「無党派層」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 無党派層とは

2022-06-21

無党派層が皆選挙に行っても勝てないよ

こういう無党派層選挙にいけば解決すると信じてる人いるけどさ

https://news.ntv.co.jp/category/politics/966165

無党派層の支持は

立憲民主党で23.6%。続いて自民党で21.2%、日本維新の会が18.9%

これにNHK支持率を使って無党派層支持率を雑に仮定して計算したすると

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220620/k10013681011000.html

自民 47.5%

立民 15.2%

公明 7%

維新 11.2%

比例は大分よくなるけど小選挙区はボロ負けのままで大して変わらないんじゃないかな。

ましては岸田は支持率が前より高いし自民がより勝つんじゃない。

anond:20220621012841

2022-06-10

意地でも太陽になりたくない野党支持者たち

「北風と太陽」ってたぶん知らない人はいない寓話だと思うんだけど、

リベラル野党支持者って基本的自民維新公明国民民主の支持者や無党派層に対して「北風」的な対応しかできないよね

そもそも人は他人に怒られたり叱られたりするのを嫌うのは当たり前なんだから選挙前に怒りながら布教したところで票が増える見込みなんて微塵もない

賛同しない大衆に優しい声をかけること=媚び、ポピュリズムとか考えてるんだろうか

いっそのこと左派ポピュリズム路線も悪くないと思うのだが

2022-05-16

はてな民問題解決能力があるのか試したい

現状、日本投票率が非常に低い

この状況を打破するには政治に関心の薄い無党派層を取り込む必要がある

その無党派層を取り込む為の政策について論ぜよ

どう?高校生レベルの内容だと思うけどまさか答えられないはてな民いないよね

anond:20220516031904

「支持してない」と「どこにも投票してない」は別物だし、日頃特定政党を支持してるからといって必ずそこに投票するなんて言ってないから、それはそう言ってる人に言って上げてくれ

元増田の中では、無党派層を丸ごと総取りできるような政策なり何なりがある前提を取ってるわけじゃない。無党派層を取り込むような引きのある政策があるのかないのか、あるならどんな政策なのか知りたいだけだから安心しろ

その辺ってどのへん?大体常識ってのは個人偏見の集合だから、その常識を共有出来るひとと話してくれ。俺に言わなくていいぞ

anond:20220516015320

無党派層はどの政党も支持してないわけじゃなく→無党派層特定政党を支持してない人たち

「支持してない」と「どこにも投票してない」は別物だし、日頃特定政党を支持してるからといって必ずそこに投票するとも限らんぞ

前回の総選挙無党派層が最も多く投票したのが立民だったりするし、自民党支持層の1割くらいが維新投票したりしてるし

元増田の中では、無党派層を丸ごと総取りできるような政策なり何なりがある前提なのかもしれんけど、そんな単純な話でもない

その辺は政治関連の分析では割と常識なんで、まあまずはそこからやり直しだな

anond:20220516010841

無党派層はどの政党も支持してないわけじゃなく→無党派層特定政党を支持してない人たち

現状不満がないか積極的与党を支持する動機もないっていう切り取り方は意味が分からない

政治の支持不支持アンケートは沢山あれどその独自の切り取り方は一般的じゃないから、一人で検討してくれ

anond:20220515225734

日本において一番の多数派は、自民党でもなければ立憲民主党でもない

この前提がそもそも間違ってるってことだろ

無党派層はどの政党も支持してないわけじゃなく、現状不満がないか積極的与党を支持する動機もないというのが多数派

2022-05-15

anond:20220515162059

無党派層なわけだよ

無党派」=「全ての政党を支持していない」じゃないぞ

現状維持OKから別に特定支持政党もないという層も相当いる

【再掲】引きのある政策ってあるんか?

全然、リプがつかなかったので再掲。やっぱり、引きのある政策ってない?

日本において一番の多数派は、自民党でもなければ立憲民主党でもない

無党派層なわけだよ

政党投票する人ってのは実は少数派なんだよな

じゃあ、引きのある政策、ウケの良い政策を取り込めばいいのだけど、そもそも日本においてそんな政策があるのかって言うのが知りたいわけや

どう思うよ

引きのある政策ってあるんか?

日本において一番の多数派は、自民党でもなければ立憲民主党でもない

無党派層なわけだよ

政党投票する人ってのは実は少数派なんだよな

じゃあ、引きのある政策、ウケの良い政策を取り込めばいいのだけど、そもそも日本においてそんな政策があるのかって言うのが知りたいわけや

どう思うよ

2022-05-06

アンチ投票先決めないっていい加減に分かって欲しい

支持政党の一切ない無党派層なんだけど

いまだに自民党に任せておけないからとか、権力は腐敗するからかい理由で、自民以外に入れろってやつ結構多いじゃん

悪いけどもそのアンチ活動は一番の多数派である無党派層には全く響かないか

しろアンチで人から共感集めようとしてるやつらなんて最もクズ下劣から

例えば、お前らYouTuberアンチ見て、そいつらのこと応援しようと思うか?そいつらの言動共感するか?

しないだろ

しろ、そのYouTuberが何してるやつか知らんけど、アンチに負けず頑張れやとすら思う

何でそんな簡単なことも分からんかね

2022-03-21

anond:20220321115558

「◯◯党しか支持しない」信仰じみた支持者が一定割合でいるのって、自民党に限らないと思うんだよね。

都市部での自民票なんて、単に理に聡いだけの無党派層の方が多いんじゃない?

2022-03-16

泉健太「立憲を提案野党します」

ネトウヨ「は?」

リベラル「は?」

共産支持者「は?」

無党派層「は?」

2022-01-24

「誤解で世の中を染められた」共産との衆院選協力 立憲が総括案

枝野幸男代表共産党と結んだ選挙協力合意について、「誤解で世の中を染められた」と悪影響があったと指摘。

野党共闘」による候補者一本化だけでは無党派層を取り込めなかったとし、夏の参院選に向けて「中道立ち位置までウィングを伸ばす」重要性を強調している。

「誤解で世の中を染められた」共産との衆院選協力 立憲が総括案 [立憲] [共産]:朝日新聞デジタル

https://www.asahi.com/articles/ASQ1S630QQ1SUTFK01F.html

あれ、自分たちで現状は中道じゃなくて左派だと認めてるんだ。じゃあ現在の支持者もサヨクなんだね。

2021-11-25

anond:20211125151715

左の無党派層れいわや共産はいかないよ。

ぁそこらへん支持するのは働いてない極左

そういう政策ばかりだしね

立憲は労働者中間層中道左右を獲るべきなのに社共市民連合左傾化されてしまった

民主党が不人気なの「批判ばかり」だからじゃねーだろ……真に受けんなよ……

民主党が不人気なのは批判ばかりだからじゃないよね。その証拠維新なんてあっちこっちでいろんなものをぶっ叩いてるけど、逆にそれが庶民感情に受けて躍進したし。

民主党の敗因はねえ、俺はセンスのなさだと思うのよ。たとえば一個前の選挙で「パリなう」とかやってたじゃん。もうね、ああいう所よね。貴族趣味的すぎる。無党派層庶民の心に響くわけがない。誰もとめられなかったのもアカンすぎる

んで、今度は民主党はそんなに批判してないよ!協調!とか言ってるでしょ。あ、民主党死んだと思ったよね。完全に維新に食われますわ。橋下や松井吉村既得権益をぶっ叩くのが好きな無党派層めっちゃいるし問題はそこじゃねえだろ。維新があわない左志向無党派層れいわにでも行くだろうね。生活支援を地味にやってる共産だってこれからも地味に根強いファンを獲得するだろう

民主党もう本当に駄目だと思いますよ……俺は二大政党制になってなるべく政治健全化してほしいと思っておるが、無理だろうな……

2021-11-06

はてな民ってれい信者も多いイメージだけど

山本太郎ワクチン打ってないことについてどう思うのか率直に教えて欲しい

普通に考えてその時点でノーを突きつけるのが普通だと思うんだよ

俺はどこにでも票入れる可能性がある無党派層だけど、山本太郎ワクチン打ってないって時点で、野党共闘には入れないと決めた

野党共闘側に票入れた人に聞きたい

何で反ワクチンの首謀者がいる野党共闘側に投票したの?

2021-11-04

anond:20211104112359

実は比例票は増やしてるんだよなあ。小選挙区で競り負けたので比例の枠を食ったという見方がある。無党派層投票先1位も依然として立憲民政党である

その辺を差し引いて評価はできないんじゃないかな。今回の選挙インターネット雰囲気全然反映しない、今の制度化においてはかなり真っ当な選挙戦だったと思うよ

立憲民主のヤツらって絶対有権者を愚かだと思っているよね

流石に政治家本人たちは、そんなことは口が裂けても言えないと思う。

しかし立憲共産取り巻きツイッターを読んでいると、「国民野党理念理解することが出来なかった」とか本音がちょくちょく散見される。

一番笑ったのは、大阪小選挙区の全部を維新が取ったことに対して、これから大阪人を人間だと思わないとはっきり言ったバカいたこと。

今回の総選挙投票率は約55%であり、無党派層野党共闘そのもの黙殺した。

野党共闘に意味があったかなかったなんて議論は、大多数の無党派層を動かせなかった時点で失敗以外の何物でもない。

今回の選挙に限った事ではないが、国政選挙地方選挙野党が(というよりサヨクが)負けると100%の確率愚民批判が始まる。

与党投票した有権者や、選挙に行かなかった無党派層批判したところで、その人たちが反発して更に野党不信につながるのが理解できないのかな?

前回と今回の衆院選比較して考える立憲民主党敗北の理由

自民立憲国民希望維新
2021年小選挙区議席数189議席57議席6議席16議席
2021年小選挙区得票数2762万1721万124万480万
2021年小選挙区得票率48.08%29.96%2.17%8.36%
2017年小選挙区議席数218議席18議席18議席3議席
2017年小選挙区得票数2650万472万1143万176万
2017年小選挙区得票率47.82%8.53%20.64%3.18%
自民立憲国民希望維新
2021年比例代表議席数72議席39議席5議席25議席
2021年比例代表得票数1991万1149万259万805万
2021年比例代表得票率34.66%20.00%4.51%14.01%
2017年比例代表議席数66議席37議席32議席8議席
2017年比例代表得票数1855万1108万967万338万
2017年比例代表得票率33.28%19.88%17.36%6.07%
自民立憲国民希望維新
2021年10月政党支持率38.6%8.0%0.8%3.5%
2017年10月政党支持率31.2%4.4%4.8%1.3%

第49回衆議院議員総選挙 - Wikipedia

第48回衆議院議員総選挙 - Wikipedia

小選挙区での自民党については、前回と今回で得票率はほぼ変わっていないが、議席数は減少している。

立憲民主党については、得票率は前回の「立憲」+「希望」と同程度だが、議席はそれを足し合わせたよりも増加している。

これは前回の希望の党が得票率のわりに議席数が伸びなかった(接戦区を軒並み落としていた)一方、

今回は野党共闘候補を一本化したことにより勝てた区が多かったことに起因すると思われる。

一方、比例代表での自民党は、得票率はほとんど変わらず、議席数もそれに合わせて微増しただけだが、

立憲民主党は、前回の「立憲」と「希望」の得票率を足し合わせれば37%になるところ、20%しか取れていない。

比例だけなら希望の党のぶんの得票を失って元の立憲民主党だけの勢力に戻ったようにも思えるが、

小選挙区ではきちんと「立憲」+「希望」の勢力を保っている(むしろそれ以上に伸ばしている)のである

ではなぜ比例で立憲民主党が伸びなかったのか。

考えるにそれは「小選挙区は大政党に、比例代表は小政党に」という人が多いからではないか

実際に、自民党や立憲民主党などは「小選挙区の得票率>比例の得票率」であり、

国民民主党や日本維新の会、あるいは前回の立憲民主党などは「小選挙区の得票率<比例の得票率」となっている。

特に今回は、野党共闘によりその傾向がさらに強まっていたものと思われる。

小選挙区では自民党と立憲民主党一騎打ちだったので立憲民主党投票するしかなく、

そのぶんバランスを取って、比例では国民民主党や日本維新の会投票した、という人が多かったのだろう。

もともと野党には政党支持率以上に大きく票が集まる。

野党への投票はそのほとんどが「無党派層反自民票」であるということだ。

彼らの投票先は野党候補が増えるごとに分散する。

それを解消するための方策が「野党共闘」だったはずである

つまるところ、立憲民主党がなぜ議席数を減らしたかといえば、

それは「比例までは野党共闘効果が及ばなかったから」ではないのか。

であれば、立憲民主党が取るべき道は「比例でも野党共闘をする」ということ。

すなわち、二大政党制を目指して大合流すればいいんじゃねーの?ってことだ。

野党全部の得票率を合計すれば「51.4%」で過半数!!!

いっそ維新共産も、思想の違いを乗り越えて野合しようぜ!!!

立憲民主党にやってほしいこと

・立憲共産党改名

・この先の選挙モリカケを追求

邪悪自民党のやることにはすべて反対

・支持者を最重要視して無党派層無視する

他には?

2021-11-03

僕が考える立憲民主党の最強の敗因と参院選で復活する理由

ニコニコ選挙特番東浩紀も言ってたけど、今回の選挙では”自民にお灸をすえたい”けれど”立憲民主党政権を担って欲しくない”人が維新に投じたのだろう。

そんな風に考える無党派層がそれなりにいるのであれば、立場上「衆院選政権選択選挙だ!」と言わなきゃいけない野党第一党立憲民主党はどうしても不利になってしまう。

一方で維新はよく自民の補完勢力などと呼ばれるけど、「与党入りしない」、「与党入りするメリットがない」と日頃から話している。

与党入りした社会党崩壊、今では公明党が反対する選挙日程を組むこともあり公明党でさえ影響力を落としていることを考えると、自民与党入りをちらつかせても維新は与さないだろう。

そんな維新が、懐かしさすら感じる連立与党から距離を取り”確かな野党”として票を集めたと考えると、政権を目指した野党共闘は政権選択選挙である衆院選には向いていなかった。

候補者一本化程度で絶対安定多数を切り崩すとか適当なことを言っておけばよかった。

仮に野党に入れたいけど政権を担って欲しくない票が一定のマスを形成しているとしても、次の国政選挙は間違いなく参院選でそれは政権選択選挙じゃないか野党共闘でもそれなりの結果を残せるだろう。

立憲民主党の息の根を止めるなら来年に衆参同時選挙もあるかもしれないけれど、さすがにないよね。

2021-11-02

最大与党は結局選挙に行かない無党派層であるという事実

この実質最大与党を取り込むにはどうしたらいいか

それを考えて実行するだけで、自民党なんて簡単に倒せるんやで?

何でみんなやらないの?

まさかこんな簡単なことも思い付かない無能じゃないよね?

言ってみ?

何が必要だと思う?

選挙コンサルが見た衆院選2021~これから野党支持者に必要なこと

 

まず前提として、ここではあえて政策論については触れない。

野党共闘の是非についても触れない。

 

選挙事務所とその周辺における、今さら当たり前の事実再確認したり、

まり知られていない情報を広く共有したりすることで、

政策論以外の戦略的選挙行動を促すことが目的である

 

● まずは地方議員を増やすところから始めよう

 

巷にあふれる選挙分析を眺めていると、無党派層をどう動かすかに終始している意見が多く見られる。

しか無党派に頼る運動をしていては、いつになっても自民党には勝てない。

選挙の本当の闘いは、公示日(告示日)の直前までに終わっているのだ。

 

当然、選挙で勝つには、組織固めこそが肝心要なわけである

徹底して目に見える票を積み上げていく作業を、選挙プロは行っている。

 

では、組織票とは何か。

支援団体党員サポーターももちろん大事だが、

本当の意味選挙対策本部のコアとなるのは、そう、地方議員存在である

市議会議員県議会議員と中心とした地方議員いかに増やし、

日ごろから地域活動をさせ、できる限り多くの有権者日常的な関わりを持つこと。

それこそが、選挙運動の長期的戦略本質であり、自民党が勝ち続けている実態である

 

地元中学校入学卒業式運動会での挨拶はもちろんのこと、

地域餅つき花見盆踊りゲートボール大会

雪かき避難誘導、清掃活動に至るまで、

地方議員はあらゆる地域活動に足を運び汗を流し、御用聞きに精を出している。

それこそが結果として、最も身近にして最大の選挙運動効果をもたらしているのはご承知の通りである

 

自民党型の地方議員には、選対のコアメンバーということのほかに、もう一つ有用意味がある。

それは、将来の国政進出へ向けたキャリアパスという位置づけである

地方議員を増やせば増やすほど、有用人材が発掘され定着してゆく比率は高くなり、

その中で優秀だと認められた人材国政進出を果たすというわけだ。

それは当の地方議員たちが国政に関わる際の強いモチベーションにもなっていて、

有力議員支援することは同時に、自分出世も後押しするし、

普段はなかなか会えない広範囲有権者と直接触れ合う良い機会となっている。

議員キャリアパスというものが、自民党組織拡大における大きな相乗効果果たしているのは無視できない。

 

与野党わず複数選挙事務所と直に触れあってきたからこそ確実に言えることがある。

マジで本当に、地方議員の力は馬鹿にできないのだと。

 

総選挙が終わった今、1年足らずのうちに次の国政選挙が控えているとはいえ

全国各地ではこれからも毎週のように地方選挙が続いてゆく。

からこそ次に野党支持者が考えるべきはこのことではなかろうか。

まずは、地方議員を増やすことを考えよう。

 

 

● 1票=約300円の価値を持つことを考える

 

ビジネス世界には、「人・モノ・金」というスローガンがある。

選挙で言えばそれは「人・金」となるだろう。

選挙のために惜しみなく金を使う。

これが、地方議員の育成に続く第二の手立てだ。

 

自民党は、選挙にしっかりと金をかけている。

もちろん合法的にだ。買収や賄賂によってではない。

自民党選挙のために使う金の99.99%は合法的で、その多くは費用対効果をしっかりと考えられてのものだ。

合法的に人を雇い、印刷物を刷り、ビラを撒き、ポスターを張り、広告を打ちまくる。

いくら地方議員が多く、組織が盤石でも金をうまく使えなければ選挙には勝てないのだ。

 

実は、地方議員の数だけを見ると、自民党共産党では全国の議員数の合計はさほど変わらない。

(むしろ数年前までは、共産党所属議員が最も多かったし、今では公明党議員が最も多い)

 

(参考:総務省による党派地方議員数調べ)

https://www.soumu.go.jp/main_content/000741465.pdf

 

それでも共産党が国政で議席を伸ばせない要因の一つは、公約もさることながら、金によるところも大きいと私は見ている。

政党交付金制度自体に異を唱える共産党は、党の理念として、税金から政党に分配される「政党交付金」を一銭たりとも受け取っていない。

一方の自民党は、政党交付金だけで年間170億円近くの大金を得ている。

 

(参考:総務省、令和2年度の交付決定額)

https://www.soumu.go.jp/main_content/000678653.pdf

 

仮に自民党が、衆参合わせて400人弱いる国会議員にこの大金平等に配ったとすれば、

1人あたり年間4,000万円近い金額選挙対策として使えるのだ。

 

そして、意外と知られていないのがこの政党交付金の算定方法についてで、

獲得した議席数はもちろんのこと、選挙得票数も、交付金の額に影響するのだ。

 

まり実際の選挙結果においては、いわゆる「死票」になってしまった票も含めて、

1票あたり、およそ300円ほどの価値を持っていると考えることができる。

 

政党交付金の年間予算は、人口1人につき250円×約1.2億人=300億円。

有権者数は約1億人、投票率は約50%なので、投票者数は約5000万人である

議席数に応じた算定と、得票数に応じた算定とが全体予算の1/2ずつなので、

300億÷5000万÷2=300円というざっくりとした計算

小選挙区と比例の別、衆参の別もあるので厳密にやるともうちょい複雑。)

 

詳しくは以下を参照のこと:総務省HP政党交付金のページ)

https://www.soumu.go.jp/senkyo/seiji_s/seitoujoseihou/seitoujoseihou04.html

 

まるで、某放送局をぶっ壊す政党のようなビジネスライクな話になって恐縮だが、

(というかN党が、議席を取れなくても票さえ得られれば喜んでいるのというは、まさにこういった事情による)

1票の得票そのもの金銭価値があるということ、

そしてその原資は言うまでもなく私たち税金であることは、もっと広く知られるべき事実である

 

そして野党支持者の立場としては、政党あるいは政治家が、

正当な方法選挙に金をかけることを忌避してはならない。

しろ合法的バンバン金を使って、バンバン票を集めてもらうよう働きかける必要がある。

 

金がなければ票は奪えないし、票は文字通り金を生む。

候補者政党も支持者も、もっと選挙と金関係ポジティブに捉えなおしてほしいところだ。

 

そしてできるならば共産党はこの事実を重く受け止め、本当に野党共闘政権奪取をしたいのであれば、

きちんと政党交付金を受け取って活用するべきである

理念として受け取らないのは理解はできるが、それでは選挙には勝てない。

交付制度廃止するのは、政権を取ってからでも遅くはない。というか政権取らないとそもそもできない。

 

 

● 「投票に行こう」という呼びかけは、ほとんど意味がない

 

これは統計的データがないのであくまで印象論となってしまうが、

投票に行こうと言われて、初めて投票に行く気が起こる人などめったにいない。

 

それよりも、自分の身近にいる他人投票所へ向けるために効果的な魔法言葉がある。

>>「私は○○に投票します」<<

である

 

これは是非とも、某CMに参加していた著名人に言いたいことだが、

あのクラス著名人たちが、芸能活動リスク覚悟投票先を公言していたとすれば、

その影響力は絶大なものになっていただろうと想像できる。

 

これは決して、「だからあなたも○○に投票してほしい」という投票先の同調を呼び掛けてほしいわけではない。

しろ、「私は〇〇に投票する。あなた自分でよく考えて投票に行ってほしい」というところでとどめておいた方が良い。

 

学会員のように、よほど選挙に熱心な人でない限り、

自分の知り合いに直接、特定政党への支持を訴えかけるという経験はないだろうと思う。

そうでなくとも、SNS支持政党公言している人を見かけたならば、

一歩引いた目で見てしまう人がほとんどなのではないだろうか。

けれどやはり、これでは選挙に勝てないのだ。

 

先述した通り、全国の地方議員の合計で、公明党所属議員が最も多いという事実を、今一度よく考えてみてほしい。

「なんとなく、近所のあの人が頑張っているから入れといてやるか」という人はかなり多いのだと思う。

 

とはいえ電話帳のア行から順に投票を呼び掛けるなんてことはしなくてもいい。

Go Vote !」という可愛げな動くスタンプを張り付けたインスタグラムストーリー画面の端っこに、

「ちなみに〇〇に投票しました」と、ごくごく小さなフォントテキストを載せてあげるだけでも十分だと思う。

 

次回の選挙では、支持政党投票先を公言するブームが訪れていてほしいものだ。(まぁ無理だろうけれど)

 

 

● おわりに

 

と、雑文を書いている間に枝野辞任のニュースが飛び込んできた。

本多平直離党問題とか、公約発表の仕方(順序)とか、東京8区騒動対応とか、

枝野のやり方が良くなかったところがたくさんあるのは認めるし、代表交代の議論が湧くこと自体否定しないが、

今このタイミング代表を挿げ替えたところで果たして良い結果となるとはとても思えない。

 

小川淳也待望論とかが出てきたら、ある種の風が起こったりするものなのだろうか・・・冗談

 

一体どうなることやら・・・

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