はてなキーワード: セラムンとは
ドデカ明朝体の使用(これは当時エヴァに何の関係もないサブカルやオタク色すらないテレビ番組や雑誌すら模倣しまくってた)、衒学的な神話や哲学用語の使い方(本屋にエヴァの引用元を集めたコーナーがあった)、上手いアニメーターには手間のかかるアクションカットをひとつ任せるよりも止め絵を一杯やってもらった方がクオリティアップに繋がるという庵野秀明の計算から生まれた特徴的な静と動の絵作り。まあどれもトップやナディア終盤でもやってるけどね
他の人も言ってるけどオタクメディア以外も騒いでいたというのが本当に異様な空気を醸成していた
自分はエヴァのTVシリーズ第1話から録画していて、最終2話には驚いたし、セガサターンのエヴァのゲームもやったし、スキゾ&パラノなどの関連本を読み込んだし、それでDAICONアニメまで過去作を振り返ったし、もちろん新劇場版も4作全部初日に見に行ったクチなんだけど、まあそうやって26年エヴァ追い駆けた末にシンエヴァ見終わった感想としては、「やっぱ俺はガンダムだな~」だった。セラムンと並んでVガンもエヴァに露骨に影響与えてるから機会があったら見ると良いよ
東京オリンピックにプリキュアを人質に取られるのがこんなにもツラいとは思わなんだ。
「今一番大事なのはオリンピックを開くこと」に等しい事をキュアサマーに言われた気持ちなんだよ
(ブログには書けないのでこっちに書く。)
届けみんなのムテキのやる気! #がんばれニッポン
⏬日本代表選手団へのエールはこちらから https://t.co/6ddms3HPLq #キャラクター応援団 #プリキュア #オリンピック #Tokyo2020 pic.twitter.com/wjEfGpGsoN— 日本オリンピック委員会(JOC) (@Japan_Olympic) July 1, 2021
JOC公式ライセンス商品に「キャラクターデザインシリーズ」ってのがあるのですよ。
日本の主要なアニメキャラクターが日本人選手を応援するっていうヤツです
鉄腕アトム、クレヨンしんちゃん、NARUTO、悟空、ルフィ、ジバニャン、セーラームーン、プリキュアというメンバーです。
これら日本のアニメキャラが東京オリンピックに向けて宣伝をしています。
急にやり出したと勘違いしている人もいるけど、このJOCの「キャラクターデザインシリーズ」は今になって突然始まった事ではない。
2016年から展開されていて、プリキュアは当時「魔法つかいプリキュア!」だったし、毎年プリキュアだけシリーズが入れ替わって
「公式ライセンス商品キャラクターシリーズ」として「キャラの版権イラストそのままを、そのまま集合させた全く適当な商品」が展開されていた。
で、グッズは展開するものの、集合アニメが作られるとか特に大きな動きは無く、単純に「キャラクターがアイコンとして利用」されているものの、全く盛り上がってなかったのだけど、
2020年になって「キャラクター応援団」としてリニューアル。
急にキャラクターたちの一部に「JAPAN」の赤いロゴデザインが追加されたのです。
てっきり日本が誇るアニメコンテンツで「東京オリンピックを盛り上げるためのキャラクター」だと思い込んでいた自分も悪いのだけど、
これらは「東京オリオンピック」を盛り上げるのではなく「日本を応援する」のが目的だったんだよね。
さらにここ数週間で、JOCのツイッターでそれそれ1人1人のキャラのメッセージが展開され出した。
鉄腕アトム「みんなの力を合わせて、10万馬力で応援しよう!#がんばれニッポン 」
セーラームーン「満月のように美しいメダルが、みんなの胸に輝きますように。#がんばれニッポン 」
といった具合です。
アニメキャラクターの集合絵がJOCの”アイコン”になるのはまあしゃあないとは思うのだけど、キャラクター単体としてメッセージを発したら、
それはもうキャラクター、ひいてはコンテンツの政治的な発言じゃないですか
今回JOCのツイッターでキュアサマーは「届けみんなのムテキのやる気!」と言ったのです。
セラムンなど他のキャラクター好きな人にはそれぞれ思う事はあるとは思いますが、その心中はわからないので他作品については何も言えません。
しかし自分はプリキュアファンなのでプリキュアについて思うのは
今回キュアサマーが
「届けみんなのムテキのやる気!」
と言った(言わされた?)事には、かなりの失望を感じたのですよ。
「いま一番大事なことをやろう!」をテーマにしているのですよ。
と言っているに等しいのですよ。
そうですか。
プリキュアはオリンピックの開催に賛成するだけでなく、応援するのは日本人だけなのですね。
百歩譲ってオリンピックの開催はもう仕方ないとしても、プリキュアが言うのは「世界中のみんな、がんばれ!」だと思うのですよ。
日本人しか応援しないプリキュアって何なんだよもう!17年かけて描いてきた「みんなの夢のために戦う」という想いが「コロナよりもオリンピック大事ですー」「日本人を応援しますー」で良いのかプリキュアは
そもそも論としてセラムンにしろ、ドラゴンボールにしろ、ナルトにしろ、世界中に沢山のファンのいるコンテンツに「日本人がんばれ!」を言わせるセンスがどうかとも思うよ
このJOCの「キャラクター応援団」は5年前から展開しているのに、ここにきて急に文句を言うのは違うんじゃね?もっと早く気づいていただろうに、というのもその通り。
だけど今年になって急に「キャラからの日本人応援のメッセージ」が発せられるなんて思わなかったんだよ。
だたのお気持ち表明だよ。どうこうなるとは思わないけど、どこかで言っておかないと気持ちが収まらないのですよ。
もちろんこれは「ただのキャラクターライセンスビジネス」ですよ。
コンテンツホルダーがお金得るためには仕方ない事は100も承知なんですよ。
でも
大好きなキャラクターをオリンピックに人質に取られた感が否めない。
ちっくしょう。
なんかいるじゃん、女からマスコット枠の男としてチヤホヤされてるやつ。見た目は全然かわいくない(むしろコテコテ理系のガリ陰キャやハゲたおっさんである事も多い)が、寡黙で丁寧な性格とか?から女から好かれてイジられキャラになって、増田さんカワイイ〜!とか言われるやつ
いやうん正直に告白すると同僚にそういうオッサンがいるんだよ。見た目はザ・中年で中肉中背でやや腹が出ててデコが光ってるハゲだけど腕毛は濃くてむさ苦しい。なのに女から大人気で、娘が幼い頃に買ったセーラームーンの箸入れとか会社に持ってきて弁当食ってて、それが鈴木(仮名)さんかわい〜!とかキャーキャー言われてるの。
見てきた。
テレビでは初代〜フレッシュゴーゴーあたりまでしかちゃんと見てなくて、今回の映画はミリしら…までは行かないけどペギたんというのがいるくらいしか知識なく行った。
小さい子供たちに「映画館では静かにしてね」を語りかけるキャラとマスコットたち。子供たちはきっと「うん!わかった!」って意気込むんだろうな。鬼滅の影響か、プリキュアのスクリーンは客がそれ程いなくて、自席からは親ごさんたちの背中しか見えなかったけど。
子供たちの反応を想像するだけで涙ぐみそうになるし、もっと小さい子のぐずる声もまた良い。親御さんは周りに気を使って困ってるだろうな、と思いを馳せる。
映画館ではスマホを切っていたから、あやふやな記憶でしか書けないのが残念だ。実況したいくらい楽しかった。
まずはペギたんかわいい。
この子はちょっと真面目なのかな?そして桜の描写がきれい。これ春に公開する予定だったやつ?
恒例の、応援グッズもちゃんと出てきた。今回は声を出しちゃダメで、「心の中で応援してね」と最初のお願いのときに言われてた。あ〜でもきっとクライマックスで応援したくなるよねえ〜!でも心の中で!
プリキュアのオープニングソングも良い。声ものびやかで強く、曲は転調とかやや技巧的で歌い甲斐がありそう。サビに入るところでカタルシスがある。
映画で知ったけど、今のプリキュアって舞台が地方都市なんだね。信州とかあたり?の観光地の隣の町くらいの雰囲気?ですごくよい…。そうだよねえ、プリキュア見てる子供は日本全国にいるんだから、舞台は東京都下のおしゃれ住宅街みたいなところばかりじゃなくていいよね。もしかしてしっかり所在地の設定あったりする?聖地巡りを想定してるとか?(調べてない)
そして、今回の映画は過去プリキュア総出演じゃなくてスタートゥインクルプリキュアとHUGっとプリキュアが出てくるのね。スタートゥインクルの、TOKYO MXのゆめらいおんみたいなスカートの子がいる〜!と嬉しくなった。キラやば〜〜!
ゲストキャラのミラクルン、クックルンみたいな名前やな…みらいが来るからミラクルンなのね。
基本ミラ〜しか喋らないけど要所要所で話が通じるように少し喋る。ぬいぐるみサイズのペギたんたちと並ぶとさらにお人形さんサイズで縮尺あってるか不安になるけど、主人公ののどかちゃんの手のひらサイズらしいので合ってるっぽい。主人公の名前も映画でしったよ!
敵モブキャラが合体して襲ってくるの、妙な既視感あるな〜、アレだ、あの形は使徒っぽい。てか、エヴァ以降ああいうオブジェ的造形の敵って割と一般化してるんです?それとも親世代に訴求するべくあの形なんですかね?
プリキュアたちそれぞれの変身バンクも堪能しました。いいねぇ、各キャラを区切る枠にお花やら星やらが散って華やか!スタートゥインクルはセラムンとかぶらないように名前を良く考えたんだろうねえ。キュアソレイユが好きです!
戦ってる時にHUGっとの男の人(よく知らない)どっか行っちゃうというか元からいなかったような扱いなのはチトもやるな…。
敵ボスのリフレイン、でかい!?……いや、そうでもなかった。目がいろんな色が入ってて、小さい子には怖いかも。今よく考えたら、あの目は時計だね。
(以降、ネタバレするかも。)
リフレインの下半身、ウエットスーツのような、魚河岸の胴付き長靴のような…肉厚で防水性ありそうな。中身の質量感はあるのに、そこに生身の人間の身体は感じられない。どっかで見たことある。腰つきがベルク・カッツェみたいだ。中性的ではないけど。でも人間ではない感は目もそうだし足がずっと爪先立ちなのとかでもわかる。あ!あの爪先立ち、あれも時計の針じゃんね?!今気がついた。
のどかは何回か土曜日を繰り返し、毎回ちょっとずつ変化する。繰り返してることに気づき、パンを焦がさなくなり、水たまりにハマるのが片足だけになる。ついには巻き込まれではなくて自分の意思で最終決戦に臨む回にはパパの見た映画の名前もママが同窓会に行くのもわかるし、交通事故は未然に防ぐしサブミッションオールクリアだ。ゲームで習熟してくみたいに。
それは繰り返しだけど繰り返しじゃない。ちょっとずつ前に進んでいるんだ。
SF的には〜〜あ〜〜う〜〜、ほかの2チームのプリキュアたちの記憶は……、繰り返しで分岐ごと消滅するのはそこまでの人格の死では?特にこれから時間が戻るよ!私達は忘れちゃうけどまた一緒に戦おう、みたいなシーンは、えぇそれでいいの?その意識消滅しちゃうけど大丈夫?!と思っちゃったけどまあそれ言い出すと収拾がつかないので棚上げする。
何も知らない3回目くらいのスタプリ・ハグプリたちに事情を説明するとすんなり受け入れるのもまあそうだよね。黄色い子の説明がメタっぽくて笑った。「あなた達がプリキュアだって知ってるし何なら私もプリキュアだし〜!」みたいな。
そして明らかになるリフレインの目的と動機。ちょっと泣けるのは個人的に似たような思い出があるからだな…
リフレインの動機は迫る破壊からの自己保身というより郷愁にしがみつき幸福な過去に留まりたい成長拒否と思えるが、確かに日々すくすくと成長する小さな子供たちとその親御さんにとっては、あってはならないのぞみだろう。
けど、リフレインて「過去の精霊」とか言ってませんでしたっけ?!仕方なくね?そもそもそういう存在なんじゃ…と少し思ったり。
でもまあ、プリキュアたちは皆の応援もあり、だって私達はプリキュアだから!って一瞬初代から総出演ピラミッドもあってリフレインを倒し、お大事に…ってキメて、大団円。
ここで同窓会に出てたママ登場して、小学生のママたちの幻影と穏やかな微笑みのリフレインとミラクルン。このシーン、リフレインは口元だけなんだけど、それがよかった。うまく言語化できないけど。
同窓会のママたち(ママの同窓生がでてくるわけじゃないけど)視点の二次創作をすごく書きたくなった!
どんなに過去が幸せでも、一歩を踏み出したから今がありのどかちゃんがいるんですよ、てな話が書きたくなるね〜。
そしてエンディング。踊る踊る。みんなで踊る。楽しい。泣ける。
結局何が泣けるのか全然説明できなかったけど、いちいち「おお!」「よい!」と心の中でつぶやきながらうるうるし続けていた。
楽しかったです。