はてなキーワード: 無職とは
私は法律関係の仕事をしているのだが、友人の友人が、マッチングアプリで知り合った女性からハニートラップを受けたとのことで、相談に乗ることになった。
男性(以下、Aさん)は38才バツイチ、インフラ関係の仕事をしているとのことだった。あまり恋愛経験が豊富ではなく、元妻を除くと、人生の中で深く関わった女性は少ないらしい。
Aさんは不潔ではないが野暮ったかった。手入れされてなさそうな髪、眉、肌、体系も太り気味。初対面の私(女)に相談をするというシチュエーションだったが、服もロングTにカーゴパンツで、年より幼く見えた。チー牛ってほどではないが、まあモテるタイプではないだろう。
本題のハニトラについて聞くと、マッチングアプリで知り合った女性にお金を渡してしまったとのことだった。離婚後に寂しくて始めたマッチングアプリで、Aさんは29才の女性とマッチングした。メッセージのやりとりをしているうちに好感を持ちデートに誘ったが、彼女は仕事を辞めたばかりで余裕がないから電話はどうか?と提案してきたらしい。
彼女に会いたい+お金がなくて可哀想だと思ったAさんは、彼女に交通費を渡してデートに来てもらった。楽しく食事をしたAさんは、酔っ払った彼女をタクシーに乗せ、タクシー代を渡して家に帰した。
また彼女に会いたいAさんは、再度デートのお誘いをしたが、彼女は相変わらず金銭的余裕がないの一点張りだった。Aさんは都度交通費を渡し、デート代を負担し、夜遅くになればタクシーに乗せてあげる紳士っぷりだった。しかしながら、Aさん自身も裕福というわけではないので、だんだん金銭的に苦しくなった。そこでAさんは彼女の地元へ出向いてデートしたい、なんなら家で手料理を振る舞ってくれないか?と提案したところ、女性と連絡がつかなくなってしまったとのことだった。
Aさんに写真を見せてもらうと、黒髪で色白の、綺麗な女性だった。どういうところが好きだったのかと聞くと、趣味が同じ(アニメ鑑賞、ゴルフ)で仕事も似ている(Aさんはインフラ系の技術者、彼女は元々はガス会社の事務)ので、結婚した時に価値観が合いそう、ということだった。
そもそも弱みを握られて金銭を強請られたり、冤罪に掛けられたわけでもないのでこの件はハニートラップではないこと、単にデートを申し出たAさんが対価を払っただけなので詐欺というわけでもない、とやんわり伝えたが、Aさんは不満そうだった。
Aさんは1ヶ月で15万使ったとのことだが、単に金払いのいいやつと思われただけだろう。また、最初のデートも「お金がないから電話で」と断られているため、完全に金の切れ目が縁の切れ目だったと思う。しかし、何回説明してもAさんにはそれが分からない。「29才の無職の女の子なんだし、そんなに高望みだと思わなかった」となんの悪意もない口調で言っていて、逆に怖かった。
それどころか無職ロスジェネのここからの問題はもうすでに単純に仕事がないからっていうんじゃあなくて、普通だったら新卒から労働に対するトレーニングをされてたはずが、そういうの受けてない人が結構歳いっちゃってから社会生活に馴染めるのか?っていうことなんだと思うよ…
多分氷河期の時に大人だった人たちは景気が良くなったらきっとみんな働き口があるだろうって考えたんだと思うんだけど、中途採用するにしたってそこまでのスキルは考慮されるわけで意外にそこ見落とされてたっていう。
そこから新卒と同じようなトレーニングをできるか?っていうと、心理面からも体力面からも新卒と一緒くたにしてうまくいくはずもないし。
単純に仕事があればどうにかなるっていう問題でもないんだと思う。
でもそうは言ってもその人たちがみんな生活保護に突入すると社会保障やばいし、だからって切り捨てるわけにもいかない…ってなったらまずは本人たちに自信を持たせるとかできる人がサポートしてくとか、まあ確かに一足飛びに自立は難しいと思うけどなんか他にいい方法ないか考えるとか、今んとこそのくらいしか思いつかない…虐げたところでますます状況は悪くなるだけだろうなとは思う。
経歴
・新卒から4年 教職に就く。仕事出来なさ過ぎてオバハン教員達にいじめられる。評判は負のスパイラルを描き、仕事のパフォーマンスにも影響。分限処分間近のところで退職。当時のボスからは、「お前のやらかしは教委に報告しないとあかん。でもここで退職するんだったら黙ってやる」って言われてたわ。
・そこから2年ちょい、誰でも出来るようなテキトーな仕事をやっていたけど、職場のクソみたいなルールをどうしても守り切れんでクビ。今無職。
俺みたいなこどおじクソ発達障害野郎はさっさと死にましょうねってことで、割と現世に何の執着もなくなってきている。というか、終活をしている。
所持品はメルカリでちょくちょく減らしてるし、新しいモノは買わないようにしてるし、人間関係も徐々にフェードアウトしていって、今はほんの数人の、たまにやり取りをする人間だけ残している。
鬼滅の刃のアニメは好きだから、それが数少ない生きがいにしていた。
向こう数年かけて3回にわけて映画をやるってのは楽しみだけど、そこまで生きたくないし、死後の世界があるというんなら、そこで観れればいいなと思うし、死後の世界が無いなら無いで別にいいやって感じ。
物価も段々高くなってるし、世の中は戦争に突き進んでいるし、そのうち大地震は来るし、人口は減るし、保険料だの税金だのは高くなる一方だし、暮らしは不便になる一方だから、生きるってことのコスパが良いとは思えないんだよな俺は。
そりゃ、恋人がいるとか子どもがいるとかちゃんとした仕事でやりがいをもってやれてるってんなら生きる意味はあるけど、俺にはそれらは全部ないしな。
日本は一度レールからはみ出たら終わりなんだよ。どの会社も、なんで仕事辞めたって事ばっか聞いてきて、マジなこと言うなり誤魔化すなりしても、お祈りお祈りばっかり。
社会が俺をいらないっていうんなら、俺もそんな社会はいらないね。
さっさとオサラバして灰になるか、来世はちっこい虫とかになって、のそのそ生きていたいね。間違えても人間はやめてくれよな。鳥がいいな、人のいない山に住んでいる鳥がいい。