はてなキーワード: 冒険漫画とは
「ドローイング 最強漫画家はお絵描きスキルで異世界無双する!」
(異世界転生ものだけど、なろう系ではなくて原作は「黒神」の林達永。内容は、なろう系みたいにギスギス追放ものや奴隷ハーレムではなくて、仲間とともに強敵を倒す熱血少年漫画。てか異世界転生ものだって忘れて普通にファンタジー世界の冒険漫画になってる。なろう要素は俺ツエーだけかな。絵も上手いから読みやすい)
も今年も面白かった。流行りの悪役令嬢の過去転生ものって感じで始まったけど、これも転生関係なく、仲間とともに強敵を倒し、昨日の敵を今日の友ににしていく熱血少女漫画。
なろう系エロやヤレヤレ漫画ばかりのコミックヴァルキリーの中の良心
悪口は大抵そのまんま自己紹介だったりするので、「ああ言えばこう言う」ご自身の性格を振り返るといいと思うよ。
ワタルが大好きみたいだけど、あれはロボットアニメにRPGのテイストを入れた作品といった方が自然。オタテイストが強く好き嫌いの分かれる内容で、メインストリームを歩く作品じゃないよ。
80年代の試行錯誤として理解はするけど、ダイの大冒険の議論に入れるのはいささか強引。
騎士ガンダムなんて、SDガンダムにおける単なるRPGのパロディでしかない。カードダスとしては面白かったけど、漫画やアニメのストーリーなんて殆ど誰も知らんだろ。
エスパークスに至っては、もはやサンエックスの社員ですら知らなそうなマイナー作品。しかもテーマはSFもの。
この2つは例としてはピントがずれ過ぎてる。どれも、ドラクエ的な世界観の冒険物語とは言い難い。良くても亜流。エスパークスは論外。
唯一ビックリマンは、興味深いとは思う。ちゃんとファンタジー系だし。ただコロコロ的世界観全開で、ニチアサ的な「お子様向けアニメ」として作られてる作品。ちょっとお説教臭さもある内容。あれに慣れた子供にダイの大冒険見せれば、「こんなの見たことない!」って食いつくでしょそりゃ。
RPG的な作品が当時あったかなかったか、と言う議論で言えば、そりゃ存在していたのは知ってるよ。でも、大半が格落ちな作品ばかりだったんだよ。ゲーム作品ばかり扱ってて、RPGをテーマにした作品もあるわんぱっくコミックなんて雑誌もあったけど、影響力は皆無。殆ど誰も読んで無いし、内容も一段見劣りするのが実態。
そういう前提込みで、「それまで珍しかったドラクエ的な和製ファンタジーを題材にした冒険漫画が、王道であるジャンプに出てきた」って書いている。
みんなが読んで無いもの取り上げても、この内容に対する反論としては適切じゃ無いよ(その意味ではバスタードは理解できる)。メインストリームに出てきたから衝撃だった、という話なんだから。
「え?」と思うかもしれないけど、ダイの大冒険は、新連載当時は、実は画期的なレベルで新しかったんだよ。ダイの大冒険は最初読切から始まったんだけど、物凄い人気で連載にこぎつけた。それだけ新鮮な漫画だったんだよ。
ダイの大冒険の連載開始は89年。この当時のジャンプの漫画が何だったかは、「89年 ジャンプ 目次」あたりで画像検索するとわかる。ドラゴンボール、魁!!男塾、聖闘士星矢、ろくでなしBLUES、ジョジョ(第2部〜第3部)の時代だ。ドラゴンボールを除いてヒーローものは劇画で、主人公は割と老け顔。そして、ファンタジー世界の作品はドラゴンボールぐらい。当時はまだゲームっぽい雰囲気の作品って全然なかった。
そこに、それまで珍しかったドラクエ的な和製ファンタジーを題材にした冒険漫画が、王道であるジャンプに出てきたから、「それまでに無い漫画が来た!」と、当時の子供たちは夢中になったのよ。
80年代後半はゲームブックとかライトノベルという形で、和製ファンタジーの世界観を物語化する流れが出てきていたんだけど、まだまだ傍流だった。これをメインストリームに持ってくる原動力になった作品の一つが、ダイの大冒険だった。アニメにもなったし。
90年代に入ると、和製ファンタジー作品が、ライトノベルや漫画、アニメといった、あらゆるメディアに登場するようになり、その新鮮味が急速に薄れてきた。沢山の作品が出るということは、つまりジャンルが洗練されるということ。ダイの大冒険はこのジャンルの元祖的なポジションであるが故に、洗練される前の80年代的な表現がそこかしこに見られるのはやむを得ない。
https://anond.hatelabo.jp/20190918134536
ウェブ連載のみ→ジャンプやサンデーやマガジンやチャンピオン等の作家ではない
少年向けで実際男子中学生のファンがいる→ジャンププラスやくらげバンチで話題になってる人気の漫画はエロ・グロ・胸糞・同性愛表現なんかが多めで青年誌に連載されてそうだけど増田の漫画はそういうのじゃなくて普通にジャンプに載せても何の問題もない内容っぽい 少年が主人公のド健全冒険漫画?
この辺と「腐女子ファンが多い」「単行本が出ている」「食べていける程度には稼げている」「同人誌を出すような腐女子がいて同人誌を購入するようなファンがそこそこいる」っていうのがいまいち噛み合わない
それからこの2019年にコミケの参加者の存在に困惑するくらいだからベテラン漫画家ではなくてプロになったのはごく最近のデビュー作=ヒット作の若手作家と思われるが
そのわりに同人作家上がりじゃないし金銭が発生する同人イベントに否定的、
金銭が発生しない二次創作も「自作品の宣伝になるのでありがたいと思うようにしている」程度でこれも若干否定的
自作品関係なしにそもそもファンアートというものを好んで見ようと思わない、二次創作のエロ絵で抜いたりなんかしたことがない、ただひたすらオリジナルの漫画を創作し続けてきた超ストイックな漫画書き、ということなんだろうか
その辺がますます「(今時こんな若手漫画家が存在するわけがない、)嘘松!!」と言われる原因になっているのでは
嘘松と切り捨てるのはあまり好きじゃないのでしばらく考えてみた
ウェブ連載でまっとうな少年向け作品で男女共に人気があって作者が二次創作文化に疎そう……分かったぞ王様ランキングだな!!と思って検索したらそんなに部数さばけるほど腐女子ファンがいるように見えなかったしヒリング王妃のエロ絵がいっぱい出てきた 知りたくなかった
しかし冒険というのは「未知」のものに挑む話だが、長期連載漫画でこれはかなり厳しい気がする。
長期連載で「お馴染みの人気漫画」になることは「未知」という要素とかなり相性が悪い。
少年漫画という「舞台設定」よりも「キャラクター」で物語を引っ張るフォーマットもネックかもしれない。RPGが人気なように、冒険はゲームとは相性がいいんだろう。
もちろんジョジョ三部やダイの大冒険など、過去に成功した少年向けの冒険漫画も多いから、あまりアテにならないけど。
今の時代に冒険物を成功させるには、ゴールデンカムイのように「アイヌ」「金塊」「時代劇」「生きていた土方歳三」「食(トリコやダンジョン飯もそうだ)」などの、周到な道具立てやそれをうまく切り取る視点など、かなり高い力量が必要だと思われる。
あれくらい緻密に大胆にやらないと、すぐに飽きられて終わってしまうんじゃないか。