「王蟲」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 王蟲とは

2024-01-01

テレビって基本的社会の陽の部分を増幅しようとする装置で、陰の部分を隠したがる性質があるよね。

まぁ家族親戚が集まってテレビ見た時に、社会の陰の部分ばかり見せられてもしょうがいか、というのはあるけれども。

でもその増幅された陽を作るために、裏側で多くの人が犠牲になって、文字通り死んだりしてるんだろうし、弱男なんて「絵にならない」からテレビで取り上げられることもない。

陽の世界に写されない人たちが王蟲になって、ネットという腐海からたまに飛び出す。

2023-10-27

三省堂辞典」の意味がわかっているのか!←これ

オタク用語辞典 大限界

このタイトルを見て、手にとって中身を見て、

ジョーク本・パロディ本だとわからないレベルの知能の人に配慮する必要あんのか?

しかもこんな本、ジョークとわかる奴しか買わねえし。

真面目な辞典パロディとして「~辞典」を名乗ってる本なんかいくらでもあるだろう。

最近だと「公務員悪魔の辞典」なんかがあるけど、あれだって極限の馬鹿を想定すれば「公務員について書かれた公式の本だと誤解され、Wikipediaなどに引用される恐れがある」とか無茶な因縁つけようと思えばつけられる。

「そんな馬鹿いるわけないでしょ」は今回のオタク用語辞典にも該当するだろって。

三省堂から出てるんだからパロディなわけがない」

といって文句つける奴がこんなにたくさんいることまで想定しなきゃキャンセルされるのか?

しろ辞書会社から成り立つセルフパロディだろうが。

というか、いねえよそんな誤解する馬鹿。万が一いてもごくごくわずかだろ。日本人の知能どんだけ低いと見積もってるんだよ。

仮にそんな馬鹿が現れて真面目に「三省堂辞典に書いてあるので引用します」とか言い出したら、

そんな極限レア馬鹿はみんなで指さして笑ってやればそれで済むだろ。それで不都合あるか?

馬鹿が誤解するかもしれないとかいうのは筋が悪すぎるんだよ。

三省堂ってただの出版社やぞ。国の事業かなんかと勘違いしてねえか?

なお、俺は「三省堂が出す本がジョークパロディであるはずがない」という前提で文句言ってる連中にマジでいってんの?と問うているだけなので、内容の話はしない。

王蟲みたいな腐女子のいつものウルトラ学級会はどこか別の世界でやってください

2023-10-05

anond:20231005175254

√5 = 2.2360679・・・ なので、「富士山麓に王蟲泣く」は間違い。 姫様が泣いとるでぇ (ミト爺)

anond:20231005124209

富士山麓に王蟲泣く  

   

富士山オウム泣く  

  

  ・・・これだからオタクは....

2023-09-17

anond:20230917154054

願望は人の認識を狂わせるからな。

スタースターであってほしい、ステージの上で見せる輝きこそが本性であって、それ以外の弱さや狡さや影の部分は見せないでほしい、嘘であってほしいという手前勝手な願望。

自分たちのための理想おもちゃであってほしいに等しい願望を裏切られると、ファン王蟲の群れとなって腐海から雪崩を打って襲い来る。

2023-07-17

君たちはどう作るか

宮崎駿の最新作『君たちはどう生きるか』を見てきたんで、ある程度ネタバレありで感想書きなぐっておこう。

ネタバレありだからね。

正直、観る前に想像してたより悪くなかった。

テンポも悪くないし、人間関係に緊張感もある。

作画が徹底的に心象風景に寄っているのも、職人芸の趣があった。

火災とか草原の描き方なんて、ゴッホともセザンヌともなんだか判らんけどとにかく印象派的に歪みまくっていて、主人公の高熱に魘された夢のような心が伝わってくる。

田舎の家も、当初は主人公の内心の萎縮ぶりを示すかのように何もかも巨大で、玄関なんてどこの古刹の大伽藍かと見紛う巨大さであり、今に残ってたら家ごと国宝になりそうだ。

もちろん、本物はせいぜい田舎豪農レベルなのだろう。

心象風景として東大寺大仏殿並の巨大建築に見えているだけである

敢えて心象風景とわかるように表現している事で、主人公が実際には父の後妻を嫌っていない事も想像がついた。

なぜならすんごく清潔感のある優し気な美女として描かれているかである。嫌っているなら心象風景でそうはならない。

初対面から一目ぼれレベル主人公は慕っていたのだろう。

でまあ、作品は途中から塔の中パートと、塔の外パートという二輪構成で進んでいくのだが、

まあ、なんだ、ここから批判が多くなる。

まず塔の中パートだが、なんというか、とにかく意味があり過ぎる。

これは褒めてない。

宮崎駿もののけ姫辺りから、やたらと意味のあるものを描こうとするようになってしまってるように思える。

1シーン毎に意味があり、多分本人に質問すれば「このシーンはこういう意味がある」と全部答えてくるだろう。

まり寓話的で哲学的記号的で、イソップ童話とか不思議の国のアリスとか、そういう感じの、「意味の塊」として作品を作ってしまっているのが塔の中パートだ。

ハウルとか千と千尋とかでも顕著だったけど。

これの何が悪いって、妄想が爆発してないのである

ムスカラピュタの雷をぶっぱなしたシーンに意味なんてないだろ。王蟲がペジテのドーム食い破ったのも意味なんてないだろ。

あいう爆発するほど格好いいシーンに意味なんてないのだ。

「どうやお前らこんな凄えの見た事ないだろ。俺も見た事ないから作ってやったぞ。見て驚け。」

という作り手の妄想の大爆発なのだ

妄想を爆発させるためにそこには当然無理がある。歪みがある。そのシーンを効果的に描くために、他のシーンで入念に爆発物を積んでいる。

その無理、その歪みが、ある人には滑り、ある人には刺さるのだ。

本人が見せたいのは爆発の部分だが、関係なく歪んだ部分が受けたりする。それが創作快感である

ところが、この作品含めて後期宮崎はその「見た事ないだろ」をやらない。庵野もだけど。

なぜなら、名前が売れて裁量が大きくなった事で、作りたいものを作れるようになったからだ。作りたいものは作ってしまい、もはや「こんなの見た事ないだろ」が無い。

庵野はその無理のなさを、その歪みの無さを、オタク知識で埋めてシン・ウルトラマンやシン・仮面ライダーを作った。

そこにはTVエヴァのような溜めに溜めた便秘解放のような妄想の爆発は無く、無い物を何とか絞り出した感のある細長いウンコしかない。

一方、宮崎駿はそれを哲学記号で埋めてこの作品の塔の中パートを作ったのだ。これは最早宮崎駿のバランス感覚のみで構成された世界から、やたらとデジャヴがある。

もののけ姫と変わらずに「鎮まりたまえ~鎮まりたまえ~」とやってるし、千と千尋と変わらずに仕事やらされたり禁忌に触れて怒られたりしている。

でてくるのもやたら思わせぶりな妖怪連中である。思わせぶりなだけで、記号であるために特に伏線とかない。どういう存在説明されてフェードアウトする。

エンタメに徹するなら、塔の中はクトゥルーばりの別の星・異星文明でも良かったはずだ。せっかく宇宙から飛来した謎物体的な設定があるんだから、一気にスターウォーズ世界になっても良かったのだ。

そこから進めて、「現代日本主人公の迷い込む異世界として描く」まで手が伸びても良かったはずだ。

ところが、そういうエンタメに走らず、やたら寓話的な見たような話で埋めてしまうのが今の宮崎駿である

ブチ切れるセンス・オブ・ワンダーではなく、賽の河原の石積みみたいなひじょーに心象的なもので埋めてしまうのが今の宮崎駿マイブームである

そういう「意味」だけで構成されたパートからストーリーなんてあって無きがごとしである。断片的な寓話職人芸でつなぎ合わせた取り留めのないタペストリーである

一方、塔の外パートは違う。庵野と同じく、オタク知識で埋めている。

人力車描写一つ、言葉遣い一つ、看板一つ、食事のお膳一つから、「当時はこうだったんだぞ」という聞いてもないのに披露されるオタク知識臭がする。

多分、キャノピー実在ナントカ式とかそういう裏打ちされた設定があるんだろう。田舎がどこの県のどこの地方かも絶対決まってるねありゃ。

っつーことで塔の中パートより終わってる感のある塔の外パートだが、そこで主人公父親が妙な存在感出してるおかげでかなり良くなっている。

というのも、この父親ある意味主人公と後妻という二人の問題元凶と言える一人であり(まあ、亡くなった実母の方がより存在感は大きいが)、更に経営者であり金持ちで何でも自分で決めてしまタイプ

というジブリ作品ちょっと見ないタイプキャラからだ。

こういうタイプは、通常は出て来ても悪役なのだが、この作品ではそれを悪役として描かない。塔の外の部外者として描く。(大叔父と血のつながりもないし)

そんなわけで、このキャラについては宮崎駿の才能の爆発が感じられるのである

経営者であり第一線でもある、という後期宮崎駿が手にした立場意図せずに作り上げた鬱屈爆薬になってこのキャラに込められているのだろう。そのせいで、後半になって妙に生き生きしている。

主人公の心象にだけフォーカスするなら、後半の塔の外パートは要らなかったはずだ。少なくとも、もっと小さくなり、警察とかが来て事務的に進むのがセオリーだったはずだ。

しかし、おそらく宮崎駿はこの父親を描くことに創作快感を感じたのではないかと思う。

なんかもう藤井聡太ばりに全く失着を犯さず最善手を打ち続ける主人公の代わりに、

この父親勝手にやらかすし勝手決断するし部外者でありながらガンガン行くしで、

前半には明らかに狂言回しだったこキャラけが、後半に「キャラ勝手に動いた」を感じさせるのである。作中で唯一、記号を感じさせないのがこの父親である

そんなわけで、ち密に意味を積み上げて作り上げたであろう全体の印象を、後半の父親がぶっ壊して変になっているが、その父親がぶっ壊した所こそが個人的には最も見ごたえがあった、という何とも評しがたい作品である

まあ、悪くなかったよ。

でもね、道徳副読本を作りたいんでもなければ、作品作る時はもっと一点の妄想・一点の美意識に全賭けしましょうや監督

2023-07-16

王蟲の抜け殻をキレイと感じる原風景軍用機のキャノピーかにあったんだな

漫画版とかだと、王蟲抜け殻の目玉の部分を被ってガンシップのキャノピーに加工できるってはしゃいでるところとかあったよね。

王蟲の抜け殻をキレイと感じる原風景軍用機のキャノピーかにあったんだな。

そんなネタバレを令和に知ることが出来るとは。

2023-07-07

anond:20230707212242

蟲の動きは、登場人物小人じゃないと説明付かない気がする

ウシアブ飛べないだろ

王蟲とかダンゴムシサイズなのでは?

anond:20230707191135

ナウシカの胸、おっきいね

「やだ!やめて…」

腐海の底は僕ら二人しかいないよ?」

「でも…王蟲が見てる」

大丈夫王蟲も参加するから

「えっ触手!?王蟲!出てきちゃダメ!」

ナウシカ!僕らのためにイッてくれ!」

こうやって生まれたのが巨神兵

ただこのシーンはテレビだとカットされてる。

2023-06-01

目が真っ赤になってると怒ってるとか王蟲わかりやす

「怒ってるでしょ?」

「怒ってねーよ。」

かわいい

2023-05-24

anond:20230524040311

かにそう。調べて知った。

冒頭の神話のシーン、王蟲の幼生を助けようとするシーン、大海嘯のシーン。

いまでも覚えている。子供だったわたしはあの映画友達と封切りの日に新宿小田急アルクで観た。

あのときの衝撃はわたし思想人生に相当な影響をあたえたし、よく考えると今でもその影響下にあるともいえる。

しかあなたはいったい誰だ。

たくさんのヒントをくれたこと、感謝するよ。

2023-02-09

anond:20230208165840

巨神兵に魂はあるのか?という問題だな。

基本的には庭の主みたいなヒドラと同じだから

自由意志のある生き物ではないと言える。

人間の指令(プログラム)に従うことに縛られるから自由はない。

から巨神兵は成長すれば自動的裁定者としての振る舞いをする。

そういう意味では巨神兵機械であり人ではない。

ただ作中では巨神兵は魂を持つ存在として提示されている。

ナウシカ母親認識して、裁定者というプログラム以外の「愛情」をナウシカに対して抱いている。

それを持って魂のある存在として人工生物を描いている。

これは王蟲のような蟲たちにも共通している。

でもさらにいうと、そういった振る舞いすらもナウシカという「お母さん=所有者」に魂をもった存在であると誤認識させるためのプログラムである可能性もある。

健気さを演じるように仕込まれているのかもしれない。

現代でさえGoogle社員AI意識があると誤認した。

それより進んだ人工生命ならもっと高度なことが出来る。

果たして巨神兵には魂はあると言えるのだろうか?

そもそも意識すら存在しないのかもしれないのに。

2023-01-31

任天堂王蟲

目が真っ赤になると訴訟するから逃げて。

2022-12-12

anond:20221212184323

感情暴走する愚民に右も左も正義も悪も無いのです。王蟲の群れの暴走大海嘯は、彼らの命が尽きるまでまで止まらない。

外野にできることは、安全場所から望遠鏡でその様子を眺めて、ため息をつくことだけなのだ

2022-11-29

anond:20221129135902

ふつーに自分の部屋でエロなりなんなり楽しめばいいのにね。おれはそうしている。それ以上のことを望むのは、十字軍でありジハードであり、腐海の外に進撃を始める王蟲であって、戦争を生むだけなのに。

2022-11-10

anond:20221110175513

あー、まー、ね。好きなものに対する没頭というか、好きなもの客観視できなくなるのが夢中になる、絶対視してしまうというのがオタクマインドだし。

好きは好きでいいんだけど、それを布教するとか、世の中に広くて受け入れられるべきだと主張し出すのは、腐海から飛び出した王蟲の進撃のようなもので、焼き払われちゃう

増田で好きを語るくらいは問題ないと思うけど…。

2022-06-16

anond:20220616192812

あ、Core Keeperはその前に買った

https://store.steampowered.com/app/1621690/Core_Keeper/

テラリアみたいな資源採取方法じゃなかったのでしばらくやった

胞子床を敷き詰めてキノコスープ無限作成してたら2時間過ぎた


ちょっと遠出したら超長い空洞があって、たいまつ置いて物見遊山してたら

王蟲レベルのでかい虫があっちのほうからドドドドってやって来て2番ホーム通過しますって通り過ぎて行ったので

たまたまちょっと掘ってた壁の隙間にくっついて難を逃れた)なんか対処考えたい中

2022-05-06

歩く蓑虫

 ちょっと買い物に行って帰ってきたら、ポーチタイルの上を、蓑虫がモコモコと歩いていた。毛虫ではなく蓑虫が、歩く。モコモコと、てくてくと。身体くねくねと蛇行させながら歩くのだ。

 一、二年前まで、私はてっきり蓑虫とは木や草の小枝を編んで作った硬い蓑の中にスポッと入って暮らす虫なのかと思っていた。例えばヤドカリが貝殻を被って暮らしているような。そんな感じだと想像していたのだが、違った。

 ある日、やはり外出から帰ってみたら、ポーチ蓑虫がいた。タイルの上を歩行していたのではなく、ドアに貼りついていたのだが、うちの下の子の視界の中に入るくらいの位置にくっついていたために、「気持ちいからなんとかして」とせがまれた。

 蓑虫の、簑の出入口部分? とドアが密着しており、そのため簑はドアから斜めに突き出て見えた。私はあまり無益な殺生は好まない方なので、へばりついているだけで無害な蓑虫などほっとけばいいじゃないか子供達を諭したのだが、どうしても嫌だというので、しぶしぶ箒を手に取り、ドアをサッと払った。蓑虫タイルの上を転がり、そして道路へと続くコンクリアプローチへと落ちた。案外簑が頑丈に出来ていたお陰で、箒の威力でぐちゃぐちゃにならずに済んだ。軽いので、そのうち風に吹かれてどこかへ飛ばされて行くだろうと思い、そのまま放置して家に入ろうとした時、子供達が絶叫した。

ミノムシが、歩いてるー!!」

 見れば、簑を纏った身体を蛇行させながら、真っ直ぐ公道に向かって歩く、蓑虫の後ろ姿があった。遠目に見ると、ただの毛虫のようだ。それくらい、蓑虫本体と簑の素材が一体化しているように見える。

 蓑虫の足取りは、つい先ほど理不尽暴行を受けたことなど無かったかのようにしっかりしており、そして迷いが一切見られない。車二台がすれ違えるくらいの狭い道路を渡った先の、イネ科の雑草が茫々に生えた場所を目指し、蓑虫は歩いていく。白っぽく退色したアスファルトの上をゆく蓑虫の後ろ姿は、腐海に帰る王蟲のように堂々としつつ、孤独をまとっている。

 蓑虫道程の半ばを過ぎた頃、左方から赤い乗用車が近づいて来た。農地から住宅街に入ってすぐの所なのに、赤い車は減速する様子もない。蓑虫は大きすぎる危機に全く気づかない様子で、歩みを止めない。車からはうちの子供達がアプローチのところにいるのも見えるはずだが、かといって飛び出しに警戒する様子もなく、かなりのスピードで目の前を通り過ぎていった。一陣の風が私達に吹き付けられた。

 蓑虫は無傷で、歩調を速めることも遅めることもなく道路渡りきり、草叢の中に消えていった。

 そんなことがあって、蓑虫は歩くということを知った。たぶん、今日蓑虫は今頃、玄関のドアの地味に邪魔な所にくっついていることだろう。

 

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん