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https://news.yahoo.co.jp/byline/sendayuki/20181004-00099263/
上記URLは社会学者千田有紀氏の書いた『「表現の自由」はどのように守られるべきなのか? 再びキズナアイ騒動に寄せて』という文章。
この日記では千田氏の文章に沿いながら反論をしていきたい。なお千田氏の文章は内容にまとまりがなく錯綜しているため、項目ごとに小さく反論していくことになる。
千田氏の文章の全体像を掴みたいなら元の文章にあたってほしい。
(そもそも千田氏の文章は根拠の提示もなくお気持ち表明でしかない。誠実に問題点を指摘していたなら、千田氏は炎上せずにいただろうに。)
反論をすることができる表現の自由万歳。あとめっちゃ長いけどゴメン。でも千田氏の文章激ヤバだからできれば最後までお付き合い願いたい……。
4.「表現の自由」とはなにか?
千田氏は、キズナアイ自体には特に好悪の感情があるというわけではないらしい。
そして千田氏は「このようなキズナアイを好きな人もいるだろう。思う存分、ひとりでキズナアイを愛でて欲しい」と述べている。(棘のある書き方だ。)
それならば勝手に、『思う存分、ひとりで』キズナアイを尊敬させてもらおうと思う。
自分の場合は「愛でる」ではなく「尊敬」という態度を抱いている(『キズナアイ』の運営理念は「世界中の人と繋がること」だ。
そんなことを言ってしまえること、そしてそういう活動を実際にしていることが凄いと思っている)。
千田氏が想定しているような「愛でる」以外にも態度があっていいはずであり、態度は人それぞれ自由でいいはずだ。思想信条の自由万歳。
千田はこの章において以下の六点を挙げて、NHKのサイトでキズナアイを置いたことを批判し次回サイトを作る時には配慮をするようにと求めている。
2)教育的な教材で
5)女性が性的に描かれていて(ここの評価は分かれるようだが、やはり胸が強調されているのは否めないと思う。
思わないとしたら、脳内の女性の表象の「スタンダード」が違うのだと思う)
以下一点ごと見ていく。
千田氏が何を以て「こどもを対象にした」としているのかがそもそも不明瞭だ。
実際の対象は「キズナアイに興味がある人・こういった絵柄のキャラクターに興味のある人を対象にした」なのではないか。
キズナアイの主なフォロー層は子どもではないと思われる。キズナアイ自体の話ではないが、キズナアイを筆頭に括られるVirtual youtuberは、2,30代が視聴のメイン層とされている。それを起用したのだから、その層に読まれることを狙った特集であると考えるのが自然ではないか。
(ノーベル賞特に興味なかったけどこのおかげで記事全部読みましたよ。私にはキズナアイに乗って記事が届いた。)
そもそもこれはネット記事でありテレビ放映ではない。子供も企画の対象には入るかもしれないが、子供向けとはっきり言い切るには無理がある。
そして何よりキズナアイが載っているのはNHKNEWSWEBだが、NHKNEWSWEB”EASY”という小中学生その他向けの読みやすい記事が別に用意されている。
(そこにキズナアイの特集はないが。)記事の内容を比べればキズナアイ特集の難しさ、「こども向け」でなさが分かる。
2)教育的な教材で
前述したが千田はこの記事を大人が読むことは想定していないようだ。そのために「教育的な教材」などという言葉が出てくるのだろう。
「キズナアイのノーベル賞まるわかり授業」と特集サイトにはあるが、授業と書いてあれば子供向け、という考えなのだろうか。
大人も授業を受けていいはずであり、「解説記事」という方が適切だろう。
またこの記事が「教育的な教材」だったとして、教育は様々な層へ届いた方が良いし、そのためのアプローチが多いに越したことはない。
こういったキャラクターを好む層へのアプローチとしては「萌えで分かる○○」シリーズなどもある。キズナアイの起用は、キズナアイが届く層へのものだろう。
また千田氏はもしかしたらNHK(公共機関)=教育的な教材=子供向けとしたいのかもしれないが、NHKは子どもだけに向けた機関ではない。
また(1・(2のみから考えれば、子ども向けではなく「教育的な教材」でない場合にはキズナアイの起用は問題ないことになるのではないか。
NHKが作った教育的教材でないものは多いはず。(のど自慢とか?)それにキズナアイが起用されたならば、その時は千田氏は認めるのだろうか。
性的な相槌打ちでも批判しないのか。千田氏の主張は不明瞭であり、文中に明確な判断材料は示されていない。
この箇所自体はステレオタイプの存在の話で、キズナアイは無関係だ。千田氏の実感を根拠としておく。
(もしかしたらキズナアイがそのステレオタイプを助長させるのだと危惧しているのかもしれない。だがやはり具体的な指摘は見当たらない。
言わずに匂わせるだけにとどめる表現の自由の行使か。もしそうなら、そんな不誠実なことをするから炎上するのだ、と言いたいが。違うことを祈る。)
現実に進む人は少ない。さらに先日医学部の大きな不正も発覚した。不平等は現実にある。
5)女性が性的に描かれていて(ここの評価は分かれるようだが、やはり胸が強調されているのは否めないと思う。
思わないとしたら、脳内の女性の表象の「スタンダード」が違うのだと思う)
キズナアイが性的には描かれていないなら、ここでの問題はないということになる。その場合は千田氏のスタンダードは「違う」ということになるが。
ここで千田氏は評価が分かれるとしながらも、強調された胸という身体的特徴を持つキズナアイを性的なものだと見なして批判している。
このことから導かれるのは、性的に見られうる要素を持ったものは排除しようとする考えだ。
公序良俗に反しない範囲をキズナアイが逸脱していて、それにより不適切になるのだとすれば、キズナアイ以上に性的に見られうる身体的特徴を持った人は、それが現実の人間であっても、キズナアイよりも不適切ということになるのではないか。
特集を見ればわかるがキズナアイは自身の持っている身体的特徴に関しては何も強調していない。
その属性を持っているだけで「理系」から排除されるのであれば、どちらが「理系へ進む女性」への妨害になるのか。
(美形な、胸の大きな、などの特徴を持った研究者がいたとして、特集する側がそれを強調するようであるなら問題ではあるが。それは特集する側の問題だ。)
このことのみによって今回の企画を批判することはできる。しかしこの時千田氏が批判するべきなのはキズナアイが起用されたことではなく、この解説の内容、台本だろう。
『このキズナアイの代わりに、せめて白衣の女性が立ち、きちんと受け答えをしてくれていたら、女子学生はどれだけ励まされただろうか。
今後はぜひ、研究や教育にかかわる分野では、配慮をお願いしたい。』
上記の文は千田氏の『ノーベル賞のNHK解説に「キズナアイ」は適役なのか? ネットで炎上中』という文章にあったものだ。
ここではキズナアイへの批判と企画自体への反感が同一のものとして語られている。(そして今も主張に変化はないだろう。)
キズナアイであるか白衣の女性であるかが重要な違いなのか。(性的かフォーマルかということか。)きちんとした受け答えが重要なのか。
またこの主張は、相槌のみをする補助的な役割を行う女性を全て排除することになる。
千田氏にはぜひ、他のこうした不平等に対して、理系分野だけでも、今回のキズナアイ騒動のように頑張っていただきたい。
(この行動によって女性の不平等が変わるのなら。割と本気で賛同はしたい。ただそれによって相槌のみをするような女性の排除になるなら話は別だろうが。
そしてなにより大事なことに、おそらく千田氏はそのことを考慮していないだろうが。)
以上が千田氏が挙げた六点になる。
だがここで千田氏は、上記六点はただ挙げただけで、詳しい言及をすることなく次の話題に移ってしまう。
(正気か? 1)~6)が全て揃っているときに問題なのか、それぞれの観点で問題なのか、何もわからない。
それぞれの点に関しても一言で済ませられるものではないにも関わらず説明を添えることもない。不誠実。)
意をくんで(おそらくこういうことが言いたいのだろうが)、公共性の高いNHKで、女性の姿をしたものが、女性の役割を貶めるような振る舞いをしたことが問題であると言いたいのだとしてみたとして。(そしてそれが特に女性に厳しい理系分野で。)
そうした場合の千田氏の考えを想像するに、「公共の場で取り上げられてしまったことで、このキズナアイのような愚かな振る舞いを、現実の場でも女性に強要するような、そうした態度が人々の間に浸透するのだ」というところだろうか。具体的記述がないため想像するしかない。
次の話題で千田氏は、寄せられた質問(以前の文章への反応だろうか)への返答をし、そののち自身の体験を語る。
千田氏の体験はハラスメントにより自身の理系への道が閉ざされたというものだ。そのような状態は是正されなければならないが、その責任をキズナアイに求めるのはお門違いだ。
キズナアイは人々に向かって理系へ進むなとは言わない。そんなことよりもぜひ教育現場の意識改革に関して研究をしていただきたい。理系へ進める女の子が増えるのではないか?
(それかキズナアイ特集がくだらなすぎて理系進むの止める、みたいな女性がいると? そうなら他人を舐めすぎでは?)
以下は寄せられた質問とそれへの返答だ。
「女性を励ますことも大事かもしれませんが、子どもに科学に興味を持ってもらうことの方がもっと大切じゃありませんか?」
氏の返答
「科学に興味をもつ子ども」から、女の子が排除されていることが問題なのである。
ぜひ、「子ども」の半分を構成する女の子に興味をもってもらいたいがゆえの、お願いである。「子ども」は男の子だけではない
キズナアイが起用されることによって、科学に興味を持つ人から女性が排除されるのだろうか。端的に間違いだろう。(それか説明不足。)
キズナアイが起用されることで「記事」から排除されるのは、キズナアイに悪感情を持つ人であるはずだ。
科学に興味はあったがキズナアイは嫌だ、という人はキズナアイのノーベル賞の記事は読めなくなるだろう。だがそれは男でも同じだ。
女性だけがピンポイントで、さらに「科学から」排除されることが納得できる説明は、上記の文章の中にはどこにもない。
(だから書いて欲しいのだが、そういうことが書かれていないから炎上する。)
なお、千田氏が前回の文章でも挙げていたキズナアイと理系女性の話はもう出てこない。ここで、本当に言いっぱなしで終了する。
性的なのが問題ではなく厳しいゾーニングがあればいいと千田氏は言う。
(キズナアイ特集がゾーニングできていなかったか判断できるのか?どれだけ子供の目に触れたのか?ネットの記事が?キズナアイの性的さはどれだけのゾーニングが必要なのか?)
これに関してはデータがないので自分は何も言うことができない。(向こうもデータは無いんだろうけど。)
本題に戻る。千田氏はここでキズナアイ騒動に寄せて新たな主張、表現に関する主張を繰り出す。千田氏の主張は以下の通りだ。
人の行うすべての表現はさまざまな意味を持ちうる。そしてその表現は既存の社会規範、構造を再生産するという意味で問題になることがある。
キズナアイは「女性らしい」、現在の社会で求められる「魅力」的な体つきをしていて、女性に求められる美の規範をなぞっている。
そして現在の社会では女性の体は性的な対象として扱われており、よって表現があるだけで女性と性の結びつきが社会で再生産されていく。
このことをキズナアイに当てはめて具体的に書けば、
つまりは現在の社会では、キズナアイはどうしても性的に見られるから公共の場に出てくるときは注意しなければならない、ということになる。
(ちなみに男性の性的さは社会での文脈違うから同じには語れない、とのこと。)
もっとはっきり書けば、規制しろ、自主規制をしろ、出てくるな、ということなのだろうか。
(……本当に他にやれることはないのか? これが最善手と? フェミニズムの蓄積ってこんなにも何も無い虚無なのか?)
4もこの続きみたいなのものなので一旦先に進む。
4.「表現の自由」とはなにか?
ここでの千田氏の主張を挙げる。
「表現の自由」は重要だと思っている。国家による検閲や介入は出来るだけない方が望ましいとも考えている。
そのためには国家に介入されないように市民がオープンに表現について語ることが必要。
だからこの表現は何を生み出すのか、誰かを傷つけないか。傷つく人は何が嫌なのか。
こういう議題は議論としてどんどんやっていくべき。
あと。表現は、他者への配慮で壊れるようなやわな物じゃないよね。だからもっともっと配慮をして、配慮の効いたものを作っていこうね、それはきっと素晴らしいものだから。
以上が千田氏の主張。……最後の一行、めっちゃヤバいこと言っってんじゃん。マジか。
(そして配慮に配慮を重ねた結果、その表現は、元のものとは姿かたちもかけ離れたものになっているのですね。わかります。)
……結論。千田有紀氏は、バリバリの表現規制論者。積極的に反論していかないと、今回みたいに延々と考え無しな表現規制論を振りかざし続ける。
あっきゅー。
二十代後半、いや三十近い頃、明日は目覚めるんだろうかといつも思っていた。
眠っている間に、苦しまずに死ねたならそれはそれでいいかな、なんて思った。
或る日抗生物質を飲んで暫くしたら、胸が苦しくなってきた。
手の指が何故か痛くて、見てみると紫色に鬱血してる。
胸が苦しい、いやよくよく考えると心臓が苦しい。
足の指まで痛くなってきている、見ると紫色に鬱血してる。
苦しい、呼吸するのも苦しい、ほんとに苦しい。
救急車を呼ぶべきなのか、消防署は歩いて3分くらいなんだから歩くべきか?
いや、心臓が苦しいって言いながら歩いて行くのも変だな...
悶え苦しみながら2、3時間経っただろうか、少し楽になって、
死ぬ時ってこんなことになるんだろうか、もっともっと苦しむんだろうか...
そんなことを冷静に考えてた。
手足が鬱血したのはチアノーゼ反応?とかいうらしい。
えっ?それって死にかけてたのか?
安倍政権が進めて、よくわかっていない日経がドンドコ報道する混合診療について、医療系の立場から常識レベルで再考してみた。
結論:金持ってる人は迅速に26%オフになるかわりに、現状で皆が享受している9割オフになるまでの期間が遅くなる。
「患者のため」というありがたい理由で提案されている患者申出療養、
実際の患者負担モデルを、似た制度の「先進医療」の数字で試算してみます。
533施設で14479人が先進医療を受けて、総額は約146億円です。
うち先進医療分が約100億円で保険診療分が約46億円とのことでした。
これを使って患者申出療養の場合の一個人の費用負担を想定してみると、
仮に上の金額からゼロを4つ取って計算すると以下の通りになります。
・現状:保険適用外の治療法が100万円で、プラス全額負担が46万円
46万円が保険適用で13.8万円、更に高額療養費制度を使って8.3万円
・結果:146万円が108.3万円にということで、26%オフになります。
患者申出療養を利用する一部の人は26%オフで多少助かりますが、
日本の薬価は安いので承認申請へのインセンティブが小さくなります。
現在のような、人道的な理由での早期承認を求める声は届きにくくなります。
なお、薬事承認されたら、146万円が9.3万円になり、93%オフです。
一部の患者が26%オフにすべきか、後々93%オフの誰でも受けられる患者か、
どちらを優先させるか、この国の枠組をエイヤッっと決めるのは政治の役割ですが、
この政治判断って変ですよね、普通に考えると、あたまが悪くて政治家として失格としか思えないですよね。
先週、突然にJA全中の解散指示が出ました。この混合診療も突然です。
去年辺り、小泉政権の時に混合診療を言い出したの日医から譲歩を引き出したかったからだと内情を明かした官僚だか政治家がいました。
いずれにせよ明日医者にいったほうがいいと思う。
医療崩壊の基本的な知識と経緯は大体知っている人向けの細かい補足。
墨田江東地区はそもそも総合病院が墨東病院しかない医療過疎地域。今に始まった話では無い。
初期臨床研修制度始まって、都心の医師人口は増えている。それでも、充足するにはほど遠いのはあるけれど。
君らが住んでる東京の真ん中の方は安心です。文京区に至っては大学病院4個あるし。
・墨東の産婦人科って?
壊滅的。でも、これは東京全体の問題じゃなく都立病院の待遇の悪さの問題。
ここは日本医大が派遣に来てたときは確か常勤7人位+後期研修医(3-5年目)2-4人で廻してたはず。あまりの仕事の待遇の悪さで日医が2年前に撤退したのが運の尽き。他の大学にも当たったけど派遣に出してくれそうな所は無くて今は部長クラス2人+後期専修医1人と言う未確認情報。これでも、平日2人当直だと3日にいっぺん家に帰れれば良い方だし、その間全く寝られない恐れもある。産科縮小したはずだから、夜のお産でずっと起きてるって事も無いだろうけど、ここら辺は不明。
・当直してたのは研修医?
これは都立が初期研修を終えた後の研修システムを「後期研修」と言ったり「シニアレジデント」と言ったり「専修医」と言ったり用語が安定しない。
一般的に「研修医」と言ったら最初の二年間の研修をしているヒヨっこの事を指す。
研修医も産婦人科廻るけど、1ヶ月とかだけだし、電話応対なんて出来る訳無いから当直してたのは「後期研修医」。一応、専門を産婦人科にして1-2年研修した後の医者だろうからそれなりの判断力はあると思われる。
ドロッポして開業した「医療系ブロガー(笑)」はここら辺のシステムが良く分かってなくて見当外れな指摘をしている人がいるから注意。
・ERって?
ERと今回の事件は全く別問題。ERは1次-2次救急の診療及び振り分けをするところ。イメージとしては「夜間にお腹が痛くてどうしようもない」「喘息発作でタクシーで来院」「転んで骨折った」「吐血してフラフラして救急車呼んだ」「睡眠薬服薬して救急車で運ばれてきた」辺りが守備範囲。この辺りをERで見てERで返す。吐血とかは入院しなきゃいけないから内科の当直医を呼んでぶっ込む。
ERは各内科外科系の下っぱとか研修医がローテーションしながら当直。内科系2人、外科系2人とか。今回みたいにあらかじめ産婦人科領域って分かっている患者については専門家が見ないとどうしようもないからERは全くタッチしない。
「若い女性で凄くお腹痛がっているけど原因となりうる所見が無い」とかだと一応婦人科疾患を否定しなければいけないから産婦人科の当直が呼ばれて1回専門的診察をお願いすると言う場合がある。
逆に言えば、ERみたいなのがあるからどうでも良い腹痛に産婦人科の専門性がすり減らされているとの見方も出来る。まぁ妊娠反応陽性でも出ないと文化的に産婦人科医呼ばないけどね。
・脳出血妊産婦を救うのは大変?
大変。でも、総合病院なら普通はリソースがちゃんとある(外野としての意見ね、実際診療に携わる先生は大変だろうけど)
麻酔科が脊椎麻酔かけて帝王切開して、その後全身麻酔に移行して頭の手術して、ベイビーはNICUへ(でも、今回の場合は出産間近だったとの事でリスクは少ない)、産婦はICUへ。
それぞれの処置は定型通り。1+1の負担がせいぜい2.5位になってるだけで、決して10とかになる訳じゃない。
都内の総合病院は麻酔科も脳外科も産婦人科も当直してる。あるとすれば偶発的にICU、NICUが埋まってる場合で万床って場合が良くある。
産婦人科の場合はオペ入っちゃうと身動き取れなくて病棟で何かあった時大変だから1人当直の時はオペになると分かっている妊婦を取らないとの選択は正解。
・脳出血について
国内の症例検討を元に考えると搬送がどうあれ救命しえなかった可能性が高い。http://obgy.typepad.jp/blog/2007/09/post_bc04.html
原文は全く読んでないし海外の文献も探してないから信じるかどうかはご勝手に。人に文句言ったりdisったりする人はちゃんと原典を当たりましょう。
一般的に後遺症残さずに助かる脳出血は硬膜外、硬膜下、くも膜下とかで脳内出血の場合は場所によっては出血した時点でアウト。ましてや妊婦は凝固線溶系が崩れてるのでハイリスク。
・今回の事件について?
中の人はみんな上の事分かってどうしよっかって考えてる。
実際の権限を持ってる東京都の上の事務がどれくらいまで分かってるかは不明。
石原は全く理解してない。
マスコミは論外。
医者とか墨東叩いている人達は相手にしても時間の無駄なので無視。
はてな村の人達は比較的同情的だけど、上に書いてある細かなニュアンスとか分からずに定型的な医療崩壊ネタに結びつけてるからどうぞ勝手に騒いでくださいって所。
・最後に
亡くなった方の御冥福をお祈りします。