はてなキーワード: 政権交代とは
良くも悪くも、"当時の正義"の実現だったわけよ。
例えば公共事業はムダ!っていう潮流は民主以前からあって、脱ダムがどうとか言って、ダムと治水の専門家のことを御用学者と罵って……みたいな話は政権交代以前からずっとあった訳で。
埋蔵金がどうとかいう発想も、似たようなところからでてきた。自民政権と公務員は天下りやらなんやらで腐敗してるに違いないから使える金がありますと。
公務員は信用ならない腐敗した人たちなので、政府主導の名のもとに人民が(実際には素人の政治家が)トップダウンで管理する。これも小泉政権下で田中真紀子が外務省は伏魔殿とか言ってたのと発想が同じだな。
自民の戦後55年体制が悪い悪いって言ってたころで、みんな民主政権的な正義が正しいと思ってた。俺もまだ若造だったけど、確かに思ってた。
じゃあその悪いことを治すっていうやつを実現したら、それが思った以上に机上の空論だったというね。これはポスト戦後の挫折だった。その挫折を顕在化させたのは、ある意味で民主政権の歴史的役割だったんじゃあないかな。
麻生政権末期のグダグダは、正直、具体的には覚えてないんだけど、
圧倒的な「こりゃあかんわ」感はあった。
それに似てる。似てるって言うか、それより全然酷いんだけど。
そもそも安部が権力を握り継続させたのはリフレで経済をよくしたから。
世論調査も今結果が出ているものは5月上旬に取られたものであり、前回は4月上旬。
つまり前回は緊急事態宣言前に取られたもの。緊急事態宣言がでて緊急事態宣言で経済が落ちたことの世論の結果がもろに反映されたのが5月の世論調査。
ウヨサヨお好みの政治案件は一般人はほぼ関心を持たない。だけど経済は自分の商売や給与に係るものだからよければ支持につながるし、悪ければ不支持につながる。
で経済が悪化しているっていう認識が薄いまま(+一方国民が暇であり政治に関心を持ちやすくなってる)って状況での検察官の任期延長案件は最悪のタイミングだったな。
でも経済が落ちての世論調査が出るところでのこの失態はどうしようもねーわ。
結局政治が一番求められるのは経済をまともに運営してくれってこと。野党側も経済重視の人間と、ほかの案件重視の人間とがモザイク状になってる。