はてなキーワード: 姉妹グループとは
※注 この記事は当該活動家の意見や活動を批判する目的ではなく、職業的な立ち位置が一転した経緯や理由の一例として考察し述べたものです。ご本人への凸は控えてください。
自分が追っていたとあるアイドル(女性)が活動を終えた後、活動家としての仕事を始めていた。
正直かなり驚きだった。なぜなら、アイドル時代のコンセプトはかなりキャピキャピ系というか、男性向けというイメージが強いものであったからである。もっとも時を経るとそのグループも彼女の意思で女性向けで媚びたりをしない色が強くなってはいたが。
活動家としては最もな意見や元アイドル、比較的若年だからこその視線を持ち、なかなか活躍されているように感じられる。彼女の主な意見は「恋愛には興味がなく、いわゆる媚びが嫌いなのにグループ時代には運営から強要されていた」「女性にも自由がある」といったものである。
だがその一方で、「恋愛には興味が無い」といった主張の反面で
・自身が過去に恋愛疑惑があったことやそれに対する意見(恋愛したっていいだろ!にしろそれはデマだった!にしろ)がない点や
・グループの同僚にも「いわゆる男性ウケを狙うことも1つの生き方だし尊重したいよね」と(直接でないにせよ)SNSで意見の相違を見せられたりしていた点
に違和感を覚える。
仲間にも穏健派がいる一方、何故彼女は毅然とした活動家の道を選んだのだろうか、という事について考察したい。
第一に彼女のグループ活動中最も語り継がれているのは初期時代である。つまり肌の露出が多めの男性向けの色が強かった時代だ。(追記するがこの時代はそもそも今ほど女性アイドルに女性ファンが付くことを想定していなかった。)
肌の露出も多かったもののメディアの露出も多く、そのカワイイ世界観は女性、女児のファンも多く獲得、今でも界隈のアイドルヲタの間ではちょっとした伝説となっている。しかし、運営側にはいわゆるパワハラ問題もあったらしく、無理なキャラ強要や過密なスケジュールがあるようだった。しかし人気は当時かなりのものであったし、売り出し期間だからかメンバーは踏ん張っていたように感じられた。
その人気時代が変化するのが前述のスキャンダルである。確固とした証拠こそないものの、「普通に考えたらこれは本当だろうね」と思える程度には怪しいものであった。複数メンバーが同時に疑惑を向けられたものであったのも特徴的だった。個人の意見だが恋愛に走ったのもパワハラまがいの扱いを受けていたことが理由であると考えられる。結局公式側でスキャンダルを認め謝罪することはなかったが、推されまくった期間から一転所謂「干され」状態に変化した。
そこからは人気メンバーの卒業や新メンバーの加入が重なり、長い干され時代が続いた。ブラックな体質だけはそのままで凄まじい数の握手会をこなす中、彼女は明らかに病んでいる状態になって行った。
その中で媚びる売り方を変えるよう訴えグループの色を変えたのもまた彼女であり、人気を安定させるほど復活させるなどグループにとって必要な存在になった。グループを確固たる場にした後に去り、現在に繋がっている。
彼女はアイドル史から見ても偉大な存在である事は間違いないと言える。ガチ恋勢をメインターゲットとしたアイドルから同性に好かれる生き様を示すアイドルへ転換したのは彼女の功績も大きいと言えるだろう。迷惑ヲタに注意したり意見をキッパリと述べるなど従順な女性像を真っ向から否定したのは今後のアイドル達にとっては素晴らしい先輩だと考えられる。
だが、スキャンダルの噂まで流れたほど「活動」とは遠かったの彼女がそこまでキッパリとするに至るまで、初期の純愛ソング(ファンからの支持が大きい)をもう歌おうとはしなくなるまでになった裏には過去の運営側への不信や閉じられたファン達の不信があったと思わずにはいられない。
過密すぎるスケジュール、目に入るのは偏った男性達、握手会で湧いたであろう多数の説教ヲタクや性的な視線(重要なのは彼女は「ブサイク」等と煽られるよりはいわゆる美人でビジュアル的な人気があったメンバーであったことである)、その割には姉妹グループよりもメディアの露出が少ない、スタッフのパワハラ、周りが知っていて褒めるのは初期のメンバーや路線……
こちらから見えるだけでもこれだけの問題が彼女の周りにはあった。上がり目を知りつつもグループを支えないといけない初期メンバーとして、相当辛かったのではないだろうか。
辛い経験を活かし、今の彼女には頑張ってほしいと思うし、性的な目で女性を捉えないことは当たり前で非常に大切だ。しかし怒りが原動力で過去の賞賛すら否定する、傍から見ると幸せそうには見えなくなってしまった理由には性別以前に未成年へのメンタルケアの不足があったことは否めないだろう。
今は彼女の功績もあり、業界全体でより気持ちに寄り添える女性ヲタクの増加(勿論同性だからこその鋭い批判もされるが)や成人済みアイドルの増加、男性向け路線でも割り切って活動するアイドルも多いように感じられる。だが、アルバイトすら出来ない未成年に知らない大人との握手を求める職業であるため、慎重な活動や応援が求められるだろう。
客商売のアイドルは勿論、全ての女性・男性が未成年のうちにのびのびと広い視野を持ち育つことの出来る環境を作る。それこそが、「何だか苦しそう」な人を減らす重要な手段になると考えられる。
書き出したらとても長くなったので、最初に結論を書いておく:NGT山口の件で「人権侵害」とか簡単にいうやつは信用できないのではないか、という事だ。
NGTの山口の件で気になる事があるのでここに書いてみる事にしたが、ただ陰謀論じみたというかデマを広めるだけ(金の為?それとも秋元に親でも殺された妄想に取り憑かれているのか?)の週刊誌なりゴミサイトのデマ情報とかは論外なので触れるつもりはない。そんなものを真面目に信じている連中はどこかのクソ議員が山口の「ハレンチ動画」を暴行事件の動画だとかいって広めたのでも信じてればいい。
気になる事とは、山口のいわゆる「暴行事件」後に山口が運営に要求した事についてだ。山口の暴露配信やまともな報道によると、事件後に山口は運営に対してヲタクとつながっているメンバーの処分を要求、運営側は一旦これを受け入れ調査を開始したが処分を行わず、結果山口がその事についての暴露配信を行ったという事らしい。この要求について語りたいわけだ。あと、事件発生からこの配信までこの事件の事は世間では知られていなかったので、この事を「隠蔽」とする意見をよく目にするが、その事についても後で触れる。
NGTはAKBの姉妹グループなわけだが、AKBあるいはアイドル全般というと「恋愛禁止」という認識がある。だが、知っている人も多いはずと思うのだが、AKBグループは恋愛禁止、ではない。
これについては峯岸坊主事件後にラジオに出た秋元康がはっきり断言している。勿論、秋元が断言すればそうなのかというとそんな事はないのはAKBヲタクなら新公演事件等々知っている事ではあるが、少なくとも公式の方針として(現在)存在していないらしいのは、メンバーである須田亜香里や松村香織が証言している。AKBグループはグループ毎にいろいろと違うし、この二人のメンバーはどちらもSKEメンバーなので、彼女たちの証言はSKEについてのものではあるが、他のグループは恋愛禁止なのにSKEだけOKというのはちょっと考えづらい。
つまり、AKBグループは恋愛禁止ではない、あるいは少なくともその方向に進んでいる。SKE以外からのこの事についての少し変則的な証言としては、秋元系アイドル最大の成功者である指原莉乃がプロデュースしているアイドルグループ(非AKB)について「恋愛禁止ではない」と断言している事がある。指原はAKBグループにおいてはプロデューサーではないが、彼女のグループ内での立場を考えれば彼女のこの考えがAKBグループに影響を与えない事はないだろう。そして勿論、指原といえばAKBグループでもっとも有名な「ヲタつながりアイドル」なわけでもある。
この「ヲタつながり」、つまりファンとのプライベートでの交流(どういう交流かは当たり前だが様々)の排除を事件の被害者という立場によって運営に突きつけたのが山口である。この事には恋愛禁止が必ずしも運営からアイドルに押し付けられるものではないという事が現れていて興味深いが、さて、ではなぜこの恋愛禁止がAKBグループからなくなりつつあるのか?ホントのところは知らないが(まあそもそも「恋愛禁止自体がネタだった」という秋元の主張も秋元本人が書いた「恋愛禁止条例」という曲(公演タイトルにもなった)の歌詞を見てみればありそうな事ではある)、「恋愛禁止は人権侵害」といった批判を受けて変化していっているというのは想像に難くない。
この「恋愛禁止は人権侵害」という観点からすると、事件後の山口の要求はどうなのか?もし山口が示唆していたようにヲタつながりをしていたメンバーが山口の事件の裏にいたのなら、そういったメンバーを処分するのは当然だろう。しかし、警察による調べでもそういった証拠は出てきていない。だとするとその要求は運営がアイドルをヲタつながりによって、つまり「恋愛禁止」によって処分するという事になる。第三者委員会の報告によるとヲタつながりのアイドルが12名いたそうだが、運営は12名を処分するのか?処分とはなにか?解雇か?もし12名の解雇となっていた場合、いまNGT運営を批判しているヲタクはそれを納得していたのか?NGTに興味がないのに運営批判をしている人達は、恋愛禁止による大量処分を目にした時、運営批判をしなかったか?「人権侵害だ!」と?
「恋愛禁止は人権侵害」を真面目に受け止めるなら、12名を処分しない、山口の要求に答えないという運営の判断は全く当然である(繰り返し書くが、これは山口の事件に関わっていた証拠がないならという条件付きで)。故に、その運営の判断に反発した山口の行動の方に非があるということになる。
勿論これは、事件発生までの運営の安全管理がどうなっていたのか、および事件後の運営による山口のメンタルケアがどうだったのかという疑問を否定するものではない。それらとは無関係に、「アイドルの恋愛禁止は人権侵害」という立場からするなら山口の要求については運営が正しいというだけだ。そして勿論、「恋愛禁止は人権侵害」などバカバカしい、アイドルは恋愛禁止であるべきだという山口の立場もあるわけで、この立場に立てば運営はこの点でも間違っていたという事になる。
さて、やっと結論部分にたどり着いた。これまで、例えば峯岸坊主事件の時などに上から目線で「アイドルの恋愛禁止は人権侵害」などとのたまっていた人達は今回の山口の件についてどういう発言をしているのだろう?「恋愛禁止は人権侵害」であるなら山口によるメンバー処分の要求は不当なのだから、彼等は、安全管理やメンタルケアの問題について取り上げる事はあっても、この点については山口の要求を批判しているだろうか?そして山口の要求は罪のないメンバーを処分する事なのだから、山口が不当な要求で他のメンバーを傷つけようとしていると世間に公表しなかったのは隠蔽ではなく正しい事だったと述べているだろうか?(もし罪があったとしてもアイドル運営は警察でも裁判所でもないのだから、内々で処分はしてもそんな事を世間に公表すべきではないと私は考えるが)きちんと調べたわけではないのだが、「恋愛禁止は人権侵害」などと批判していた人達がもし今回の件についても発言しているのなら、おそらくはその逆、つまり山口は悪くない、運営が人権侵害、隠蔽だ!とまた運営批判をしているのではないかという邪推が頭から離れない。「恋愛禁止は人権侵害」と批判する人達が「恋愛禁止」による要求を批判しないのは矛盾なのだからありえないというのが正しい筋なのはずだが、残念ながらもし賭けでもするならそちらにかける気にはなれない。申し訳ないが、彼等は人権侵害などまともに考えてはおらず、単に叩きたいだけなのだろうという方に賭けてしまいたい。悲しいけど、これが現実なのよね。つまりだ、あえて言おう、カスであると。
セットで読むと「より、味わいが深くなりそう」な記事
『イコラブ(=LOVE)の姉妹グループのノイミー(≠ME)のメンバーは声優なの?アイドルなの?どっちが好きなの? https://www.koenote.info/entry/2019/03/02/153946 』
彼女たちが歌やダンスに真剣に取り組み、パフォーマンスをする姿が好きだ。
だから、PVを見たり曲を聞いたりするのは勿論、彼女たちの披露する生歌が聞けて、トークが聞けて、パフォーマンスを直で見られるライブに行くのが好きで、度々足を運んでいる。
ある時、某女性アイドルグループ(以下、Rとする)のライブに行った。
Rは最近気になり出したグループで、ライブに行くのはこれが初めてだった。
どんな雰囲気なのかドキドキしたけれど、演者のパフォーマンスは予想以上に素晴らしかったし、推しもグループの他の子もすごく可愛かった。
セトリ(セットリスト。ライブでやる曲目)も良かった。楽しかった。
ただ一点だけ不満があった。
それが、マサイの存在だ。
マサイとは、アイドルのライブやイベントで見境なくピョンピョンジャンプする人のこと。
跳躍力が優れていることで有名なマサイ族になぞらえて、そう呼ばれている。
当然、アイドル達が壇上に居る時に飛ばれたら、後ろの人は視界が遮られてしまい、せっかくのアイドルが見えなくなる。
故に、運営や会場によっては迷惑行為として禁止されたり、「マサイをしたい人は、迷惑にならないよう後方へ行くように」とアナウンスされている場合もある。
それまで行ったことのある他のアイドルのライブでは(今思うと幸運なことに)一度もマサイを見たことがなかった。
Rの姉妹グループや同じ事務所に所属するアイドルのライブには複数回行ったが、いずれも目立ったマサイ行為はなかった。
場合によってはアイドル自身がマサイ行為の禁止を呼びかけており、ファンもそれに従っていた。平和だった。
だから、いちアイドルオタクとしてマサイという言葉は知りつつも、実際にどういう行為なのかは知らなかった。
だが、実際に目にして、どれだけそれが不快な行為なのか思い知った。
整理番号が前だったり、マサイより前の位置に立っていれば問題はなかったかもしれない。
しかし、不幸なことにその時の私の整理番号は、会場キャパから考えても後ろの方だった。
そして、更に不幸なことに、その会場では最前列近くに複数人のマサイが居た。
ただでさえ後方で、人の頭の合間を縫って、ようやくアイドル達の上半身が見えたり見えなかったりするレベル。
それ自体は混雑しているから仕方ない。自分は背が高くないし、よくあることだと我慢できた。
けれど、そんな狭い視界の中で、ようやくソロパートを歌う推しが視界に見えたと思ったら、見知らぬ野郎の頭が下から飛び出して、推しの顔が見えなくなる。
これが複数回繰り返された。
その結果、私は否応無く怒りを覚えた。
腹わたが煮えくり返り、キンブレ(キングブレードという市販のサイリウム。15色発色可能で推しのメンバーカラーを点灯させるのに便利)を持つ手が震えた。
出来るならば、能天気にジャンプしているその頭をキンブレで殴り倒してカチ割ってやりたい。そんな暴力的な衝動すら浮かんだ。
だけど、私とマサイ野郎たちの距離は数メートル離れているし、人がごった返していてそこまで移動することも困難だ。
何より、もし自分のすぐ近くにマサイが居ても、注意して揉めたりするのが怖いチキンなので、実際には何か言うことすらできなかったと思う。
会場やRのメンバーからマサイが明確に禁止されていないのも、辛さに拍車をかけた。
無力さを感じながら舞台を見つめた。
誤解されそうだが、ジャンプする行為を一切やめろと言いたいわけではない。
曲によっては、演者が観客に「みんな一緒にジャンプしてね!」と呼びかけるものがあるからだ。
他にも、振り付けでアイドルが一斉にジャンプする時、観客もタイミングを合わせて一緒に飛ぶことが恒例になっているナンバーもある。
そういった、いわゆるお決まりのジャンプパートでは、私も飛ぶし周りの人も飛んでいるが、それを不快に思ったことはない。
むしろ、みんなで一斉にジャンプすることで、一体感が感じられて楽しいし、会場の雰囲気も盛り上がる。
だが、マサイは上記の「みんなで楽しむためのジャンプ」とは違い、「自分だけが楽しむためのジャンプ」だと思う。
自分が楽しければ、平気で後ろの人の視界を遮る。周囲の観客に迷惑をかけても御構いなし。
ただ、後で知ったのだが、マサイを迷惑行為だと思わずに行う人もいるようだ。
ライブが終わって憤懣やる方なかった私は、インターネット上のファンコミュニティを見ていた。そこにはライブの感想が書き込まれることがよくあったので、自分以外の観客の意見が知りたかった。
すると、自分と同じ公演に行ったと名乗っている書き込みの中に、
「ライブを盛り上げる為にマサイをした」
というものがあったのだ。
信じられない言い分に目を疑った後、沸々と怒りが湧いてきた。
あのな、お前は目の前の奴にピョンピョン飛ばれたら嬉しいか?
アイドルを見に来たのに、よく分からないマサイ野郎に視界をチラチラチラチラ何度も何度も遮られて嬉しいか?
気持ちが盛り上げるか?「フゥ〜〜!」ってなるか?
なるワケねーだろ馬鹿野郎。
美味しい食事を食べたいのに小蝿がまとわりついてウザいのと同じ。邪魔で迷惑なだけ。
それなのに、まるで会場にいる観客のため、アイドルのためを思ってマサイをしたかのような恩着せがましい言い方をしないでいただきたい。
お前がマサイをしたのは、「自分の」雰囲気を盛り上げるためだろ?
だいたいな、マサイなんぞ居なくたってライブは盛り上がるんだよ。
今まで行ってた他のアイドルのライブは、マサイが居なくたって充分に盛り上がってたし楽しかった。
Rだってパフォーマンス自体は魅力的なんだし、観客だってRを見たくて来てるわけだから、仮にマサイが居なくなったところで会場の盛り上がりにそこまで影響するとは思えない。
そもそも、最前列のマサイがあまりにウザくて忘れかけてたけど、全体としてマサイなんてせずに見ている観客の方が多かったんだよ。
正確な人数比は分からないけど、300人くらい入ったライブハウスで、マサイやってたのは10人足らず程度だったと思う。
人数としては大したことないんだ。ただその10人足らずが見境なくピョンピョン飛んで視界に入ってくるからウザいだけで。
だからマサイをやる人が居なくなったところで、ライブが盛り下がるわけではない。
むしろ、マサイが居なくなった方が、余計なことに気をとられずライブに集中できて盛り上がれると断言できる。少なくとも自分はそう。
それだけマサイの存在は鬱陶しいのだ。
自分たちが盛り上げてるなんて思い上がるんじゃねえぞ、このマサイ野郎。
というわけで、結果的に、Rのパフォーマンス自体はすごく良かったものの、ライブのことを思い出すと、あの時マサイに視界を塞がれたイライラや不快さまでもが一緒に蘇ってしまい、単純に「楽しかった!」と言い切れない複雑な気持ちになる。
好きなアイドルのライブに行ったのに、アイドル以外のことに気をとられて不完全燃焼になってしまったのは、正直言って本末転倒だと思うし、こんなに気にする自分は心が狭いのかもしれないとも思う。
それでもウザいのだ。嫌なのだ。
マサイをやる奴は、ライブで前後左右を自分より身長の高いマサイに囲まれて、いくら飛び上がっても周りのマサイが壁になってステージが見えない無間マサイ地獄に落ちればいいのにと考えてしまう。
ただ、マサイが明確に禁止とされていない以上、今後もRのライブからマサイがなくなることは恐らくないだろう。
だから、私がマサイを止められるわけではない。
個人的にはマナー違反だと思うが、明確なルール違反ではない以上、マサイをやっている人に「やめろ」と言える筋合いもない(言いたいけど)。
ただ、こうやってマサイによって被ったストレスを吐き出すくらいはさせて欲しい。
というか、散々マサイに対する恨みをぶちまけておいて今更だが、そもそもマサイという名前自体がマサイ族に対する風評被害だし失礼である。
思い出について語る。始めに、筆者は2014年前後からいわゆる地下アイドル界隈で仕事をしてきた。すぐに身バレするので一切詳しく書く事は出来ないが今は実家に戻り、別の仕事をしている。大体カラフルスターライトの発売前後からcheaky paradeのライブを見る機会に恵まれていた。
思えば、C.P.U!?が当時圧倒的なキラーソングとして東京近郊のオタクの間で語られていて、いわゆるチキパMIXを打つオタクをみて楽しそうだなぁと感じていた。
各社の思うところがあるにせよ、やはりいわゆる地上のアイドルとしてのプロデュースを優先するあまりにイベントを選び、出演費をとって活動するというのは厳しい部分もあるように思える。例えば、今月先月のライブイベントが合わせて4本というのは回収するとかそういう話ではない。解散の発表があったにも関わらず5月のスケジュールが白紙のまま、というのは大変つらい。
予算配分についても近年大変つらいと見てて感じていた。露骨に予算が狭まったなというのがhands up以降だ。スタジオ撮影を中心にシフトし、美術の予算も薄くなりかつてのクオリティを担保できていないように感じる。(もちろん新しいことにチャレンジしていて素晴らしいが)
この辺りからcheaky paradeのイベント出演は減りアーティストとして一度上がった形になる。かといって地上波の番組出演やグラビアといった活動が伸びている訳でもなく、別の姉妹グループで精一杯という感じだ。
とは言え、終わった話を書くのは置いておいて、今の頑張りを見てほしい。ここ最近はMVを作らずにストックされていた曲を数週間おきにアップロードしている。リリースイベントやレコーディングスタジオ、おそらくゲリラ撮影と思えるロケを行いMVを出しているが、これらのものは制作陣はほぼ無給に近いものだと考えられる。考えれば考えるほど涙が出そうになる。marigoldのPVなんて、本当にゲリラを中心にディレクターのセンスだけで最低限以上のものを作ることに成功している。
かつてイベントのラストを飾りみんなが盛り上がる曲を歌っていた彼女たちが、夢をまっすぐに歌い、仲間と離れてそれでもcheaky paradeを守ってきた彼女たちが、その活動を終える。 閉めるタイミングミスったのかなーとは思っていたがもうちょっとなかったか...
Answerなんて歌わせないでほしい。あんなに元気溌剌に跳ねていた少女たちが、狭いダンススタジオでこれからのことを歌っているなんてつらすぎる。予算規模も社内のカメラに照明レンタルで5万もかからないだろう。組織の力学でも、周囲の大人がそれでも、と頑張っているのがありありとわかってしまう。社外の人間として見れば、一連のMVの予算規模は5本で100万グロスでみたいなレベルにしか思えない。
実際にどうなのかは知ることができないのだけど、頑張ってるように見えるのでよかった。
最後の時はまだ先だけど、これから少しでも彼女たちとその関係者に幸運があることを願っている。
そしてa社のグループを応援している人たちは忘れてはならない。
それでは、赤坂blitzで会いましょう。