はてなキーワード: CAEとは
雑誌のInterfaceでライセンス6ヶ月無料となっていて、一部界隈で話題になっているMATLAB。
普段MATLABを使っている身だが、Pythonのライブラリが充実している状況で、MATLABを使う意味は何か悩むことがある。
それなりに高いライセンス料を払って効果出てるのかって話になる。
本体だけでなくToolboxも使い出すと高くなる。
MATLAB言語仕様として速度が遅い(for文はJITで昔より高速になったというが遅い)だけでなく、高いワークステーションを買ったとしても普通にプログラムするとシングルプロセスで遅い。
GPUやマルチコアの性能を活かすには、それ用のコードに書き換えと、メモリーコピーの影響などもあるので実際速くなるかプロファイルで試行錯誤が必要になる。
plot周り、画像周りは気になる。
とはいえ学生からすると会社に入ってからは使わない物を学ぶより、Pythonを学びたいはずだ。
企業が使う場合に関しては、先に挙げた理由でまず業務効率になかなか結びつかない。
低レイヤー過ぎて開発コストがかかる、コストがかかる割に遅いなら別の手段で開発するはずだ。
昔からのMATLABコードを動かしている所以外、新規でMATLABを学ぶメリットはあるのか。
もう1つ気になる点は数値計算や画像処理など、色々対応してはいるが、
画像だったらHDRの表示対応などだ。今どきのディスプレイ表示に対応してない。(HDR機能はあるが古い)
CAE的な物も教科書的な物は出来るが、業務的な物は扱いにくい。
toolboxが沢山あり、かつドキュメントもそれなりの量があるので、業務でも使えそうに思ってしまうが、
実際業務を進めると詰むことになり、結局別の有名ソフトで立ち上げ直すとなりがち。
(Juliaが代わりになると一時期話題になっていたが、実際本格的に使うと色々足りてない。)
ちょっとした時間の隙間に、Twitterやはてなインスタを見ても、どうもワクワクしない。
パソコンとスマホの性能はベンチマーク上は上がっているが、何か新しいことが出来るようになっているわけではない。
もう少し生産的なことに使いたいなと思っても、なかなかそういうのに出会えない。
CAEソフトは個人が使えるような物は消え去ったままだし、パソコンの性能は足りないままだ。
3Dプリンターはもう少し性能が上がるかと思っていたが、何年経っても個人の手が出る価格帯のは変わってない。
AIと呼ばれるものも追いかけているが、出てくるものにワクワクしない。
ニュースで1日経てば忘れられるか、まだ研究者の対象から超えてないだろう。
TSMCで半導体を製造しようとすると、米国産設計ソフトを使用する必要があり、
米国技術を使っている以上、海外に輸出するには米国法が適用され、好き勝手に輸出出来ない。
(もっともオープンソースだと機能が足りておらず先端ロジックは設計出来ない)
中国はCPUは以前から自前で設計出来ていたが、GPUも設計できるようになった。
ゲーム市場に規制が入る中国だと、ゲーム向けに性能を特化していくのはリスクがあるはずで、
CAEやらのシミュレーションソフト関係、HPCの関係でどこまでいけるか、というのが重要だろう。
製造業全般、もうどれだけ高度なシミュレーションを行って設計できるかが重要になってくる。
当然、軍事への展開もある。
ハードだけでなく、システムも巨大になっているので膨大な計算資源を持っている方が勝つ。
日本の製造業も計算機とその上で動くCAEを諦めるべきじゃなかったのではないか。
市場に出したら解析されるのが当り前の時代、クラウド側で隠蔽するのが普通になったし、
重要なハードは国内に置いておいてネットワーク越しで海外から使ってもらうのは普通になった。
iFixitのような解析会社のデータがオープンになっているのも、米国以外に下手に解析技術つけられても困るって側面もあるはずだ。
DXやらデジタルツインが叫ばれるが、業務に関係するソフトって揃ってるだろうか。
テレワークとかコラボツールなんてのは多くあるが、CAEといった数値シミュレーションとなると全然足りてない。
プロジェクト管理にしても、アジャイルが盛り上がっているのはわかるが、やっぱりソフト開発フローを前提としていて、昔ながらのウォーターフロー方式しか合わない場合がある。
そうなるとプロジェクト管理用ソフトが古いものの方が機能が多いとか、最新のだと見た目は綺麗が機能が足りてないとかが起こる。
画像の処理についても、マクベス カラーチェッカーとの差分が大事で、色んなシチュエーションで撮影するのでカラーチェッカーが画像内の色んな所に置かれているので、
工場のラインだとLEDが赤だったり、光の当て方が違っていたり、偏光を使ったり、不良を出さないために色々やっていると思うが、
なかなか弾けない場合、画像処理アルゴリズムに頭を悩ますことになるが、その時の開発にソフトが足りてないと感じる。(ググっても出てこないし)
他にも時系列のデータを扱うときにピコ秒が対応してない、といったことが発生する。
結局、MSOfficeくらいでなんとかするとか、処理データは大きくなるのにGPUとの相性が悪く活用できないとか、
オープンソースはそもそもないとか、ソフトはあっても年々高くなるライセンス料についていけないとか、
色々あってソフトが足りないとなる。
片手間で開発するのにVisualStudioのライセンスがもらえるわけでもない。
正論は、だったらもっと金だせや、なんだが、数千円とかのレベルではないし、数百万出したからといって十分な物でもなかったりする。
元スレの増田さんは数学物理が得意だったということで、優秀な方なんだろうと思います。
私もエンジニアなので元増田さんに読んでもらいたくて参戦します。
学生時代は文系でした。勉強ができる方でしたが、物理は全くダメで、数学はセンター試験があったし、真面目に勉強してたし、文系の中ではまだできる方だったけど理系脳の人たちには全く歯が立たないレベル。英語国語が得意で完全な文系脳でした。
そんな私がなぜエンジニアに、しかもITならまだしも物理工学系のエンジニアになったのか。
地方で若くして結婚して子供産んで(一人だけど)30歳もとうに過ぎていて、条件の良い就職先が今の職場しかなかったからです。
入社後は死ぬほど苦手だった物理を1から勉強して、なんとかかんとか頑張ってます。
職場はほとんど男性だけど皆優しいので特に女性であることで苦労したことはありません。唯一の女性の同僚は15歳年上で学生時代からバリバリ理系の元増田さんみたいなすっごく頭の良い雲の上の存在。馬鹿な私にもとても優しくサポートしてくれる。いつも分からないところないか気遣ってくれる。神かよ。
「数学物理が得意で自然とエンジニアになりました」という女性がもちろん当たり前になるべきだと思う一方で、
「なんとなく接客業に就きました」「なんとなく事務職やってます」っていう女性みたいに「なんとなくエンジニアになりました」っていう私みたいなへっぽこエンジニアも増えて欲しい。それが裾野を広げることになると思う。
もちろん最低限の数学への適性はいるけど、そもそもハロワの名ばかり正社員(昇給ボーナスなし手取り13万ぐらいサビ残有り)みたいな求人ばっかりの中で、うちの求人は過酷な肉体労働もなく好条件のはずなのに事務職じゃないからか、女性の応募者はほぼゼロ。皆もっと応募すればいいのに。
周りからはよく「本当にうちの会社にいるタイプじゃないよね(笑)」と冗談を言われ、珍獣のような目で見られてます。
※追記
想定外にバズっててビビりました。特定避けるために仕事の詳細は明かせませんが、パソコン使ってCAEやったり作業服で現場でボルト締めたり溶接したり大型トラック運転したり(入社後免許取った)地上10メートルで安全帯付けて高所作業したり新規顧客獲得のために営業で東京に出張したり色々です。
採用の理由は皆さんお察しの通り高学歴(東大ではないです)が大きかったと思います。会社としては、もちろん工学部の人材が喉から手が出るほど欲しいのですが、工学部を出たマトモな人は大手企業に掻っ攫われてしまうので、それ以外でも見込みのある人は採用してるみたいです。ニッチな分野なので元々その分野に特化してる人があまりいないため、入社してから育てるって感じです。
物理は材料力学なんかは確かに大学で習うものだと思いますが、私は簡単なことしかやってませんし、中学高校レベルの四則計算と微積や指数対数や三角関数の基本ぐらいのごく簡単なことしか理解していません。難しい計算はエクセルやパソコンソフトがやってくれるので、工学部の現役大学生がやっているようなレベルは要求されません。求められても無理ですし。
立て続けに女性エンジニアの半生を綴った記事が注目されて、その際のブコメにIT以外のエンジニアはどうなんだと指摘されたので書く。
エンジニア警察にも、機械系ならまだ「エンジニア」として名乗っても許されそうな気がするし。
製品のコンセプトや仕様決めから考えることもあるけど、だいたいは顧客からの要望やニーズに沿った製品を考える感じです。
どういった機構を使うか?どういった構造にするか?必要な部品は?その部品どうやって留める?材料はどうする?作ってくれるところはあるかな?単価は大丈夫?評価方法どうするよ、、、などなどなど
まあこんなことをCADソフトとにらめっこしつつ、図面書いて部品発注して組んで試作して測定して、また設計し直しての日々です。
最近はCAEが発達してきて、PC上である程度予測がつけられるのはいいですね。
ただそればっかやってると、組み立て性がおざなりになって組めねえ!となるのがオチ。
PC画面のモデルばかり見ていると、実物の部品のサイズに焦る。あると思います。
そんな仕事になんで女性が就いたのか?ってのを、前段の記事を踏襲するなら書くべきだよなと考えたんですが、
ぜ~んぜん書けんかった。もうびっくりするくらいなにも書けんかった。
子供の頃から理系教科が好きだったからそっち系に進んだら、なんかメーカーに就職して1X年たったよ!というのが全てです。
参照記事の女性エンジニアの方々のような華々しい受賞歴もなければ転職すらしていない。
お前だけだと言われそうだが、こういう地味な人生やってるとわざわざ人に向けて自分の半生書こうという気が起きないから、IT以外の女性エンジニアの方々の生態が表に出ないのではという気がしなくもない。
拍子抜けとなって申し訳ない。
正直今回は機械系の女性エンジニアもいるよということと、機械系エンジニア(機械設計)がどういった仕事してるかだけ書ければいいかなと思ってたフシがあります。
やっぱり現物扱う分、ITエンジニアに比べたら敷居が高いとは思うけれども、ベースとなる知識(物理学)が古くならないので割と潰しの利く仕事なんじゃないかなと思ってみたり。
4ドア/2ドアセダンが5ドアセダンに変わった流れは海外との車種統合、海外市場重視があるんじゃないかな。
ヨーロッパでは90年代から既に5ドアセダンが主流となっており、フランス大統領が乗るような最高級セダンすら5ドアになっていた。例えば、
シトロエンXM https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%88%E3%83%AD%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%BBXM
ルノー・メガーヌ https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%A1%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%83%8C
荷物の積み下ろしやリアシートを倒しての積載など、荷車としての使い勝手は5ドアセダンに分がある一方、リアシートの後ろに構造材を置ける4ドアセダンは車体剛性が稼げるメリットを持っていた。異音・振動を少なくできたり、ハンドリングを良くしたりできたわけだ。
鋼板やCAEによる改良でそこら辺のデメリットを補えるようになったと同時に、ヨーロッパとの車種統合を強いられた結果プリウス、アテンザなど5ドアセダンが増え、アメリカとの車種統合を強いられた結果カムリ、ティアナなどの日本の路地裏では持て余す巨大4ドアセダンが増えたんだと思う。