はてなキーワード: ゾーニングとは
件の増田のコバンザメの増田は、その貧乳弄りが存在する事自体がアニメや漫画のせいで、ゾーニングとかではなく無くなるべき=規制すべきだと考えてるんだよ
まあ事実、自分は気にしてないから~で済む問題でもない、気にしてる人がぽつぽついるだけでアウトよ
その上で自分は規制するべきという声にはまったく同意できないし影響を受ける奴をどうにかすべきだと思いつつも、かといって女子高生のフリしてまでバストサイズを擁護するやり方も首肯しがたい
もちろん影響力を自覚してる美容業界内でしっかり自主規制とかはあるっちゃある
でも今増田の間で流行ってる「少年誌でのカップ数表記」とか「胸を弄る描写」が無くても、たとえ素直にゾーニングされていたとしても"異様に巨乳なキャラ"そのものが差別の再生産である(=ゾーニングの問題ではない)という論調を美容系にも通すなら
とどのつまり美容系商品を売る事それ自体が構造への加担という判定になってしまうわけだからアウトになる
なんかそう考えると滅茶苦茶だけど
その場合は美容系そのものの排除ではなく個々にそれぞれが自分の理想を目指せる、けれどその上で目指さない人も抑圧や差別を受けない社会の形成が大事なんじゃないのか?
けど「マジョリティが触れるメディアで差別が再生産されるのが問題であってゾーニングは無意味」と言う人には悪いけど
ぶっちゃけた話
結局表現を意識的にないしは無意識的に差別に利用するユーザーが悪いんであって表現そのものに罪は無い
いやまぁそういうユーザーが集るコンテンツを潰す事に大きな意義はある事は否定しきれないけど
やはり作品より消費者側にメスを入れないとイタチごっこになりかねないし、行きつく先は反ポルノになる
規制より、消費者に「現実では差別になりかねない」という事を教育するのが一番良いんだよな
それでその表現の需要が自然消滅するか、あるいは存続しているかはまた別の話
・黒人を描く時に肌を真っ黒に塗って唇は白い
これらはゾーニングされてようが許容できる物ではないのは常識中の常識
女性を描く時に異様にデカい胸を描くのもそれらに並ぶと考えてる
「誰にも邪魔されずこっそりエロ漫画を読む自由」という「性的営みの自由」は、対人性愛者が対人セックスを行うのと同様に守られなければいけない。
「多少なりとも性的文脈を汲んだジェンダーエクスプレッションをファッションとして楽しむ自由」という「文化的営みの自由」は、物理的身体をベースにジェンダーエクスプレッションを行う人々と同様に守られなければいけない。
「そうしたマイノリティ達が受けている差別を明らかにするために、敢えてゾーニングを破ることによって人々を挑発し、怒らせる」という「政治的営みの自由」は、あいちトリエンナーレで行われた「表現の不自由展」などと同様に守られなければいけない。