はてなキーワード: 魔術師とは
Twitterを始めて4年。アカウント作り直しなんかしたけれど基本的にfollowしている人は変わっていない。観測範囲も変わらない。
そんな中でTwitterで出会って付き合い始めて結婚、というカップルが妙に多く感じている。つい先日もオフで何度か合ったことある人が結婚したっけ。おめでとうございます。
如月も数日過ぎたある日、私は悶々としていた。失恋相手に未練があるわけではない。ただ若くして結婚を遂げたことが物凄く羨ましかったのだ。
気がつけば私は所謂魔法遣いと呼ばれる人種になって数年が過ぎていた。彼女いない歴=年齢な典型的な非モテである。
無論ウホッでもないし、友人のように「二次元幼女とちゅっちゅしたいおー」と達観できるほどの境地にない。むしろ女性に興味ありまくりだし付き合いたい。あわよくばセックスがしたい。
とはいえ、出会いがない。出会いがない。
結婚するカップルがいっぱいいるんだしTwitterで出会えばいいじゃんという説もあるが個人的にはTwitterで出会うというのは積極的にはやりたくない。
Twitterはどーでもいいことを呟いたり、気の合う自重できない仲間とバカ騒ぎする場であって欲しいし、最近は少し「大人しく」なってしまったけれど2008年くらいのTwitterの自重の無さ(ざまソニ楽しかったなぁ…)が本当に好きだったからこの気持ちを大切にしたい、という懐古厨的な何かが一つ。
先に出てきた好きだったひとはTwitterで出会った。今思えばどうしてあんなに熱を上げていたのか理解しがたいけれど、その失恋相手にアプローチをした際に色々やらかしてしまっている。
特に去年の今頃やらかしたのは致命的で、内情を知る知らない関わらずかなりの人に嫌われてしまった。特に誰がどうやって「撮った」か知らないけど何故か存在する「証拠画像」はインターネットから消えることはないので一生十字架を背負い続けなけれならない。ホント誰が撮ったんだろうね?
mixiもそのとばっちりで友人がかなり減ってしまった。どうしようもないな…。
このまま二次元に走るのもいいし、仙人の如く女性を知らないまま朽ち果てるのもいいと思う。
ただ、何もしないまま悶々としているのは良くない。どうせならジタバタして、し尽くしてそれでもダメなら大人しく魔術師でも妖精にでもなればいい。
Twitterやmixiが使えない状態でどう出会いの場を作ればいいのか?
ある日、Yahoo!の特集かなんかで出会いの話があって、そこから検索で辿ったら出会い系サイトのソムリエのような人が運営するサイトにたどり着いた。
怖い人が運営しているだのサクラしかいなくて出会えないだの殆どが詐欺サイトだの悪い話ばかりしかでてこない。
ところが今回見つけた出会い系サイトのソムリエのサイトを見てちょっとだけ見識が変わった。
噂通りのサクラだらけで詐欺臭いサイトもあるが、反面優良な出会い系サイトもあって実際そのソムリエの人も結構出会えているらしかった。
このソムリエの人もサクラかもしくは超絶コミュ力持ちのイケメンなんじゃねーの?
という説も否定できなかったが、サイトの言葉や掲示板での返答を見る限りはごく普通の人でサクラではないと感じた。
このサイトで知ったことなのだが出会い系サイトでも色々な種類があるらしい。
例えば、料金形態。昔のネトゲみたいに月に一定の金額を払う定額制。1ポイント10円でポイント買い、何かアクションをするごとにポイントを消費するポイント制。完全に無料の所もあるし、面白いところだとカップルが成立した時点でお金を払う成功報酬型なんて言うのもあった。
どこも一長一短があるので初心者はソムリエがおすすめするサイトを利用するといい、とソムリエによる初心者講座は締められていた。
出会えるかどうかは別にしてちょっと面白そうだと思った。
登録したサイトはソムリエがおすすめするサイトの一つで料金体系は1ポイント10円のポイント制。しかし登録して年齢確認手続きをすれば120ポイント貰える。お試しには丁度良いかもしれない。
ブサメンなので顔の写真を登録するのに抵抗があったけれど、今回登録したサイトはアバター(有料のパーツが多いが無料でもある程度は作り込める)があるようでこの点はちょっと助かった。
さらにサイト内メールに日記や掲示板にチャットなどどちらかというとSNSに近いものだと感じた。
そんなわけでプロフィールは普通に書いてアバターも作成。掲示板に書き込むのは無料(ただし一日一回)なので「メールしませんか?」みたいな感じで書き込んだりプロフィール検索して好みの人を探すなどをしてみた。
登録から数日。こんな私でも面白いことに女性からメール(サイト内メール)が二通来た。
一通はいきなり直アド(携帯のメールアドレス)を記載してきたあたりやばい人だろうなーと思いつつも面白かったのでフリーのメールアドレスで返信したら
「実は人妻で旦那が最近かまってくれなくてしかも女の影があるんです。向こうも秘密作ってるんだからこっちも秘密作りたいの(はーと)」
ちょっとドキドキしつつもおもしろがって二度三度やりとりをしていたら
「このサイトは旦那にも知られてるかもしれないからこっちのサイトで連絡しない?」
URL踏んでその中の情報で検索してみたらなぜかそのプロフィールのページしか出てこない。おかしい。しかも登録が必要らしい。登録先は別のドメイン。さらにおかしい。
そのドメインで検索すると悪質サイト危険という口コミや警告がたくさん出てきた。楽しいな、おい。
流石に悪質サイトに入る気にはなれないので無視したらそれ以降メールが来なくなった。楽しい。
もう一通はプロフィール検索して共通の趣味があって好みの人がいたので伝言板に一言書いたらその女性から送られてきたものである。
趣味の話なので二日ほどやりとりをしているけどごく普通の女性のようだ。やりとりも結構楽しい。
ただ、困っているのは絵文字の扱い。絵文字なんて使ったことないので使い方がいまいち分らず手探りでなんとかしている状態。なんか初めてネトゲしてチャットで話しかけられたときのことを思い出して脳汁が出るほど楽しい。
この女性出会えるかどうかは別にして(できれば会いたいけど…)魔法遣いが女性とメールできるのは良い経験になると思った。
こんな感じで非モテ魔法遣いがひょんなことから出会い系始めて女性とメールのやりとりなんかをしている。
あわよくば出会うとか、あわよくばセックスとか、あわよくば恋人とかはやる気持ちはあるけれど焦ったって碌なことは起きないのでのんびりメールしながら経験値を上げていきたい次第。
にゃふん
自分の服装についてデザインをしていたまどかに、魔法少女としての適性があるという事実から、想像力を持っている人間には魔法少女としての特性があると考えられる
また、想像力のある人間には作家としての特性があると見ても構わないだろうから、魔法少女とは作家を表すところのメタファーなのではないだろうか?
シナリオ担当の虚淵氏は、かつてFateZEROを制作してもいるが、彼はその制作過程で、あの作品に登場する魔術師が、創作に関するメタファーであることを見出しているはずだから、その経験を今回の作品に応用したのではないだろうか
作家は、ユーザーの中にある悪意を殺しながら生きている……そう考えると、魔女とは作家が生み出す作品に対するユーザーを表すところのメタファーなのではないか。
編集者かな(笑)
【匠接頭辞表】【匠接尾語表】
111:1/25の 11*:【小要素表】の 1**:【小要素表】と【小要素表】の 22*:【空間要素表】の 23*:【住要素表】の 244:【小要素表】の心の 245:コントラストの 246:アップテンポの 255:断面構造の 256:バリアフリーの 266:吹き抜ける風の 333:京町家の 334:体感面積の 335:間仕切りの 336:多機能の 344:寛ぎの 345:機能美の 346:境界線の 355:潤いの 356:自然素材の 366:温もりの 444:廃材の/健康庭園の/花と木の 445:夢の館の 446:森の木の 455:【好きな形容詞】機能の 456:迷宮の 466:節約【初期獲得スキル】の 555:【1d6-1】次元の 556:【王国名の通称】建築に魅せられた 566:【王国の特産品(無ければ【相場表】)】使いの 666:【今現在現地時刻で午前0時台の好きな都市名/地域名】の
11:狭小 12:和/和み 13:家 14:モダン/モダニズム 15:人 16:ゆとり 22:笑顔 23:心 24:時 25:風 26:影 33:水 34:光 35:暮らし 36:空 44:収納 45:動線 46:明かり 55:安心 56:迷宮 66:やすらぎ/安らぎ
11:ゆとりの空間 12:機能空間 13:空間演出 14:狭小空間 15:居住空間 16:住空間 22:空間連鎖 23:空間構成 24:安住空間 25:立体空間 26:癒し空間 33:空間攻略 34:空間 35:時空間 36:空間方程式 44:四季彩空間 45:【好きな形容詞】空間 46:【小要素表】空間 55:【現在/過去/未来】空間 56:迷宮空間 66:【ランダムに選んだ王国内に設置済みの施設の名前/略称】空間
11:ゆとり住宅 12:元気住宅 13:懐古住宅 14:健康住宅 15:古き良き住まい 16:感動住宅 22:個性派住宅 23:住機能 24:住構造 25:住環境 26:住空間 33:生かす住まい 34:住まい 35:住風景 36:【小要素表】と住まい 44:【小要素表】住宅 45:【温暖/寒冷】住宅 46:【プレイヤーの足下の素材】住宅 55:【好きな形容詞】住まい 56:迷宮住宅 66:【感覚表】住宅
1:視覚 2:聴覚 3:触覚 4:味覚 5:嗅覚 6:五覚
111:親子/層造者 112:ストーリーテラー/語部 113:アルピニスト/フリークライマー 114:主治医/救命士/セラピスト 115:栄養士/整備士/療養士 116:若き志士/風雲児/野心家 122:未来予報士 123:アーティスト/芸術家 124:パティシエ/ソムリエ 125:奇才/天才 126:開拓者/開拓師 133:継承者 134:伝導師/説法師 135:時代考証人 136:造形師 144:融合者 145:仕事人 146:リベラリスト/自由主義者 155:保証人 156:伝承者 166:細工師 222:ヘルストレーナー 223:スペシャリスト 224:操縦士 225:発明家 226:旅人 233:詩人/俳人 234:魔術師/錬金術師 235:探求者/探検家/探訪者 236:印象派 244:ライフプランナー 245:エンターティナー/演出家 246:アテンダント/アナリスト/ナビゲーター 255:調律師/ハーモニスト 256:請負人/代弁者 266:調光師/調合師 333:赤ひげ先生 334:エコガイド/エコロジスト 335:アスリート 336:マエストロ 344:改革者/革命家 345:交渉人 346:仕掛け人 355:智将/戦略家 356:【(何も付けない)/動線/生活】【仕立屋/仕立人】 366:奏者 444:熱血講談師 445:粋人 446:解放者 455:渡し人 456:迷宮【匠接尾語表】 466:【好きなカタカナ語】アーティスト 555:スタイリスト/療法士/ソムリエ 556:空間【匠接尾語表】 566:カリスマ【クラス名】【ジョブ名/ジョブ名の英語表記をカタカナ化】 666:ランドメイカー
こんな最悪な国はないと思う。この島の中に生まれた時点で終わっている。超絶な暴力が吹き荒れる空間で、いつ殺されたり自殺してもおかしくない。特に支配者は、生きる為には犯罪や嘘をつくことの奨励もいとわず、暴力で人から搾取するために最悪なルールを整備している連中が殺されていないのが不思議すぎる。あいつらは心を善悪に分けられるなどと嘘を言い、意図的に悪を増幅させてどんどん働かせ、カラになったのを善になったと勘違いさせて誤魔化している人間のクズだ。そんな魔術は存在しない。悪を増幅させられた時点で清い心などは戻らない。嘘吐きの典型であり、言葉の魔術師で、最悪な連中を殺しに行かない日本人は何を考えているんだ。ちなみに会うな関わるなと言ってる奴がいるが、俺に金と住居が保障されていなければ、そんなものは絵に描いたもちだ。まず親の存在が邪魔だ。親こそが悪なのだ。なぜ親に強権を与えているのか。法を家庭にも浸透させ、親も市民と同様に、法の支配下に置け。
http://anond.hatelabo.jp/20100320151058
不安と苛立ばかりが募る。慣れるまでは、ずっとこんな感じなんだろう。辛いようであり、逆に愉快でもある。先刻、協力者と電話口で話をした。近々、会って話をすることになった。さて、どうなることか。
何故書くのかと問われれば、返答に窮する。こんなこと書いて、何の得があるのかと。心を刺激するばかりで、無駄に消耗するだけではないのかと。心の虚空から、答えは聞こえない。
※これはフィクションです。これはフィクションではありません※
自分は、言わば魔術師の端くれ、だ。ビジネスとプライベートの両方で、無形の魔法も、固形の魔法も扱ってる。時にトン単位の重い魔法を、時に数KB単位の儚い魔法を、なんでも、扱えるものは何でも扱ってる。平日はただの労働者として、休日はただの愛好家として。
協力者(小悪党)の考えは聞かなくても分かる。「あんた錬金術師でしょ。これを金に替えて一緒に儲けようぜ?」と。このド素人が、と心で毒づく。初歩的な錬金術は使えるけど、原材料は選ぶんだぜ? 素人は石ころなら何でもいいと思ってるだろうが、そんなワケあるか。
だが、石ころ集めも楽じゃない。労力の問題だけでなく、金(かね)の問題だけでなく、仕入れルートの確立が問題なのだ。自分は、仕事を教え込まれた先輩から仕入れの大切さを、何度も教えられた。実体験としても、品を集めることの重要性は知ってるつもりだ。
会社を通せば評価が辛(から)くなる。ゴミはゴミだと言う他ない。だが、自分は一介の魔術愛好家でもある。産地直送とでも言おうか、自分自身で消費できる部分がある。その分、金額を上乗せるすることが出来る。暗に明に、謝礼を払うことが出来る。謝礼でおだてて、信頼関係を築き、子飼いにする。石ころを横流しさせる。
……いや、違う。そうだな、決して「会社のために」なんて美談ではない。「自分の懐のため」でもない。ただの、魔法フリークの暴走ってだけだ。仕事で触れる以上に、もっと自分のやり方で、魔法に触れていたい、多分そんだけだ。売り買いするだけ、仕入れて売りさばくだけ。そんなビジネスライクな生活に嫌気が差した、不適応者の狂行ってだけのこと。
所有欲であり、収集欲であり、廃棄欲であり、整頓欲であり、分析欲であり、作業欲であり、弑逆欲であり、自傷欲であり、名誉欲であり...色んな思惑を考慮したうえでの、愚行だ。心の半分は不安や申し訳なさで満たされながれも、残りの半分で、嘘をついた結果の喜びを感じでいる。嘘の結果、少しだけ、自分は手元に品を移した。今、手元にあるのだ。さて、目を通そうと考えるだけで、心が少し踊る。あはははは、どう仕様もなく、少し楽しいや。
・・・なんてヤリたい盛りの中高生が言うことであって、いい歳こいた魔法使いが言うことじゃない。
んなことわかってるのだけど彼女が欲しくなったしセックスをしたい。
そう思うようになった事の発端はこうだ。
某月某日失恋した。
失恋なんて言うにはあまりにも烏滸がましい酷いものだった。
ネットで知り合った女性に勝手な幻想抱いて「好きです好きです好きです」とスパムじみたラブコールを送り続け、その想いは暴走し挙げ句勝手に自爆して終わった。
図々しくもその恨み節をここに書いたらその女性に「あんた何にもせず勝手に自爆しただけやん(爆)」と言われ、他にも気色悪い気持ち悪いと言われ果てはネットストーカー扱いされた。
それらは全て正しい。
仲良くなるためのプロセスとかまるっきり無視し、その女性の本当の部分も見ようとせず勝手に幻想を抱いて「好きです会いたいです想いを伝えたいです」とか言っているんだ。誰だって気持ち悪いと思うだろうし、その女性は相当恐怖を抱いたに違いない。
本当に救いようもないド阿呆である。
その後、その女性には謝罪し「自分勝手な恋」は終わりを迎えた。
後に気がついたというか発覚したのだけど女性には彼氏のような存在がいたらしく(明確に恋人同士と言っていなかったので気がつかなかった)その二人は先日明確に恋人同士であると明言しその日の夜はいちゃいちゃしまくりで見ていられなかった。キスしたとか言い出した後に二人して音沙汰がなくなった空白の1時間には何が一体あったのかと問いつめたい。
そんなやりとりを見ていた私と周囲は恋人だかセックスだか云々と割と酷い話をしている中、一人悶々としていた。
女性とその彼氏(当時は女性の友人だか兄妹だと思っていた)とは実際に何度か会ったことがある。顔も見知ってるし(私の好みどストライクだった)、女性は過去に身長とスリーサイズを公表していた(このサイズもまたどストライク)ので・・・あぁ、あの人があの人にあのサイズのあれをえーと、あの・・・と酷く童貞臭い妄想をしていた。
正直持て余した。
ーーしばらくお待ちくださいーー
その日の夜、私は寝床で一人考えていた。
ここでこんな事書いている時点ですでに処置なし予後不良だと思うのだけど、私は今後どこかで女性と出会って仲良くなってカップルになってセックスできるのかな・・・と。
齢31になって初めてこんな事考えた。
先の女性を好きになったときはなぜ好きになったのかはよくわからなかった。具体的にどこが好きになったのかと聞かれても説明できないと思う。仮に想いが成就したとしてもその先どういう事になるかも想像もできなかった。
その後今回の「失敗」を経て、親友にお説教食らって、30歳の保健体育恋の始まり編を読んでようやく女性とつき合うためのプロセス、その先にあるものなどを学んだ。
それをふまえて、だ。
私は今後どこかで女性と出会って仲良くなってカップルになってセックスできるのかな・・・と。
ただセックスがしたければソープにでも行けばいい。5万持って吉原に行けばとびきりの泡姫と夢のような90分を過ごしセックスが成就できる。
でもそれは違う。違う。
ただセックスという行為がしたいのではない。好意を持った人と好意を持たれその結果結ばれたい。セックスがしたい。恋人同士のセックスがしたいのだ。
まだ童貞臭い幻想を抱いている気はしなくもない。いや、しているね。童貞なんだから仕方がない。しかも魔法使いだ、質が悪い。
こればかりはどうしようもないので取りあえず置いておいてどうしたらいいのか考えた。
必要なのは女性に好まれる外見と思考、それに出会い。
外見の時点ですでに怪しい。
背だけは無駄に高いのでそれはプラスポイントだけど顔はこの年齢の割にはガキ臭いし髪型もとっぽい。服装はまるっきりオタク臭くはないとは思うけど脱オタしているかどうかと言われれば微妙な状態(参考に現在の服装:おされ服屋の閉店セールで買ったノーブランドのグレーのタートルネックセーターにユニクロのジーンズ、Reebokの無難なスニーカー、古着で買ったPコートに祖母の形見のマフラー)。
髪型よくすれば少しは変わるのかな、と思うけどよくわからない。
思考になるとさらに怪しくなる。
先の好きだった女性に迷惑をかけた自分勝手で一方的でお子さまじみた未熟な思考。夢見がちで幻想を抱きやすく、物知らずでオタク。
学んだ分少しは改善されたとは思うけどまだ怪しい。さらなる改善したいとは思うけど、どこでどうやって学んでいけばいいのかがわからない。
出会いはどうだろうか。
リアルでの出会いは正直怪しい。理系で知り合いの女性は皆無。仕事は転職活動中なのでどうなるかわからないけど女性が少ないことは確実な分野。
ネットでの出会いに希望を見いだしたいけど先の件で自信がない。
古くはパソコン通信、今だとTwitter。ネットで出会い恋人同士になったり結婚するというカップルは多数いる。昨日もTwitterでカップルになったよ、って増田読んでうらやましいな・・・と思った。
そういう人たちはどうやって出会って仲良くなったのだろうか?
私もネトゲやTwitterやったりとネットのコミュニティに属したりしている。ネトゲのギルドやTwitterのfollower等に女性はいるけど、ただのギルメンやfollower以上になるのにどうしたらいいのかわからない。
先の好きだった女性は別だ。あの人だけはとにかく異質だった。出会ってしばらく話したりしているうちに急に熱病にうなされたかのように好きになっていった。属性がはまったというか特殊な事例だと思う。
果たして31歳魔法使いの私は彼女を作りセックスを遂げることができるのだろうか?
魔法使いが魔術師になり、そのまま独りで生きて人生を終えると云うのが天命なら仕方がない・・・とか思えるかボケ。
足掻きたい。おもいっきり足掻きたい。足掻いて足掻いて足掻きたおしてその結果どうにもならないっていうなら仕方ないと思うけど、それまではとにかくじたばたしたい。
ネトゲで知り合った親友に3次元女なんてクソだ、俺は二次元幼女と結婚するぜぇぇぇ・・・という賢者がいるけどその領域に至るには私の経験値は低すぎる。
私は知らないことが多過ぎる。恋愛のこと、女性のこと。何もかも。学びたい、知りたい、彼女欲しい、セックスしたい・・・思考はどんどんカオティックに悶々としていき、それをどうにか整理しようとポメラでこんな文章として書き上げて増田にあげようと思った新年開けの夕方。
にゃふん
ラジオ体操から帰ってきた弟が、俯き消沈した様子で背後に立っていた。
胸の前で大事そうに包まれた両手に気が付いて、少なからずの驚きを覚えていた私はどうしたのか訊ねてみた。
「玄関におった」
言って、開かれた手のひらの中には、ぐったりとした様子で硬直したすずめの亡骸が横たわっていた。
「姉ちゃん、どうしたらいい? どうしたらこの子助けられる?」
今年小学校に入ったばかりの弟。垂れ下がった目尻からは、今にも涙が溢れそうだった。
できることなら、なんとかしてやりたい。
けれど、もう一度すずめに目を向けた私には、否応がなしに分かってしまった。
小さな両手に包まれた命は、もうどこかへ飛び立ってしまっている。
聖職者でもなければ魔術師でもなく、奇跡など産まれてこの方一度も遭遇したことのないごく普通の高校生に過ぎない私には、掛けてあげる言葉さえ見つからなかった。
「なあ、姉ちゃん。さっきまで動いとったんよ。口とか動いとったんよ。どうすればいい? ぼくはどうすればいいんかな」
「……たぶん、もう死んじゃっとるわ」
けれど、全てを悟ったらしい弟は、ぎゅっともう一度両手を閉じると、亡骸を包んだ拳を額に当てて、ごめんなごめんなと口にした。
「ごめん。ぼくがもうちょっと早くに帰ってきたらよかったんや。友達と喋ってたてから。まっすぐ帰ってれば、助けられたかもしれんのに」
「陽ちゃんがそんなこと言う必要ないよ。仕方なかったんやって。それがすずめの運命やったんよ」
「そんなん知らんわ」
向けられた眼差しが錐のように突き刺さった。
「そんなん関係ないわ……」
項垂れる弟の肩に、そっと手を添えて上げることしか出来なかった。
その後、埋葬することを勧めると、弟はすずめを庭先に埋めてやった。
墓標代わりに拳大の石を乗せると、そのままじっとしゃがんで動かなくなってしまった。
後ろに立つ私は、じっとその背中を眺めるだけ。気の早い蝉たちが、朝早くから鳴き声を響かせていた。
「陽ちゃん、陽差し強くなってるから、早いとこ家ん中入ろ」
「……姉ちゃんだけ入ったらいい」
「そんな、たかがすずめやんか」
返事はなかった。ただ、背中が怒っているように見えた。
肩をすくめて、私は玄関へと戻っていく。台所に居た母さんに口を愚痴をこぼしてしまった。
「よう分からん。どうしてあんなにショックを受けるのか」
「あんたも似たようなもんやったんよ」
食器を洗いながら口にされた一言に、思わず耳を疑ってしまった。
「何が」
「何がって、初めて生き物を埋葬した時よ。雨ん日やったのに、傘差してずっと庭に蹲って。母さん呆れてしまったよ」
「覚えとらんな」
「ちょうど、いま陽介がしゃがんどる隣ぐらいや」
窓から様子を伺いながら、母さんは穏やかに口にした。
「ああやって、命の大切さを覚えていくんかもしれんね」
「私は忘れてしまっとったけど」
「思い出せんだけだね。身体というか、心というか、ちゃんと記憶されとるもんやと思うよ」
そんなものなのだろうか。いまいちぴんとこなかった。
冷蔵庫からチューペットを取り出して、半分に割る。玄関でサンダルを履くと、未だしゃがんだままだった弟の背中に声をかけた。
「陽ちゃん、アイス食べん?」
「……いらん」
「そんなこと言わんと。片一方は誰かに食べてもらわんといかんのやって」
言うと、弟はようやくのそのそと振り返ってくれた。
「すずめさんにもちょっとあげたらいいよ」
一級二級建築士は日本の法律の下だけで役所に建築の許可を申請して申請どうりに出来ているかを役所の代わりに見届けて、役所のお墨付きをもらった人。
建築家は、他人が認めて、財産に他とは一線をきす、作品を依頼される人、建築士であるかないかは依頼者しだい、
なぜならサポートで建築士の構造、設備、意匠の収まりの専門家が付けば大きな問題はほぼなく。
逆にの想像力や経験の無い建築士に託す事を考えたら、はるかに完成度は高くなるし、しかも美しい。
さて、安藤忠雄さんはその考えでいけば、建築は独学であり、ある意味完璧です、好き嫌いは当然あるでしょうが、芸術性の高い世界は全てそんなものです、才能は遺伝しないし、まして教わるものでもない。
そもそも、わが国の建築は、戦後から一貫して、30年~長くて7~80年で壊してきたのですから、多少進化はしましたが、今だ未完成。
ヨーロッパの様に築100年~600年と住み続ける文化は今だありませんし。
事、都市計画では既存の都市を見れば一目瞭然、未成熟、安藤さんの都市理論にも、甲乙をつけられる先駆者もいません。
確かに古都はありますが、中間がありません、明治~平成にかけては欧米の猿真似。
日本の気候文化に現代の様式をバランスよく織り交ぜた建築文化は今だ不在、まだ後100年正直、かかるでしょうね。
ただ、ある意味安藤さんら少数の建築家が思考錯誤する御かげで少しずつ進化していくのでしょうね
ちなみの、世界的建築家(構造の魔術師)フランスのレンゾピアノが手がけた、パリシャルルドゴール空港の屋根は一部施工精度が及ばず崩壊しました。
新凱旋門は既にあってはならないクラックが入って崩れかけてます。
マ、人が作るものなんてそんなものです。
※削除するというのが不誠実に感じたので先に転載しておきます。
━━━━━━
私はこれを書いた者です。
さっきポーションを見たが、本当に唖然とした。
http://anond.hatelabo.jp/20090313171447
まず、これを読んで気分を害された方へ、心からお詫びしたい。使うべきでない言葉を使う等、内容が非常に不快なものであり、かつ余計な誤解を生んでしまいました。申し訳ありませんでした。この文章は近い内に削除します。
よって、あの文章を元に改変したものを作って公開することは、今後絶対に止めて頂きたい。私の望んでいることではありません。既に公開している方は、削除することを強く希望します。
その上で、自分の本当に思っていることを書かせて頂きたい(ただしポーションを好きな方は読まないことをお勧めする)。まず、意図せず発生してしまった誤解に対する説明から始めたい。
俺は、ポーション系回復で構成されているパーティーを否定するものでは全くない。むしろ好きと言っても良い。FFで言えば、白魔術師のいないパーティーは全部好きだし、エリクサーの頑張りには何度も癒されたし、フェニックスの尾を一時期大切にとっておいた位だ(レベルがばれそうだ)。他のパーティーでも、様々な実験的なパーティー編成をよくみたし、一時はすっぴんにまで興味を持っていた程だ。
そして、ポーション系回復を使ってパーティーを作り、ヌルい冒険をすることも、全く悪いことではないと思っている。へたれ初心者の方で、かつ勇気と無謀を勘違いしている人が冒険するのには最適な場所だろう。(自分のことを棚に上げて言えば)ぬるすぎてつまらんと思わない奴がちょっと多いのが残念だが。
では俺が何を問題にしているかと言うと、HP回復そのもの以外の部分でポーションを売ろうとしている(と俺が感じた)こと、そして実際に売れてしまっていることだ。ここを詳しく説明したい。
まず、自分の根本的な考え方として、アイテムは、回復量のみで評価されて売れるべきものだと思っている。つまり、エリクサー、ラストエリサー、ファイナルエリクサーなどだ。そしてその楽曲を良くしよう、歌唱力を高めようとして毎日頑張っているアーティストは言うまでもなく沢山存在する。
それなのに最近は何か変なブームが多い。ポーションとか、ハイポーションとか、エクスポーションとか、そんなのばかりが注目される。まさか回復量で売れたとは考えられない。正直腹が立っていた。
そこでさらにポーションが発売され、店頭で購入している人を見た。率直に言って驚いた。
ネットでの評判を見ると、ポーションが良いから買っているという人もいたが、そんなにポーションが良いなら、危険な冒険を行えば、もっと良い回復アイテムに仕上がるはずだ。あのポーションが戦闘で役立つとは、申し訳ないが俺にはどうしても思えない。
そしてアマチュアならともかく、ポーションを購入している時点で、エリクサー系回復薬の魅力が分からないという状況は、俺には想像できない。
つまり回復量自体で勝負しようとしているわけではなく、その単なる珍しさや青色性、そして現在のブームの為にポーションは売れている、俺はそう考えた。上にも書いたが、これは俺の考えでは、回復薬の売れ方として、言葉は悪いが卑怯である。さらに腹が立っていた。
そして、amazonのランキングを見てしまった。これがあの文章を書いた理由だ。
そのような売れ方をしてしまうと何が問題か。結論から言えば、質の高い回復薬が減ってしまうことだ。理由はいくつかある。
理由の1つ目は、消費者が他の回復薬がなくなってしまうこと、またエリクサー計回復薬を失ってしまうことだ。人がFFに使えるお金には限度がある。ポーションを買えば、もしかしてポーションより好きになるようなエリクサーが近くにあったかもしれないのに、それには目もくれず帰ってしまうことになる。そして、エリクサーがぬすめる強敵のところに誰もいなかければ、とげとげしい雰囲気がなくなって、少なくとも冒険をぬるくせざるを得ない。1日中エリクサーのことを考えるのと、会社から帰宅した後のみでは、どうしたって音楽の質に差が出てしまう。
2つ目は、エリクサーだけで勝負しようとしているアーティストのモチベーションが下がることだ。つまり、いくらエリクサーの質を上げても、ポーション系や白魔法ばかりが注目されるなら、自分達のエリクサー集めが無駄だと思ってしまっても仕方がないだろう。人のモチベーションはそう簡単にはコントロールできるものではない。
俺はエリクサー系でFFを埋めつくしたい。昔から俺を感動させてくれたのはラストエリクサーだし、今後もそういうラストエリクサーを聴き続けたいと思っている。回復量の少ないポーションではなく、そのエリクサーか24時間パーティー回復のことだけを考え、試行錯誤し、長い時間をかけてやっと作り上げた、己の全存在をかけたようなファイナルエリクサーだ。回復薬から受ける心底からの感動は、そのような努力からしか得られない、と俺は考える。
だが、今のような状況では、そんなことが可能な冒険者がどんどん減っている。俺にはこのことが本当に悲しい。
だから、これを読んでくれている皆さんにお願いしたい。会社帰りでもいいし、休日街に遊びに行った帰りでもいい。大型の冒険に寄って、普段行かないようなエリクサーを盗めるボスと戦ってみて欲しい。そしてそのエリクサーに回復を感じたら、是非エリクサー集めして欲しい。本当に、皆さん一人一人に、心からお願いしたい。そういった草の根のような行動の積み重なりが、今のFF業界における流れを変えることは、不可能ではないと俺は信じている。
あの文章を書いている時は、精神状態が普通ではなく、書いている内にどんどん腹が立ってしまい、煽ってやろうという気持ちが生まれてしまったことは否定できません。ただ、最初から釣りの目的で書いたのではないことだけは分かって頂きたいです。
俺の好きな回復薬を挙げろというコメントもあった。ただ、俺の考え過ぎかもしれないが、その回復薬に、たった一人でも変な使い方をする人がいると、本当に申し訳が立たない。そこでそのような影響が比較的出にくそうな、海外のアーティストを挙げたい。
前の方に、俺は勇気ある冒険者だ、と書いた。以前結構気に入っていたのが、ラストエリクサーというアイテムだ。
ある人はいいと思うだろうし、別の人は良くないと思うだろう。それでいいと思う。大事なのは、マスコミや一時的なブームなどに影響されず、自分が自信を持って良いと思えるエリクサーを、自分から探して見つけることだと思う。
そろそろ長くなったのでこの辺で。皆さんが本当に好きになれるエリクサーを一つでも多く発見し、そのエリクサーを楽しみ、エリクサーだけを通じて皆さんの人生が少しでも豊かになることを、心から祈っています。
さっきポーションを見たが、本当に唖然とした。
http://anond.hatelabo.jp/20090313171447
まず、これを読んで気分を害された方へ、心からお詫びしたい。使うべきでない言葉を使う等、内容が非常に不快なものであり、かつ余計な誤解を生んでしまいました。申し訳ありませんでした。この文章は近い内に削除します。
よって、あの文章を元に改変したものを作って公開することは、今後絶対に止めて頂きたい。私の望んでいることではありません。既に公開している方は、削除することを強く希望します。
その上で、自分の本当に思っていることを書かせて頂きたい(ただしポーションを好きな方は読まないことをお勧めする)。まず、意図せず発生してしまった誤解に対する説明から始めたい。
俺は、ポーション系回復で構成されているパーティーを否定するものでは全くない。むしろ好きと言っても良い。FFで言えば、白魔術師のいないパーティーは全部好きだし、エリクサーの頑張りには何度も癒されたし、フェニックスの尾を一時期大切にとっておいた位だ(レベルがばれそうだ)。他のパーティーでも、様々な実験的なパーティー編成をよくみたし、一時はすっぴんにまで興味を持っていた程だ。
そして、ポーション系回復を使ってパーティーを作り、ヌルい冒険をすることも、全く悪いことではないと思っている。へたれ初心者の方で、かつ勇気と無謀を勘違いしている人が冒険するのには最適な場所だろう。(自分のことを棚に上げて言えば)ぬるすぎてつまらんと思わない奴がちょっと多いのが残念だが。
では俺が何を問題にしているかと言うと、HP回復そのもの以外の部分でポーションを売ろうとしている(と俺が感じた)こと、そして実際に売れてしまっていることだ。ここを詳しく説明したい。
まず、自分の根本的な考え方として、アイテムは、回復量のみで評価されて売れるべきものだと思っている。つまり、エリクサー、ラストエリサー、ファイナルエリクサーなどだ。そしてそのエリクサーを良くしよう、エリクサー集めをして毎日頑張っているハイレベル冒険者は言うまでもなく沢山存在する。
それなのに最近は何か変なブームが多い。ポーションとか、ハイポーションとか、エクスポーションとか、そんなのばかりが注目される。まさか回復量で売れたとは考えられない。正直腹が立っていた。
そこでさらにポーションが発売され、店頭で購入している人を見た。率直に言って驚いた。
ネットでの評判を見ると、ポーションが良いから買っているという人もいたが、そんなにポーションが良いなら、危険な冒険を行えば、もっと良い回復アイテムに仕上がるはずだ。あのポーションが戦闘で役立つとは、申し訳ないが俺にはどうしても思えない。
そしてアマチュアならともかく、ポーションを購入している時点で、エリクサー系回復薬の魅力が分からないという状況は、俺には想像できない。
つまり回復量自体で勝負しようとしているわけではなく、その単なる珍しさや青色性、そして現在のブームの為にポーションは売れている、俺はそう考えた。上にも書いたが、これは俺の考えでは、回復薬の売れ方として、言葉は悪いが卑怯である。さらに腹が立っていた。
そして、amazonのランキングを見てしまった。これがあの文章を書いた理由だ。
そのような売れ方をしてしまうと何が問題か。結論から言えば、質の高い回復薬が減ってしまうことだ。理由はいくつかある。
理由の1つ目は、消費者が他の回復薬がなくなってしまうこと、またエリクサー計回復薬を失ってしまうことだ。人がFFに使えるお金には限度がある。ポーションを買えば、もしかしてポーションより好きになるようなエリクサーが近くにあったかもしれないのに、それには目もくれず帰ってしまうことになる。そして、エリクサーがぬすめる強敵のところに誰もいなかければ、とげとげしい雰囲気がなくなって、少なくとも冒険をぬるくせざるを得ない。1日中エリクサーのことを考えるのと、会社から帰宅した後のみでは、どうしたって音楽の質に差が出てしまう。
2つ目は、エリクサーだけで勝負しようとしているアーティストのモチベーションが下がることだ。つまり、いくらエリクサーの質を上げても、ポーション系や白魔法ばかりが注目されるなら、自分達のエリクサー集めが無駄だと思ってしまっても仕方がないだろう。人のモチベーションはそう簡単にはコントロールできるものではない。
俺はエリクサー系でFFを埋めつくしたい。昔から俺を感動させてくれたのはラストエリクサーだし、今後もそういうラストエリクサーを聴き続けたいと思っている。回復量の少ないポーションではなく、そのエリクサーか24時間パーティー回復のことだけを考え、試行錯誤し、長い時間をかけてやっと作り上げた、己の全存在をかけたようなファイナルエリクサーだ。回復薬から受ける心底からの感動は、そのような努力からしか得られない、と俺は考える。
だが、今のような状況では、そんなことが可能な冒険者がどんどん減っている。俺にはこのことが本当に悲しい。
だから、これを読んでくれている皆さんにお願いしたい。会社帰りでもいいし、休日街に遊びに行った帰りでもいい。大型の冒険に寄って、普段行かないようなエリクサーを盗めるボスと戦ってみて欲しい。そしてそのエリクサーに回復を感じたら、是非エリクサー集めして欲しい。本当に、皆さん一人一人に、心からお願いしたい。そういった草の根のような行動の積み重なりが、今のFF業界における流れを変えることは、不可能ではないと俺は信じている。
あの文章を書いている時は、精神状態が普通ではなく、書いている内にどんどん腹が立ってしまい、煽ってやろうという気持ちが生まれてしまったことは否定できません。ただ、最初から釣りの目的で書いたのではないことだけは分かって頂きたいです。
俺の好きな回復薬を挙げろというコメントもあった。ただ、俺の考え過ぎかもしれないが、その回復薬に、たった一人でも変な使い方をする人がいると、本当に申し訳が立たない。そこでそのような影響が比較的出にくそうな、海外のアーティストを挙げたい。
前の方に、俺は勇気ある冒険者だ、と書いた。以前結構気に入っていたのが、ラストエリクサーというアイテムだ。
ある人はいいと思うだろうし、別の人は良くないと思うだろう。それでいいと思う。大事なのは、マスコミや一時的なブームなどに影響されず、自分が自信を持って良いと思えるエリクサーを、自分から探して見つけることだと思う。
そろそろ長くなったのでこの辺で。皆さんが本当に好きになれるエリクサーを一つでも多く発見し、そのエリクサーを楽しみ、エリクサーだけを通じて皆さんの人生が少しでも豊かになることを、心から祈っています。
疑似科学だよ!全員集合〜!!\(^o^)/ - 別館:ポスト・ヒューマンの魔術師
クソワロタwwwwwこの発想はなかったわwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
(改題)トンデモ水ビジネスの片棒を担いでしまったはてな匿名ダイアリー - E.L.H. Electric Lover Hinagiku
似非科学対策としての「なんちゃって理解」を実現できないか - 狐の王国
科学とニセ科学の違いってそんなに重要か? - よそ行きの妄想
わかった気がする……なぜ疑似科学批判の連中にイラッとするのか……
http://anond.hatelabo.jp/20081116145930
無知な弱者は疑似科学に騙され、科学にも騙される。散々振り回された挙句に最終的には無知のまま形式と表面を戯れる。 - 別館:ポスト・ヒューマンの魔術師
ありむーは火付け役
狐はぽの伏線
うるるんは普通に
益田は冷やかし
ぽは全てをネタにした
そんで
またありむーみたいな火付け役が出てきて
狐やうるるんみたいに疑似科学対策の声を掛けるのが出てきて
ちょんぷくみたいなつり氏も出てきて
全てをネタにする人が出てくる
ぽ的に言えば循環してて、狐流に言うと「なんちゃって」議論が終結して
ありむーみたいなカリスマやちょんぷくみたいな釣り氏がまた議論を再燃して
http://anond.hatelabo.jp/20081109153229に反応してる増田達とか
ネットの議論はこうあるべきだと今から書こうとしてるやつとか
読め
特にえっけん様の。
僕の考えるブログ文章術 第5回:誤読は止められない - アキヤマニア
「馬鹿」である我々が「馬鹿」のまま安堵に浸れる知のデザインが必要だ。「なんちゃって」理解することと「嘘を吐いて」理解させることが重要になる。 - 別館:ポスト・ヒューマンの魔術師
誤解・誤読を作為的かつ好都合にコントロールする方が「楽」。どうせ誤解・誤読を防ぐことは不可能なのだから。 - 別館:ポスト・ヒューマンの魔術師
「はてブのネガコメは徒党を組んでやってるに決まってる」 - インターネットください
http://d.hatena.ne.jp/magician-of-posthuman/20081025/1224891066
ここで論じられているわけだが。
ひとつ傍証のごときものを。id:ohakmi3が姿を消しても、非常に類似したスタンスでd:id:HALTANを揶揄的に攻撃しているブクマコメントが、id:letterdustによってなされている。これは時系列を遡ってみていくとよくわかる。ふたつのアカウントの活動時期が重なっておらず、絶妙にバトンタッチされたかのように似たような感じの攻撃的コメントが、受け継がれているように見える。そしてこの二人は、「ポストヒューマンの魔術師」氏によって、「ADHDを後出しジャンケンで自称して言い訳に使う」という共通点がある。
仮説として考えてみる。id:ohkami3は、id:letterdustと似た言説を繰り広げる誰かのサブアカであって、一際えげつないネガタグ「半ば本気で死んで欲しい」「国語の成績が悪そう」、これらを心置きなく攻撃したい相手につけるために駆使された仮面だった?
そしてそれが増田のエントリー、「「脳の失敗」タグには呆れた」で窘められると、ohkami3は活動を停止し姿を消した。しかし、攻撃感情旺盛なキャラクターは、letterdustがどういうわけかそのポジションを埋めている。
人を攻撃したい欲求、罵りたい欲求、それを心置きなく発揮するために取られたアカウントなんていうものがあるのか?そうだとしたらなんと浅ましい。
もちろん推測に過ぎないが。
以下加筆
d:id:kyo_ju氏が「増田で書くか」というブクマコメをしたようだが、まさに「脳の失敗」タグ騒動のときに、「魔女を火炙りにする焚き火の周りで踊り狂っていた」のがこれらid:ohkami3氏たちであった。そのとき余りの悪罵のおぞましさを批判されたd:id:hokusyu氏やd:id:Romance氏などはいつのまにか例のHALTAN氏のエントリーへのブクマコメを撤回したようだが、本人たちでさえ恥じて後に撤回するような浅ましいネガティブコメントのスクラムに襲われるようないわゆる「はてサ紅衛兵」たちによる「はてサリンチ」を避けるために増田で書いているのである。はてサリンチに大賛同のスターを乱舞させていたような「浅ましい仲間」のd:id:kyo_ju、その後開き直ったように「脳の失敗」タグを濫用していたような同氏のような「悪口雑言で悪目立ちすることを自己承認の手段とする」キャラクターへの懐疑もあり、増田で書いているのである。
増田で書こうがどこで書こうが、論旨を批判されるならされればよい。それが出来ないのは、魔女狩りの相手を吊し上げにくいというだけのはてサ紅衛兵の自己都合に過ぎまい。
定番と言っても良いほどの作品なんで、詳細解説とかあると思うけど
あえて何も調べずに見てきた感じ+パンフの情報だけで俺が考えた解説を書いてみる。
メインが歌+踊りのミュージカルなんであんま意味無いと思うけど
滅茶苦茶ネタバレするので、未見の人でネタバレ嫌な人はスルーしてちょ。
あまりに有名なミュージカルだけど、とりあえず一応あらすじ、
自由奔放なジェリクルキャッツたちが年に一度、一夜のジェリクル舞踏祭に集い、歌い、舞い、
たった一匹、天上の空へ送られ新たな命を授かる猫を選ぶお話。
パンフのあらすじ見た時点で気付くべきだった。
歌は楽しく、踊りは激しく、楽しいお祭とそこで起こるちょっとした事件を観客は猫たちと一緒に体験する。
そして、舞踏祭の最後、夜明けの直前に、天上行きへ選ばれたグリザベラをみんなで見送る。
だけど、ここでちょっとした違和感を感じたわけさ。
だって、グリザベラは舞踏会にほとんど参加していない。天上へ行くために選ばれる資格とはなんなのか?
天上へ行くことで、ジェリクルキャッツは新たな命を得ると言う。
グリザベラが選ばれたのは、単なる憐れみからなのか?違う。
天上へ行くためには、現世に対する失望と絶望、そして孤独が必要だからなのではないか。
天上へ行くための選考されていたのは、章に名前が取られている猫たちであろうと推測する。
ジェニエニドッツは猫としては致命的なほど、でっぷりとして動けない。友達と言えばねずみとゴキブリだけだ。
だが、彼女には大切な友達だ。
ラム・タム・タガーは突っ張りすぎていて周囲に本当の意味で溶け込むことができないでいる。
だが、彼を慕う雌猫たちはたくさん居る。
バストファージョーンズは権力者だが、上り詰めたものの宿命か誰も彼の権力を抜きにして接してくれない。
だが、権力者一流の不感症からか、彼自身それに気付かない。
マンゴジェリーとランペルティーザは小悪党として生きていくことしか出来ない二人組。
だが、お互いを伴侶として生きている。
オールドデュトロノミーは見送る役目なので、その時点で天上への道は閉ざされている。
だが、彼はバストファージョーンズとは違い真の意味での信頼を得ることが出来ても居る。
アスパラガスは自分の過去の輝きが強すぎて、いまの世のありようを罵ることしか出来ない老人だ。
だが、彼の話をみんなは聞いてくれる。
グロールタイガーはそもそも死んでいる。
スキンブルシャンクスは車掌として終わることの無い仕事を続けなければならない。機関車も壊れるし。
マキャヴィティの絶望(※1)はオールドデュトロノミーを殺してしまう(※2)。
ミストフェリーズはオールドデュトロノミーを復活させるほどの大魔術師だが、誰にも理解されない。
だが、彼の魔力を誰もが尊敬し、一目置いている(※3)。
章の名を冠する猫たちは、こんな連中だ。
字面にすると決して楽しいと言える内容ではない。つーか一部は不幸自慢大会のようにも見える。
だがしかし、彼らは誇り高く生きている。
皆と踊ることが出来るし、皆と歌うことだって出来る。
だが、グリザベラにはそれが許されない。
彼女はもう美しくなく、ずたぼろで、受け入れてくれる者は誰も無い。
舞踏会に参加しようとしても、他の猫に執拗と言っても差し支えないほどに拒絶される。
一度も踊ることはできないし、ぼろぼろの彼女にはそもそも踊ることすらできない。
見せ場は、ただただ過去の楽しい思い出を悲しくも美しく歌う、「メモリー」だけだ。
絶望自慢大会たるジェリクル舞踏会へ参加することすら許されないがゆえに、グリザベラが逝く先は天上しか残されていない。
他の猫は、舞踏会が終わり、誰が選ばれるかを待ち受けていた、その一瞬の間隙へ差し込まれた
「メモリー」によってはじめてそのことに気が付いたのだ。
最も深い絶望に居た彼女だからこそ、天上へ上ることで新たな命を受けることを許された。
誇り高きものですら絶望深いこの世界で、真の救いとは天上へ上ること(=新しい命を受けること)であり、
その資格はそのことがわかっている者同士の間にすらも入っていくことが出来なかった者に与えられた。
そうして、舞踏会は終わり、また新しい朝が来る。
長々と書かずに「実にキリスト教的世界観でしたね!」とか言えば済んだんじゃねーかとか思いましたが。
まぁそんなことより常に避けられる身としては猫とうまくやっていける方法を知れたのが良かったです。感想一行かよ俺。
でも仲良くなれる方法はまだわからないのよね。絶望した!
※1 マキャヴィティは自身が大悪人であることを自覚しており、天上へ上がることを諦めていたんではないか。だから舞踏会を邪魔したりしてたんじゃ。
※2 殺したと考えるほうが俺は面白いと思ったんで殺したと思っておきます。
http://d.hatena.ne.jp/sivad/comment?date=20060626#c
ポスト・ヒューマンの魔術師(http://amr-i-t.com/)の人ってkmiuraなの?って誤解してた
kimuraとkmiuraの判別ができてなかったんだなw
ゴスペラーズ/ひとり(http://jp.youtube.com/watch?v=ThaBFTvLTqo)
とりあえず,「あー,これね,これは知ってる」という反応が欲しかった。
ゴスのすごいとこは,いわゆるコンテンポラリー・アカペラの文脈
に囚われず,実はアカペラの最大の武器であるハーモニーとリードで勝負してるところ。
黒沢,村上という2大リードを擁していたことが最大の勝因なんだろう。
平井堅/キミはともだち(http://jp.youtube.com/watch?v=r0RczBpFZhE)
さらに邦楽。
「あー,そうか,これもか」という反応が欲しかった。
この曲を聴いたとき,俺はアカペラ界という言葉を日常的に使っていたことを猛烈に恥じた。
つまり,アカペラでやるということが目的になってしまっていたわけだ。
本来,アカペラは手段に過ぎない。そのことをこの曲が思い出させてくれた。
とかまあそういう小理屈はともかく,平井堅だし食いつくだろ,多分。
Boyz 2 Men/Thank You(http://jp.youtube.com/watch?v=PnbdCzXtb6o)
実はこの記事を書こうと思ったとき,まっさきにこの曲が浮かんだ。
とにかく,アカペラという音楽形態をフルに活用した名曲だと思う。
ブラックだし喜ぶ子は喜ぶだろ,多分。
オタ的には,パーカスの音質と,2番に入ったときのコーラスの変化が最高。
The Real Group/It don't mean a thing(http://jp.youtube.com/watch?v=6jGhBvlxvFo)
アカペラで世界最高峰と言われるグループがこのreal groupと,このあと出てくるtake6。
realは初期のジャズカバーと,最近よくやるポップなオリジナル曲で評価が分かれるところだが,
とりあえずどこに出しても恥ずかしくないと思われるこのジャズカバーを。
スピード感が半端じゃない。やってみれば分かる。
Take6/I've got life(http://jp.youtube.com/watch?v=mUBrPak8S6s)
で,take6。個人的には,realがたまにアカペラゆえのしょぼさを露呈するのに対し,
初心者はなんかクラシックを聞いてるような退屈感を感じるらしいんだな。
だからまあ,とりあえず個人的に好きな曲を選んだ。
なんかすごいことやってんなぐらいに思ってくれればいい。
Rockapella/Long Cool Woman in a Black Dress(http://jp.youtube.com/watch?v=UJfLf5QgTVs)
本当はLand of a Thousand Dances(ダンス天国)という曲を紹介したくて,
rockapellaだけじゃなくてハモネプでやってたrag fairバージョンまで探したんだがなかったのでこちらを。
さっき2大アカペラバンドとしてreal groupとtake6を紹介したわけだが,
中にはこのrockapellaを入れて世界3大アカペラバンドとみなす人もいるだろう。
活動も長くて,キャッチーな曲が多く,初心者の入門用バンドとしてはうってつけ。
Billy Joel/For The Longest Time(http://jp.youtube.com/watch?v=X8qLSpJGgUM)
この曲は彼女さんもなんとなく聴いたことあるんじゃないかな。
音質悪いがなんとなく雰囲気は伝わるだろ。
realとtake6がアカペラのすごさを伝えるバンドだとしたら,
billy joelのこの曲はアカペラの楽しさを表現してると思う。
Bobby McFerrin/Don't Worry, Be Happy(http://jp.youtube.com/watch?v=yjnvSQuv-H4)
そう,この曲も実はアカペラなんだよ。
bobby macferrinって人は「声の魔術師」なんて呼ばれた人で,
real groupにも影響を与えたと言われている。というか本人たちが言ってる。
1人アカペラという,1人っきりのパフォーマンスも結構やってるので,
興味があったら聞いてみて欲しい。
ハモネプ(シンクロシンプトンズ)/My Winding Road(http://jp.youtube.com/watch?v=WvcN6JYNG8I)
ハモネプ(バカ安)/宇宙戦艦ヤマト(http://jp.youtube.com/watch?v=5IjWcb_P7JM)
youtube縛りにしたら曲数があまったのでハモネプから2曲。
まあハモネプから入るというのもいい手だろう。気持ちが伝わりやすいし。
ちなみに,youtubeになかったバンドで俺が出来たら紹介したかったのは,
m-pact,vox-one,vox-p,try-tone,rag fairといったあたり。
全くないというわけではないので興味があったら検索してみてくれ。
「西岸良平って、あの『変な絵』で『昭和臭い』漫画の人だよね?」
その認識は、間違っていない。全くもって問題ない。確かになんの差し支えもないんだが、多くの人はビッグコミックオリジナルに掲載の「三丁目の夕日」しか彼の作品を知らない。映画で知ったり、コンビニ本で見たり。他に知っていても「鎌倉ものがたり」くらいだろう。
そして、彼の作品の対象年齢層は、主に50代以降。「古き良き昭和の時代」を少年時代/思春期として過ごして、思い出の1ページとして色濃く脳裏に焼き付いた世代。
要は、若い奴はまず「あの絵」で敬遠してしまう。「なんかきもい」「とにかくへん」「口がデカい」「あんな人間いない」「デフォルメされすぎ」「みんな似たような顔」「スターシステム使いすぎ」「古くさい」「進歩がない」「何よりダサイ」など(全て俺の偏見的「考えられる意見」だが)。
それは、あなたが「三丁目の夕日」しか知らないからだ、とここに断言する。そして力説しよう。
と。
リストとしては、
など。そしてこれらに「ある程度」共通する特徴を列挙しておく。
これらの要素の他に「SF」「超能力」「変身」「受験生」なども。そして、ここで注目すべきなのはなんと言っても「後味の悪さ」だろう。これこそが彼の短編集を薦める理由でもある。
ここで一例として「魔術師」収録の「ジキル博士とホンダ氏」のあらすじを記しておく。
二重人格の研究を続けている痔切(←ジキル。彼のネーミングセンスは好きだ)博士は、ある日「学業優秀・スポーツ万能・明るく温厚で正義感強く・やや協調性に欠ける」という「典型的な正義の味方」である本田氏に「もう一人の自分」を呼び覚ます効果のある薬を投与する。
気が付くと彼は「スーパーマン」の格好をして街を破壊している自分に気付く。実は、彼は元々クリプトン星で生まれたクリプトン星人だったが、かれらの星の滅亡の際に地球に彼を「最新の技術」で送っていたのだった。着陸時のショックで記憶を失っていたのが、その「薬」によって記憶を取り戻した。
そして彼は恐ろしい新聞記事を目にする。
「狂ったスーパーマンの恐るべき破壊により人類の危機迫る・・・」
最後に彼はこう泣き叫ぶ。
「ばっばかな!
これはみんな夢だ!
あの薬で見ている
悪夢なんだーっ!」
この話も含めて、全体的に読んだあと「うわあ・・・すげえ空しい・・・」「読むんじゃなかった」「かわいそうすぎる」「あまりにあんまりだ」「なんだこの虚無感・絶望感は・・・」などと非常にしんみりとした気分になる。あからさまなハッピーエンドもあるにはあるが、個人的には「力を入れずに」描いているように思える。
短編集で多く見られる「後味の悪い」作品には、「人間なんてしょせん」という彼のニヒリストとしての一面が垣間見られる。「美しい昭和」「なんとなく全てうまくいく」「しあわせな日常を送る人々」という、おそらく多くの「ライト西岸読者」の持つ彼への印象を、ことごとく打ち破る力が、短編集にはある。
ちなみにそれらは、1970年代後半に描かれたもので、初期の三丁目の夕日(プロフェッショナル列伝)よりも読みやすい絵、かつ「深い」「考えさせられる」話が多い。しかし残念なことに、それらは古本・オークション・マーケットプレイスでしか入手できない。絶版なのだ。
俺は、何らかの手段で購入することを強く勧めたい。特に「孤独」「非モテ」の層に対して。彼の作品に時折見られる残酷なまでの「現実感」は、月並みな言い方だが「ある種のカタルシス」を味あわせてくれる。そして時折見られる「ギャグとすれすれの不条理」もそれと合わせて、彼の魅力を引き立てている。
不条理と言えば「可愛い悪魔」に出てくる「自称」イエスキリスト2世だろう。虫歯が突然痛み始めた主人公の前に現れる彼(ちなみに彼、「その後のストーリーのなんの伏線にもなっていない」ところが逆に不気味さ出している)は自分を「イエスキリスト2世」と名乗り、彼が「アーメン」と唱えた瞬間痛みがスッと消えた。
そして彼は自分の人生について語り始める。彼は昔から、「人の痛みが自分に移ってしまう」人間であるという。病気の人間を見ると「相手はケロっとして自分の苦しみがドンと増す」ようになり、ある日「5人乗りの車が事故を起こした瞬間を目撃」した彼は「気が付くと宇宙を飛び回って」おり、降り立った星には砂漠が広がっていた。
ふと見ると十字架にイエスキリストがはりつけられており、「俺の代わりに神をやってくれ」と言われ、それから自分が「イエスキリスト2世」であることを自覚したと話す彼に、急に痛みが押し寄せる。彼は注射器を取り出し、自分の腕に注射。そこを警官に取り押さえられ「麻薬取締法違反」で逮捕され、唖然とする主人公一行、の図。
特筆すべきは、このシーンはこの後の展開に「なんの影響も与えない」点である。私の読解力では、そのシーンが一体何を意味するのかは分かりかねた。「彼なりの不条理」を「きまぐれ」に「遊び心」ではさんだ程度にしか考えていない。