はてなキーワード: はてな教とは
息子(中1)のインターネットの授業で、はてなブックマークだか増田だかをやったそうだが、クラスの男子ほとんどがルールよくわかっておらず、
「ブクマとブコメって違うんだっけ?」「トラバってどうやればいいんだっけ?」みたいな状態だったそうで、ほとんどが手探り状態で一部の詳しい生徒に手助けしてもらったりしたそうだ。
私が小中のころは、はてなは知ってて当然という風潮があって、僕もルールわからないけど状態ではてなを挑んだときにまわりから「おいおい、今メタブするんだろ」とか「そんなんじゃレスバにならないだろ」とかヤジが飛んだもんだ。
時代は変わるんだなとおもった。IDコールを飛ばすような粗暴な生徒もおらず、全員で手助けしていたようでとてもうらやましかった。いい子たちだ。
それと息子のはてな教師は特にはてな記法やホッテントリの載り方などを教えることはせず、はてなは常識みたいな状態で授業をやったそうで、ついていけてない生徒は混乱状態だったようだ。
ここら辺は私の小中の頃と変わらないなと思った。スターの集め方とかブクマの集め方とか、いやそれよりもはてなの楽しみ方というのを教えてくれれば興味もったかもしれないのに。
ブコメ派は星を集めることに重きを置いておりその点が異なる
人力検索はてなは電子講はてなとも呼ばれ、はてな教の元になった
ポイントという現世利益が得られるためにはてな教とは区別される
(ホッテントリ入りするとは思わなかったから深く考えずにつけた・・・すまん
適当に屁理屈をこねてみたけど”原理”と言うとその講の時代の性質を色濃く残しておくべきだよな・・・)
cinefuk はてなスターなんてナンボ貰っても換金できないし、欲しがる奴は馬鹿でしょ。はてブは備忘録、あとで記事検索するためにあるんだ。(もう少しフリーワード検索精度が良くなってほしい)
まさにそういうブクマや星を集めて何になるんだ?という問いへの解答やね
今は昔。
ゾロアスター教の流れを汲むインターネット最大の世界宗教、はてな教は「村民派(ヴィレジスト。モヒカンとも。第一次はてな宗教戦争で勝利したマッチョイズムの末流)」と呼ばれる宗派によって支配されていた。
彼らはヴィレジズムと呼ばれる高踏的な態度で知られ、ヴィレジスト間だけで通じる言語や儀礼によって他宗派との差別化を行うエリート集団であった。
はてな教には「マスダの書(the book of Mazda、略してブクマ) 」と呼ばれる聖書が存在した。ヴィレジストたちは、このブクマをどう扱うかではてな教内の派閥争いの趨勢が左右されるといちはやく見ぬいて一致団結し、ブクマ独占のために動いた。
具体的にどうしたか。彼らはブクマをヴィレジストの解釈に基づいてしか使用してはならない、と定めたのだ。
ブクマは非常に難解な書物であり、文盲である一般ユーザー(はてな教の信者をこう呼ぶ)にはまず利用できない。そこで、教養の高いヴィレジストたちが彼らの代わりにブクマを読み込み、その意味するところを一般ユーザーに説教したのである。ヴィレジストたちによるブクマへの注釈、解釈がブクマコメント――今日のブコメの源流とされている。
ともあれ、ブコメの独占、ブクマの独占は一般ユーザーとヴィレジストたちとの間に圧倒的な格差をもたらした。ブクマはシステム構築当時の理想とは裏腹に、ヴィレジストの権力強化のための占有物へと堕していくのである。
こうして、ヴィレジストはブクマをおさえることで、はてな教の覇権を握った。
彼らがはてな教を支配して月日がたつにつれ、一般ユーザーのあいだにも不信が広まってきた。
曰く、ヴィレジストのブコメどおりに生活しても、自分たちが救われる気配は一向にない。もしかして、ヴィレジストの言うことは正しくないのではないか。自分たちは騙されているのではないか。要は勇気がないのではないか。
一般ユーザーの不満を抑えるため、ヴィレジストたちは免罪符――すなわちはてなスターを乱発した。スターはきらきらしていてとても綺麗であったが、実質的な価値は絶無にひとしかった。が、愚かな民衆は大量の星を欲し、こぞってヴィレジストの教会(article と呼ばれる)に殺到したのである。
ヴィレジストはスターを発行権を独占することでピンチを脱するどころか、よりいっそう民衆にたいする支配を強めたのだった。
いよいよ腐敗極まったヴィレジストは「オフ会」と称して連日連夜乱痴気さわぎを繰り広げ、ついには禁忌である妻帯を公然と行うものまで現れた。
もはや我慢ならない。村民、死すべし。そう唱えて敢然と対抗して立ち上がったのが、互助会派と呼ばれる人々である。彼らはアメブロやココログにルーツを持つとされ、ヴィレジスト的な文化の影響が薄かった。
互助会派はひとつの派閥としてくくられてはいるが、実態としてはそれぞれ主義の異なる小宗派からなる寄り合い所帯である。そのなかでも最大勢力であるミニマリスト友愛会の修道僧たちがブクマを民衆の手に取り戻す運動を始め、ヴィレジスト的な解釈に依らない自由なブクマを標榜した。
そうして、ブクマとは誰かに教えられて使うものではなく、ユーザーひとりひとりが自分なりに解釈し自分なりのブコメを模索すべきなのだ、と彼らは主張した。いわゆる「万人ブクマカ説」である。
当然、既得権益者であるヴィレジストはその破壊者たる互助会派が気に入らない。「偶像破壊者」として恐れられた傭兵隊長アオニサイや邪悪な異端審問官アザナエルなどを使嗾し、互助会派を激烈に攻撃した。互助会派も自衛のため、ますます連帯を密にした。
…………
(ガチャ)
ネットウオチ 「遅れて申し訳ございません。『ネズミ』の駆除に戸惑いましてな」
サバカリ枢機卿「まるで煉獄。互助会派からの思わぬ反撃を受けて、ひるんでおります。アザナエルめ、意外と『やればできる子』でしたな。しかし互助会派の被害も甚大。そう、甚大です。最高幹部の一人である人財が殺(と)られました」
ネットウオチ 「あいつがか! いい気味だ。バカが異端開いて悦に浸ってケツ穴掘じくりあってるから、こういう目にあう」
??? 「できれば殴り合いをつづけてもらいたいものだな。そうやって、両陣営ともに疲弊し、十分に弱ったところで、吾々が」
??? 「そうだとも」
ネットウオチ 「やつら、俺たちを無視しやがって。ちくしょう。匿名だからとバカにしやがって。そうはいくか。無理矢理にでも、首根っこをおさえつけてでも、こちらを向かせてやる。あいつらの鼻先で踊ってやる。できるだけ楽しく、な」
??? 「いいや、ネッチー。それは違う。われわれはもう踊っている。なんとなれば、十年前から踊り続けてきたのだよ。やつらが気づかないふりをしていただけだ。だが、もちろん今度こそ、そうはいかない。そうはいかなくさせてやるのが今回の目標だ。なあ?」
サバカリ枢機卿「――すべてはシナモンのために。我らが匿名教会のために――」
Amen.
都から封書が届いた。
東京都「ワレ、一年くらい前に上京してきたやろ? 税の申告がないんやけど、説明してくれる?」
おかしい。
勤め先が何か悪いことをしているような気がしなくもなかったが、面倒なことにかかずらっている暇はない。ここはおとなしくお上の言うことに従おう。
東京都「ウチな、ホンマにおたくのこと何も知らんねん。耳そろえて必要書類出してもらうわ。まず、給与明細な。あと、控除受けるなら証明書もろもろな。もし、無収入やったら、どうやっておまんま食っとったか事情教えろや。それに(ry」
私は途中で読むのをやめた。
とりあえずそれらしい書類(給与明細、病院の領収書、国民年金納付書、国保納付書)を封筒にぶち込み、都へ送った。
今度は諭吉を一人やるから、銀行の口座番号を教えろという。諭吉にはミドルネームかホーリーネームか二つ名か分からないが、『臨時福祉給付金』という名前が付けられている。なんじゃそれ知らん。
なぜなら、
おまえらの罪は重い。
時代が時代なら、市中引き回しの刑に処するところだ。