はてなキーワード: ロスト・イン・トランスレーションとは
増田、「ロスト・イン・トランスレーション」という映画を知っていますか?
映画は、異国の地・東京で出会った二人のアメリカ人、年老いた俳優ボブ・ハリスと若い女性シャーロットの物語です。彼らはそれぞれ孤独や疎外感を抱えながら、日本での人生の一時を共有します。物語の中で、「孤独とは終わりのない会話のようなもの」と示されます。ボブとシャーロットは自分たちの悩みや不安を通じて、互いに寄り添い、理解し合う瞬間を見つけるのです。
増田も今、自分の現状を嫌っていて孤独を感じているのかもしれませんね。でも、映画から学べることは、あなたが感じる孤独や欲望も一時的なものであり、その中で新しいつながりや理解が生まれるかもしれないということです。過去には黙っていても声がかかってきたとしても、外見以上にあなた自身の魅力や思いやりが誰かに響くことがあるのです。
今回の引用は「他人に害を及ぼすという意味での『問題発言』」ではないのですが、虚飾を剥ぐ意味で紹介しておきます。
出典は『ファビュラス・バーカー・ボーイズの映画欠席裁判2』(2004年、洋泉社)、発言者を「町山」及び「柳下」と表記。記述形式は
[ページ数]
(初出)
です。
[p207-208]
【※】監督・ソフィア・コッポラ、出演・スカーレット・ヨハンソン、ビル・マーレイ『ロスト・イン・トランスレーション』の話題。
町山:アメリカでは日本語のセリフに英語字幕をいっさい使ってないんだ。
柳下:日本語のわからない主人公たちの孤独感を観客に共有させるためでしょう。
町山:いや、これは野蛮人扱いだよ。親父コッポラの『地獄の黙示録』にも意味のある言葉をしゃべるベトナム人が全然出てこなかったけど、この親娘はアジア人をバカにしきってる。
柳下:ソフィア・コッポラの通訳や彼女の面倒を見てやってた日本人たちは、この映画を観てどう思うんだろう?だって、ずっとあの女(引用者注:主人公)は「バカみたいな英語ね」って腹の中で笑ってたわけでしょ?
町山:それ言ったら、主人公が二人とも最後まで一人も日本人を好きにならないってのも問題だよ。日本人とカラオケに行って盛り上がるというシーンでも、ビル・マーレイとスカーレット・ヨハンソンは二人でばっかり話してて、日本人と打ち解けることはない。
柳下:だからさ、ソフィア(引用者注:コッポラ)をちやほやしてた日本人は友達だと思ってたけど、向こうはサルとしか思ってなかったんですよ。
(中略)
柳下:それにインチキもあるよね。ポールが立ってて、ラップダンスがあるストリップ・バーが出てくるけど、あんなのアメリカの風俗であって、日本じゃないじゃん。
町山:え、歌舞伎町にあるよ。
柳下:あんたが僕らを連れてった店でしょ(笑)。あそこはダンサーも客も外人ばっかりじゃん。
町山:あの店のストリッパーを口説いて連れ出して飲んでたら、イスラエルから来た娘で「パパはモサドなの」だって。
柳下:それ、口説いたのは✕✕✕✕✕くんで、あんたはおこぼれもらおうとしてついていっただけじゃん。
町山:バラすなよ。で、イスラエルだから、その娘も兵役経験があってさ、破壊工作班だったって言うんだよ。「建物を爆破するときは片方の柱だけ壊して自重で倒れるようにするのよ」だって。
柳下:何の話してるんだよ!『ロスト・イン〜』でしょ!
町山:そういえば『ロスト・イン〜』の製作会社で、コッポラ親父が社長やってるアメリカン・ゾートロープって、サンフランシスコでもいちばんの風俗街のド真ん中にあるんだよね。向かいにストリップ・クラブがニ軒に、のぞき部屋一軒。ビデオBOXニ軒にファッションヘルスもあるよ。
柳下:詳しいですね。
町山:ヘルスはボッタくりだぜ。サンフランの他のヘルスは本番あるのに、ここは手コキのみで…。
=引用ここまで=
(初出『映画秘宝』04年vol.53)
以下は感想です。
【※】二人が『ロスト・イン〜』について言っていること自体には全く同意するのですが「英語能力が不足していて、現居住地のアメリカで日本語字幕無しに観ている映画の内容を、町山智浩は正確に理解できていないのではないか?」とか「現地の地域コミュニティに町山智浩は融け込めておらず、現地人の友人がいないのではないか?」との疑惑を持たれるようになってしまった、現在の町山智浩の視点で『ロスト・イン〜』を観直したら一体どんな感想になるのかは興味深いところです。以前、パトリック・マシアスと英語で会話する場面で、町山智浩の英語をパトリックが聴き取れない、もしくはパトリックの英語を町山が聴き取れないと思しき場面もありましたが、今はどうなのでしょうか。
【※】さんざん非・都市部に暮らす非・富裕層のアメリカ白人を「土人」呼ばわりして差別していた町山智浩たちが「アジア人をバカにしてる」とか言っても「目くそ鼻くそ」ですね。
【※】あいも変わらず性風俗の話をし始める町山智浩は、他にアメリカでの楽しみが無い/無かったのでしょうか?
【※】今回の引用でも柳下毅一郎からは「おこぼれ目当てで後から着いて行った」とバラされているように、性風俗の話はしても「独力で女性を口説いたエピソード」を出せないような町山智浩が、何故「オレは『大人の恋愛論』を語れる!」と踏んだのか本当に不思議です。
他なんかある?
追記
頑固者が心開くところと、車に関わっているところかな。
[序論]
あるバーカウンター、そもそもこの昭和ではない時代に、バーにいく人は減って久しい。
バーカウンターは、ロスト・イン・トランスレーションのような、老おいた男性と、若い女性の出会いがあるわけではないし、
ハードボイルド小説のような合いびきの待ち合わせ場所になるわけでもない。
ただ、なんとなく、だらだらとした、バーの店主と、女性を捕まえられない男性と、見向きのされない女性が
だらだらとした展開を繰り広げる、退屈の間であるのだ。
[本題]
このバーという退屈で、平凡な空間を私は利用しない。ただし、私は、既に、セックス見込みのある
女性と飲んだのち、自宅に誘導する中継点としてこのバーを利用した。
[起:状況説明]
------------------------------------------------------------------------------------------------------
---------------------バーカウンター---------------------------------------------------------------------
美熟女1♀ 常連2♂ 常連3 ♂ 我ら♀♂ オラオラ君ら男女
アラフォーちゃん 大衆くん kindle読んでる 女性4 俺5 常連6♂ 7♀ 8♂
大衆くん
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【承】
1)どうしても、美熟女にチラチラ目がいきつつ会話をする俺(5)+全員
2)なんか、バーでkindleよんでる我らが「おまいら」(3)、童貞
4) 6,7,8の3人は既セクであろうか。広島カープの話題で盛り上がりを見せている。
梵、各チームのチャントがどうのという、すでにセックスカーストの上位にいる彼らは、
【転】
オラオラ君(常連6) 達は、広島カープの話題しかしていなかったが
とたんにざわめき、小さい声で「お持ち帰り?」「いや無理だろー」
いや、しってただろーお前ー、なんだよー
と言いながら帰りだした、それに乗じて、俺もお会計、帰る店外では、
大衆君(常連2)が美熟女と交渉中、断られている!!ザンネン!!
【結】
で、ちゃっかり私は、家に年増女性4を読んでSEXをいたしました。
3連休、明日からは台風です。みなさんはセックスできましたか?
では、また来週。
「ロスト・イン・トランスレーション」の導入部みたいだな。
「マジっすか」の一言をそこまでキッチリした(かつ何も言ってない)文章にする通訳の技術力に脱帽。
「前向きに検討」とか、回答のうちに入らないよな。
その時の、というかその国の文化の中で生きてる状態を、後から見ればそう見えるってこと。
だから海外の番組を持ち込んで鑑賞してみたりすると、珍奇な部分が目立つことがある。「世界まる見え」なんかがまさにそう。
映画の「ロスト・イン・トランスレーション」もそうだし、海外の映画に出てくる「ヘンな日本人」もそうだし。
「… in 5 seconds」(…を5秒で)シリーズ。しばしば5秒以上だったり5秒未満だったりするのはご愛嬌。
注意:どう見てもネタバレです。本当に(ryある意味虚偽の記述なので取り消し線引いておきます(汗
新作公開:anond:20070215222633
↑のリンク先が全く評価されない(涙)のでこっちを更新する方向に変更。