オタクってインフルエンサーとか権威と企業とか公式とかそういう権力権力したものが嫌いなんじゃないの?
生物の目標を【種】の繁栄、個体数を増やすゲームだと仮定した場合、
●○ → ●○●
●○● → ●
ここまでは簡単な算数の問題で攻略できるが、困ったことが発生する。
【個】が意思を持ち始めたのだ。
【種】で考えるなら、全体の反映のために【個】の意思など必要ない。
●や○1人で生きることや、●●/○○では子を為せないため、
1人で生きることや●●/○○で対を為すことは
これが、【個】が意思を持つ近年まで、続いてきた。
が、ついに【個】が意思を持ち始めた。
【個】にとっては【種】のことなんて正直どうでもいい。
するとどうだ。
どれも当然一理ある。
当然、正しい言葉なので支持される。感化される。共有される。
こうしてAを唱えることは、悪と評されることになった。
続いて別の所から声が上がった。
その弾圧を無くすよう訴えた。
これは当然だ。弾圧なんて無くするべきだ。
【種】でなく【個】を重視するなら、それは純然たる自由だ。
●●/○○であることを認められた。
が、これを利用する【個】が現れた。
「●●/○○はこれまで弾圧されてきた」
「でもそれは間違えていた」
いつの間にか●●/○○は、
単なるポジショントークの餌にされていた。
●●/○○に対して少しでも否定的なことを言うと、
Aだし●●/○○は不都合だ。
だが、それを口にすると弾圧される。
大多数が●●/○○になったら【種】は途絶えてしまう。
繰り返すが●●/○○の存在は認められるべきだし、
どうしても優先度は下がるのだ。
その【種】が圧倒的に数を減らしたとき。
より数の多い【種】に、数の少ない【種】は、飲み込まれる。
いまの【個】が幸福を追求できるのは、
強大な【種】のシステムの上に成立しているのだ。
その自覚が無いと【個】はあっという間に消え失せるだろう。
それを口にすると弾圧される。
ゲームオーバーの時は近い。
【個】よ。どうか幸せに。
今更カミングアウトできない感じになってる
と、思ったらだいぶ前にやめた人が復帰して自分の資源用チームに加入した
前のチームの別アカの時の知人、とても嬉しかったが同アカと言い出すわけにもいかず、
復帰したんだし、長くいてくれるといいなあなんて心の中だけで思ってた
…けど、前のチームのちゃんと知り合いだった別アカもまだ生きてるんだけどなぁ
そっちには連絡くれないのかな
なんとなくモヤモヤする
生き物が特別好きというわけではなく、係決めのジャンケンに負けたから仕方なくやっていた。
飼育係は何人かいて、それぞれ生き物の担当が割り当てられるのだが、私は校舎内で飼っている水生生物の担当だった。
毎日放課後になると彼らのところへ行き、エサをやる。水槽のフィルターを掃除する。ウンコで水が汚れていれば、新しい水に替えてやる。
毎日そんなことをしていると少しずつ愛着もわいてくるもので、カメなどはその性格がわかるようになってきた。
カメは大小2匹いたのだが、小さい方はよく暴れるが実は気が小さい、田舎のヤンキーのようなやつだった。大きい方は、一見おとなしいが実は大胆なことを考えるやつで、何かやらかすとしたらこいつだった。
一度こいつが脱走し、それが原因で私が教師にこっぴどく説教される事件があったのだが、それはまた別の機会に書くとする。
ある暑い夏の日だった。
その日の放課後も私は彼らの元へ行き、すっかり慣れた一連の作業を行った。
いつもならそこですぐ帰るのだが、なぜかその日はもう少し世話を焼いてやろうという気になった。
目に付いたのはナマズの水槽だ。こいつらの家は水生生物エリアの中で最も隅に追いやられており、随分退屈しているように見えた。
今日の私は機嫌がいい。普段は薄暗い生活をしている君達に、今日は特別なものを見せてやろう。
そう思って水槽を持ち上げ、外の景色が見える窓際の特等席に置いてやった。
満足した私は、意気揚々と家に帰った。
次の日、いつものように彼らの世話をしに行った私は、それを発見した。
ナマズが、腹を上に向けて、浮いている。
衝撃的な光景にしばらく立ち尽くしていたが、しだいに昨日の出来事が蘇ってきた。
隅に置かれた水槽。照りつける日差し。汗ばんでいる自分。窓際の熱気。輝く水面。踊るナマズ。
死体が浮く水槽に恐る恐る人差し指をつけると、お湯になっていた。
私が死なせたのだ。
犯人が取る次の行動は、証拠隠滅だ。私はナマズの水槽を持ち上げると、隅っこの定位置に戻した。お湯は抜き取り、新たに水を加えた。
次は、第一発見者を装って通報だ。私は教師のところへ慌てた感じで走って行き、「ナマズの様子がおかしいです」と言った。
教師によってナマズの死亡が確認され、病気か何かだろうと教師は勝手に納得していた。
私は"不思議だ、よくわからない"という態度を終始とっていたし、まじめに世話をしているという日頃の行いもあって、私に疑いがかかることはとうとうなかった。