「裁断機」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 裁断機とは

2011-09-07

まったく合法な自炊書籍電子書籍化)サービスを考える。

http://ebook.itmedia.co.jp/ebook/articles/1109/06/news064.html
 出版社からスキャン代行業者への質問状を全文公開、潮目は変わるか

こんなニュースが流れて、各方面ではテンプレート的な

  • ユーザーの方を向いてない
  • CDと同じ衰退する道を歩むのか
  • このRow_Gayが…

等々の反応が見られるわけだが、ここで合法的な自炊業者を作るにはどうしたらいいかと言う事を考えてみる。

なお

すでに自炊業者は「著作権者に許諾を取っているものしか扱っていない」という建前になっているので合法である

と言う意見は、権利者が「そんなもん許諾した覚えはねえ」と言えば終わりなのでその説はとらない。
 というか件の質問状「依頼者に私的使用目的であると申告させています。」と言う言質を取って非許諾リストを送りつける前段であろうから近々破綻するだろう。また日本著作権法オプトアウトは不可である事も考慮が必要である

合法的な自炊業者の条件

自炊業者が合法的になるには

  1. 著作権の私製複製を本人に限る条項を何とかしてクリアする
  2. 著作権者に許諾を取る

しか方法がない。とりあえず順番に考えて見る。

著作権の私製複製を本人に限る条項を何とかしてクリアする

これは、とりあえずいろいろな法律家が頭を悩ませたがどうやら判例から言っても揺るぎそうにない。なので、私製複製の範囲をなんとかして広げてやることを考える。唯一何とかなりそうなのが

五条の二

著作権法第三十条第一項第一号及び第百十九条第二項第二号の規定の適用については、当分の間、これらの規定に規定する自動複製機器には、専ら文書又は図画の複製に供するものを含まないものとする。

で、この著作権法第三十条第一項第一号及び第百十九条第二項第二号の規定と言うのは

第三十条 著作権目的となつている著作物(以下この款において単に「著作物」という。)は、個人的に又は家庭内その他これに準ずる限られた範囲内において使用すること(以下「私的使用」という。)を目的とするときは、次に掲げる場合を除き、その使用する者が複製することができる。
 1.公衆の使用に供することを目的として設置されている自動複製機器(複製の機能を有し、これに関する装置の全部又は主要な部分が自動化されている機器をいう。)を用いて複製する場合

で、第百十九条第二項第二号はこの三十条の罰則規定になる。つまり、今のところ、図書については「公衆の使用に供することを目的として設置されている自動複製機器」でコピーする行為も私的複製の範囲に含まれるのである

ただこの条項、文化庁のページにこんなもんが乗ってるPDF注意)ように、書籍出版協会、雑誌協会は廃止したいみたいでロビー活動実施中なんで下手するとどっかのどさくさに紛れて廃止されてしまう可能性もあったりするがそれはとりあえず置いておく。

するとどういう方法論が考えられるか、だが…素直に考えると、たとえば書店新古書店店頭裁断機スキャナパソコンが用意してあって自分で読み込んで持って帰るのは合法だし、裁断済みを固定してレンタルしてるレンタルショップがあって、その店頭スキャン装置を置くと言うのも、まま合法であると言う考え方になる。内容は全然違うが、書店店頭コピー機があるのと一緒だからだ。

実際には、裁断済みの書籍を、装置にセットしないと外れないクリップで束ねて貸すような業態が考えられる。
 貸した書籍をばらばらにされると商売あがったりなので、クリップは特殊な構造にしておき、店頭に設置してあるスキャン装置に入れ、USBメモリなんぞを差し込んで書籍を挿入すると、後は装置自動的にクリップを外して読み込んでデータUSBメモリに書き込むと言う一連を商売にする。書籍は一冊数十円でレンタル装置使用料は一回100円のような形にすればいいのではないかコミックなんかは一冊数百円なので10回ほど回転すればいいとか考えれば全く楽な商売であるが、正直極悪、流行したら出版業界を根絶やしにするに近い事になり、出版社も対抗して儲けにならないぐらいまで価格を下げ、焦土作戦のような事を決行して日本出版業オワタ、結局最後焼け野原が広がり誰も幸せになりませんでしたと言う事は目に見えているので可能性としてはありだが実際にやる会社はなかなか出ないだろう。また始めた直後に訴訟を起こされて大変なのは目に見えているし、専用の装置の開発などある程度の初期投資が必要になるので、先駆になる企業はなかなか現れないだろうと思う。ただ一度合法になれば爆発的に増えるだろうが。


またこの形だと店頭に足を運ぶ必要がある。ではどうするか。

完全にオートメーションにしてしまって、自分自動複製装置操作して複製した、と言う建前にするのである

自分で専用の箱に組み込んで送ると、現地ではそれがラインに投入される。ラインの中では人の手を介さずに自動的に全てが処理され、データレシピ通りに本人の所に届く。トラブルがあった時は多少人間が関わってもいいだろう(装置メンテナンスをしていると見なせないか?)

ただこれも一つ無理があって、宅配業者がどうしても間に入ると言う事だ。たとえ宅配業者が投入した後ラインが自動的に処理するように作られていたとしても、宅配業者が自動複製装置への投入を代行したことになってしまうのではないかという事である。なかなか厳しい。

また多種多様な本、完全なんて無理にしても、多くを自動処理なんてできるのかといえば相当金をかけても難しいと思う。

と言うわけで、この抜け道だと宅配型のサービスは不可能である
また店頭型もやり方を誤るととんでもないしっぺ返しを食って大変なことになるだろう。

著作権者に許諾を取る

次に著作権者に許諾を取る方向を考えてみる。許諾さえとれればいくらやっても問題は無い。
まずは「そんなことが可能なのか」という話から入る。

今回の記事

http://ebook.itmedia.co.jp/ebook/articles/1109/06/news064.html

にもう一度注目して欲しい。賛同しているひとがずらずらと並んでいる。しかし。これは出版社出版点数に対して、決して多くはないのではないかという印象を抱かないだろうか?

私は自炊という行為についても、きちんと紙の本を購入している限りであれば、賛同する出版社や者は多いのではないかと見ている。

そういった事を期待して、

許諾の形式を柔軟に

と言うのと

と言った形で段階を選べるようにしたり、多少たりとも権利者にバックがあるようにして、権利者は一度売った権利でまた金が得られるようにしておけば、かなり許諾はとれるのではないだろうか。

これは大変地味な作業だ。特に当初は大変である。ただ許諾を得たなら、それだけで大変な武器になるのは間違いない。まただんだん一般的になって行き「あの作家の本は自炊サービスを利用出来ない」と言った話が広まれば圧力になりらだんだん楽にはなるだろう。

また、必要であれば

http://www.bunka.go.jp/1tyosaku/c-l/index.html
著作権者不明等の場合裁定制度

もできる限り利用していく。はじめは行政の壁があってなかなか大変だろうが、大量に出していけば行政対応せざるを得ないだろう。少なくとも著作権法を改正させるよりはよほど現実的な対応だ。

従来は書籍名で管理すると、完全に真っ黒の商売なので変に突っ込まれることからそういった管理は限定的だったが、このようにデータベースにすれば、書籍ごとに(著作権者への権利支払い料金も含め)価格を設定することもできるかもしれない。

そしてデータベースWeb検索できるようにしておくほか、依頼があった物は一つずつ検査をして許諾有り無しを仕分ける。
 あるいはお客が領できる許諾判別サービスなどを利用して、そこでチェックしてリストを添付させるなどとすればいい。誰の家でもある日常の道具、バーコードリーダーがつながるようにしておけば照合作業も楽に出来るはずである。チェック漏れや許諾がない書籍については実費で返却と言う事にする。

価格は従来の非合法サービスよりも高くなるのは間違いない。しかし、許諾を受けて合法であると言う錦の御旗を掲げれば、利用者もなんのひきめを感じることなく堂々と利用出来るし、また、その効力でそれ以外は非合法と言い切る事ができる様になる訳である

なので商用ベースには十分乗ってくるのではないか

ユーザとしては、すべて丸投げすることはできなくても、これで多くの書籍が一度に片付けばかなり便利なのではないか。抜けた奴は自前でスキャンするか、スキャナレンタルサービス自炊スペースなどを利用する方法である程度カバーできる。

やはりサービスで一番難しいのはなんと言っても著作権者の許諾である。なので結局ぽっと出のベンチャーがやるのはよほどの後ろ盾がない限り難しいだろうなと思う。

またこのサービスをやると電子書籍ビジネスにもある程度競合してしまう事になる。だから問題は誰がやるか、と言う事だろう。

一番いいのは、大手印刷会社が取次と組んで、既存スキャン会社提携するなり買収するなりして始めるのがいいのだが…。

2011-05-19

何故「自炊」は定着しなかったのか

その理由をざっと考えてみた。

初期コストがかかる
最低でもドキュメントフィーダ、出来れば裁断機も、となると、数万円の出費が不可避。
つまり「何が何でも自炊するぞ」という覚悟をしないとスタートラインにすら立てない。
ノウハウ獲得に時間がかかる
本の解体、取り込みの手順やツールの使い方、取り込み後のファイル化など、覚えなければならない事が多すぎる。
作業に時間がかかる
ほぼ自動化されているとはいえ、解体からファイル化まで一冊当たりトータルでたっぷり1時間はかかる。
失うものがある
愛読した本をバラバラに解体ゴミにする覚悟がなければ自炊に着手できない。
ぶっちゃけ読まない
それだけの金銭的時間精神的なコストを支払っても、読み返す事が殆どない事に自炊前に気づいてしまう。

こんな感じかな。他にもありそうだけど。

2011-03-04

就活する人へ

就活お金がかかってないですか?

私は、証明写真を安くする方法がないかと思ってネットを探していたら

いい方法があったのでここに書いておきます

1枚あたり5円位になるのではないかと思います。

結構出来がよくて、お店で撮ったものと見分けがつかないほどものが出来ます

よかったら参考にして下さい。

1. 証明写真画像CD-Rに焼いてくれる証明写真屋を探して
 証明写真を撮りましょう。
  (私はキタムラで撮りました。)
2. 『証明写真をつくろう!』ってソフトダウンロードして
 インストールして、1.のCD-R証明写真画像を読み込ませよう。
 読み込ませる時に、プリントするサイズは"L版"、証明写真サイズは"履歴書サイズ"にしよう。
 "パスポートトリミング"ではなくて"オートトリミング"の方がよかったと思います。
 証明写真画像が横を向いている場合は、"編集"の"90度回転"をしよう。
 後、"表示"の"出力設定"の"高度な設定"の"写真写真の間隔"は1mmにしないと6枚印刷にならなかった。
 で最後に、"名前を付けてファイルを出力"を実行しよう。(出来た画像はこんな感じ http://bit.ly/ekA2Pd)
 http://bit.ly/dVBqiE
 (関係ないかもしれないが、最新版だと同時に4枚しか印刷できなかったので同時に6枚印刷できたver2.9.0をお奨めします。)
3. で作成された画像セブンイレブンに持って行って、コピー機の所で通常の写真として印刷しよう。
 (セブンイレブンで作った証明写真の方がキタムラセルフ証明写真機よりきれいでした。)
4. で最後にハサミか裁断機写真を切り分けましょう。

2010-10-21

富士通ScanSnap S1500による自炊スキャン方法まとめ。(コミック/本ともに)

[概要]検索と保存性の問題で、PDFで保存、読む時にJPGに分離して読む。

  →理由:JPGでは内部検索が出来ない。Leeyesの機能でガンマを変えて読めるため、PDF保存は、ややこしい事をせずに、ほぼデフォルトで行うことができる。

────────────────────────────────────────────

☆蔵書記録作業

●[ISBN_BarCodeReader]

 URL:http://mhsodai.kazelog.jp/chalog/2009/11/webusb-96dd.html

 とWEBカメラ UCAM-DLU130H を使って、書籍バーコードを読み取りISBN番号を書き出しておく。

●[メディアマーカー]

 http://mediamarker.net/

 にまとめて登録(登録 →一括登録)

メディアマーカーの蔵書リストページをPDFプリントし、PDF化しておく。(別にHTMLでもテキストでもいいけど)

────────────────────────────────────────────

スキャン作業

●本の解体

 ・表紙表裏・帯・見返しとカッターで切る。

 ・[裁断機(大型ペーパーカッター)]

  URL:http://search.rakuten.co.jp/search/mall/%E5%A4%A7%E5%9E%8B%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%83%83%E3%82%BF%E3%83%BC/-/

  で本をバラバラにする

PDFフォーマットスキャン

 設定:

 #アプリ選択 タブ

  ・ScanSnapOrganizer 選択

 #保存 タブ

  ・ファイル名の設定  →yyyyMMddHHmmss

 #読み取りモード タブ

  ・画質の選択 →スーパーファイン

  ・カラーモードの選択 →カラー

  ・読み取り面の選択 →両面読み取り

  ・継続読み取りを有効にしま

  ・オプション →[文字列の傾きを自動的に補正します]をON

 #ファイル形式 タブ

  ・ファイル形式の選択 →PDF

   →他すべてデフォルト(OFF)

 #原稿 タブ

  ・原稿サイズの選択 →サイズ自動検出

  ・マルチフィード検出 →重なりで検出(超音波)

 #ファイルサイズ タブ

  ・圧縮率1

 →カラーページと白黒ページで設定を変えるなどは手間がかかるので、全部カラースキャンする。

スキャン時に、紙詰まりを少なくする方法。

 →S1500に紙を装填前に、中指の長さ程度、差し込む側の紙の中央を縦に山折りにする。こうすることで、紙詰まりが1/5程度に激減する。

────────────────────────────────────────────

データ保存

●ページを整える

 ScanSnap Organizerで、編集したファイルダブルクリックすると、ScanSnap Organizer ビューアーが立ち上がる。

 ・いらないページを削除(ただし、偶数奇数を守らないと、見開きで読みづらくなる)

 ・傾いてしまったぺージを修正

●[Acrobat]で文字を読み取る・画像データを圧縮

 ScanSnap Organizer上のファイル右クリック →開く、で、Adobe Acrobatで開く。

 →文書 →OCRテキスト認識 →OCRを使用してテキスト認識

 →すべてのページ

 →テキスト認識設定

  ・日本語

  ・検索可能画像(非圧縮)

   →HDDに余裕がない場合は、検索可能画像/最低(600dpi)に。ただし、その場合は[画像梱包]で画像を分離できなくなるので注意!

    つまり、Acrobat以外で読めなくなる。

  ・ →OK

 理由:

 -[探三郎]

  URL:http://www.geocities.jp/koutarou_y1926/sin3rou.html

  と言うソフトで、PDFの中身ごと全文検索できる

 -サイズが37%ほど(600dpiの場合)に小さくなる

メディアマーカーの蔵書リストををPDFしたファイルを開き、ScanSnapOrganizer上でタイトルを変更する。

Acrobatで開き、左右綴じ(左右開き)をチェックする。縦書きなら右綴じに変更する。

 ファイルプロパティ→読み上げオプション→綴じ方

ジャンル別にフォルダに振り分ける。

────────────────────────────────────────────

☆閲覧

PDFそのまま閲覧可能(文字が大きい)なものは、Acrobatでそのまま読む(WXGAで見開き)

 →まず、

 編集環境設定→ページ表示

 で、レンダリングテキストスムージング

 で、「液晶画面用」に変更しておく。要するにアンチエイリアシングのことで、これをやっておかないと、とても読めたものではない。

 Acrobatの画質を上げる。

 編集環境設定→[レンダリング]エリア

  テキストスムージング 液晶画面用

  「2Dグラフィックアクセラレーションを使用」をOFF、それ以外全部ON

ほとんどのコミック書籍は、jpgファイルになおしたほうがずっと読みやすい。

 →理由は、Acrobatの絵の拡縮アルゴリズムよりも、Leeyesのほうが高画質の設定だから

●[画像梱包](pic2pdf)

 URL:http://www.vector.co.jp/soft/win95/writing/se377893.html

 を使って、PDFから画像を分離する。

 ・「開梱」設定

  -Sub作成 にチェック

  -Origin優先 にチェック →よくわからないが一応

  -BASE 0、 STEP 1

  -Colmun 3

  -jpgのチェックを外す(チェックが入っていると、再度エンコードをするので画質が落ちる) 

 →だが、起動ごとにいちいち設定しなおすのは面倒なので、以下の文章をメモ帳コピーし、

  「pic2pdf.ini」という名前で「C:\Program Files\pic2pdf」のフォルダ内に入れると、設定が保存される。

#-------------ここから

[SaveOptions]

UseingSaveFile=1

ConvertBmpToFax=0

ConvertBmpToJpeg=0

JpegCompressPer=85

MetaLoading=1

DisplayView=1

JepgImplant=1

NoOriginalName=0

[PDFOptions]

WindowTitle=1

UseingDPI=0

OriginalDPIValue=100

UseingPaper=0

OriginalPaperValue=7

DobulePageRight=0

Centering=0

FixedPageSize=0

ShowOutThumbs=0

PortLandAngle=0

ViewFactor=2

PageType=0

ViewMenuBar=1

ViewToolBar=1

ViewWinowUI=1

NoProducer=0

NoTimeStamp=0

[PDFCrypt]

PrintPrivileges=0

CopyPrivileges=0

ModifyPrivileges=0

AnnotePrivileges=0

CryptStrength=0

[TakeoutOptions]

UseingSubDirectory=1

ReFileName=0

UseingOriginalName=1

NumericColmun=3

BaseNumber=0

StepNumber=1

OutputStyleBMP=1

OutputStyleFAX=0

#-------------ここまで

●出来たjpgファイル

 [Leeyes]

 URL:http://mitc.xrea.jp/diary/020

 で読む。(ドラッグ&ドロップ)

 ・SUSIEプラグインがないとjpgさえ見られない。

 ・イメージ→綴じ方向 で、綴じ方向を合わせる(横組みは左綴じ、縦組みは右綴じ)

 ・なぜか[画像梱包]で画像抽出すると、ファイル名が逆順になるので、

  表示→並び順→降順 にして昇順から降順に変える。(ファイル一覧の「名前」をクリックし、▽を△にしてもOK)

 ・イメージフィルタ で、設定をいじって見やすくする。

  4: グレースケール・レベル補正

  にだけチェックを入れ、

  設定は

   入力レベル:35-231

   出力レベル:0-255

   輝度補正する にチェックを入れる。

  とする。

 ・オプション→設定の保存

  で、設定ファイルを保存する。

●読み終わったら、jpgファイルは不要なので捨てる。

2010-08-18

はてなー佐藤藍子

はてなーって勝ち馬に乗って語るやつらが多いってことなんだけど

だれかが優越感ゲームが大好きだって言ってて、なるほどなとおもった

優越感を得るためには、すでに勝敗が決まった勝負事で、勝利者側に立って意見を言うことが一番手っ取り早いモンな。


一番そう思わせたのが、電子書籍日本の取り組みのときの、はてな村での議論の沸き起こり方だった。

電子書籍について、日本はわりと先進的な取り組みだったと僕は思ってる。

電子辞書とかだって、電子書籍なわけだし、ケータイ文化で、いまじゃ電子書籍は600億円市場らしい。

今叫ばれている、いわゆる電子書籍についてだってソニーとかパナソニック世界に先駆けて端末出してたり、いろいろ取り組みが特集されてたのは知っているだろうと思うんだけど

あのときはてなの人たちは僕の知る限り、基本スルーだったと思うんだよね。

本を買い切り制にしてほしいという提案をする人はいたが、それもあまり強い意見ではなくて、一部のマニアな人の意見だった。


はてな意見が過激さをましてきたのは、あきらかにアメリカでのキンドル成功からだと思う。

ぼくはこのとき思ったよ。こいつらいったいどこから沸いてきたんだって。

みんなしたり顔で、キンドル成功の分析をジャーナリストエコノミストがそうするように、後出しじゃんけんで偉そうに分析し始めて

初めからこうなるってわかってましたみたいな、佐藤藍子が大量にわいてて気持ちわるかった。

これからは電子書籍教科書だって紙の時代は終わる!とかいって、鼻息荒く裁断機スキャナーの特集始めちゃう人まで出てきて

ビッグウェーブに乗り遅れるな!って感じのひとが大量で、ほんとみっともないなって思った。

いや、ほんとうに電子書籍未来を感じて、待ち望んでた人も中に入るだろうけどね。

2010-07-23

これから僕は

今年で大学卒業し、来年からは仕事に就くこととなる。

だから、学生生活中に必死に買いこんだ本をそろそろ処分し始めようと思った。

愛着のある本が多いので、流行りのスキャンってやつをして読み返せる状態にしておきたい。

そこで、スキャナ裁断機を買うか、PDFサービスに委託するかで迷っている。

社会に出てから本を今以上に読むのだろうか。

それも、電子書籍がどうたらという声が大きくなっているこのご時世で。

両親があまり本を読まない人間なので、余計にそう感じる。

これから僕は、自炊道具代のモトがとれるほどたくさんの素晴らしい本に出会うのかなぁ?

まあこんな下らんことに慎重になってるのは予算がないからってだけなんですけどね(´・ω・`)

2010-07-21

http://anond.hatelabo.jp/20100721153554

少なくともこの時期に裁断機やADFを導入してまで手持ちの本を電子化したいという人は、書物に関しては普通の人よりも一歩踏み込んだ価値観を持っているはず。

それはどうだろ。

俺も結構昔から漫画単行本スキャン趣味でやってるけど、電子化してしまうとハードカバーだろうが文庫本だろうが大判だろうが違いが分からなくなってしまうんだよね。

以前、同じ趣味の奴から「面白かったから読んでみろ」と彼の自家製PDFファイルが送られてきた事があって、確かに面白かったんでオリジナルを手元に置きたいと思って本屋に足を運んだら、そこで初めてその本がA4サイズ大判だった事を知って愕然とした事があった。画面上で読み尽くし、その本の全てを知ったつもりになっていたけど、最も基本的な「物理的な大きさ」を全く知らなかったわけだ。

電子化に走る人達というのは、逆に言えばそういった部分にかなり鈍感な人達でもあると言えると思う。それを「一歩踏み込んだ価値観」と言えるかどうかは、俺には何とも言えない。

書籍スキャン(電子化)でちょっと言いたい事

たとえばこういう記事。

http://portal.nifty.com/2010/07/21/a/

裁断機で本を「のど」からばっさり切り落とし、オートドキュメントフィーダ(ADF)で全ページを片っ端から両面スキャンしてできあがり、な作業に関して、ちょっと言いたい。

そして、コレは全然必要ないのですが、薄く切り離された「背」の部分が、

http://portal.nifty.com/2010/07/21/a/img/010.jpg

こんな感じで割り箸みたいになってるのも楽しい

いわゆる「背」の部分が何の躊躇もなく電子化の対象から外されている点について、ぶっちゃけそれってどうなんだと言いたい。スキャンした後で原本を捨ててしまったら、実物を再び手に取らない限り「背」を見る事は出来なくなってしまうんだけど、いいのかそれで。そういった部分にも作者や出版社の創意工夫が込められている場合は少なくないはずなんだが…。

少なくともこの時期に裁断機やADFを導入してまで手持ちの本を電子化したいという人は、書物に関しては普通の人よりも一歩踏み込んだ価値観を持っているはず。それでいながら、本棚に並んだときに本の「顔」の役割を果たす「背」を、「これは要らないんで捨てましょう」とあっさり言い切ってしまう感覚。俺にはちょっと受け入れがたい。

2010-06-20

http://anond.hatelabo.jp/20100620232852

裁断機だけ高機能になってもスキャンする人は増えんでしょ。

一般的な漫画単行本とか、あの裁断機でどうやって背をスキャンすんの?平綴じの雑誌なら分かるけど。

自炊してる人が居るなら訊きたいんだけど、仮に休日一日全部潰したとして何冊(何ページ)くらいスキャン出来る?

2010-05-31

iPadについて

本棚のスペースを有効活用出来るメリット

電子化して紙媒体で無くする事、自炊環境を導入する手間&コストデメリットを冷静に考えてみた。

初期投資額はipad+scansnap+裁断機で10万程になるっぽい。

媒体で無くなることのデメリットというと、紙自体に一工夫ある本がデジタルじゃ再現不能なのが結構デカいマイナスポイントになるな。

それでもいつかは劣化する訳で。やっぱり電子化しておいた方が長期スパンで考えると良い気がする。

電子化Howtoエントリによると、スキャンの手間は500ページあたり20分前後とのこと。

家にある本は大体250ページ前後の本が2千冊程度なので、単純計算330時間になる。

…330時間て。おいちょっと待て。なんだそれ

どうしようもねえ

これを1冊10円程度で10倍位の速度でやってくれる代行サービスがあったら考える。

まぁ、無いんだろうな

2010-05-23

日本でのiPad需要は、他国とは別の層があるかもしれない

iPad国内販売も間近となり、いよいよといった感じです。

はてな界隈でも毎日のようにipad関連のエントリは上がって話題にも事欠かないですね。

そんなiPad、一体どんな層が購入するのか、ちょっと考えてみました。

・新ガジェットが大好きなデジ物アーリーアダプタ

・林檎製品なら何でも喰らうアップル信者

電子書籍未来に期待してる人々

裁断機スキャナまで用意して自分本棚電子化しようという、革新派本の虫

筆圧関知の無い安価液晶タブレットとして使おうという人

あと、他国と比べて凄く多いんじゃないかと僕が思うのが

・既に電子化された本(コミック)のデータを数百、数千冊と持っている割れ厨

割れに慣れ親しんでいる人々は、タダで手に入るソフトに出費しない代わりに、ハードお金をかける傾向が強いです(俺調べ)

そうした人々で、PCより手軽で読みやすいデバイスに興味を持つ人は多いんじゃないでしょうか。

そんな感じでそれっぽい考察を書こうと思ったけどだんだん面倒になってきたので終わりにします。

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