はてなキーワード: メカとは
高畑勲さんがすごすぎる
絶対に妥協しない、妥協するくらいなら作品は未完成のままでいい
このスタイルを死ぬまで貫き通して作品を発表し続けることができたこと、社会的な名声も地位も手に入れたこと
周りの人にものすごく恵まれていたんだろうこと、それだけの才能も持っていたであろうこと
すべてが奇跡的だと思う
こんな純粋培養の「芸術家」は他にもいくらでもいるだろうけど、ほとんどの人は社会から脱落して食い詰めてどうしようもなくなるのがオチだろ、それが現実ってやつだろ
この人すごいよ、どうなってんだよ
あと、メカもキャラも人並み以上に描ける、あの本田雄さんがジブリに……って話は噂にしか聞いてなかったけど、マジだったんだね
現実には製造工程調整中の部品や動作確認用ソフトの詰め合わせなので歪んでたり異音があったり発熱したりする メカや外装が突然砕け散るような不具合もあり得る 「何もしてないのに壊れた」もある
量産段階に入ると明らかに全個体で同じ所に傷が入ってたりネジ穴が同じ方向にズレてるような不具合は無くなっていき制御ソフトも出力調整や本番用の計算アルゴリズムなどが入って静かに滑らかに動くようになっていき出荷される 出荷されたということはもう「何もしてないのに壊れた」はない「はず」となる
量産後期になると現場で壊れたとか誤操作が頻発したとか特定の角度で押しても反応がないといったフィードバックが入って強化リブが付いたり複数部品が一体化したり誤操作ガードが付いたりボタンがでかいオレンジ色に変わったり賑やかになる もうだいたい「何もしてないのに壊れた」はありえないと発言しても安心になってくる
一般人視点だと意外に感じるが、モビルスーツのような重工業製品はいわゆる生産技術の専門家の領分であるとともに、数を作って不具合を出し生産工程を微調整することでやっと所定の性能を発揮するような面があり、最初のプロトタイプでは安定性も性能も劣ることが多い
ホノメカシーじじい寝ろ
島本和彦先生のアシスタントがゲッサン編集部にマンガ持ち込みしたところ「島本和彦は2人要らないッ」と強めに言われる → 最初はムッとしたが編集さんから渡された名刺を見てすべてを悟る
島本和彦のアシスタントが持ち込みして編集に「島本和彦は2人要らない」と言われたエピソードがバズってたけど、まさに「歴史は繰り返す」
今から40年近く前に炎の転校生連載当時の島本和彦のアシスタント出身で島本和彦のようなタッチと島本和彦のようなノリで島本和彦のような漫画を描いてデビューした漫画家がいた。
その名は藤原昌幸。
藤原昌幸デビュー作「我が名は雷(らい)だー!!」はシリアスなタッチでくだらないギャグを堂々とやる初期の島本和彦の作風を模倣した、というか完全に「島本和彦のコピー」のような漫画だった
セリフ回しから書き文字の文体や吹き出しや集中線のタッチまで何から何まで当時の島本和彦を真似ていた。
その後、コミックコンプで同じように初期島本和彦の作風を継承した「刑事剣士Xカリバー」を連載し単行本も出てたので覚えてる人は覚えているかもしれない。
島本和彦の遺伝子・藤原昌幸が描く熱血ヒーロー「刑事剣士Xカリバー」
http://ikesanfromfrneore.blog64.fc2.com/blog-entry-2400.html
今回の「島本和彦は2人要らない」の話がバズってんのに誰も藤原昌幸の事を思い出す人間がいないのがちょっと悔しいので
島本和彦は2人要らないかもしれないが、確かに島本和彦が2人いた時代があった事をみんな思い出してもらいたかった。
島本和彦本人は炎の転校生終了以降、暗黒時代に突入して5年もの間低迷した後、「仮面ボクサー」そして「逆境ナイン」で確固たる作風を確立させて誰の追随も許さなくなった(真似しようとしてもできなくなった)
藤原昌幸は富士原昌幸に改名してスーパーロボット大戦のアンソロジーを描いたりスパロボのゲストメカ(スレードゲルミル)のデザインとかやったりし、今でも同人活動をしている、
ザ・クリエイター観た。
スターウォーズをひとつまみ入れたサイバーパンク世界で、火の鳥の語り口で湾岸戦争をやるような……
冒頭の世界観説明のニュース映像は皮肉っぽくて、アメリカの映画でもこういう描き方するんだな〜って思ったけど脚本監督の人アメリカ人じゃないんですね。AIロボットを潰すためにはAIロボットを使うのも辞さない。アメリカだね〜と思ったけど適性言語とか言って洋服着てた日本軍も似たようなもんか。
脳みそスキャンしてロボットに降霊させる唯物論的なイタコ芸をするのは面白かった。逆に人間のコピーであるロボットは身体が鉄でも信仰のようなものを持つし、死人を悼むし自殺もする。JDワシントンが義肢使ってるのも「人間の定義とは?」的な要素なんだろうか。
メカは最近のスターウォーズ作品のドロイドっぽくてかっこよかった。特攻ロボットはなんかかわいかった。
アイスの配達かと思って開けたら爆弾だった所で「マジか……」みたいな感じで死ぬ(?)とこがなんか良かった。警察の投げた爆弾を犬が返しに行く所もなんかコミカルで良かった。あれが人間だったらやはりもっと神妙な空気になってしまうんだろうか。
ただブレードランナーみたく人間とロボットの境目みたいなのが軸にあるというよりは、あくまで最終兵器のブチ壊し合いというエンタメ的物語が本筋で見やすい作品だったと思う。ブレードランナーの方も別に作中でハッキリと何かを断言する事はなかったしな。
最近出た「磯光雄 ANIMATION WORKS preproduction」読んでビビったわ!
13話の使徒侵入の回と旧劇の2号機VS量産機のあのかっこいいシーンをやってたのは知ってたけどこんなにエヴァンゲリオンの根幹に関わってたなんて知らなかったわ!
この本400ページあって2キロぐらいあるんだけど、磯光雄がこれまで関わった攻殻機動隊とかエヴァとかガンダムとか未発表企画とか色々な作品の資料が載ってんだけど、マジでボリュームがすげえんだよ。
エヴァだけでも50ページぐらいあるんだけど、担当した13話の脚本とストリーボードとかアイデアメモで終わるかと思ったら、もう各話の設定、ストーリーボード、アイデアメモがびっっっっっっしり載ってんの!
1~26話のシリーズ構成案とかさ各キャラの設定案とかちょっとしたセリフから、何から何まで膨大な仕事量なのよ!
一番ビックリしたのはエヴァで好きな19話の男の戦いとかも磯光雄はめっちゃアイデアを出してて、結局本編では一部が採用されただけなんだけど
磯案がまたすごく面白そうなんだよな(本編のその後の展開に対する批判なんかも読めて面白い)
興奮して調べてたらすごいの見つけた
【セントラルドグマ】【マギ】【シグマユニット】『電脳コイル』磯光雄監督が20年以上前の某アニメ脚本回の設定資料を"供養"
https://togetter.com/li/1073950
あの50Pにびっしり載ってるだけで驚いたのにこの分厚いファイル・・・あれでもほんの一部だったのか・・・・・・・
>もう20年以上前の某アニメで作った脚本回の設定。地下施設の詳細が決まってなかったのでセントラルドグマとか名称や細部を私が設定していった。他にも中盤は私が作ったセリフや展開が結構使用されているが結局全部ノーギャラ。
ていうかノーギャラやったんかい!!!これだけ貢献した人に対していくらなんでもひどすぎる!!!庵野は今すぐギャラを払え!!!
銃器、メカ、キャラ、ストーリー、舞台設定、その他もろもろを描ける知識量と発想力が尋常じゃない。
アニメーターとしても一流なのになんでこんな色々できるんだ・・・。宮崎駿と並び立つ才能だろ。
頼むからアニメ業界はこの人がやりたいこと全部やらしてあげたほうがいい!
今度NHKで磯光雄監督作の「地球外少年少女」やるからみんな見てくれ!!
やっぱりさー庵野のセンスってエヴァQのヴンダーを喜びながら出すところなんだよな
創作の掟としてよく言われる「ついていい嘘は一つだけ」ってあんじゃん
すでに巨大人型ロボットってでっかい嘘があるのにそこに超技術の巨大戦艦とか出すんだもんな
キャラデザ、メカデザイン、声優、主題歌、劇中音楽等々はいい仕事してたのにほんとストーリーだけがスカスカなんだよなあ
「最終回が『祝福』の歌詞と合ってない(毒親問題や経済格差の問題が解決してない)」とも言われてるけどその通りだと思う
ならキャラの恋愛くらいはまともに描けてるのかと言えば、公式カップルのはずのスレミオもラウペトも(特にラウペト)イマイチ関係性の描写が足りてないので
個人的には百合さえ描けてない、つまりほぼ何も描けてないんじゃないか?って思ってしまう
せめて劇中の演出にどういう意図があったのか、声優じゃなくて監督や脚本家がもっと表に立って説明するべきだよ
個々の要素は良かったのが惜しいから同じキャラデザや声優で劇場版なり続編なりを作ってほしいくらいだが、まあ難しいんだろうな