はてなキーワード: 他力本願とは
お見合いの席でまず二人で会話をするが、話のつまらない人は「自分の軸がない」。
仕事に思い入れがあるわけでもなく、「自分がしたい仕事」をしているわけでもない。
そういった人の趣味は、旅行、食べ歩き、散歩が多いのだが、その場限りの楽しみを追い求めている人が多い。
看護師はお金もあるせいか、海外旅行に何度も行っていたりする。
だけど、町並みがきれいだったとか、きれいな景色を見たとか、それは悪いことではないけど、
パーッと遊んで楽しかったというだけで、後に残る何かがあるわけでもない。
で、そういった女性に限って、男に依存したい考えが垣間見える。
経験的に知ってることだけど、自分の軸がない女性は(男もだけど)、男に多くを求める。
「男は〜であるべき」「男はスマートにお会計を払うもの」「車の運転はしてくれるもの」・・・。
軸のない性格の人は大抵こうだ。
なのに、偉そうだったりもする。
仕事が人生の中心ではなくても、茶道が好きで長年続けているとか、
サッカーが好きとか、プログラミングの勉強をむっちゃ頑張っているとか、
そういうのがない人って案外、多いんだなって、婚活をしていて思った。
結婚生活の楽しみは旦那(もしくは妻)がもたらしてくれると言わんばかりだ。
自分に軸がなくて行動も積極的でない人と出会うと、これは苦労しそうだと思ってしまって、お断りする。
そんなものじゃね?
これができた女のひとつのパターンとして「生活能力のなさなどの抜け感が庇護欲をそそるのか理解のある彼くんが生えてきてそのままゴールイン」というのがある。
元増田の指摘する通り、生活能力も計画性も乏しいこういう女たちが自分から計画的に動いて結婚できるかというのは怪しいところがあるが、勝手に彼くんが生えて囲ってくれるという他力本願な攻略法がある婚活だけはできてしまうという可能性は全然ある。
あとほかに、そういうタイプは「興味のあることはいくらでもできる」という傾向があったりする場合もあるので、就活や労働(や日常生活)には全然興味がなくてできなくても、交際や結婚には興味があって積極的に動けるとかは全然考えられる。
「誠実な人を搾取する」ことなんだよな。一般的な、もっとも普通の日本人たちが。
日本では「他人に誠実にする」と「そういう人だから、何をしても許される」という認識になる。
他人のために尽くすということが、「それが好きな人だから、甘えて良い」と馬鹿みたいな解釈になる。
結果どうなるかと言うと、世の中のためになる人ほど「すり潰す」。
良い人、有能な人ほどすぐに使いつぶされて居なくなる。
それでいながら、その主体である多くの日本人は、「なんで良い人が世の中を変えてくれないんだろう」と、本気で他力本願で思えるんだよな。