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2024-03-12

WIRED JAPANメンバーシップ試写会に参加して視聴した『燃えるドレスを紡いで』

この作品パリオートクチュールコレクション2023年の時点で唯一参加する日本人ファッションデザイナー中里馬氏に密着したドキュメンタリー映画だ。これはファッション業界地球に対してネガティブな影響が多すぎること、GHG排出量や環境汚染の大きな原因になっていることに対してファッションデザイナー自身が向き合い、コレクション制作に取り組んだ記録である

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ここ以降、ネタバレ的な話、映画制作に関わったステークホルダーたちの発言抜粋などにも一部言及する。そのためこれから視聴を控えていらっしゃり、なんの前評判も誰の感想も読まずにまず自分主観作品を視聴したい方は、ここ以降は念のため読まないでください。

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ファッション業界地球に与える影響は甚大だ。

>Fashion production makes up 10% of humanity’s carbon emissions, dries up water sources, and pollutes rivers and streams. What’s more, 85% of all textiles go to the dump each year (UNECE, 2018), and washing some types of clothes sends significant amount of microplastics into the ocean.

>ファッション生産人類二酸化炭素排出量の 10% を占め、水源を枯渇させ、川や小川汚染していますさらに、毎年全繊維製品の 85% がゴミ捨て場に送られており ( UNECE、2018 年)、一部の種類の衣類を洗濯すると、大量のマイクロプラスチックが海に流されます

引用:The Geneva Environment Network, https://www.genevaenvironmentnetwork.org/resources/updates/sustainable-fashion/

しかファッション業界も、企業ブランド毎に速度も歩みの幅も大きく異なるが、ネットゼロへ進みはじめている。2023年後半の時点で、NIKEadidasの靴やアパレルを購入した際には、この2ブランドについては、製品タグを付ける紐は紙製、靴の梱包材も全て紙製など生分解性素材への移行が見られた。近年adidasコラボレーションを発表し続けている英国デザイナーであるステラマッカートニーは、ステラ自身アパレル化粧品において早くから持続可能性を追求している点でも名高い。

それでも私たち人間が消費するファッションアパレルとしての服や靴それ自体が、最終的にゴミとして扱われ、それがアフリカへ、良い言い方をすれば「皺寄せ」、正確に言うと「ゴミ処理先」として送られる。

映画燃えるドレスを紡いで』では、中里馬氏監督関根光才氏がアフリカを訪れた。中里氏は自身が身を置く業界がうみだしたものたちが消費された結果どこにいくのかという点で、行き着く先のひとつとしてアフリカを選んだのだ。映画本編では、彼らがアフリカで過ごす様子を視聴したのち、中里氏の仕事風景を見ることができた。そしてそのまま、彼のオートクチュールコレクション映像と、それらへの評価メディアの反応などを見ることができ、映画は終わった。

ファッション業界とそこに携わる人間としての中里氏の考えなどについては、ここでは言及しない。それぞれが視聴した上で、それぞれの考えを抱いて欲しい。

私自身は、人間存在とその経済活動ほとんど全てが地球への負荷であると考えている。ファッション業界の影響が大きいにしても、私そしてあなた存在地球環境に負荷をかけているのだから、それをわきまえれば「特定業界が悪だ、最悪だ」なんて意見は軽薄ではないかと思う。気分によっては、2024年子供を産もうとしている人は、2044年や2064年の地球環境は確実に悪化するだろうことがわかっている中で、なんて酷なことをするのだろうと考えることもあるくらいだし、しかし、そう考えるが子供を産み育てる人を軽蔑や見下げたりすることは決してない。ファッション業界けが地球環境悪化させているわけではないと言いたい。

しかし、人間たちの研究開発と技術革新は進み、各業界既存業界課題技術ブリッジが続く中、ファッション業界においては、消費者意識とともにいろいろなことが遅れているのかもしれない。

映画燃えるドレスを紡いで』で中里氏がアフリカで過ごしている時の映像で、中里氏がたびたび自分の見たもの景色に対して「美しい」と口にしていたのが印象的だった。その形容詞が、多勢に同じ感想を与えるものかはわからない。実際、監督も「どのあたりが美しいですか」というように問うていた(言葉が少し違ったかもしれない。違いましたら後日修正します)。

アフリカ映像は、日本などの先進国とは全く違う環境で、雑多としたものたちに溢れ私たちゴミとして扱うものが最終的に行き着いたアフリカゴミ山や、雨が降らず乾燥し切った土地、そこを移動しながら暮らす遊牧民たちの生活などだ。

中里氏はここから美しさを見出したし、私はそれに感動した。キュレーションされていない場所に行って何を見て何を感じ、どう言語化するか?、これは人による。単純すぎる感想だが、美しさを見出せる人は美しいものを作る側にもなれるのかもしれない、と思った。

中里氏がアフリカから戻り、チームに制作のコンセプトなどを発表したときの様子が好きだった。

制作のコンセプトをチームに発表する、チームはそれに従う、でいい。それでいいのだが、そのときにチームメンバーがそれぞれ発言をして、その様子は「中里氏に完全に従う」といった様子ではなかった。語弊があるかもしれない、もちろん彼の名前で発表するコレクションであり、彼のチームメンバーは彼のコレクションのために働くことになるのだから結果的には従うことになる部分が大きいだろう。しかし、中里氏の決意や発表に対して、取り掛かる前に、チームメンバー各自発言ができること自体が、これができるチームは日本にある数多の組織の中でも意外と少ないのではないかと思えたのだ。とても良いチームに見えた。

私はオートクチュール制作現場に対する知識ほとんどないに等しいが、ステークホルダーの多さや切迫感は目を見張ったし、最終的に時間との戦いになるさまには共感できる部分もあった。私などが共感を覚えるなんて言葉選びとして軽率では?おこがましいのでは?という点は一旦脇に置くとして、スケジュールの甘さや時間管理の不備ではなく、自分名前成果物を提出するときに「もう少し、どうにか良くできるのではないか」と思えてしまい手を止められなくなった経験は、私に限らず、ビジネスパーソンとして経験したことがある人も多いはずだ。さらにそれが、オートクチュールコレクション!?その後のルックメディアなどで写真動画そしてモデル取材者の感想とともに二次三次と広がる。なんて覚悟のいる仕事だろう。「とりあえず自分の持っているボールをなんとかして、次の人に投げれば、なんとかしてくれる、そしてそれはとりあえず所属会社名前として世の中に出る」ような仕事のやり方と比較すると、全く異なる状況だ。自分名前作品を出す、誰も拭えない。そんな状況、いつまでだって試行錯誤したくなるに決まってる。これで完成だ、と手を止める瞬間はどう決めるのだろう?、あるいは降りてくるもの?そんなことも思った。

試写会では作品上映後にトークショーが行われ、WIRED編集長の松嶋氏が進行をつとめ、登壇者から話を引き出した。

松嶋氏はアフリカゴミ山で服が舞う様子や鳥が飛ぶ様子が美しかったというようなことをおっしゃった気がする。実際に美しい映像だと思った。嘘みたいに大きい鳥(そして実際にも多分、とても大きい鳥)が前後左右に悠然と歩いたり止まったりしている間でゴミを拾う子供女性映像洋服やその切れ端などが鳥とともに空を舞う映像。その映像を現地で撮影した関根氏と中里氏は、現地で風が吹いたり竜巻が起きたりした時は死ぬかと思ったと笑いながら話してくれたが、その裏側は本編に一切残さず、本編では映像として映すのみで、感想は見る側に委ねてくれたことを嬉しく思った。

全体を通して、感想視聴者に委ねるような仕上がりになっていたように受け取ったし、私はそれに感謝した。この映画で見ることのできる映像たちに、美しい、汚い、怖い、綺麗、綺麗事、すごい、面白い、行ってみたい、行きたくない、見てみたい、着てみたい、など、どのような感想を抱いてもいいし、自分の抱いた感想に対して、なぜそう思ったのか掘り下げたらいいだろう。白黒はっきりつけず、議論し続けるべき話題はたくさんある。WIREDで取り上げられる特集話題ほとんどがその類のものだ。人々は対話を続けなければならない。だからこの映画燃えるドレスを紡いで』への感想も、私のようにとても良かったと考える人もいれば、地球温暖化は陰謀だとか、アフリカゴミが集まるのは当然だといった感想を抱く人ももしかしたらいるのかもしれない。自分あるいは他人が抱いた多様な意見に対して、なぜそう思ったのか、と対話を続けること、対話を諦めないことが日本にも世界にもファッション業界にも必要なのだろう。

この映画を見て、自分が買っている服、ひいては、自分の買い物という消費行動を見直したい、誰かに拭わせるような生活仕事をせず自分の責務やその範囲を適切に見定めて、その範囲を広げたりしっかり守ったり、うまく守れた時は余力で周りを助けたりしながら自分地球関係性をよく考えながら生活したいと思った。

あと、WIRED JAPANが大好きなので、これからも愛読し続けたい。

追記

映画に登場する人々に、登場シーンでクレジット登場人物名前所属)を表示させた上で、もちろんエンドロールにも名前掲載する、という画面の作り方は、ドキュメンタリー手法としてめずらしくはないのでしょうか。この辺りの知識がないため滅多なことは言えないのだが、登場人物名前所属をその画面で明示する編集が好きだった。やはり、協力者の一人として自分が登場するシーンには、期待や嬉しさなどをもっているはずだ。私はこのような、協力者たちへ感謝を伝えるようなあたたか編集や画面作りに強く好感を持つ。1人ではできなかったことへ協力したくれたステークホルダーにできる限りの感謝を述べる姿勢を、私も忘れないようにしたい。

2024-03-02

AIではないつもりだけど、

ユナボマー(セオドア・カジンスキー)の未来予測は正しかったんや、とも思ってしまうけどな

からって、ターミネーターのサラ・コナーみたいになるつもりもないし、あそこまで反AIになったら映画同様に精神病院やろうし

基本理系から原発も賛成派だし、地球温暖化は懐疑派だし

というか、レジ袋削減とか、紙のストローとかアホやと思うわ、いいかげん元に戻ってほしい

せめて、こういう努力をしたら、環境にこういう結果が出ました、というのを数値化してほしいわ

何事も数値化しないと適切なフィードバックができない

いわゆる、やってる感出してるだけ、になってしま

マイクロプラスチックだって大元タイヤだとか分かってるのに、レジ袋とかストローとか影響の少ないものに力入れるのアホだと思う

だったら、タイヤをなくすとか、ペットボトルなくせよ、できないんだろうけどさ

2023-12-26

なんか世界中が壮大な暇つぶし人生を送ってるよな

男女平等だとかEVだとかトランスジェンダーだとかマイクロプラスチックだとか

世界平和になって、さら技術革新もいろいろ頭打ちになって

もうみんな特にやること無いけどなんかやってる空気を出したいんだろうな

どうでもいいことをさも重大なことのように扱ってはしゃいでいる

2023-11-08

香害について懐疑的になっている話

みなさん、「香害」という言葉をご存知だろうか?

簡単に言えば柔軟剤や洗剤、香水香り頭痛吐き気めまいなどが起こること。

よく説明されるメカニズムとしては

マイクロプラスチック等の化学物質に長期に渡って曝露することにより、化学物質過敏症を発症し、その症状の一つとして合成の香料の匂いを起因とする体調不良が現れるとのこと。

酷くなると数メートル先の人の柔軟剤でも倒れることがあり、また曝露することによって誰でも発症する危険性がある、と説明される。

説明シックハウスと似ているがシックハウス匂い関係ないので香害とは別)

かに香りの強い柔軟剤香水をつけすぎの人の近くだと匂いがキツくて気分が悪くなることはある。(ほとんどの人が経験があると思う)

だが、どうも香害を主張する人のいう↑はそのまま鵜呑みに出来ないような気がするのだ。

まず柔軟剤や洗剤の匂い(成分)により化学物質過敏症を発症するなら、曝露率や曝露量が圧倒的に高くて多い柔軟剤使用者自身発症者が多いはずなのだ

(実際にシックハウス症候群は新築の入居者などに患者が多い)

だが、現実には自分使用していた柔軟剤により、化学物質過敏症を発症したと主張する人は少なく、むしろ、周囲の人(隣人や会社の同僚など)のせいで発症したと主張する人が多い。

そもそも柔軟剤起因でそんなに発症するなら柔軟剤匂い日本より強い訴訟大国アメリカ集団訴訟が頻発しているのではないだろうか?

香害を主張する人のコメントなどをいくつか読んだが読めば読むほど「ほとんどの人が何らかの精神疾患自身体調不良を身近にある匂いのせいに置き換えているだけなのでは?」との疑いが強くなる(ワクチン臭と並べられて「両方とも数メートルからでも臭いから分かる!」って言われても。。)

最近は「香害を主張する人のために柔軟剤香水は使わないで!」というように主張する人もいる。

しかし、原因が匂いだと明らかではない状況で彼らの主張を鵜呑みにするのは本人たちも救われない。

周囲に肯定されることで自己体調不良匂いのせいだとの思い込みを強くすれば、疾患に即した治療のチャンスがなくなってしまう。

香害を主張する人がいてもその言葉をそのまま鵜呑みにせず、現状は懐疑的スタンスを取るのがベターなのでは?と思う。

2023-10-22

なんで反SDGsSUVが人気?

ガソリンだろうがEVだろうが燃費悪いし

重たいかタイヤ削りまくってマイクロプラスチック撒き散らすし

なんで誰も突っ込まないの

2023-10-03

レジ袋はマイクロプラスチックではないよね

https://gigazine.net/news/20231002-ocean-micro-plastic-tire/

この記事レジ有料化の話を持ち出すアホが多いけど

レジ袋は形状が変化せずにそのまま残るのが問題からマイクロプラスチックとは全然関係ないよね

最初問題になったのははバングラデシュ洪水問題だったはず

用水路を塞いでしまうから禁止したら洪水が激減した、とかいうやつ

そんで鳥が食って死んでしまうこととかも問題になったか鳥類保護的な感じで禁止が始まって

国際的な流れから日本でも禁止したんだけど

そもそもゴミ収集がそれなりにちゃんとしてる先進国生態系へ悪影響を与えてないのは明白だから

有料化意味はないよね、というのが主軸なんじゃないのかな

2023-09-20

マイクロプラスチックがー!!っていつまで続くと思う??

3年くらい健康への悪影響を世界中で探し回って未だゼロwww

 

てかプラスチック悪玉論ちょっと減ったよな

レジ袋とストローで皆懲りたか

2023-09-13

anond:20230913143419

マイクロプラスチックが、環境ホルモンの強力なキャリアーになってるんだって

ミクロン以下のサイズマイクロプラスチック物理的な形状を維持してるので、あらゆる危険物質を体内に持ち込んでしまう。

anond:20230913140652

そういえば最近調子悪いと思ってたんだよな、そうか、マイクロプラスチックが原因だったのか。

それはゆるせねぇな

anond:20230913141911

市販ミネラルウォーターですら、マイクロプラスチック汚染されているし、

ヒトの血液からマイクロプラスチックが検出されている。

女性の尿ホルモンなんかは、もともと体内に存在しえる物質なので実害はほとんどない。

anond:20230913140652

マイクロプラスチック精子減るって誰が決めたん?

微量でいいなら、花粉黄砂火山灰、上流に住んでる女性の尿ホルモンなんかも日々ちょっとずつ口から入ってるけど?

anond:20230913133310

本当の少子化の原因は、マイクロプラスチックにあるねんて。

ここ40年間の間にマイクロプラスチック汚染世界中に広まり、その結果、男性精子量が半減してるんよ。

精子量の半減は、先進国発展途上国わず、あらゆる環境から汚染が進んでいるので、

コンテンツの普及も関係なければ、男女平等の度合いも関係ない。

精子量が激減した結果、結婚してまで異性を求める男が激減した。

それが少子化の最大理である

ヒトの精子の減少加速 70年代から6割減、打つ手見えず

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUD226TU0S2A121C2000000/

精子の数の減少が、中南米アフリカアジア男性にも見られたということは、その原因となる生活習慣や環境因子が世界的に存在することを示唆している。

2023-07-13

anond:20230713111431

うそう。柔軟剤じゃなくて芳香剤だったかもしれないけど、香りを閉じ込めるカプセルみたいなイメージ映像CMでも見たことあるんだよね。

でも、そのカプセルNHK曰く「外側の膜にはプラスチックなどが使われ」ということは知らなかった。普通に液体的な泡みたいなもんだと思ってた。マイクロプラスチックとかが問題になっている中で、香害とは別に、そんな仕組みで無数のプラスチック環境にばらまいてもいいの?という感想。また、プラスチックの粒だからこそ、花粉などと同様にアレルギー反応があってもおかしくないなぁとも思った。

もっとも、個人的にはマイクロプラスチック環境への影響には懐疑的。砂粒との違いが分からない。

そして、「プラスチックなど」と、「など」付きで表現されているということは、環境に優しい(?)プラスチックではないマイクロカプセルもあるのかな?とも思った。

2023-06-17

anond:20230609111620

アクスタはお焚き上げする文化があるからじゃね

捨てられるとマイクロプラスチックになるけど、燃やせば水と二酸化炭素になる

2023-04-05

環境問題はどうしてこんなに怪しくなってしまったのか?

プラスチック問題とか

マイクロプラスチックとか

コオロギとか

なんか昔はもっと直接的に悪影響があったか環境問題ってわかりやすかったけど

今は色々改善してきた結果、活動家暴走した免疫細胞みたいになってきてる気がする

一昔前のクジラ問題とかはそれでも過激活動家だったからアイツらがおかしいってことで片付いたけど

今は企業が一儲けしようと良い顔して乗っかってくるから質悪いと言うか

真相が藪に埋もれがち

2023-03-29

anond:20230329151310

日本海の塩は塩だと思ってもらえない太平洋岸の霊とかめんどくさい展開希望

必死で手精製した塩を使ったら一定量混じってたマイクロプラスチックで死んだみたいなオチとか

2023-03-14

プラストローを紙ストローにするような運動日本では逆に環境破壊になる

プラスチックごみを減らすと確かに環境負荷は減るが、こと日本於いては慎重にならなければならない。

表題理由を真っ先に述べてしまうと、日本東京ゴミ最終処分場問題というものを抱えているためだ。

 

簡単に言えば「東京ゴミを燃やして圧縮した灰(スラグ)を捨てる場所」が後20年程度で埋まってしまう。

数年は地方にスラグを回すことでなんとかなるだろうが、限界は早い。

そうなるとどうなるかと言えば、めちゃくちゃ金がかかるし搾取的で倫理的にも批難されそうな「外国ゴミを持っていく」か、「新たに自然破壊埋立地を作る」の二択が発生する。

 

現状としては日本は手をこまねいており、この2つに向かって突き進んでいるというのが大まかな問題である

 

マイクロプラスチック問題も深刻ではあるが、この2つはそれらを遥かに上回る環境破壊が発生するため本末転倒だ。

 

もちろんプラスチックごみを減らした上で発生したゴミリサイクルするという形ならば問題はない。

しかし、マクドナルドを例に見てみればプラスチックを紙ストローに変えたものの、それらは特に分別されることもなく燃えるゴミとして処理されている。

 

現状としては「とりあえずプラごみ減らせば良いんでしょ」という教義的な愚かしさがあるのは否めない。

 

ここから鑑みるに、「とりあえずプラスチック減らせばいいや」という動きは巨大なゴミ処分場を用意できる大陸米国型の、ある種余裕の上で成り立っている論理しかなく、

我々のような島国特に最終処分場問題を抱える日本においては「焼却するゴミの量を減らす」というテーマに沿わなければ全くの逆効果であり環境破壊を早めてしまうと言える。

 

要するに「燃えるゴミ」の削減が環境に対してもっと重要課題になり、原材料として再利用する「マテリアルリサイクル」と「ケミカルリサイクル」に力を入れる必要がある。

なぜなら、日本プラスチックリサイクル率の高さというのは実際には燃やして燃料としてリサイクルしているためであり、結局スラグが出ているからだ。

 

プラスチック削減をするにしても、「とりあえず紙ストローにしてみました」というようなものではほぼ逆効果に近い。

削減したならしたで「原材料として再利用できる形して、スラグを減らしました」にならなければ意味がないと言える。

 

例えば全国で画一的で細かいゴミ分別を行い、それらの原料化やリサイクル原料を用いた製品には補助金や減税などをかけて早急に浸透させるなど抜本的な改革必要となる。

一般的な15種類程度の分別では足りない。

上勝町のような分別人口が多くなると難しいだろうが、志布志市並の分別をした上で原材料再利用に更に力を入れ、スラグ自体を削減していかなければならない。

もちろんスラグ再利用研究も最重要課題の一つとなる。

 

更にマテリアルリサイクルケミカルリサイクル他国より力を入れて成功することは、楽観的な憶測ではあるが国際社会でも優位に立ちやすいと考えられる。

環境を守る」という技術最先端を走ることの優位性はなんとなくわかるだろう。

 

プラスチックごみを減らすということは確かに環境問題において大切だが、こと日本においてはスラグの発生量に気を配りながら運用しなければ環境を大きく破壊してしまうという話。

2023-02-15

プラごみを水洗いする下水処理負荷はプラを燃やす環境負荷よりマシなのか?をずっと脳内で考えてて

Bingで何度かまとめてもらったけども

下水も油分増加とかマイクロプラスチックとか確かにヤバいが燃やすほうがもっとヤバい

リサイクルルートに乗りうるぶん地球にとってややお得」

「追加燃料としてプラごみを使うとしても、洗浄済みで不純物が少ないならそれはそれで炉にも排煙にも優しいのでは」

という説得が出るばかりだった

うーん、あれか、自分の間近にあって目に見える汚れのゆくえのほうを重大視しがちみたいな錯覚みたいなお話なのか

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