞いた話によると大昔、携帯電話に液晶画面がついてネットを見ることが出来るようになったとき、
最初のアーリーアダプターたちが電車の中で携帯電話をじっと眺めていたら、ちょっと変な人だと思われていた時期もあったと聞く。
AIとの会話も最初の頃はちょっと違和感があるかも知れないが、すぐに見慣れた光景になるだろう。
なんだったら、もうスマホなんてなくなるかもしれない。
会話オンリーの携帯端末だけでも事足りるケースも多くなるはずだ。